『紅眼の者に捕まるな。呪いを持ってやってくる』
シノヴァ国では、言うことを聞かない子供を怖がらせる時に使う言葉がある。
呪いなど迷信だと笑う者も多いが、子供の頃に言い聞かされる言葉というものは、後々までも強く心に残るものだ。紅眼を嫌い、
怖がる者は多い。
そんなシノヴァ国で、昼は食事屋、夜は居酒屋に変わるお店で働くディアナが出逢ったレスター。
2人の出逢いは、偶然なのか。運命なのか。ーーそれとも呪いなのか。
「転生少女の立ち位置は」の世界が舞台の物語です。
全くの単独物語ですが、赤い眼の言い伝えのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 18:14:08
9060文字
会話率:34%