地図にも載っていない辺境の地、紫の魔力風が吹く小さな山間の国。
その閉鎖的な国には、こんな不可思議なしきたりが伝わっていた。
「王家の血筋を引く者は、十六歳の誕生日に旅に出なくてはいけない」
隣町で雇った護衛と共に、王女レインは嫌々ながら旅
に出る。
※この小説は「カクヨム」様にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 19:17:57
25521文字
会話率:52%
去年のクリスマスに、私の最愛の人は死んだ。
国からの理不尽な依頼で、あっけなく命を落とした。
身内が亡くなった翌年のクリスマスイヴには、夜通しパーティーを開いて騒ぎ明かすのが、しきたり。
今年は、あなたと共にグラスを傾ける。皆で、あなたのこ
とを想う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 21:41:01
4600文字
会話率:4%
風祭葵はかわいい男の娘。家のしきたりで女装をしていたのだけど……幼い頃からの経験で、女装を当たり前のように受け入れていた。
そんな彼(?)に恋する女の子が現れる。
「私の魅力であなたを男として目覚めさせてあげる!」
あの手この手で迫
られて、甘い誘惑までされて……
果たして、奇妙な男の娘の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 00:00:00
211992文字
会話率:55%
人間の世界へ行った人魚姫は、甘いマスクの王子に一目惚れしてしまいました。
しかし人魚のしきたりで、次に会うことは適いません。
そこで通るという、王子の乗る船を探すが・・・
王子、クズでした。
最終更新:2017-12-03 17:50:40
7654文字
会話率:22%
優夏が住む十六町(旧十六村)では、まだ昔のしきたりが残っている。
『十六晩』という十六歳の男女が、晩ご飯を十六日間二人で食べるというものだ。
そして優夏の相手は……。
第191回コバルト短編小説新人賞で「もう一歩」に残った作品です。
最終更新:2017-12-01 20:59:30
8039文字
会話率:43%
帝国暦004。王国という古いしきたりは新たにアグニカ帝国に統一された時代の中で未だに帝国の頂点に君臨するマルクス宰相のやり方に意義を唱える反乱軍が侵攻。
青髪を後ろに纏めるレグナス・ハートは24歳でありながらも帝国取締部隊の筆頭隊員とし
てレーナという紫色の髪を綺麗に伸ばした女性と共に相棒として約4年間戦場を駆け抜けていく。
そして、ある日に上層部からアグニカ帝国軍事学校で新たに作られた0組の教官としての任命を嫌々ながらも引き受ける事になる。
そうした中で0組に入学してきた3人の生徒に武術としての基礎を教えていく最中にマルクス宰相に深い執念と殺意を持った謎の組織が表だって動き出す。
事件の中で調査をしていく帝国特案部隊のクロノとミューそして帝国の治安を守る取締部隊のメーデンが動き出す一方でレグナスはこの事態を重く受け止めながらも、生徒達を無事に卒業させるように見届けていく決意をするが……
その思いとは別に闇を募らせる青年はやがて裏の道に足を踏み入れていく。
二度と戻る事の無い破壊の道へと……
どこか尖った性格でありながらも優しさを兼ね備えるツンデレのレグナスと小悪魔乙女として無邪気に振る舞い中で密かに彼を想うレーナが織り成すバトルファンタジーが今動き出す。
※更新は毎週月~金、13時~14時の間。完結までやっていきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-15 13:49:59
215471文字
会話率:48%
俺、御厨武(みくりや たけし)はビルが建ち並ぶ現代の都会とは別世界のような村に住んでいた。百人程度しか暮らしていない村のしきたり、ご法度なるものが存在し、遊びに夢中になってる際にうっかり破ってしまった。
「ヤマゴヤには近づくな」
口を揃えて
村人が言い伝えるその理由とは。
そして、ヤマゴヤの中の正体とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-15 21:02:15
2110文字
会話率:57%
村に定められたしきたり。
『村の教会に一人、必ず神様の使いを置いておくこと。使いは女でなければならず、また絶対に教会の外に出てはならない』
これは
僕から見た彼女を、
私から見た彼を書いた物語。
最終更新:2017-05-30 10:14:09
1448文字
会話率:34%
鳥の翼を持つ人々、翼族。自らの翼と、空に属することとに強い誇りを抱く種族だ。
翼族の国の皇太子という立場に生まれてきた少年カイと、その補佐官となるべく生まれてきた無翼の少年神官ハル。二人は十三歳になり、翼族のしきたりでは成人を迎えた。
翼族の子供は、成人するまで自由に翼を使うことを許されていないが、カイは、自分が自由に翼を使えるようになって、初めて「ハルに翼がない」ことの真の意味を理解する。それまで自分と同じように育ってきた幼馴染が、「無翼の翼族」であることの厳しさと向かい合って生きていかなければならないと悟り胸を痛めるカイ。何とかしてハルに翼を与えることができないかと考えるようになる。
ある時、かつて砂漠に栄えたという無翼の人々の都の跡に、人工の「翼」が残されているかもしれないと知ったカイは、ハルを丸め込み、共に国を抜け出して、砂漠の廃墟を目指す冒険の旅に出る。
しかし、実はその旅は、権威ある二人を利用し国に内乱を引き起こすべく、ある陰謀者が巧妙に仕組んだ罠だった。
【この作品は「カクヨム」にも掲載しています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 22:41:12
191016文字
会話率:45%
その孤島には、神が住まうという。
しきたりを守り奉れば守神に、破れば祟神へと姿を変える、とても美しい神が。
漁師になったばかりの少年と、海の神・山吹姫神とのちょっぴり切ないお話。
最終更新:2017-04-25 17:09:31
2968文字
会話率:25%
探求心以外平凡な少年イニスは村のしきたりで召喚士に必要不可欠な精霊を召喚するが現れたのはどの文献を見ても載っていない謎に包まれた異形の存在だった。
人間と召喚獣が織りなすバトルファンタジー
最終更新:2017-02-01 02:02:37
2268文字
会話率:60%
國與女大学囲碁部の顧問である佐藤は、文化部棟の戸締り確認をしている際に、見てはいけないものを「百人一首部」で見てしまった。それは、日本を牛耳る伊集院財閥の一人娘、伊集院静の着替え途中の姿であった。
『肌を見せて良いのは夫だけ』というしきた
りがある伊集院家。伊集院静の父である伊集院龍三は、結婚を佐藤に迫る。もしくは東京湾に沈むか……。
そんなピンチに追い込まれた佐藤に救いの手を差し出したのは、伊集院静だった。「まだ、学生の身分でありますので、結婚は如何なものかと……。まずは、婚約者からお願い致します」
「え? なんでそうなる~」
五十鈴スミレ様の『決められた婚約者企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 00:00:32
31060文字
会話率:38%
グリム童話でお馴染みの赤ずきん。
そのおはなしのずっとあとの話。
やんちゃな狼の女の子と、一人の人間。
最終更新:2016-10-30 08:40:12
599文字
会話率:7%
村人である"僕"は16才になるまで何気ない日常を生きていた。ただし小さい頃から村の中で違和感を覚えていたことがいくつかあった。16才になり、"僕"は今までの違和感の正体が村でずっと行われてるあるしきた
りが原因だということを知る。"僕"はそれから理不尽なしきたりの中で容赦なく振り回されながら日常を送ることとなる。なすすべもない大きいものの中で村人が必死に生きていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 16:44:08
25019文字
会話率:28%
コーカソイドのような色素の薄さを持って生まれたクオーターの碧(あお)は、伯父に襲われ階段から足を踏み外した拍子に異世界へと迷い込む。厳しい太陽に晒されるこの国では色素の薄い人間を「月の使い」と呼ばわり保護するしきたりであったが、彼女を拾った
のは強欲な商人だった。商人に法外な値段で貴族に売られた碧は、余計なことを話さないようにと喉を焼かれて王へと献上される。離宮へと入れられ鬱屈とした日々を送る碧だったが、ある日「王の密偵」を名乗る気さくな男が現れて……。
※個人サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 00:00:00
55330文字
会話率:32%
戦後民主主義が進む中で、未だ旧弊がはびこる小さな村、美千はその村に嫁いできて十五年になるが、夫の徳治との間に子どもはない。
この村には「里返し」と呼ばれる、結婚して何年も子どもを産めないとなると半ば強制的に実家に送り返されるという古くからの
悪習があり、美千は不安を覚えながら過ごしている。
ある日、近所で仲の良い富貴が、「里返し」のしきたりに則り実家に帰される。漠然とした不安は現実のものとなり、美千の不安は深まるのだが、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 21:18:15
43703文字
会話率:42%
舞台はとある世界のジークバリアという名の島。
実家のしきたりによって修行の旅に出た剣士の少年アスパーンと、お目付け役の森妖精シルファーンの、四つ目のエピソードです。
【THIRD CASE】で共闘した七人に加え、『踊る林檎亭』所属のメンバー
、イルミナ・ルースヒルトとルイゾン・ファン・グーデンベルグを加えた九名による遺跡探索ミッションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 02:39:38
151052文字
会話率:34%
ここはヨーロッパでも古いしきたりが残る国、ブレンデル王国。
フェリル男爵家の領地は狭いものの、酪農が盛んでのんびりとした穏やかな土地だった。
しかしいつの頃からか雨が降るのに植物が枯れ、酪農も出来なくなってしまう。
男爵は苦悩の末
に隣の領地に領民を避難させ、王都で領地を復活させる方法を調べようとするも別の災難に巻き込まれてしまい……。
田舎者の男爵令嬢マーチェが王都のイケメン貴族と共に謎に立ち向かう怪談絡みのファンタジー。
※ブレンデル王国は架空の国です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-13 13:00:00
4322文字
会話率:38%
白亜村に住む結子。毎日しきたりでうんざりしていたが、十六歳になるとき生活がいっぺんする。帝からの呼び出し。兄のように慕っていた幼馴染の深との関係。結子の家系の謎が今明かされる。
最終更新:2016-07-08 15:33:09
22917文字
会話率:49%
海辺の町で起こった、小さな出来事。それは波間に消え、土に埋もれ、秘密は守られていく。
最終更新:2016-05-09 20:42:59
13454文字
会話率:9%