───それは、空から落ちてきた。
大予言者ホーリーホックのお話の中の物語。
明日で13才のお誕生日を迎える私は、夜空を見上げながら……そのお話の中から、いろんなことを想像する。
私って……いったい──どこからやって来たのかな?
最終更新:2023-11-15 21:01:36
125131文字
会話率:36%
僕は、赤羽射矢。今年で、十三歳。
とある理由で地元の中学校に通わず、この春から私立の浄霊師養成学校に入学した。
そこでは、いろんな出来事が起こって──
何より驚いたのは、この学校にいる生徒の中には……。
これ以上は、僕の口からは──言えない
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 20:55:28
125709文字
会話率:34%
遠い昔に話を聞いてくれる不思議な小箱を手に入れた。一人になってから色々秘密の小箱に心を吐露する・・・77歳の日常生活のエッセイ。
最終更新:2022-10-12 09:34:11
37458文字
会話率:13%
高校1年生の小堀健太は料理男子を自覚している。ある日クラスの女子が「今は裁縫男子よ。」と話していたのを耳にして、『いい加減なこと言ってる』と聞き流すつもりでいたが、その中に幼馴染の近藤八重がいることに気付く。友達の翔太も普通に裁縫ができると
聞いて、それをきっかけに健太は手芸を趣味としている自分の母親に裁縫を教えてもらうことを思いつく。
そして母親に裁縫を習い、玉結び、並み縫い、半返し縫い、全返し縫い、玉留めのやり方を教えてもらう。そこで終わるつもりだったのに、母の勧めで作品を作ることになってしまった。自分にできるか半信半疑だったが、5種類の方法で小袋が作れてしまったことで裁縫に興味を持ち始めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 18:16:16
26627文字
会話率:47%
タイトルの読み:けしょうつうか
「女は化粧で化ける」のと同様、お金の価値もメイクで化ける時代になった!? 2XXX年、日本政府が現金制度廃止ののちに新通貨として導入したのは、購入者の「メイクの出来栄え」をAIレジが判定し、その判定数値が通貨
の価値となる「美円(びえん)」だった! 簡単な計算式を用い、「美円(びえん)」の価値が上がれば上がるほど、総じて支払金額が安くなる仕組みだ。 巷で「美円」が「化粧通貨」と呼ばれ浸透する中、20代前半の女主人公 大秤 願(おおばかり ねがい)は行きつけのコンビニのAIレジで「4美円以上」の判定を得ることを目標に、日々顔の手入れに励んでいた。が、どうやっても「4美円」の壁を越えられず……。 落ち込んでいた願(ねがい)の前に、最大値である「5美円」の取得常連者、超絶美形の金髪男「マッシュ・マロウ」が現れ、願に「美円特訓」を施すことに! 果たして願の「願い」は叶うのか!?
※「アルファポリス」でも同名義で投稿しています。
※投稿日現在は、「ネット小説大賞十感想」と「ESN大賞4」のみの応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 15:48:29
15019文字
会話率:28%
今から40年以上前の昭和末期の話。
当時12歳だった主人公の「私」は、近所に住む友達のユキちゃんの家でよく一緒に遊んでいた。
ある冬の日、ユキちゃんが家の蔵で見つけたという、「福笑い」セットを「私」に見せる。その「福笑い」の紙はまるで本物の
女の肌のような手触りで、「私」は不気味さを覚えたものの、ユキちゃんの押しに負けて一緒に遊ぶことになる。
普通に目隠しをして福笑いをした「私」に対し、ユキちゃんはズルをして、福笑いの「顔」を上手に完成させる。出来上がった「顔」の紙から、目や鼻の紙がなぜか全然剥がれなくなったことを「私」が気味悪がると、ユキちゃんは「私」をさらに怖がらせようと「顔」の紙を自分の顔につけた。その瞬間、ユキちゃんの様子が一変し、のたうち回って苦しみだす。「私」は目前の状況に怯えつつも、ユキちゃんを救おうとするがーー。
※「ネット小説大賞十感想」と「ESN大賞4」参加作品です。
※民子ミラの名義でpixivにも掲載しています。投稿現在、上記以外のコンテストには一切参加していないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 20:57:51
7586文字
会話率:16%
離婚届の用紙を前に向き合う、一組の男女。
「あとはキミが署名と捺印をすれば終わりだよ」と男(修二)が言う。
女は男の手が、好きだったーー。
※「ネット小説大賞十感想」と「ESN大賞4」参加作品です。
最終更新:2022-02-18 18:33:57
3207文字
会話率:33%