時の流れは二十二世紀初頭。とある関係がこじれ問題が深刻化。第三次世界大戦が勃発。世界は激動の時代となるはずだったが、戦争はわずか一ヶ月で終結。当時はその早さに世界中が驚いた。
さらにそれをきっかけに世界の情勢が目まぐるしく変化した。
第
三次世界大戦はわずかながらの年月でも多くの犠牲者を出し、世界はあらためて戦争の残酷さを知った。それにより、従来のように想像する戦争の存在を忘れないために、そして起こさせないため。闘技という形での競技化にいたり、最悪の事態は競技化とともに生まれた『戦人』という各国代表の存在によって決着が付けられるようになった。
戦争や関連する事柄のすべては世界犯罪とされ、そして自国防衛目的での軍事化のみ許された。世界は新たな方向へと向かう。それは戦争なき世のため。
それを可能とするのが国営の専門学校や、新たな世界的法律、新たな一般常識だ。
そして西暦二一〇九年。全世界のある専門の学校開校に合わせて、日本も全国一斉に開校した。
学校名は『国立戦人(せんじん)育成大学附属高等学校』。
国家単位での争いで最終手段に必要な戦人へと育てあげるための教育を行う国営の教育機関。
そんな高校が開校して十年。一人の男子生徒が入学する。彼は自分の未来にどこか不安を抱く中で、完全実力主義の世界へ飛び込み波乱の日々を送ることとなる。
※毎週土・日に更新します。(こちらの都合上、更新できない場合があります)
※一話が3000字なので物語は遅めの展開かもしれませんが生暖かい目でお願いします!
※改稿することが多々。設定だったりの変更も多少あったりします。また、この作品の内容は戦争というキーワードを挟んだりしますが、あくまで創作ですので実際に起きたことは一切出てきません。理解のほど、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 20:00:00
153366文字
会話率:48%
本能寺の新説!?
【プロローグ 斎藤利三】
明智光秀の家臣である斎藤利三は、一つの目的をもって羽柴秀吉に近付く。
利三により語られる本能寺の真相とは?
【第1章 山崎決戦前夜】
利三は、山崎の戦いの前夜を思い出していた。この戦いで光秀はあ
る作戦を練る。そして光秀の涙を見た。煕子が生きていれば、と。
【第2章 本能寺】
あの日、本能寺。悲劇へと繋がった背景とは?
信長は義昭を将軍としたが、幕府は過ちを繰り返し自滅した。信長は副将軍職を辞退し不干渉の方針も最後は方向転換を余儀なくされる。
そして、見落としていた事実に気付いた光秀は強い衝撃を受け、ある決断をするのであった。
【第3章 山崎決戦】
光秀の罠に嵌まる秀吉軍。だが、秀吉が抜擢した一人の若き将により光秀の作戦に齟齬が生じる。そして決戦は最後の山場へ。
【第4章 山崎決戦終戦】
想定外の光秀の奇襲に対し、秀吉の対応は常識はずれであった。二人の天才の戦いは遂に決着する。負けたとき、失敗したときこそ人の器量は試される。
【エピローグ 人の過ち】
致命的な過ちが明らかとなり、本能寺の謎は解けた。過ちを繰り返さぬために、そして悲劇の連鎖を絶つために光秀が残したものとは?
「五十五の夢」は、光秀の辞世句の一部である。
明智光秀が織田信長と共に戦い、共に散った13年半を、新たな視点から掘り下げた。
一般的に織田信長は変革者、破壊者とのイメージがあるが、事実を客観的、俯瞰的に見ればそのイメージは大きく異なることが分かる。
この時代、イスラム勢力が地中海貿易を独占し、その利権にからむことのできないスペインとポルトガルは起死回生を狙い大西洋航路を開拓、アフリカ大陸とアメリカ大陸で略奪の限りを尽くし、その矛先を日本を含むアジアへと向けている。
日本は、戦国時代という激しい競争社会にあった。これは著しい経済成長をもたらす。競争は一部の勝者と富む者を生んだが、その裏側は戦いが生む多くの犠牲者と異常な格差であった。
信長と光秀が解決しなければならない課題はとてつもなく多く、否応なしにその渦に飲み込まれやがて悲劇へと繋がる。歴史の事実が映し出しすものは、彼らが目指す道に悩み、迷い、もがき苦しむ、人間そのものの姿である。
これはコロナ渦に生きる私達に、きっと何かを教えてくれると思っている。
(カクヨムでも一部掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 15:06:26
46212文字
会話率:22%
人類は宇宙へ飛び立った
地球は太陽へと飲み込まれるとされたからである
そうして一億年
銀河を牛耳り続けた政府は暴走を始めた
それが2度の宇宙大戦の始まり
シリウスの虐殺 シリウスの悲劇であった
自治と独立、自由と支配
英雄たちは儚い人
生を生きようとする
この物語は勝者が書いた
そこに何億もの名前すら無い犠牲者の上にこの物語を残す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 00:29:51
14312文字
会話率:13%
平穏な孤島の聖堂に突如、吸血鬼の大群が押し寄せる。
聖堂の人間達が懸命に対抗するも、多くの犠牲者を出し聖遺物の聖杯まで奪われてしまう。
十三日後の皆既日食時までに聖杯を取り戻さなくては、吸血鬼は弱点をもたない最強の肉体を手に入れてしまうとい
う。
特殊な能力をもつ修道士リリアナが聖杯奪還の使命を受け、大陸に移りオレオール王国の護衛五人と共に吸血鬼王の城に向かう旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 20:00:00
126803文字
会話率:28%
ある日仕事に疲れてふらふらと歩いていた主人公は海に落ちて気がついた時には異世界にやってきた。
その世界はどうやら全てがスキルで決まるようで異世界にやって来た時点でスキル:強奪を持った彼は折角貰ったスキルを活用する為に悪い奴等からスキルを奪い
最強に成り上がりいずれ最強に至る。
この物語はそんな主人公の犠牲者になった最初の人物の死に様を描いたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 05:00:00
3992文字
会話率:25%
この物語はミステリーではない。
殺人事件の終わり。犯人を見つけ出し、自白し、事件の終了。
この物語は、そこがスタート地点となる。
事件は巻き戻され、悪趣味な観客の見世物として犠牲者を出さない結末を迎えるまで続けられるのだ。
持ち得る情報
は、事件解決まで。
巻き戻すたびにペナルティで探偵は殺され、もう一度やり直しをさせられる。
この物語で殺人事件は起きない。なぜなら解決された事件だからだ。
この物語に正体の見えない犯人など居ない。すでに犯人は指摘された後だからだ。
そう、これは解決された事件を無かったことにする探偵と邪神の記録であり……
ミステリーを、犠牲者を、名探偵を冒涜する邪道の物語である。
注意など
※残酷な描写があります
※カクヨム様にも投稿をしております。お好きな方で御覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 00:00:00
124776文字
会話率:46%
その日は突然やってきた。
空を行き交う人工物のすべてが地上に降り注いだその日、人工物を作り出した人類は恐怖のどん底に叩き落された。
大質量の大型旅客機は隕石のごとく建物をなぎ倒し、地面をえぐり、大量の燃料をまき散らしながら炎上した。
小型
のヘリコプターは高速回転するプロペラであらゆるものを切り裂きながら墜落した。
音速を超えて移動中だった戦闘機は突如として交信できなくなり、重さ数千キログラムの機体は弾丸より速いスピードで砕け散った。
降り注ぐ人工物の犠牲者になるかどうかは年齢も性別も身分も権力も関係がなく、さながら空から降り注ぐ自然災害のようだった。墜落する機影が見えた時には既に遅く、数秒後には地表へ到達する。人間が数秒間に移動できる距離には限界があり、長さ60メートルの巨体からすれば微々たる変化でしかない。この事実はあっという間に広まり、浸透し、すべての人類が恐怖した。
この不可解な災害を人類は”空落ちの日”と名付け、その不可解な原因を”空喰いという化け物が空を喰った”という荒唐無稽な理由でごまかした。恐怖心にさいなまれていた人類は、このごまかしに飛びつき自らを無理やり納得させた。見上げればいつでもそこにある空を恐怖するよりも見えない化け物を恐怖する方がわずかでも安心することができたからだった。
空落ちの日からは空喰いを恐れるあまりに国も人民も法律も空を飛び回ることを禁止することに賛成し、空喰いという化け物によって人類から空が失われた。
これはそんな世界を不器用に生きる高校生の物語。
※本作品は『空喰い』の過去エピソードです。本作のみでもお楽しみいただけるよう構成しておりますが、合わせて読むとより作品を楽しめるのではないかと思いますので是非よろしくお願いいたします。
https://ncode.syosetu.com/n0403fe/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:07:12
68745文字
会話率:40%
異世界転生……の、はずでしたぁ!
残念だったな! ここにいるのは変態と、その犠牲者の女神様だぁい!
変態の会話の通じなさ、とくと御覧じろ!
最終更新:2021-01-11 21:50:18
4992文字
会話率:73%
今から250年前、突如現れた異種族(ヘテロレース)の出現から世界が大混乱に陥り多くの犠牲者を出した。
240年前に異種族(ヘテロレース)に立ち向かうため、対異種族組織"エスペランサ"が設立される。日本・イギリス・ロシア
・スペイン・ドイツは戦力及び技術提供を受けてエスペランサ支部を設立した。
スペインの協力を得た日本であるが異種族(ヘテロレース)の被害を受けて、現在では人口3500万人に激減し、特殊な防壁の中で生活している状態である。
島国から転校してきたぼっち高校生の綺堂彩月(きどうさつき)は異種族(ヘテロレース)の襲撃をきっかけに"エスペランサ"への入隊が決まり、異種族(ヘテロレース)との戦いの中に身を置くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 18:33:59
8609文字
会話率:47%
――その女は、金属バットを手に降臨した――
最初の犠牲者は、魔王だった。凶器はタカシ君の金属バット。
異世界へと召喚されてしまった絵麻さんは、思う……「やっべ、どうしよ!?」。
――これは、うっかり事故で魔王を撲殺してしまった絵麻さんと
、そんな絵麻さんに背後霊よろしくサポートキャラ状態で同行する魔王の瀧本さんが、瀧本さんの復活をかけて世界樹(の、樹液)を手に入れるべく駆け抜けた冒険???のお話。一週間という限られた時間内に、二人は無事に世界樹(の、樹液)を手に入れることが出来るのか!? そしてタカシ君の金属バットはナニをどれだけ撲殺してしまうのか! 魔王を撲殺したことを皮切りに、絵麻さんの武勇伝(事故)が始まった……。
(こちら、既に一度『小林晴幸のネタ放流場』に出した内容を連載にしたものになります。第一話はネタ放流場に投稿したものと全く同じです。撲殺はじめ暴力表現と流血表現が毎回のように出て来る予定なので、年齢制限はR15ってことにしています。)追記:不定期投稿の予定です。
☆本編完結しました。現在、番外編ということで蛇足展開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:00:00
174779文字
会話率:37%
この物語は、気が付かなかった王太子と、ただひたすらに献身を捧げた公爵令嬢の物語。
王太子、ユリウス・アラウンド・ランフォールドは1年前、下級貴族の子爵令嬢に非道な行いをしたとして、悪役令嬢シルベチカ・ミオソティス・マスティアートに
婚約破棄を言い渡し、国外追放の刑を受けた彼女を見送った。
1年後、新たな婚約者となった子爵令嬢の不調をきっかけに、王太子は1年前の真実を知る。
何も気が付かなかった王太子が
誰が被害者で、
誰が加害者で、
誰が犠牲者だったのかを知る話。
悲恋でメリバで切なくてしんどいだけ。
たったひとつ、決められた希望を求めた結果、救いがない物語。
かなり人を選ぶ話なので、色々と許せる方向け。
*pixivにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 19:00:00
59435文字
会話率:19%
少子高齢化社会を憂いて、某国家の一大プロジェクト「魔法少女計画」の犠牲者に選ばれた僕は、拉致され性転換手術を受けて若い美少女に生まれ変わるが、ロリすぎてコンプライアンス違反で冷凍保存された。コールドスリープから目覚めた僕が初めて見たのは滅
んだ国家とイケてるおっさん。でも、意外とこんな未来も悪くなかったよ。そんなお話。※精神的ボ/ー/イ/ズ/ラ/ブはありません。実在の団体とは以下略称。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 18:49:53
5819文字
会話率:21%
色彩シリーズ代表作『深紅の零』『深紅の零Ⅹ(クロス)』に次ぐ3作目を投稿していきます。
Re:3(リトライ)には零を越えた先の物語、再生と復活の物語、そして再出発するゼロの先導者「辻本ダイキ」に加え「レオ」「ヒロミ」の三者の主人公が織り成す
物語という意味を込めました。
月ノ奇跡篇は小説版、深紅の零3章全体を冠するタイトルです。
虚構の英雄は、新たなる道へ―――。
煌歴2023年、春―――深紅の零から3ヶ月近く。
内戦と災厄で多くの犠牲者を出した朱雀、大統領側近の精鋭陥落で揺れた玄武、王の不調や自治州の反乱で経済不信の青龍、これらが重なり名実共に大陸最大の国家となった白虎帝国。
その一方で、かつての内戦や事件で暗躍し、アンセムと呼ばれる何かを求め王の器を集わせた《アンセリオン》が数多の狩猟団や犯罪組織の動きに紛れるよう、沈黙を破り動き出す。
《盟王》ロゼによって生み出された呪いの残滓はこれまで大陸には存在していなかった魔物や召喚獣を越えた異形として大陸を外側から蝕む。
大陸異変に対抗すべく世界政府はデリス初の連合軍を組織した。
各国から選りすぐりの英雄や武人を集め、軍人と候補生によって構成される《四聖秩序機関》。
時を同じくして、
白虎東南部・リューオンの街に
一人の剣士の青年が降り立つ―――。
《ゼロの先導者》辻本ダイキ。
学生の身でありながらも《零組》の一員として様々な戦いを乗り越え、活躍してきた若き英雄。
彼はロゼの復活により宿していた古代の英雄ゼロと混沌を失っていた。
そのなかで政府より正式に“指揮官”としての赴任が決定され、新設機関に着任したのである。
各国が自国防衛に軍事力を備えるなか、安寧の先駆けとして集められた軍人候補生の若者達。
機関所長を任される《白金の魔術王》クラリス・ロクサーヌはこの機関に所属する者達を自分ら職員も含め“人柱”と称した。
そして4つに分かれた部隊の中には《ロストゼロ》
辻本が担当する少人数の訳ありクラスがあった。
※当作品はlivedoorブログ式彩・深紅の零に掲載している内容の続編となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 13:00:14
104728文字
会話率:36%
新型コロナウイルスが世界に蔓延した2020年、核実験ののちに北朝鮮より抑圧体制の犠牲者の怨念が大怪獣プルサガリとなり甦る。最高指導者金序運ら北朝鮮指導部は抵抗を試みるが旧世代の兵器は通用しなかった。
そこへ日本国政府、内閣総理大臣物部泰
三は拉致問題をカードに北朝鮮に軍事支援を提案する。北朝鮮の混乱に乗じて中国が朝鮮半島に進出する可能性を案じた米国ジョーカー大統領の思惑もあったからだ。
そこへ、荒垣健防衛大臣の特命直轄チームに驚愕の一報がもたらされる。それは──大怪獣プルサガリの弱点が新型コロナウイルスであると!
※カクヨムにて同名の作品を連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 15:24:44
3612文字
会話率:21%
「俺との才能の差に絶望することもあるだろうが、まあ嫉妬するのは許してやろう」
デスゲームを生き残った最強の能力者、剣崎帝人けんざきていとが普通科の学園で暴れ回る!
学校の不良どもを圧倒したり、校舎に現れた武装集団を圧倒的な強さでねじ伏せ
ていく。
挑発的な態度をとり、周りから悪い注目を浴びてしまう帝人だが、それには目的があって……?
そして帝人は狙い通り次のデスゲームに参加させられる。しかしーー。
「ほう、時を止める能力か。ーー何を驚いている。時が止まるよりも速く俺が加速出来るだけだ」
「話にならんな。貴様ら全員でかかってこい」
帝人の目的は一つ、デスゲームを犠牲者も出さずに終わらせることだ。
圧倒的な強さで彼らをねじ伏せる痛快俺TUEEEバトル、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 15:59:10
11097文字
会話率:47%
高校生の主人公、花田祐樹は学校のホームルーム中に、学級ごと勇者召喚されてしまった。
その先で魔王の脅威や勇者の能力、帰る方法などを聞かされ委員長である藤本勇は引き受けてしまう、それに祐樹は待ったをかけて、学級の戦えない人の保護を頼んだら
。
兵士に殺されてしまった!
だけど祐樹は幽霊になっており、見られず、聞こえず、触れない状態になる。
何もできないがせっかくだからと幽霊な不便で便利な体でいろんなものを見て回る、そうしてクラスメイトの秘密や呼び出した王国の秘密を見てしまい。
無力な幽霊でありながら異世界を暗躍する。
ストックがないため不定期更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 10:00:00
6762文字
会話率:26%
死にたい俺の目の前に現れた吸血鬼の王女、蓮羽真霜(はすばね ましも)
何でも今から残酷な吸血鬼の歴史を始めるべくその第1の犠牲者として俺が……
え?死にたいと思ってる奴を殺しても意味が無い?
え?俺が生きる希望を持てるように協力し
てやる?
え?勝手に死なないように側にいて見張っておいてやる?
そんなこんなで、俺と美少女吸血鬼の同居生活が始まったのだった。
……いや、どうしてこうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 12:40:46
1523文字
会話率:14%
2200年人類は進歩した科学と多大な犠牲者を出しながら新たに発見されたエネルギー、【魔力】の発見により、人類は生活圏を地球だけではなく宇宙へと移そうとしていた。
そんな人類最盛期の最中一つの問題が浮上する。
それはある日突然と姿を消す行
方不明者が急増したのだ。
果たして何故人は消えてしまうのだろう。消えた彼らの行きつく先は何処へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 00:21:43
9604文字
会話率:53%
突然、各地に「鬼」が出没するようになり、年間万単位の犠牲者が出るようになった平行世界の日本。
政府は鬼に対抗する為に、警察・自衛隊からの出向者による特殊部隊「鬼類災害特務隊」を組織したが……あまり成果は出ているとは言えない状況だった。
これ
は、その「鬼類災害特務隊」の活躍……ではなく、特務隊の顧問に選ばれた……早い話が変な人達の物語である。
元々はショートショートでしたが、続篇を希望される感想が有ったので、見切り発車してみました。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 15:02:11
14519文字
会話率:67%
なんでこんなことになってしまったんだろうか。
どこで間違ってしまったんだろうか。
ずっとずっと、あの日からずっとそんなことばかり考えている。
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…………
………
サクリファイスーーーそれは『皆が笑って暮らせる理想の社会』を築くために、誰かが裁かなければいけない法で裁けぬ悪を人知れず討つ犠牲者たち。
そんなサクリファイスの暗殺者である白崎悠は、成瀬悠斗という偽名を名乗ってどこにでもいる普通の高校生を演じていた。
まるでループに入ったかのような似通った平穏な日々も気づけば一年が過ぎ、彼は二年生へと進級する。
学年が上がったからと言って特に何が変わるわけでもない。
そう思っていた彼だがその日、一人の少女と再会することでその平凡な日々は一変する。
「きゃっ!?」
それはまるで使い古された、手あかのついた小説のワンシーン。
「助けていただき本当にありがとうござました!」
巻き込まれるようにして彼が助けた榊原美羽と名乗るその少女は、彼にとって決して忘れることのできない罪の象徴とも言うべき相手で……
ーーー自身の過去を悔い、その手を血に染めた少年の運命が今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 18:00:00
185411文字
会話率:55%