梗概
東京の編集プロダクションに勤める編集者・福原里衣は、ある冬の日、元婚約者の一周忌法要へ向かおうとして、いくつかの偶然が重なったことで、北岩手にある小さな駅前の神社に、雪晴れの夜にだけ出現するという「冬の七夕祭り」という不思議な祭りの庭
に迷い込む。
そこで亡くなった元婚約者・悠と邂逅し、大好きだった彼の、大好きだったところをひとつずつ思い出し、大切に抱きしめながら、かつて二人の間に確かにあった幸せだった時間に、感謝と祝福を捧げていく。
祭りのあと、里衣は遥に対する思慕にひと区切りをつけて、祭りの場で邂逅・再会した悠本人(霊)の願いもあって、里衣は新しい恋をすることで過去と折り合いをつけて、新しい道を歩きはじめる決意をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:22:20
31106文字
会話率:17%
真夜中。ぬいぐるみのプルさんに起こされたなみちゃんは、キグルミを着て、不思議なお祭り『ばけばけ祭り』に参加します。そこには……
公式企画『冬の童話祭2024』の、参加作品です。
最終更新:2023-12-25 12:00:00
4572文字
会話率:43%
子供の頃に迷いこんだ不思議なお祭り。
その時の話をするとだいたいの人は夢か絵本の話だろうと言うのだけれど、後輩の祢子(ねね)の反応は少し違っていて……――。
お題「お祭り」の短編です。
他のサイトにも掲載しています。
最終更新:2023-07-15 15:29:16
1710文字
会話率:39%
私たちの住む場所の、ちょっと不思議なお祭り、換魂祭。
その噂にまつわる、一晩だけのお話。(2話構成)
最終更新:2018-12-22 23:00:27
8480文字
会話率:58%