およそ数百年以上前から行われている「ドラゴンの花嫁」という、五穀豊穣の儀式。
国に恵みを授けると言われ、何人もの若い娘が花嫁となって捧げられたが、その実態は「ドラゴンへの生贄」だった。
王国の姫を敵に回してしまい、悪役令嬢とされていたヒルダ
が汚い裏工作によりドラゴンの花嫁に選ばれてしまう。
それでも国の繁栄の為ならばと、ドラゴンに美味しく食べてもらうよう身も心も綺麗にしようと吹っ切れたヒルダであったが、現れたのは神々しいまでに美しい白銀のドラゴンだった。
人の言葉を話すドラゴンの話と、国に伝わる五穀豊穣の儀式の内容の食い違いに首を傾げるも、ドラゴンに連れて来られたのは不思議な空間の中に存在するひとつの村ーー。
そこでは外界とは時間の流れが異なり、ゆっくりと時が刻んでいるという。そしてその村の中では、ドラゴンはその姿を人間の姿へと変える力があった。
今まで生贄として捧げられてきた多くのドラゴンの花嫁達は、ここで皆ドラゴンに実際に嫁いで幸せな生活を送っているという。
しかしそんな天国のような場所に思えた村でも、ひっそりと悪意の芽が花開こうと暗躍していた。
ドラゴンの花嫁となったヒルダは、そこで白銀のドラゴンであるラウルと甘いがぎこちない新婚生活を送ることになる。
※この作品は書籍化やコミカライズの打診を、まだ受けておりません。ご縁があれば、いつでもお待ちしています。
※この作品は不定期更新です、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 11:22:28
18212文字
会話率:21%
五つの村は五棟の鉄塔に囲まれ、平和に暮らしている。
そのひとつの村の四人の少女は三十年に一度の大切な儀式の巫女に選ばれ鉄塔まで行くのだが……。
※pixiv、エブリスタ、カクヨム、ノベルディズにも掲載
pixiv内の「第3回ちいさなSFコン
テスト」参加作品。
この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。 https://pixiv.net/novel/contest/sanacon3」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 17:43:57
6423文字
会話率:28%
ひとつの村が焼き払われた。
その首謀者は、かつて魔王を倒した聖女シルビアと言われている。
また、村が焼かれる前に村人たちを惨殺したとも。
ことの真偽を確かめるため、枢機卿のライルは聖女シルビアのもとを訪れるのだった。
※こちらは、かつてオ
ムニバス形式で投稿した作品の一つを改変したものとなります。コンテスト応募用に単発作品として再投稿しました。そのため、感想欄は閉じさせていただいております。申し訳ございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 23:09:06
29931文字
会話率:40%
昔、退屈した悪い神が気まぐれに『魔族と人間が憎みあって、殺し合う様に』願い、神の力でそれは実現した。
その神は魔族と人間の両陣営から現れた英雄により、人間の形をとって封印されることとなった。
しかし、神が封印されても、魔族と人間の戦いは終
わらない。
むしろ激化して、国境付近にある村々はいつ襲撃を受けるか分からない。そんな時代の今。
魔族に襲撃されたとあるひとつの村。この村で少年は1人、救助が奇跡的に間に合ったことで生き残った。
これは彼を救ったある人、彼にとっての『英雄』の背中に憧れた少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 22:57:28
12831文字
会話率:23%
一人の王によって統治された大陸、アストリア。記憶を持たない少女は青年と出会い、ひとつの村の悲劇を目の当たりにする。そこから始まった短い旅と、絡む過去の物語。
2017~2018年に発行した同人誌の再録です。
全75話、ほぼ毎日更新予定
8/12-13 改行調整しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 19:00:00
554846文字
会話率:40%
ひとつの村の風習で村を出ていく主人公が外の世界で冒険するお話
最終更新:2020-07-09 00:19:07
7876文字
会話率:73%
魔王も勇者も戦わなくなった世界。過去に争いあい倒しあっていた時期もあったがある勇者の働きにより和解。それからは基本的には交流せず、穏やかな日々を過ごしていた。
そんな中突然問題になった《魔獣の暴走》ひとつの村は犠牲となった。これを重く見た人
魔族は暴走の原因を探るべく「人間寄りの思考を持っている天龍族」のレオンと「魔獣よりの思考を持っている天狼族」のフェルの2人で人間に扮してギルドに入り、暴走の原因を探るという命令が出された。
しかし天狼族のフェルは人間、そして人間の味方をしている天龍族が大嫌い。天龍族のレオンは頑固な考えの天狼族が苦手で2人の相性は最悪。それでも仕事のためと頑張ってきたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 16:28:58
1030文字
会話率:0%
*タイトル回収までかなり間があることご了承ください。。。
カリラ人族王国のひとつの村に転生した少年は五歳の時に神の加護を得ることができなかった。周りからは異端扱いを受け、加護によって強力な体を得た子供たちにいじめを受ける。
自分に
残るのは石を少しの時間一つだけ増やす魔法と、か弱い子供の体。それらを使って何とかいじめから逃げていていると、いじめに気づいた両親と幼馴染に助けてもらいみじめながらも暖かな生活を送ることとなった。
しかしある日、神の使徒と名乗る派手な奴により住んでいた家、家族、村を焼き払われる。少年を支えていた小さな幸せは灰となり、少年は雑魚魔法と貧弱な体で神と神の使徒への復讐を誓う。
異世界の知識で策略を巡らし、かたやぶりな思考で世界の常識を壊し、復讐しか残ってない|意志《こころ》で怠惰な世界に革命を起こす。
「息が切れて口から血が出てきたから鍛錬をやめる? なにいってんだ、まだ準備体操だ!」
更新ペース遅め ノベルバにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 16:53:57
2120文字
会話率:12%
揺らめく焔、物言わぬ骸、流れる鮮血。ひとつの村が灰塵と帰した。
それを成したのは銀色の髪をたなびかせ、身の丈ほどの大剣を帯び、赤い瞳をした年端も行かぬ少年。
自分の存在を証明するために旅立つ少年アイルと、ひょんなことから同行する仲間たち。
現れる異形なるもの。紐解かれる世界の神話。彼等の冒険が終わりを迎えるとき、世界は導から解き放たれる。
これは、赤い瞳に魅入られしものたちの世界の真実を巡る冒険譚。
更新不定期。拙作ですが宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 20:45:22
64608文字
会話率:29%
神と人の間におこるひとつの村での物語です、創作ですのでご注意ください。
最終更新:2014-05-26 18:28:22
1345文字
会話率:65%
数年前から、突如として地より湧き出てきた『魔物』。
それらは、多くの国に多大な被害をもたらし、人々を恐怖に陥れていた。
・・・そんな中、魔物被害で悩むひとつの村『イベル』に、
1人の記憶を無くした少女がやってきた。
最終更新:2011-11-01 17:12:11
1160文字
会話率:29%
愛し合った男女が心中を図った。ここまではそこいらの悲恋となんら変わらぬが、この村で起こったことはちと違う。あれはおぞましくも美しい、二人の絆が成したこと。そこ行く御人、少しばかり足を止めてくだされば、とっておきの話をこの婆がお話しいたします
よ。赤に絡めとられた、恋人たちのお話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 04:10:34
5243文字
会話率:6%