突如頭に響いた「助けて欲しい」との声。その声に生返事をしたのが、男の運の尽きだったのだろう。
気を失い、再び目が覚めたのは見ず知らずの場所だった。
そこはフェンダリム帝国の辺境に造られた、様々な政策を試す実験都市ホロウスティア。そのスラムに
ある廃教会の中だった。
何故か女性の身体となった男は、生き抜くためにクローゼットの中に有った修道服を着る。
「神は言っています。今回のお供え物はお肉が良いです……と」
生きる為には手段を問わない彼女は、今日も存在しない神の威光を借りるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 06:00:00
220979文字
会話率:32%
妹からの知らせで知った、わが家の納骨堂にお供えされていたもの。
妹とのうわさ話では憶測が広がるばかり。
真実を知りたいが、誰に聞くのが一番いいのか……。
誰にも聞けないまま、今も妹とうわさしているお供えもの。ひとつ。
最終更新:2024-08-20 12:01:08
1890文字
会話率:0%
ある田舎でのお話
ごみの集積所にバツに組んだ枝が置かれていた。それは合図。
人々は対応を相談するが……。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「アルファポリス」に投稿しています(名義:alphap
olis_20210224)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 08:00:00
1400文字
会話率:40%
若夫婦が新しいお店を始めるためにかんばんを作りました。
かんばんにお供えをするように言われたのですが、その後どうなるのでしょうか。
最終更新:2024-05-10 19:00:00
1256文字
会話率:25%
うっかり転生してしまった騎士が異界で目にしたのは、破壊に微笑む彼の恋人・邪悪な黒羽の女神であった…!ケルト的長編「海の挽歌」、残虐と悲愴ただよう第二部ここに開幕。(4.1)
最終更新:2024-04-01 07:20:00
5369文字
会話率:36%
この恋の行く先は、破滅か永遠か?人々に忘れられた黒羽の女神の前に、のほほん騎士ミルドレが現れる。正しくあるべき一柱と一人は互いを想うあまり、大罪を積み重ねてゆく…!!「海の挽歌」闇歴史。
最終更新:2024-02-22 12:00:00
79571文字
会話率:51%
目を覚ますと、境内の中でご祈祷を受けておりました。
顔の拝見出来ない巫女様が、神主様が、私の穢れを払い、そして最後に御神酒をお渡しになられるのです。
そのお味は、苦く、甘い、清水に他ならず。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
日本酒のイメージって、苦くて甘いという感想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 13:09:56
838文字
会話率:0%
暴風雨に身を縮めて、部屋の片隅に佇む事はなく、今は晴天こそが優しく降り注いで下さいます。
嵐が残して行ったもの、散った花弁、もがれた小枝、そして芳醇な香り。
どうにもお呼ばれしているようです。今、参ります。
注意事項1
起承転結はありませ
ん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
梅の香りに惑わされて訪れた先は、きっと何よりも甘く。
幻想奇譚、梅香の君回。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:26:05
999文字
会話率:36%
勇者が帰還したら結婚する。そう約束して十年間待ち続ける姫は、『勇者さまのお供え姫』と呼ばれていた。
最終更新:2024-02-07 21:48:56
56744文字
会話率:38%
ある冬の寒い日。墓参りに訪れると、隣の墓に冷たいビールを供える男がいた。こんな寒いのに、何だってそんなものをお供えしてるんだろう……
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-12-29 18:20:34
1420文字
会話率:56%
最強の盾と無敵の矛を売る商人、丘まで瞬間移動してカメとの競争に勝とうとするウサギ、笠の代わりに伝説の武器をお供えするおじいさん……。
登場人物の誰かが中二病の、ちょっと変わった昔物語集その4。全6話です。
****
『もしも、昔話の登
場人物が中二病だったら』のシリーズ作品ですが、こちら単体でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:34:13
4836文字
会話率:50%
「ああ、神様神様。この度、わたし、お願いに参りました……。
ええ、こちらに足を運び、ちょうど一年になろうとしています。
ここは人気がなく静かで、行き場のないわたしの唯一の心のよりどころでした……。
お掃除にお供え物にと、かかさずしてきたつも
りです。
ええ、ええ。勿論、だからと言って、わたくしのお願いを聞き入れて欲しいなんて、そんな恐れ多いことを申し上げるつもりはございません。
不躾に思われたら申し訳ございません。ですが、どうかどうかお聞きくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 11:00:00
1178文字
会話率:6%
とある町に小さな社があった。
社自体はかなり前からあるものだが、近年、綺麗に建て直されてからというもの
訪れる町の者が絶えず、手入れやお供え物など大事にされていた。
が、それには理由があった。なんでも、その社の前で手を合わせて祈ると
夢の中に神が現れ悩みを聞き、そして答えをくれるという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 17:00:00
1110文字
会話率:28%
うっかり異世界召喚されたパティシエの卵の私が、就活のためにRTAを決めた聖女様が実は異世界から帰れないと知って籠城中にお供えするお菓子を作る話。あるいは、筋肉。※前回はカヌレを作ってました。
最終更新:2023-10-17 14:12:34
4049文字
会話率:32%
お盆におばあちゃんちに行ったら、食欲が消えうせた
最終更新:2023-08-17 20:00:00
2955文字
会話率:37%
小さな村に住むアンナは、子供のころからずっと幼馴染のユリウスが好き。ユリウスもアンナのことが好きだったはずだけど、成長するにつれ、お互い素直になれなくなっていた。しかも、ユリウスは先日街で助けたという聖女に求婚されているらしい。
アンナ
が日課のお供え物をするために森へ行くと、ユリウスもついてきた。やっぱり素直になれず言い争っているところに、突然美しい男の人が現れて……なんとそれは人間ではなく、この森に住む精霊様!
「愛し子」を探しているという精霊様は、アンナに「俺にしとくか?」と問いかける。
「俺は愛し子に巡り会うためならなんだってするぜ」
「俺だって、アンナと結婚したかった」
両片思い幼馴染と精霊様の三角関係。アンナが選ぶのはどっち?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 02:38:28
24289文字
会話率:64%
走り続ける二輪霊の僕。
お供え物に手を出して巻き込まれる騒動の物語。
最終更新:2023-05-31 08:40:19
4517文字
会話率:41%
それは信心? それは酔狂?
いずれにせよ、供えられたものには違いありません。
最終更新:2023-05-25 18:00:00
3992文字
会話率:0%
おばさんが住んでいるとある地域には、「欠けまんじゅう」のお供え物をする慣習がある。
完全な形ではなく、少し中身を割った形のまんじゅうを、お墓のお供えなどに使っているらしいんだ。
その理由となった、言い伝えとは……。
最終更新:2019-05-18 22:00:00
3917文字
会話率:4%
俺は小さい頃、友達の家で行っている奇妙なことが、気になっていた。
昼間の地面に、四角柱の氷を立てて、その上にミカンを乗せるんだ。
そして何か動かすわけでもなく、自然に溶けるに任せている。
何をしているのか尋ねられたのは、夏休みに入ってか
らのことだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-12 19:54:05
3561文字
会話率:6%
オドはさんかく様のイケニエ係。美味しい魚や鶏を育てて、田んぼの守り神であるさんかく様にお供えするのがお仕事だ。お使い子狐のコン吉と一緒に、今日も明日も美味しいイケニエを用意する。
……ところがある日、さんかく様のおやしろに、大勢の軍人がやっ
て来た。「やめろ、それはさんかく様のために育てたんだ! お前たちに食べさせるためじゃない!」 田んぼの神様なんて時代遅れの神様はもう必要ないと言われたさんかく様は、オドを連れて国を出ることに。一方さんかく様を失った国は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 22:12:58
21025文字
会話率:44%
宿場町の郵便ポストの傍にぼんやりと黒い影
懐かしさはある種の幸福物質
今日もびょうびょうと風は吹き
小鬼の持っている枝の櫻は散ってしまう
泣くな小鬼
お前を待っている人もいる
地蔵菩薩のお供えの牡丹餅を
咀嚼しながら
小鬼はいつか燃えさかる
阿修羅にならんと
密かに宿場町で彼岸花を育てる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:15:36
3178文字
会話率:0%
おばあちゃんの家を相続することになった美月。幼い頃、その家の庭で誰かと遊んでいた記憶が蘇る。庭にあった祠にお供えをすると、次々と不思議なことが起こる。なぜ神様は子供の姿をしているのか。神様と共に過ごす穏やかな日常と周りの人々との交流。途中か
ら眷属の狐が出てます。恋愛要素は少しだけ。14話完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 11:07:20
72097文字
会話率:54%
とりあえず、お供えしておいた。
最終更新:2022-05-26 00:00:00
215文字
会話率:0%
正月にお供えした鏡餅を、この日、開いて食べる。
最終更新:2013-01-11 00:00:00
311文字
会話率:55%
※3章終了。
アルビノの少女、永瀬雪菜はある日ふとした気まぐれから古びた祠にお供えをする。
次の瞬間、目の前には神を名乗るものが……
何? 異世界転移してあげる? チート付きで? 是非お願いします!
せっかくだし見どころのある場
所も見て回りたい!
こうして異世界に転移した残念少女は、予想外の目に会いながらも逞しく生きる。
さらに、新たに旅の仲間を加えて物語はより加速する。
※40万pv突破しました。
※3章からストーリー重視。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 02:19:54
557072文字
会話率:34%
アルビノの少女、永瀬雪菜は遠出の帰りに小さな祠を見つける。これも何かの縁だとカロリー〇イトをお供えし、冗談半分で異世界への渡航を願った。そしたら、いつの間にか胡散臭い神様の所へ。何? 異世界転移してあげる? しかもチート付き? 行きますと
も是非に! そうしてやって来た異世界の森で山賊(?)とエンカウント。その世界でも珍しい容姿の永瀬雪菜はさっそく狙われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 13:17:48
9508文字
会話率:31%