ギガン城と呼ばれる城の第一王女であるリコット王女が、他の世界に住む四人の男女を
自分の世界へと召喚した。
召喚された四人の事をリコット王女は勇者と呼び、この世界を魔王の手から救ってくれと
願いを託す。
しかしよく見ると、皆の希望の目線
は、この俺...城川練矢(しろかわれんや)には、
全く向けられていなかった。
何故ならば、他の三人は若くてハリもある、十代半ばの少年と少女達であり、
将来性も期待性もバッチリであったが...
この城川練矢はどう見ても、しがないただの『おっさん』だったからである。
でもさ、いくらおっさんだからっていって、これはひどくないか?
だって、俺を召喚したリコット王女様、全く俺に目線を合わせてこないし...
周りの兵士や神官達も蔑視の目線は勿論のこと、隠しもしない罵詈雑言な言葉を
俺に投げてくる始末。
そして挙げ句の果てには、ニヤニヤと下卑た顔をして俺の事を『ニセ勇者』と
罵って蔑ろにしてきやがる...。
元の世界に帰りたくても、ある一定の魔力が必要らしく、その魔力が貯まるまで
最低、一年はかかるとの事だ。
こんな城に一年間も居たくない俺は、町の方でのんびり待とうと決め、この城から
出ようとした瞬間...
「ぐふふふ...残念だが、そういう訳にはいかないんだよ、おっさんっ!」
...と、蔑視し嘲笑ってくる兵士達から止められてしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:41:16
408873文字
会話率:30%
「おめでとうございます!あなた方は私達、女神に選ばれました!」
いきなり僕達にそう告げてくる女神メイーナ。
メイーナ様の言う話では、僕達はアーチと呼ばれる世界を救う為に選ばれた英雄という事
らしく、その恩恵として『ギフト』と呼ばれる力.
..所謂、チートの力を貰えるらしい。
その事を聞いたクラスメイト達は歓喜していたが、僕はそれをニガ笑いを浮かべて
見ていた...。
だって、それは自由と引き換えに得られる力で、英雄なんかに選ばれたら
きっと苦労はしないだろうが、自由な時間はなくなるだろうと...。
だから、僕...蒼井瞬(あおいしゅん)は女神様にこう言うのだ...
「すいません女神様、僕はギフトなんて要りません...!」
...と。
だが、この選択が僕の意と反する展開になっていこうとは、この時の僕には
まだ知る由もなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 23:32:05
605560文字
会話率:37%
俺の名前は『コウ・ラーディス』
この世界で一番大きい国、ランスロッドが大スポンサーの三大学園の1つ、
魔法や属性技を学ぶ為の学園...『グランジ学園』に通う男子生徒のひとりだ。
この学園を上位の成績で卒業した生徒は、様々な場所で優位な
待遇を得られる。
騎士として就職しても、ギルドで冒険者になっても、他の誰よりも有利に上を
目指す事ができるのだ。
そんなグランジ学園の1年...俺達の上位成績の頂点であるトップエースは
なんと、二人もいる。
そのひとりは『ナナ・アイシュード』と言い、俺の幼馴染だ。
そして、もうひとりの名は『ラール・マクスタ』と言い、
俺の幼馴染の...俺の好意を持った幼馴染の......彼氏でもある。
ふと気づけば、いつの間にか付き合っていた二人...
俺はあの夜の嫉妬が原因なんだろうなぁ...と、後になって後悔するも
時は遅し...結果はご覧の通りなのだから......。
そんな失意のドン底から、何とか立ち直ろうと頑張っていた俺の元に、
突如、つき合って下さいと告白をしてくる女性が現れた...
そう...二人の女性が。
イヤイヤ、二人と同時につき合うって、流石におかしいだろう!
恋人ができるのは正直嬉しい...しかし恋愛経験のない俺には二人の彼女は、
めちゃくちゃキャパオーバーなんですけど!
そんな俺の心の叫びをよそに、あれよあれよ言いくるめられて、
結局二人とつき合う事になるのだった...。
※この世界は別で現在執筆中の
『僕はこの世界で自由に冒険がしたいので女神様...あなたの恩恵は要りません!』の
世界と同一ですが、この作品には少ししか関わってはこないと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:30:11
285756文字
会話率:35%
橋本モリオ、25才、ニート。
そんな男が配信で同接日本一位になる世界。
半年前、突如として日本に蔓延した謎の奇病。
人々はそれをゾンビウィルス、と呼んだ。
なぜか抗体を持っていたモリオはいきのびた。
そして、配信し始めた。
ゾンビの中で
生きる、ニートの生き様を見せる為。
サバイバル生活の中、モリオの血には不思議な効果がある事がわかる。
モリオの血を飲めば、ゾンビウィルスが不活性化するのだ。近づいてくる製薬会社、謎の組織、日本政府の高官たち。
初恋の子を守る為、モリオは走る!!
ゾンビたちをすり抜けて!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:24:22
2650文字
会話率:7%
元勇者ギルド団の一員として魔王討伐を果たした”光の大聖女リリィ・ハルバルド”はすべてに嫌気がさしていた。
地位も名誉も手に入れた同じギルド団メンバーの堕落、有名になった自分を利用しようと近寄ってくる有象無象の者ども。
全てを断ち切るた
めに、修道院の門をたたき修道女として質素に生きるつもりが、元メンバーと再会することで、ひと騒動に巻き込まれる羽目になるのだが!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 21:11:41
61520文字
会話率:40%
神守シユはリアル・サバイバル配信をする配信者だ。
しかし、『とある事情』があって視聴者は常にゼロ。
そんな彼女は、今日も明るく襲いくる敵をばっさばっさと斬り捨てる。
そんな場面が見つかってしまい、あれよあれよの大バズリ!
…………ごめんな
さい、嘘です。そもそも人類が滅亡してるので視聴者がいません。
【本作は完結まで執筆してから投稿しています】
※タイトルは変更する可能性があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:23:00
92727文字
会話率:51%
終業式が終わったあと、気がつけば異世界に転移していた。
ドラゴン、魔方陣、不思議な生物。
唯一知ったものがあるとするならば、お互い苦手であり、特別な同級生。
苦手と特別は両立する。けれど互いに向ける特別という感情の名前はわからないけど
……。
何も知らない人たちからすれば大なり小なり異質と思われてしまうような二人。
二人が互いの目的のために手を組み、元の世界に帰ることを目標に協力する。
本当に、利害だけで手を組んだのかは二人にすらわからない。
お互いに抱えるものを吐露する日はくるのか?
弱音を吐けるようになるのか?
苦手以外の、特別な感情とは?
凹凸コンビの異世界ファンタジー。はじまります。
タグに恋愛とはあるものの、恋愛要素が出てくるのはもう少し後だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:19:52
342752文字
会話率:51%
ゴブリンの小部族に、女王個体「ゴブリリ」として生まれて来た文学少女、リリ。
「ゴブリリ」は約百年に一度生まれてくる特別な存在で、特殊能力「スキル」に覚醒して、その能力でゴブリンの女王となり、一族を繁栄に導く使命を持つ存在であった。
物語で読んだ歴代の「ゴブリリ」の様に、自分も活躍したいと願うリリ。しかし過去二代「外れスキル」が続いた事から、現代では「ゴブリリ」は誰からも期待されない存在となっていた。
更に、予定日を過ぎても「スキル」に目覚めず、周囲に疎まれ、幽閉される日々が続いていたリリ。
そんな彼女にもようやく「スキル」に目覚める日がやって来たが、与えられた力は、本来はドワーフに与えられる筈の、とてもゴブリンの女王にふさわしいとは思えない、微妙な能力だった……。
これは、彼女が微妙な「スキル」と、知恵と工夫で、逆境から運命を切り開く物語。
仲間を増やして勢力を拡大し、ゴブリン諸部族を統合し、大ハーンとして大陸に嵐を巻き起こす物語である。
※同時掲載:小説家になろう様、カクヨム様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:11:22
552734文字
会話率:33%
主人公の西雲葉月は政府派に属する学校に通う生徒会副会長。侵攻してくる反政府派から学園を守るため他の生徒会メンバーと戦っている。
ファンタジーが書きたかった。魔法が出ていればファンタジーと思いたい……。
あまりファンタジーとか分からずに
書いてあるので突っ込みどころもあるかもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:10:02
1025845文字
会話率:54%
村の平凡な少年ヒューゴの兄は、レンジャーの腕を買われて冒険者になった。
「冒険者になって大金持ちになる!」と意気込んで、兄は旅立つ。
冒険者にあこがれていたヒューゴは、パーティを抜けた老魔道士のもとで修業をする。
数年後、兄は「こ
んなはずじゃなかった」と病んで帰宅した。
高額のトレジャーは奪い合い。依頼料金の高い仕事を取れたとしても過酷。冒険者同士で足の引っ張り合いまで。
精神的にまいってしまった兄は、老魔道士の手でカウンセリングを受けることに。
ヒューゴは、「人の役に立てる仕事」なら、なんでもやろうと決めた。
そんな人当たりのいいヒューゴの下に、仲間たちが集まってくる。
貴族の女魔法使い。冒険者を引退する寸前だった、人妻ダークエルフ忍者。ドラゴンニュートのギャル騎士、ダチョウ頭の神父など。
地道な冒険を続けていた彼らは、やがて伝説となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:10:00
11389文字
会話率:49%
シール入りのウエハースをレアが出るまで食べる。
コスプレイヤーのヨッパライが、レアを引き当て、コスしてあげると言ってくれた。
最終更新:2021-12-01 12:03:06
974文字
会話率:40%
ガン(悪性新生物)。それは日本人の死亡原因のトップを独走する死因である。本編の主人公、後野悠平(ごのゆうへい)は36歳の働き盛りの年齢であったが、妻美代子31歳が初めて懐妊する2ヶ月前に余命2年の宣告を受けていた。
悠平は仕事も辞めて自
暴自棄になっていた。そんな悠平に妻美代子は、まだ顔も知らない我が子の為に一日一枚の手紙を書く事を勧める。
初めは、何を書いて良いか分からなかった悠平であったが、書いて行く内にどんどん気持ちを表現するのが上手くなり、次第に体調により、手紙を書き進める。
悠平は胃ガンを患っていた為、若い事でガンの進行速度は早かった。日々の悠平の様子、そして毎日近付いてくる死への恐怖と戦いながら、妻美代子と共に幸せな最期を過ごそうとする姿を描いた感動のフィクションが静かに幕を開ける。異変はいつものキッチンで起きた。それに気付いた妻美代子は、救急車を手配する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:06:38
31498文字
会話率:16%
オタクの高校生である真響たけるは、御崎かなた。通称ギャルさんに、からかわれる日々を過ごしていた。夏休みに入る前日、ゲームの攻略を心待ちにするたけるだったが、ギャルさんは補修の替え玉を頼んでくるのだった。渋々と、それに従ったたけるだが、なぜか
、補修当日の教室にはギャルさんの姿が。その日から、ギャルさんは、たけるに対しての態度が急変する。たけるとギャルさんは、補修を通して仲を深めていく。そして、夏祭りの日に、彼らの関係を大きく変える出来事が起こり。そして、ギャルさんが突然優しくなった理由を語り始める……
いわゆる『オタクに優しいギャル』の構図です。
2024秋の企画『分水嶺』にちなんで書き始めたのですが、
メインテーマの『歴史』を、見落としていて、テーマに沿わない作品になってしまいました。企画からは外れるので該当させませんが、せっかくなので投稿だけはします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:00:00
16490文字
会話率:16%
Lost19 第三部
~それは、歴史に残してはならない悠久の時を過ごす神官の足跡~
「母は昔の事を殆ど教えてはくれなかった。世の中には知らない方が良い事があると………最後は呪文のように誤魔化していたわ」
紅の神官服を身に纏ったフォー
スィ。そして蒼い鎧を身に纏った少女イリーナは、魔王の軌跡を辿る旅を続けている。
二百年前の失われた歴史を調べていく中で見えてくる魔王の姿。フォースィは自分の母が人間、魔王のどちら側の存在だったのかを確かめようとしていた。
ある日、フォースィは偶然見つけた歴史書を頼りにブレイダスの街へと向かうが、そこで見聞きした母の正体とは………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 14:00:00
23276文字
会話率:36%
~それは、歴史に残らなかった者達の物語~
「隊長と呼びな、新入り。うちじゃぁ、そう言う決まりだ」
王国騎士団の中でも『色なし』の底辺と揶揄される『盾』の騎士団。その団長(隊長)を務めるタイサは硬いだけが取り柄の男だった。
団員も女
好きの太った男と、褐色肌の女、長身で臆病な新入り等、訳あり問題ありの癖の強い人間ばかり。
ある時、王国周辺の蛮族達が活性化し、王国騎士団に討伐の大号令がかかる。
だが、タイサの騎士団『盾』は全く逆方向の地域巡回へと回される事になった。そして、合わせるように貴族出身の騎士がタイサの騎士団に入団してくるが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 06:30:00
123070文字
会話率:41%
主人公、その名は鳥川夢愛(とりかわゆう)
厨二病だ、しかもかなりの重症。世界一の男になりたかった。夢を叶えるために日々努力をしていた。だがある事故で死んだ主人公、次目覚めるとなんと、異世界に転生していた!!そこで夢を叶える!!!
最終更新:2024-11-03 13:47:58
22919文字
会話率:80%
転生したのでやりたったことをやりまくる!!のキャラ紹介です。
最終更新:2024-10-25 23:17:27
529文字
会話率:0%
【一言で分かるあらすじ】
自身の強さに無自覚なおっさんが、元弟子たちになんやかんや持ち上げられて活躍しちゃってだんだんと名声と評価を得ていくお話。
【ちゃんとしたあらすじ】
ベリル・ガーデナントは、レベリス王国の片田舎に道場を構えるしがな
い剣術師範である。
自分の強さに気持ちの折り合いを付け、のんびりと田舎生活を過ごしていた。
だが、元弟子の一人であるアリューシアが突如訪ねて来て、ベリルを騎士団付きの特別指南役に推薦したと伝えられてから生活は一変する。
騎士団長、最上位冒険者、魔法師団のエースなどなど、とんでもない大物に大成した元弟子たちと久々の再会を果たすわ、実家である道場からは追い出されるわ、指南役以上の依頼が次々に舞い込んでくるわで激動の日々。
そして、こんな自分を慕ってくる元弟子たちに嬉しく感じながらも、大して強くもない自分とは不釣り合いだと謙遜を重ねるベリル。
しかし本人が気付いていないだけで、ベリルは類い稀な才能の持ち主であった。
自分の力に無自覚なベリルは、彼の力を知っている弟子たちに囲まれながら、徐々にその力を世界に知らしめていく。特に自覚のないまま。
◆SQEXノベル様より書籍化予定◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:45:32
1021298文字
会話率:38%
社畜生活をしていた森田直樹は仕事を辞めた。蝕まれた心は癒しを求めて、祖父母が住む田舎の実家に帰ることにした。
両親がいない直樹は幼い頃から祖父母に育てられた。久しぶりに連絡を取ると、なぜか帰ってこない方が良いと言われる。
少し異変
を感じていたが、玄関の扉を開けると異変が現実へと変わる。
全裸で出てくる祖父と必死に追いかけてくる祖母の姿。
知らないうちに祖父は認知症になっていた。
頭の中を整理するために畑に向かうと少女の叫び声が聞こえてきた。そこでは少女が野犬に襲われていた。
必死の思いで助けたが、少女は変わった見た目をしている。
深緑の髪に花の髪飾り。
迷子の少女はなんとダンジョンから来ていた。
帰りたくない少女を家に連れて帰ると、どこか祖父は嬉しそうな顔をしていた。
謎の少女ドリと認知症の祖父達と暮らすほのぼのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:32:21
321304文字
会話率:39%
目を覚ますと知らない天井がそこにはあった。
鏡を見るとゆるふわキュルルンの可愛らしい男の子に転生していた。
そして、部屋に入ってきたのは悪役令嬢と思わせる風貌。
どうやら悪役令嬢の弟として転生したようだ。
よくある乙女ゲー
ムの世界に転生したことに気づいた主人公は、生きるために破滅フラグを回収するために動き出す。
だが、突如現れた頭上に出てくる謎の選択肢。
なんと俺は視聴者参加型の乙女ゲームの世界に転生していた。
自身で選択できない項目に翻弄されながらも破滅フラグを回収するが、なぜか様子がおかしい。
選択肢がBLルートになっていた!?
破滅フラグは回収できても、視聴者に強制的にBLルートに引き込まれてしまう。
そんな世界に転生した主人公はBLルートから抜け出せるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 00:10:00
88056文字
会話率:31%
目を覚ますと知らない天井がそこにはあった。
鏡を見るとゆるふわキュルルンの可愛らしい男の子に転生していた。
そして、部屋に入ってきたのは悪役令嬢と思わせる風貌。
どうやら悪役令嬢の弟として転生したようだ。
よくある乙女ゲー
ムの世界に転生したことに気づいた主人公は、生きるために破滅フラグを回収するために動き出す。
だが、突如現れた頭上に出てくる謎の選択肢。
なんと俺は視聴者参加型の乙女ゲームの世界に転生していた。
自身で選択できない項目に翻弄されながらも破滅フラグを回収するが、なぜか様子がおかしい。
選択肢がBLルートになっていた!?
破滅フラグは回収できても、視聴者に強制的にBLルートに引き込まれてしまう。
そんな世界に転生した主人公はBLルートから抜け出せるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 17:07:11
13855文字
会話率:28%
瑞穂国の我妻家に生まれた影成の家系は代々有能な『闘魂士』を排出していた。一切才能のない影成は平穏な学園生活を営むことを決意する。
しかし、そこに現れる面倒ごと。才能のない彼だったが、なぜだか周囲には『千影様』『当代無双』と崇められている。ど
うにか周囲に気付かれずに面倒ごとを回避したい影成の元にやってくる面倒ごとの数々。
果たして、影成は自分の生活を守り切れるのか。
現代和風ファンタジーな世界観から送る学園青春ラブコメアクション、堂々開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:27:53
32213文字
会話率:56%
氷の女王の二つ名を持つ公爵令嬢ディディアルーア。彼女は今、田舎の町に送り込まれようとしていた。王子との婚約が白紙になったことで、父である公爵の怒りを買ったのだ。
大きな町からは遥か遠く、人々は手つかずの大自然に囲まれ、細々と畑を耕して生
きている。そんな町に放り出されたディディアルーアは、しかし少しも動じてはいなかった。
「これで自由! 王子の婚約者としての立場からも、口うるさいお父様からも!」
彼女はそう言って、静かな田舎暮らしを満喫することにした。しかしそこに、彼女と縁のある者たちが次々とやってくるようになった。そうして気がつけば、王子までもが姿を現して……。
今、平和そのものの田舎町始まって以来の、とんでもない騒動が繰り広げられようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:23:33
3823文字
会話率:43%
侯爵令嬢だったジュリエッタは、ただ一人森の中にいた。彼女は婚約者だった王子に濡れ衣を着せられてしまい、罪人として辺境の森に追放されてしまったのだ。この森には恐ろしい魔物が棲むと言われている。きっと王子は、彼女がここで失意のうちに命を落とす
ことを期待したのだろう。
しかしジュリエッタはめげなかった。王子には秘密にしていたのだが、彼女には前世の記憶があったのだ。前世の彼女は、小さな村で暮らす薬師の娘だった。その記憶を活用すれば、この森でもきっと生きていける。そう確信した彼女は、笑みを浮かべながら新たな生活を始めていった。
そうしてつつましくも元気に暮らしていたジュリエッタのもとに、思いもかけない同居人が転がり込んでくる。それが運命の出会いだったのだと、彼女が気づくのはまだ先のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 12:19:54
654938文字
会話率:41%
「わたくしが婿を取れなければ、リルケの家は滅びてしまう……」
男爵令嬢コンスタンツェ・リルケは窮地に立たされていた。彼女の父親の不祥事のせいでリルケの家は滅亡寸前、残されたのは彼女一人だけ。
そしてそんなリルケの家に、わざわざ婿入りして
くる物好きなんていない。彼女は、ただ途方に暮れることしかできなかった。
「あんたが、婿を必要としてるっていうお嬢様か」
その時、ユリウスと名乗る一人の青年が現れた。平民にしか見えない彼は、それでも確かに貴族の血を引いているのだとか。
溺れる者はわらをもつかむ。彼女は彼に最後の望みを託して、彼を婿として迎えるという契約を結んだのだった。
そうしてコンスタンツェとユリウスの、奇妙な生活が始まる。貴族として必要なあれこれを学ぶユリウスと、そんな彼を見守りつつも彼の自由奔放なふるまいに振り回されるコンスタンツェ。
生まれも育ちもまるで違う二人は、毎日大騒ぎしながらも少しずつ絆を深めていく。しかし試練は、次から次へと二人の前に立ちはだかっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:18:44
120227文字
会話率:48%
今から思うと、バイトの休憩時に社員食堂の扉を開けた事が間違いの始まりだったんだと思う。
たが考えてもみてほしい。誰があの社員食堂が異世界と繋がってるなどと想像出来るだろうか。
バイト初日だったのだ。異変に気づけるはずがないだろう。
あの扉
の先には、5人の先客がいた。
赤、青、緑、黄、桃、の5色の髪をした人々。
戦隊レンジャーを思い起こさせるような、美しい男達と1人の女。そう、この国宝級美貌の戦隊ヒーロー達の事だ。
バイト先は、大型ショッピングモール内の店だったため、食堂にいた戦隊達は、ステージでの戦隊ショースタッフだと思い込んでしまっていた。
自分は何となく流れでここまで来てしまっただけだ。
まさか討伐記録係の黒レンジャーになるなんて。
こんな国宝級美貌の戦隊ヒーロー達との旅なんて碌なことがないに決まっている。
戦士としてお荷物にしか見えない自分に、イケメン野郎共が厳しい言葉をかけてくる。
『こっちが寝たふりしてると思っていい気になりやがって。こんな失礼な奴ら、二度と敬語で話してやったりしない。お前たちなぞタメ語で十分だ』
著者 : クロイハル
書籍 : 国宝級美貌の戦隊ヒーローと私の討伐記録
引用箇所 : 第三話〜あの時私が内心思ってた事〜
決して気を許したりしないと誓うハルと、自由人のハルを持て余す戦士達の旅のお話。
そしてそれは、あり得ないタイトルで恋愛カテゴリーに入っていく、無謀な物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:15:41
218065文字
会話率:36%
『紅眼の者に捕まるな。呪いを持ってやってくる』
シノヴァ国では、言うことを聞かない子供を怖がらせる時に使う言葉がある。
呪いなど迷信だと笑う者も多いが、子供の頃に言い聞かされる言葉というものは、後々までも強く心に残るものだ。紅眼を嫌い、
怖がる者は多い。
そんなシノヴァ国で、昼は食事屋、夜は居酒屋に変わるお店で働くディアナが出逢ったレスター。
2人の出逢いは、偶然なのか。運命なのか。ーーそれとも呪いなのか。
「転生少女の立ち位置は」の世界が舞台の物語です。
全くの単独物語ですが、赤い眼の言い伝えのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:14:08
9060文字
会話率:34%
水難事故がきっかけで泳げなくなってしまった男子高校生、尾津直嗣(おづなおつぐ)は高校一年生の春休みに両親から明日女の子がホームステイしてくることを突然告げられた。
次の日。
直嗣が大慌てで必要な家具や歓迎パーティの食材を買い出しに行っ
た時、道で迷っている双子を目撃した。
かつて溺れた自分を助けてくれた見ず知らずの外国人に憧れていた直嗣は、息を吸うように人助けをする。この日も両手に沢山の買い物袋をぶら下げながら迷っていた二人に話かけるのだった。
その二人が……事故のショックで忘れてしまっていた直嗣自身の過去を知っていて、恩を返す為にホームステイにやって来たとは知らずに。
これは、事故をきっかけに変わった少年と双子姉妹の……甘々な生活で共に成長していく物語。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:13:42
45734文字
会話率:40%
※毎日3話投稿
世話焼きな男子高校生、赤堀 蓮司(あかほり れんじ)には親友がいる。
それは、学園一の美少女と呼ばれている幼馴染だ。
幼馴染の名前は、八雲 早霧(やくもさぎり)。
色素の薄い髪に儚げな瞳と淡い唇、病弱な程に色白
の肌だがスタイルは良く、喋るとユーモアのある彼女は男女問わず人気者で告白は日常茶飯事。しかし彼女はその告白を断り続けていた。
そんな親友に、キスをされた。
異性として意識していなかった、親友だと思っていた幼馴染に突然、口と口が触れあうキスをされたのだ。
「俺達、ずっと親友でいような」
――そう言っただけなのに。
それから、毎日彼女は二人きりになるとキスをしてくるようになった。
「だって、親友だからね?」
これは、キスから始まる『親友』同士の甘々な物語。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 12:10:00
364869文字
会話率:45%
先輩と二人だけの、文芸部活動。
先輩が本を読み、俺はそれを眺めていた。
先輩は今日も、膝の上にいる。
最終更新:2024-10-23 07:10:00
205574文字
会話率:45%
気がついたら自身がやり込んでいたゲームの世界に、主人公の引き立て役であるライバルとして生まれ変わっていたアラサーの冴えない男、山田太郎。
そこはシュールでファンシーながらも、明るくてゆるい、平和でコミカルな世界であった──
はずだった。
消えた手下と相棒。誰も居ない拠点。
自分の事を極端に恐れて泣く子供達。
凄まじい憎悪をぶつけてくるメインキャラクター達。悲しみに暮れる涙。
一向に現れない主人公。
様子のおかしい物騒な町。
かつて自身がプレイを通して体験したのとは様子が違う世界に戸惑いながらも、山田は『イルス』として、この世界について調べていく。
そして、彼は驚愕の事実を知る事になる。
それはゲームのシナリオには一切なかった驚愕の事実であった──
ゲームプレイ時の記憶を辿り、世界をあるべき姿へ戻そうと奔走する平凡な男の物語。
そして、希望の奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:12:32
445837文字
会話率:55%
――深い森のなかで〈古の神々〉を崇拝しながら生活する人々は、部族間の紛争を繰り返しながら、〈混沌〉からやってくる怪物に対抗し、人類の生活圏を守るため〈境界の守人〉を組織する。
過酷な生活を強いられ、部族の戦士として辺境の森で戦い続ける青年
は、神々の悪意に支配された原生林から脱出する方法を模索していたが、犯罪者や戦闘奴隷、そして没落した名家の集まりで構成される〈境界の守人〉のなかには、彼の存在を疎ましく思うものたちがいた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:10:00
1076286文字
会話率:28%
ハインリヒは、サイカルネに向かっていた、彼の元には何人もの勇者がいた、その中にフランツと呼ばれる青年がいた、男の名前はこれから同盟を組む男であるデルナ家の当主フランツと同じ名前だった、しかし、興味はなかった、なぜなら、これから多くの戦いがあ
るだろう、そして、何人もの死を見ることだろう、このフランツもその一人だろうと。
ある日、サイカルネに向かっていると、フランツは盗賊を見つけた、さっそく、退治した。
「このフランツが相手だ、覚悟しろ」
「えっ!あのデルナ家の当主だと、ヤバすぎる、逃げろ」
こうして、あっさりと盗賊は倒された、しかし、フランツの名前を使ったことが問題になった。実際にフランツから呼び出された。
「お前は私の名前を勝手に使ったのかの?無礼極まる行為だとは思わないのか?いいのか、フランツという名前でいいのか?」
「ハッ、私の名前はフランツです、たまたま同じです」
「よくわかった、お主に悪気はなさそうじゃ」
こうして、フランツは有名になったあとに、ハインリヒに呼び出された。
「お前の名はフランツだが、それでは呼びにくい、これからはその髪型と色から緑網毛のフランツと呼ぶことにしよう。」
「ハッ!」
こうして、一人の勇者の名は緑網毛のフランツとして知られるようになった。
ある日、フランツたちは問題を起こして、逃げ惑った、しかし、厳禁のトム上官と緑網毛のフランツは二人して事態を収拾に向かった、その結果、うまくいった、なぜなら、この二人は軍をよく指揮して、うまいこと問題を解決したからだ。
「そいつを捕まえろ!早くしろ!」
厳禁のトム上官が命令すると、相手をあっさりと捕らえた、緑網毛のフランツも近くにいた。
「捕まったから勘弁してくれ、助けてくれ」
「許さん」
「そんな…」
そういって、相手は泣きじゃくるのだった、しかし、相手は犯罪者だ、許すわけにはいかない、どうしようもないやつだと飽き飽きしながらきちんと刑罰を受けさせるのだった。あとで、フランツたちに復讐されないか心配だ。
緑網毛のフランツはこうして、仕事をこなしていった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-03 13:00:00
13300文字
会話率:40%