少しずつ、世界の音が遠ざかっていく――
若年発症型の両側性感音難聴を患う青年・蒼井玲は、「音が残っているうちに思い出を作りたい」と旅に出る。
訪れた町で立ち寄ったのは、ひっそりと佇む老舗線香店『葛香堂』。
そこで出会ったのは、香りにすべてを
託すように生きる職人・葛城司だった。
――音が消えていく中でも、香りは残る。
言葉が届かなくなっても、想いは伝えられる。
静かに惹かれ合うふたりの間に育つのは、声の代わりに香りで綴られる記憶と、温もりのような恋。
これは、音がなくても生まれる“絆”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 09:00:00
14450文字
会話率:9%
冴えない中年サラリーマン、阿部 孝志(あべ たかし)は
ある日トラックに轢かれて死にかけるも
自身の生まれ変わりである通りすがりの中学一年生、
山桃 鈴音(やまもも すずね)によって偶然助けられる。
孝志がトラックに轢かれるまでは普通にJ
Cとして生活していた鈴音。
事故を目の当たりにしたショックで生前の記憶が蘇ってしまいます。
そんな彼女が助けてしまった前世の孝志本人と
自身の孝志の記憶に戸惑いながらも
中学生活を送って行く物語です。
ステルスぼっち美少女だった鈴音は
女子ソフトテニス部に入部し
そこを軸としながら
これからさまざまなことに巻き込まれていきます。
今のところは試合出場に向けて鋭意努力中。
でも20万字超えてるのに未だまともに練習もしていないという体たらく。
果たして鈴音ちゃんの未来はどうなるのか?
只今作者も思案中。
※現在、ちょっとお試しでジャンルを「その他」から「ヒューマンドラマ」に変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 02:21:40
411271文字
会話率:38%
パワハラみたいなことをやっていた男が急死して、閻魔大王の裁きで送られたのは、ハローワークで仕事を探して週五日働くという、現代社会をモデルに作ったような変な地獄(?)で……。
ジャンル、ファンタジーかなと思ったのですが、ローファンタジーともハ
イファンタジーともいえないので、困ってしまって「ヒューマンドラマ」にしました。
自サークルのサイト「アザー・ワールドの別荘」(http://otherword22.g2.xrea.com/)にも掲載しています。
いずれコピー本にしてコミケ等でも頒布する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 11:52:55
20164文字
会話率:40%
「白南風ー八丁堀の女用心棒」では名前だけ出てきた榊源二郎が主人公の、江戸時代後期が舞台のお話。時は文化九年(1812年)の秋。始まりは「白南風」の終わり頃。
北町奉行所同心の次男として生まれた源二郎は、生まれた直後に母を亡くし、祖父の代か
らつきあいのある与力の家の妻に三月早く生まれたその娘と一緒に育てられたという、少々複雑な過去を持つ。そんな過去と次男という立場から、いつしか武士の身分を捨てて町地で飯屋を営むつもりでいたのに、二年前に兄が盗賊に斬殺されたため、急遽家督を継ぎ、今は北町奉行所に平同心として勤めている。
ある非番の午後に釣りをしていた時、浪人が子供を助けるのを目撃した源二郎。その浪人に自身と共通するものを感じた源二郎は釣りを通して親交を深める。だが二月近く経った頃、「容易く人を信じるな」と言い残し、浪人は源二郎の前から姿を消す。
直後に起こった商家への押し込み。主一家が斬殺されていたのだが、主の斬り口には源二郎の兄に残されていた斬り口と同じ癖があった。
周囲が兄の敵討ちをお膳立てしようとする中、その掛かりに加えられたという、あくまでも町方同心として源二郎は探索に取り組んでいく。その中で見えてくるあの浪人の真実、自分との因縁……
たぶんじみ~なじっくり系ヒューマンドラマです。(これぞ「ヒューマンドラマ」ではないか、とは思います)
「白南風」のキャラでは、万蔵、青井真乃がそれなりに、青井真右衛門、片岡孫助と嘉兵衛親分が少し出てくる見込み。(現時点ではあくまでも予定)
それなりにアクションシーンやチャンバラシーンが出てきますので、R15にしました。
それほど長い話ではありません。更新はの~んびりペースになると思います。
※ タイトルは「りょうふう」と読みます。秋に吹く風のことですが、「蓼」は「タデ」という植物のこと。「蓼食う虫も好き好き」の「蓼」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 21:20:00
123392文字
会話率:32%
シャワーには、悩みがあった。
(小ジャンルで「ヒューマンドラマ」に入れましたが、ヒューマンは出ません。擬人化ものです。後、自分のMastodonアカウントの方で先に投稿・公開しています)
最終更新:2024-06-12 19:00:16
828文字
会話率:20%
——知ってた? わたし、キミのことが好きなんだよ。たぶん、この世界よりも。
二年前の春、僕はひとりの女の子に出逢った。
暗い海の底に沈んでいるみたいだったそれまでの僕の人生を、温かい太陽の光が当たる芝生のような世界に変えてくれた女の
子に。
だけど彼女は普通の女の子じゃなかった。
彼女は〝魔法使い〟で、僕はそんな彼女に色々なことを教えてもらった。
この世界の秘密や、〝魔法〟の存在。それから〝魔王〟と呼ばれる人類の敵についても。
彼女が戦う姿を見ていく中で、いつしか僕は強くなりたいと願うようになった。
彼女を守れるくらいに強く——。
——でも、そんな願いが叶う前に、彼女は世界を守るために犠牲になった。
僕の胸に、僕にはどうすることもできない悲しみだけを残して。
彼女のいなくなった世界で、僕は〝魔王の残滓〟と呼ばれる存在との戦いを続けている。
来栖くんやエリック、新しいパートナーであるエリとともに。
いつ癒えるとも知らない心を誤魔化しながら——。
◯主要登場人物
——桜宮 幸人(サクラミヤ ユキト)
——風戸 アンリ(カザト アンリ)
——杉屋町 エリ(スギヤマチ エリ)
——来栖 凛太郎(クルス リンタロウ)
——エリック
◯補足
文庫本1冊ほどの長編……の予定です。基本的には週1回の更新になりますが、他のサイト(カクヨム)で投稿していた分26話までは完成しているので26日間は毎日投稿します!(正確には23時間に1話投稿する予定)
その後は週1回で更新していく予定です。
1話の文字数も多分バラバラなので、完結まで気長に待っていてください。
※この作品は「カクヨム」でも公開しております。
魔法の設定が出てきますが、ファンタジーというよりも主人公の心の成長がテーマであるため、ジャンルは「ヒューマンドラマ」にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 09:29:40
129237文字
会話率:46%
この中に、重大な罪をおかした人間が紛れ込んでいる。
もしそいつが死ねば、全員を解放する。
突如として閉鎖空間に集められた人々は、疑心暗鬼にかられる。
罪をおかした人間――。
それはきっと自分のことだ。
誰にも悟られてはいけない、と。
や
がて、ふとしたことから、誰かの罪が明るみになる。
連鎖的に、次々と。
こいつのほうが悪人なのでは?
ならば自分は無罪なのか?
かくして死者が出る。
それでも異常は終わらない。
重大な罪とは?
という話。
だが主人公の予想は外れる。
罪は、それとは別種のものであった。
じつにいい迷惑だ。
そもそもこの事件は、いったいなんだったのか……。
もういいよ。
(※ジャンルは「推理」か「ホラー」かもしれませんが、特に本格的なそれらではないため「ヒューマンドラマ」としておきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:00:00
34675文字
会話率:23%
今回は「ヒューマンドラマな童話」です
主人公はブタです
家を建てるそうです
最終更新:2023-04-09 21:38:41
1290文字
会話率:12%
【※甘さ控えめ注意】
よくある断罪もの。ただし断罪されるのは身分の低い男爵令嬢です。
婚約破棄とか断罪っていうと悪役公爵令嬢が男爵令嬢をいじめた結果断罪されたり婚約破棄するのが一般的?ですが、もしその身分が逆だったらどんな形になるんだろうと
考えたうちの1つです。
今回は公爵令嬢はとことん弱くて男性に縋りついて甘えようとするパターンになります。
なお、公爵令嬢は出てきません。
ジャンルは「異世界恋愛」と「ヒューマンドラマ」で悩みましたがこちらにしました。と言うくらい恋愛要素はほぼ無いのでご注意ください。(最後の方にちょこっとあるだけです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 18:49:47
4383文字
会話率:33%
ある乙女ゲーム(?)のプレイヤーの本音。
※ 拙作は200文字小説です。
※ 拙作は「嫌われ役でも恋したい!(https://ncode.syosetu.com/n3058hk/)」、「公爵令嬢は嫌われ役と仲よくしたい!(https://
ncode.syosetu.com/n4401hk/)」、「公爵令嬢は嫌われ役と仲よくしたい!(https://ncode.syosetu.com/n2235hl/)」、「モブキャラはみんなと楽しく学校生活を送りたい!(https://ncode.syosetu.com/n7950hm/)」、「嫌われ役達の担任はどうにかしたい!(https://ncode.syosetu.com/n8096hm/)」の全く異なる続編ですが、読まなくても楽しめます。
(注・2022年3月27日 ジャンルを「ヒューマンドラマ〔文芸〕」から「異世界〔恋愛〕」に変更しました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 22:02:13
200文字
会話率:29%
クリスマスはいつも憂鬱な気持ちになる修が今年のクリスマスにあることを決意する
※『逆ハーレム生徒会の日常(旧・とある生徒会と新入生(仮))』の続編です
※最初に『逆ハーレム生徒会の日常(旧・とある生徒会と新入生(仮))』を読んだ後、続け
てこの話を読むことをおすすめします
2015/10/31 タイトル変更しました
2017/05/28 ジャンルを「ヒューマンドラマ[文芸]」から「現実世界[恋愛]」へ変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 00:31:54
3565文字
会話率:57%
あたしが目を覚ましたのは病室のベッドの上だった。どうやら心臓の手術をしたらしい。でも何故そんな手術を受けることになったのか、そもそもあたしは何者だ?この左腕に残るリストカットの痕は一体何なんだ?あたしは――記憶を失ったメイの前に現れた、真っ
白な少女エミ。そしてそのエミに潜むもうひとつの人格ヱミ。その邂逅により、徐々に記憶を取り戻していくメイが望んだ未来とは――傷痕と絆が紡ぐ、過去を受け入れ未来へと進むための17篇の物語。
現在連載中の「げんとげん」に登場する人物の、過去スピンオフです。
ただあくまで異なる世界線として描いているので、「げんとげん」との直接的な繋がりはありません。
勿論、「げんとげん」を読んでいなくても読めますし、この物語を読んでいなくても「げんとげん」を読むことができます。
そのため魔法は出てきませんし魔物もいません。ジャンルも「ヒューマンドラマ」とさせていただきました。
とても重苦しい内容なので、もしかしたら頭や心が痛くなるかもしれません。
それでも誰かを傷つけるための物語では決してないことを、ここに誓います。
※「カクヨム」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 00:00:00
62116文字
会話率:29%
社畜として日々を生きている主人公
ある日 同僚の男と口喧嘩をしていると 突然の地震に見舞われ 次に目覚めた世界は 獣人 エルフ 魔法 剣などが存在する異世界だった
「今日から君は、神様だよ!」
女神が現れ 急に神へと昇格した主人公
「誰を生かすも殺すも、俺次第、、、?」
他人の温かさを忘れ まともに生きることを諦めた主人公は 異世界を通し 大切なものを取り戻していく
異世界で展開される 異世界ならではの「ヒューマンドラマ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 20:51:54
29557文字
会話率:92%
王都から離れたある村で、道具屋を営んでいる、ライトという青年が居た。
日々、のんびりと過ごしていたライトであったが、ある日、ある少女に出会う。いや、再会したと言った方が正しいだろうか。その少女は、数年前に一度だけ出会った少女であった。
目の前で倒れている少女を、家に連れ帰って介抱するライト。
紆余曲折を経て、一緒に生活をするようになった。
その日から、ライトの日常が変わる。
生活費を稼ぐために、とにかく頑張ろうと決意するライト。
そして、ライトを支えようとする少女。
日常の中で、絆を紡ぎ、想いを重ねて……。
これは、そんな二人の物語である――。
と言うわけで、新作を書かせて頂きました。
基本的に、「ほのぼの」「イチャイチャ」「ギャグ・コメディ」が含まれております。
ちょっとエッチな表現があるかも知れませんが、ご容赦ください。
この物語は、ご都合主義・展開を多分に含みますので、ご注意ください。また、最初の方は、構成上、若干ですがシリアスになっておりますので、そちらにつきましてもご留意頂ければと思います。
基本的には、主人公視点で話が進みます。
作品の分類ですが、恋愛が重要な要素ではありますが、他の人との交流なども重要な要素となりますので、「恋愛」ではなく「ヒューマンドラマ」とさせて頂きました。
一話あたりの文字数ですが、区切りのいいところで分けているため、各話にバラツキがございます。
また、作中で「思う」と「想う」が出てきますが、相手のことを考えたりする時は、「想う」をよく使っています。意図的に使わせて頂いておりますので、宜しくお願い致します。
※最初の方は、この物語の世界や、乙女ゲーム、そして登場キャラたちに関しての「説明」的なお話が書かれております。もしも「長い」と感じられるようでしたら、二人の同居生活が始まるお話(同居生活 初日)の前書きに「その時点までの、簡単なあらすじ」を書かせて頂きますので、そちらをご覧いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 17:00:00
69771文字
会話率:38%
不可解なもの。
おかしなもの、変なもの。
不気味なもの。
有り得ないもの。
非科学的なもの。
それの呼び方は、いろいろあるだろう。
不可思議、ミステリー、というのもありだろう。
そんないくつも考えられる呼び名の中から、僕は
「不思議」という言葉を選んだ。
その単語に、「さん」を付け、「不思議さん」。僕はそれをそう呼ぶ。
なぜだかは、まったく分からない。
それは、物であったり、人や生き物であったり、時には何かの現象であったり。いろんな形で、僕の前に現われる。
何の規則性もなく、統一感もない。正体は不明で、最後まで全く意味不明な時もある。
けれど、僕には正体不明で意味不明なものであっても、僕の前に現われるのだ。そこには何かの意味があるんだろう、と思う。
だから、僕はそれを無視したりしない。
現われれば、いつでも、僕は不思議さんに付き合うことにしている。
(──以上、第一話『雨の日、明日を探す少女』本文より抜粋)
作品のジャンルは一応「ヒューマンドラマ[文芸]」としていますが、話数を重ねた時に変化する可能性もあり……です。
(現在、本作品は「小説家になろう」と「アルファポリス」にて掲載しています。因みに、アルファポリスの方では、「ライト文芸」カテゴリでの登録となっています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 15:58:38
22280文字
会話率:17%
「少子化なのは、若い娘さんが子供を産まないからだ」→「ならあんたらが産んでみればいいんだ」。
という発想から始まったお話。
少子化社会をうれいた、為政者たちの身に授けられたのは、「一万の命」。
果たしてキャリアを積み重ねまくった「お
っさんたち」は、妊娠にたいしてどう対応していくのか。
少子化対策をする人達があんまり、「個人の努力」を言ったり、戦後の話をしたりするので。
子供が産めない私としては、けっこう精神削るんですけど、さぁ、十月十日を追っていこうではないですか。
ジャンルは「ホラー」だったんですが、7/16「ヒューマンドラマ」に変えました。
そして普段の作者の作風とは「かなり」異なります。
さぁハッピーな未来に行き着けるのでしょうか。生き疲れるのでしょうか。
せっかくなのでメゾン文庫大賞のキーワードもいれてみましたよ。(コレじゃない感はあるかもしれませんけれど! 乙女はもっとキラキラを求めてるんだよ! 的なね)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 20:14:12
53212文字
会話率:29%
社会人野球の一年間の大まかなスケジュールに合わせて、二つのラブストーリーがじっくり進んでいく話です。
奇数月(◇印)と偶数月(◆印)は、別の語り手ですが、実はどこかでつながってたりもして……。
「社会人野球についてもっと広く知ってもらいた
い」
ということが、この小説の最大の目的だったりします。
でも、こだまのぞみの作品にはスポーツのリアルなシーンはほとんど出てきませんので、スポーツに詳しくない方や、ほのぼのした小説をお好みの方にも楽しんで頂けたらありがたいです。
社会人野球は、情報を得られる場が限られている上、独特の制度が色々あってわかりづらい面も多々あるので、各回の前書きや後書きには、本編を補足する解説を付けています。
*ジャンルを「恋愛」から「ヒューマンドラマ(文芸)」に変更しました。(H28.5.25)
*「7月」のお話の後書きに、補強選手に関する説明を書き足しました。(H28.10.5)
*H29.1.3→本編が完結。
*H29.2.11→「1年後の1月(黒々まゆ毛さんサイド)」を公開。
*H29.3.11→「1年後の2月(居酒屋の娘さんサイド)」を公開。
執筆→H27.2.18〜
公開→H28.4.30〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 07:56:56
33076文字
会話率:30%
あくまでも私の話ですが。
(2016年5月24日追記:作品ジャンルの再編成によって、この問題はなくなっています。ただし「純文学」という言葉が重い。そして「ヒューマンドラマ」が何気に難しい)
最終更新:2012-01-01 15:55:18
1565文字
会話率:100%