私、劉柳留。12歳の天才少女――だった、はずです。
「世界で最も挑戦的でトップレベルの数学オリンピック」の首位を獲得した直後、不運にも車に轢かれて命を落としてしまい…気がつけば、「ワルツィナイズ・ミロスラックフ」という異世界はに転生していま
した。
しかも、転生先は貴族家系の没落した家の子供で、なぜか性別も男性に変わっている……!?さらに、前世の記憶を鑑定・保存してくれる謎の「システム」までついてきてるなんて、これは完全に異世界転生もののテンプレじゃないですか!しかも、目に映るこの世界、人口構成から文化まで、まるで中世末期のヨーロッパを見ているような感じです。
でも、最近の流行は「反パターン」小説だと聞きますし、この状況を受け入れ、せっかくのトップクラスの魔法の才能も手に入れたことだし、異世界でハーレム冒険のようなロマンに挑むべきなのでしょうか?……って、待って!魂は女の子なんだから、そんなエッチなことを考えすぎないでくださいよ!
それにしても、このシステム、どうやらバグがあるみたい?もしかすると、この世界の根本的なエラーが影響しているのかもしれません。この大陸にはまだ未解決のエラーがあるとすれば、自分の力でその原因を探し、修正しなければいけないのでは……?
さあ、まずはこの世界の歴史、魔法、言語を把握し、転生者であることを隠しつつ、他の転生者がいないかも調査してみよう。もしも同じような奇妙な転生例があるなら、他にも「普通の」転生者がいるはずです!
しかし、このシステム、どうやらバグが多いみたいだ。もしかすると、この異世界自体の基礎フレームにエラーがあるのかもしれない。もしそうなら、大陸にまだ隠れたエラーが残っているということだろう。それなら、この手でこれを見つけ出して、正してやるべきじゃないか?
経済活動などは他人に任せるつもりだ。やりたいことに集中したいからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 09:00:00
213326文字
会話率:54%
武蔵野欅高校に通う2年生、モブ隠キャ男子の角丸蒼(かくまる あおい)は、ある日の放課後、同じくモブ隠キャ女子のクラスメイト、音谷萌(おとや もえ)とクラスの人気者である美馬穂乃果(みま ほのか)の会話に出会す。話の流れで、音谷が化学部の部活
動で作ったアメを口にした角丸は、信じられないことに、音谷と体が入れ替わってしまった。
何のメリットも無い、ただの事故だと思われたモブ隠キャ男子×モブ隠キャ女子によるあり得ない入れ替わりは、思わぬ相乗効果を生まことになり、いつしか周りを巻き込むドタバタラブコメな展開に。入れ替わりの行方に絡まる恋模様。果たして、2人の運命やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:32:27
141253文字
会話率:57%
ある日、川から流れてきた小箱を拾ったおばあさん。
鍵穴が付いたその丈夫そうな小箱を見て、おばあさんは思った。
もしかすると、この小箱には金品が入っているに違いないと。
そうして、家に小箱を持って帰り斧で叩き割ると、中からは一つの鍵が出てきた
。
だが、その鍵は一体何の鍵なのかわからなかったおばあさんは、仕方なく鍵と壊した小箱を置いておくと、翌朝。
なんとその壊した小箱が元通りになっていたのだ。
そしてその隣に置いてある昨日の鍵を見て、おばあさんは思った。
まさか・・・・おばあさんは、その鍵穴に鍵を差し込むとかチャッと音がして、小箱が開いたのだ。
そして、中からは大きな小判が一枚出てくる。
それに驚くおばあさんえであったが
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-01 13:22:17
2105文字
会話率:2%
ある日、複数の世界が入り混じり合ってしまった。
魔法が日常にある世界。
ステータスがある世界。
神からスキルを貰う世界。
科学技術が進み過ぎた銀河帝国の世界。
異能力がホモサピエンスサピエンスの身体機能として当然にある世界。
その他色々な世
界が突如として接続してしまい、統合されてしまった。
当然各世界の住民は大混乱。世界間同士の大戦争に至るまでそう時間はかからなかった。
それから今に至るまで何千年掛かったか、世界はある程度統一され、マクロコスモスと呼ばれるように。
しかし、世界同士を巻き込んだ大戦争はその後も影響を及ぼし続ける。争う中で必然的に進化していった未知のテクノロジー。魔法、気功、仙術、妖術、呪法、etc。あらゆる技巧、あらゆる術式、あらゆる法則が混ざり合い、収斂し、昇華した。
数多の法則が渦を巻き、その理をも穿つ超越者が数多く闊歩する中、1人の少年は理想郷を想いの儘に作る!
襲い掛かるダンジョンや天災、宇宙海賊、怪獣、バイオハザードに魔王や神界まで!?
集うは無数の世界に存在する持たざる者達、彼ら彼女らの主人公みてーな性能に度肝抜かれたり抜いたりする多分日常のハラハラ冒険譚!
乱世に生まれた特異点が今、世界に伝説を刻む。
「想いはそっと心の奥で秘するモノさ。何の世界でも変わら不、ね?」
この作品はもしかすると別サイトに転載するかも知れません。
作者は学生なので不定期投稿です。
書籍化希望です。
後、もし「面白い!」「早く続き見たい!」「頑張れ!」って思ってくれた方は☆マークやいいね、コメント等で応援よろしくお願いします!
出来ない方も念を送ってください!
応援してくれたら作者のやる気ゲージがフルチャージされて投稿が激烈に早く…なるかもしれません。
応援される事により投稿が早くなる(かもしれない)。
投稿が早くなればその分だけ後書きで応援を貰える(かもしれない)。
……永久機関出来た(かもしれない)んでノーベル賞受賞して来ますね。
それではまた。窓可 宙でした。┏○))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 23:42:02
8356文字
会話率:20%
ある日突然、人がいなくなる事が当たり前の世界についてどう思う?
学校や会社に行く時、何の気なしに出くわして、慣れない挨拶をしあった隣人。その隣人が、次の朝を迎えた時にはいなくなる。
10年来の友人と久しぶりに会って酒を飲み、思い出話
に花を咲かせて、再会を約束して別れる。その次の日の朝、いなくなっている。
自分たちを愛し、大切に守り育ててくれた母親が次の瞬間、自分たちの目の前からいなくなってしまった。
痕跡も残らず、誰も気に留めない。テレビでニュースにもならない。こんなのは何処にでも、よくある事だ。なにもおかしくなどない。その筈だ。俺たちにとって、この世界にとって、今更騒ぐほどでもないくらいに、当然のことだ。
なのに。それ自体がどうしようもなく恐ろしく、悍ましい、許せないと怒りを覚える俺は、もしかすると異常な人間なのか?
違う。そんなことはない。こんなのは間違っている。到底納得できない。人がそんな風に消えるわけが無い。痕跡が殆ど無くとも、記憶には残っている。確かにそこにいたんだと示しているんだ。
俺は知っている。この世界で人間がいなくなる原因を。全てでは無いにしろ、その一端を見た。この目で見て、現実として実感したんだ。
一度知覚してしまえば、無視など出来ない。どれだけ時間が掛かろうとも、必ず全てを暴いてみせる。絶対に諦めるものか。
必ず。必ず。俺たちから大切な人々を奪った"奴等“に、思い知らせてやる。その為の手は尽くした。後は、"奴等”を見つけ出すだけだ。見つけ出したら…。
二度と俺たちの前に現れないように、壊して、潰して、徹底的に殺してやる。その為に俺は。
「黒瀬 大我(くろせ たいが)」は、この世界で生きているのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公の"過去の喪失"と、"今の不条理"に繋がる異形の生物との戦いを紡ぐダーク・ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 04:32:45
28547文字
会話率:34%
“守護精霊”と呼ばれる人を守る精霊が存在する世界。
この世界の人々には、一人に必ず一体は“守護精霊”がつく。
―――ただ、その精霊をどう扱うかは人それぞれ。
多くの人々は、守護精霊を自身の手足のように扱う。
壊れれば、新しい精霊を召喚す
ればいい。
精霊が使い捨てられるのが当たり前の世界で、その哀れな魂を拾い集める者がいた。
「そう、それがこの私。どうも、ヨウです」
あ、ちょっと黙っててもらってもいいですか?
ヨウ)「え、私が主役―――」
今、そういうの求めてないんで。
ヨウ)「…………」
コホン。
雰囲気が崩れてしまったが、彼女が精霊の魂を集める変人。
何を思って集めているのかは不明だが、何やら理由がありそう。
その隣には、美貌の男性。
肌は陶磁器のように白く、スカイブルーの髪は透き通っている。
瞳は猛禽類のようで、蜜のように美しい琥珀色。
ヨウ)「え、ハイトの説明だけ熱量すごくない?私は?」
ハイト)「…………」
彼はこの世界に巣食う“貪食の黒”と呼ばれる化け物を狩る者。
“貪食の黒”はその名の通り、ドロドロとした黒い化け物。
原型はなく、唯一あるのは巨大な口に生える無数のキバ。
万物を飲み込んでいく姿から、“貪食”の名がつけられた。
これは、“貪食の黒”をきっかけに出会った二人が、それぞれの望みを叶えるためにもがく物語。
ヨウ)「そうです、私が主役の物語!」
ハイト)「うるせぇ」
……主役のせいで、この物語はコメディになりそうだ。
ヨウ)「私がモッテモテのハーレムで酒池肉林の物語だよ!」
虚偽の発言は控えて下さい。
ハイト)「…………は?」
ヨウ)「え、なんでキレてるの?」
ハイト)「おい、相手の男に会わせろ」
ヨウ)「え”」
……おやおや?これはもしかすると?
二人の関係も、なかなか面白そうだ。
ラブでコメディな物語を期待できるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 00:59:53
10517文字
会話率:30%
超ひも理論というものがある。
ここで統一理論について多く触れるつもりはない。
知って欲しいのは、この世界がその理論で言うと九次元らしいということだ。
しかし、たて、横、高さ以外の次元はまだはっきりわかっていない。
一つ思うこと、
それは素粒
子というものが拡がりヒモとなるのなら、単位も拡がりをみせるのではないか、ということだ。
非常に小さい点で一次元に拡がったヒモ、それは九次元の中でしか生きられない。
たて、横、高さ。知られていない六次元。そのヒモは九つの中から一つの次元にランダムに浸かる。
非常に小さい素粒子の単位と浸かった次元はイコールで結ばれる、そう考えてしまったたんだ。
すると残りの六次元が求められ、次元は非常に小さいとき物質にもなるということが分かった。
次元は非常に小さくても大きくても、存在そのものは変わらないはず。
もしかすると、次元がこの世界の入れ物のようなものからこぼれたとき、何かに変わるということになるのかもしれない。それはまるで、私の好きな超能力のように。
いや、こういうのはよそう、本当はなってほしい。
一からやり直したいと何度思ったことだろう、安全で確実で幸せな世界に行きたかった。
でも。私がもっともやり直したい場所は、厳しくて不安定で不幸な、この世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 08:10:00
307441文字
会話率:44%
『神の涙』という詩。神さまは意外と忙しいらしいよ。もしかするとバイトを募集してるのかもね(笑)
キーワード:
最終更新:2025-01-09 02:19:14
442文字
会話率:38%
※この作品から見ても意味がわからないと思います。
ブラウザバックまたは戻るボタン推奨。
某長々と書いた自作品のもしかすると蛇足かもしれない終章。
まき散らされたままのフラグ回収とか頑張ってする予定。
ハッピーエンドがちゃんと見たい人用。
毎日投稿はたぶんしないよ!書く気が起きた時の不定期投稿だと思います。
しばらく、こっそりやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 20:26:06
319066文字
会話率:42%
怪談とも呼べないようなオール創作話を百篇書こうと思う。
文章力がそれほどないので、駄作が連投されるのは間違いないが
もしかすると、奇跡的に、極まれに、怖いかもしれない。
もし怖かったらごめんなさい。
最終更新:2020-09-22 10:08:07
109313文字
会話率:17%
一見普通の女子中学生、ミコトの通う聖山学園には「人を食う怪物」がいるらしい……
割と単純な男子高校生、イツキの通う聖山学園には「人気者の先生」がいるらしい。
屁理屈好きの講師、イヌカイの勤務する聖山学園には……「得体の知れない男」がひとり
闊歩していて。
それから「その男」の自宅には……?
これはそこから始まった、二つの世界をまたぐ長い長い物語。もしくはその序章だ。
生きるとは何か。人間とは何か。想いとは何か。
――もしかするとそれらは全て、「繋がる」という言葉に集約されるかもしれないけれど。
意図と糸が絡まる人の世界で――少女は叫ぶ!
※ これはAmebaブログ「想像の箱庭‐SHU_ZENの書き溜め小説」にて連載している「世界創造××」に再度加筆・修正・改稿したリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 23:48:44
1268994文字
会話率:41%
もしかすると、あなたの不幸はあなたのせいではないのかもしれない。
一通の手紙に記された事実が、誰かの人生を根底から覆すこともある。
最終更新:2024-12-01 21:00:00
1953文字
会話率:0%
ほんの小噺です。
夏なのでほんの小さな怪談を。
体験したもの、見聞きしたもの、もしかすると創作かもしれないし、実体験かもしれない。
異界を細く細く顰めた目線で覗いてみませんか?
最終更新:2024-11-30 11:50:00
17491文字
会話率:8%
【簡単な紹介】
ハナオカは寝たきりの親父と二人暮らし。ある日突然、ハナオカは同じ村に住む男により、王宮殿の牢獄へ入れられてしまった。それは彼が首からさげていた小さな緑の石のせいだった。長年にわたり、歴代の王たちは何とかしてこの石を見つけよ
うとしてきたが、見つけられなかったのである。「真の持ち主を護る」という石の力とは一体どのようなものなのだろうか。"あの者たち"とよばれる謎の集団が星の住人を次々と拉致している。新しい"仲間"を得た、ハナオカは連れ去られた人々を救い出すことができるのだろうかーー。
そのカギを握るのは宇宙飛行士、華岡光一(ハナオカコウイチ)の過去にあった。
お茶目な相棒のウサギと口は悪いが人情のあるカラスのドタバタ劇が所々に出現しております。最初からおしまいまで是非とも読んでみて頂きたいストーリーデス。
では皆様をスペースアドベンチャーへご招待致します!
【推しポイント】
その一、
毎回の投稿の後書きに、登場人物たちの一言コメントやつぶやきや豆知識など、どうでもいいような(?)話を載せます。
そのニ、
宇宙のことが色々分かります。(実のところ、作者は宇宙について無知です。そのため色々と参考となる資料を調べて書きます。参考資料に基づいた内容が所々にありまして、それについては「*」をつけて記載します。専門用語(現実に使われている)については『』で表します。)
その三、
原石についても分かります。(本当に色んな種類があるんですって)
その四、
何を書くのだったか忘れました…。
【投稿予定日と分量】
基本的に、毎週金曜日に本編の投稿をします。もしかすると、水、木に+αの投稿をする場合もあるかもしれません。1エピソードにつき二千文字程度ですが、時には倍になってることもありますし、それより少ない場合もあります…。ご了承下さいませ。
【最後に…】
分かりにくいところもたくさんあると思いますが、とりあえずよろしくお願いいたします…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 21:46:57
95475文字
会話率:45%
「おっと、へへっ、ふうー、転びませんよっと……えっ」
「あっ」
「く、熊!」
驚きのあまり、酔いが一気に吹き飛び、全身が凍りついた。当然だ。夜の帰り道、ゴミ捨て場でゴミを漁る熊と鉢合わせするなど、誰が予想するだろう。
確かに最近、
熊が都市部に出現しているというニュースは耳にしていたが、まさか自分が住む町にも現れるとは思ってもみなかった。この町にも山はあるが、熊がいるなんて話は聞いたことがない。いや、もしかすると、もっと遠くの山から迷い出たのかもしれないが、そんなことは今どうでもいい。
おれはテレビに取材されるのか、いや違う。この状況をどう切り抜けるかが問題だ。熊と遭遇したらどうすればいいんだったか。大声で威嚇すべきか、静かに後ずさりするべきか、死んだふりは逆効果だったか、ああ、どうすればいい。ある日、森の中で熊さんに出会ったら、ええと、何をどうして……いや、ん?
「え? 今、『あっ』って言わなかった?」
「……いや」
「は!? 『いや』って言った! 熊が!」
「あの、もう夜遅いので大きな声を出すのは控えたほうがいいですよ」
「おあっ!」
おれは再び驚いた。まさか熊に正論を言われる日が来るとは。いや、いったいどうなっているんだ。熊が喋るなんて、まさかロボットなのか? いやいや、そんな馬鹿な……。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-26 11:00:00
3051文字
会話率:83%
「ぎゃはははは!」
「いひひひ!」
「はははは!」
「ほら、もう! おじいちゃんの髪を引っ張らないの! どうもすみませーん。ただでさえ少ないのに、ふふっ」
「ああ、い、いいんだよ……」
いや、よくない。だが、そう言うしかないのだ。な
に、孫たちがやることだ、大目に見て――
「痛い! おいおい、さすがに蹴るのはやめてくれよぉ」
「うっせ! 雑魚!」
……もしかすると、この子たちは悪魔かもしれない。しつけはどうなっているんだ。……いやいや、こうして息子の嫁さんがわざわざ連れてきてくれているんだ。文句を言っては――
「ねえ、おじいちゃん、見て見てー! この前ね、虫を捕まえたのー!」
「おお、そうかそうか、この瓶の中にいるのかい? ……くさっ! カメムシか!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-26 11:00:00
1270文字
会話率:69%
「おい、何をぼーっとしてるんだよ」
「あ、え、はい」
「なんだよ、悪魔くせに覇気がねえなぁ。まあ、驚くのも無理はないか。よし、いいか。もう一度言ってやろう。おれの願いはなぁ――」
彼はある日、小汚い古本屋でこれまた古びた本を見つけた
。思い返せば、買うことはもちろん手に取ったこと自体が不思議だった。しかし、それはもしかすると、引き寄せ合っていたのかもしれない。そして、彼は安アパートの部屋に帰り、本の指示通りに行動した。すると、本物の悪魔が目の前に現れたのだった。
本には、願いを一つ叶える代わりに、死後に悪魔に魂を差し出さなければならないとあった。
そこで、彼は前々から密かに考えていたある願いをさっそく悪魔に告げた。それを聞いた悪魔は、予想外の願いに面食らった様子で、彼は得意げな顔をした。
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最終更新:2024-07-29 11:00:00
1419文字
会話率:42%
検察審査会。
選挙権があれば、もしかするとあなたも選ばれるかもしれません。
ある日突然届いた役所からの茶封筒。
そこから広がるいろいろな世代との出会い。
最終更新:2024-10-22 00:34:00
126830文字
会話率:49%
魔女を殺す話です。
単話で完結としても良いのですが、もしかするとエピソードを追記するかもしれないので一応連載という形にしています。
最終更新:2024-08-23 02:28:03
12036文字
会話率:45%
異世界生活って憧れませんか?
異世界生活って憧れますよね?
剣と魔法の世界、仲間たちとの出会いに別れ、胸のときめきが収まらない冒険の日々。
もしかすると、あなたは魔王を倒すための選ばれた存在かもしれません。
あるいは、世界のパ
ワーバランスを壊してしまうような力、所謂チートを持ったまま子供として転生したり、本来は処されるハズの悪役令嬢として第二の人生を歩んだり?
はたまた、不思議な事に可愛い女の子が集まってきて、元々の世界ではなんならゴミクズ扱いされていたのに世界が変われば異性の趣味も変わるの?
ってくらいモテモテになったりとか、あるいは少年少女とは違ったおじ様が落ち着き払って異世界でも順応したり、そんな異世界に行けたらどうしますか?
当然行きますよね?
現実なんてクソゲーマニアしか楽しめませんもの。
異世界に行って帰ってくる人ってあんまりいませんよね?
何故なら、異世界はまさに現実という非情の中で何かを失っていく現代人にとってはまさに理想郷のような場所だからなのです。
そんな異世界なら自分は活躍できるとか思っている皆様に朗報です。
この度、異世界生活特別措置法案ですが、見事可決されました!
年間各国から数人ずつ選ばれる、名誉ある権利を持ったあなた!
先に言わせていただきます!
選ばれたあなたはおめでとうございます!
ぜひ、異世界で本当のあなたを始めてください!
そう、この報告例は、宝くじに当たるような確率で、その誉れある奇跡を引き寄せた青年、異世界への憧れが人一倍強い犬神猫々(※1)と彼が出会う、素敵な異世界人達との涙あり笑いあり、ハートフルな(※1) な事柄を報告書を元に作成されております。
異世界省 広報課より
(※1)一部事実と異なる部分がありますがお気になさらないようお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 10:10:00
711629文字
会話率:31%
「僕は人生に、希望など持ってはいない……」
将来を悲観することしかできない高校生、日奈太(ひなた)のもとに、突然宇宙船が現れた。
船内には3人の異星人が乗っており、ある重要な任務を負って地球までやって来たらしいのだが、着陸の際、船長のフィー
モが誤って記憶削除装置『ワズレイ』を作動させてしまい、日奈太の記憶を一部削除してしまった。
「……あれ? なんでこんなところにいるんだっけ?」自分の目的をすっかり忘れてしまった日奈太。
果たして彼は、失った記憶を取り戻すことができるのか!?
この宇宙には、高度な文明が築かれた星が地球以外にも無数に存在している。
その我々の知らない世界では、一体どんなことが巻き起こっているのだろうか!?
『エネルギー資源の不足に悩む星に、優しい異星人たちがある贈り物を届けようとやって来るのだが……』
『原子力発電によって生じる核のゴミ。この処理方法を、自分たちより数段階進んだ文明を持つ星に相談してみた。すると……』
『謎の惑星が近づいてきた。もしかすると、神話に記された文明を授けし神々の住む星かもしれない。しかし、やって来たのは神などではなく……』
『自由とは?』
『幸せとは?』
『恋をするのは、何も人間だけじゃない……』
—今宵も銀河のかなたより、すこしふしぎなお話が届いております—。
そして、またまた彼らが大活躍!?
前作『地平線のかなたで』では語られることのなかった『あの謎』が、少しずつ明らかに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 15:07:22
108049文字
会話率:62%
どうして自分の作品はPVが伸びないんだろう、と悩んでいるあなた。もしかするとこちらで紹介しているエッセイがお役にたつかもしれませんよー。
キーワード:
最終更新:2024-08-09 19:50:27
2801文字
会話率:49%
世間がバレンタインと騒ぐその日。
彼女は別の思いを抱えてこの日を迎えている。
彼女の「思い出」がここに残る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この物語はフィクションです。
しかし、彼女のような経験、それに近しい経験、また
は気持ちや思いを持っている方々もいらっしゃるかと思います。
「彼女」のその後は誰にもわかりません。
「彼女」を待つのは明るい未来かもしれません。もしかすると暗い絶望かもしれません。
それでも「彼女」は生きていくのでしょう。
物語の最後にある言葉をここにも載せたいと思います。
「青く儚い思い出が、黒く辛い苦しみの思い出となる。
しかし、白く優しく包み、守るものがあるならば、小さな花はきっとその苦しみを耐え、新たな思い出を静かに待つのでしょう。
そのものがきっと「思い出」なのだと信じて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 20:00:00
5702文字
会話率:3%