南北分立世界ファイファトは、魔族と人類が共生し、混沌と生命の守護者『暗黒竜』を奉じる世界。
遠い昔、世界を管理する守護者の一翼、光明竜が破壊の異形群『光輝獣』を生み出したことで、未曽有の争乱が始まる。
魔族と人類は生存圏の多くを奪われたが、
光輝獣から大地を奪還すべく、長い時間を掛けて戦い続けてきた。
異形の怪物群へ挑むのは命知らずな冒険者達。金のため、名声のため、様々な理由から戦士は集い、今日も戦う。
他者から魔力を吸収して保有できる魔族傍系種『淫華族』で、クラス『サムライ』の若手冒険者ユキは、やや御人好しで損をするタイプ。
冒険者全般の風潮に馴染めず、単独で行動する日々が続いていた。
そんなある時、二人組の冒険者と出会い暫定的なパーティーを組むことになるが、彼等と過ごす日々は思わぬ大事件へと繋がっていく。
実力こそが己の価値の全てを決める。立身出世の最難関で最短距離を、直向きに突き進む冒険者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 19:09:27
24520文字
会話率:28%
世界は仮初の平和を謳歌していました。
多くの嘘と多くの血と屍で作られた偽りの世界で。
人々は知らない。
この世界がもうすぐ終わることを。
血の呪いに縛られた少女は、そんな世界でただ一人を待ち続けた……。
三百年もの気が遠くなる長い時間を
。
彼女が待ち続けたのは、かつて神さまと呼ばれた人間。
二人の出逢いがもたらすのは、世界の終焉か、それとも救済か。
これは神さまといわれる存在を失い、終わりゆく世界のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 07:15:06
104061文字
会話率:32%
水面に泡が浮上するように覚醒する。どうやら異世界の知識を持ったまま転生したらしい。
世界観や様々な物は知識として持っているものの、前世を生きていたはずの記憶はこれっぽっちも残っていない。
リズレット・レスターはレスター辺境伯爵家の長女だ。異
世界の知識を持つリズレットは娯楽がろくにない世界で暇を持て余していた。
赤子なので当然ではあるもののそれは長い時間との戦いだ。時間を有意義に楽しく過ごしたい。その思いがリズレットを突き動かす原点となった。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 18:00:00
53557文字
会話率:34%
記憶も姿もそのまま生まれ変わってしまう。
既に7回目の主人公。
始まりは遙か遠い昔
まだ今の人間が確立されるよりも前の事。
長い時間の未練が消えれば
この姿を変えることも出来るのだろうか?
ポケクリでは既に完結した作品を加筆修正する予定
です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 23:24:44
200文字
会話率:0%
主人公が悪役令嬢に一目惚れ?してお悩み解決していくお話。行き先不明の見切り発車、長い時間止まることもある自転車操業。歩いていたら、こんなの書いてみたいなと思いついたものです。
では、よろしくお願いします。
最終更新:2019-11-16 23:08:42
694文字
会話率:0%
豪商、大地主がお大尽なんて呼ばれて、そこの石畳を闊歩してた残り香が未だまだ漂って、午ひる下りになれば、お天道さんが傾くのとは逆に通りばかりか路地まで花街の色香が、ジトッと湧いて時分の話さ。初めて耳にしたときは、どこぞアタマの温あったかくな
った女の拵えばなしだとみんな思ったね。
家路へと歩き出すと、気配だけが二間と離れずに付いてくる。虫食いの明かりばかりの闇夜の道で、振り返らなくてもおとこの履き古して抜けた白いズボンから形の良いお尻が小気味よく左右に揺れているのは、わかっている。
翌朝、すぐに、そいつが鼻腔を擽ったくすぐったんだ。「お粥たいたから、食べようか」
鍋の蓋を開けると、開けるまでじっと中に潜んでいた蜂蜜の匂いが白い湯気と一緒になって四角い部屋の天井までを一気に包み込む。既におとこが用意してくれた茶碗と汁椀それぞれが湯気で綿帽子かぶったみたいになってちゃぶ台に並んでいた。熱いだろうからと、持ちやすいほうの汁椀を渡され、箸を入れる間髪もいらぬまま汁をすするように粥は腹に落ちていく。一息でなく、ゆっくり長い時間がかかっているのに、息をつかぬ長いときが挟まっても苦しくなることはない。水の生き物が故郷の海に戻った安堵感に抱かれた静かさのまま、経っていく。こんなにも鼻腔は蜂蜜の匂いで蓋をされているのに、お椀の中には白い米粒より見当たるものはない。
「米と小鍋、勝手に使ったよ」
三口で先に啜りすすり終えたおとこを見て、よくもこんなに熱いお粥を三口で啜れるものね、と思った。なにか言わなきゃと思ったが、一番に気になることに話が及ぶのが怖くて、二番目に気になることを聞いた。
「何が入ってるの、なんでこんな特別な味がするの」
おとこはそれには答えず、女が食べ終わるまで待って鍋と二つの椀を洗い始める。
「いずれ分かるさ」水の音に紛れていたが、振り返らずにそう言った。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 09:25:24
5777文字
会話率:36%
拓海と真琴は幼稚園から大学まで一緒の学校に通う、幼馴染みの腐れ縁だ。そんなふたりがカフェでお茶を楽しんでいたところ、真琴が拓海をからかう為に言い放ったお題。『もしふたりが付き合ったら拓海は何をしたいか?』だがふたりはそれなりに長い時間を共に
してきた訳で――。ただダラダラ話す幼馴染みふたりのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 00:05:07
5740文字
会話率:66%
世界は魔王による侵略により脅威にさらされていた。
そんな絶望的な状況の中で人々や亜人族を助けたのが
神が神域より使わした使者である勇者だった。
その力は絶大で瞬く間に世界を救った。
そんな大戦を神話大戦として語り継ぐほどの長い時間が経った。
現在では魔術と機械が発展した世界になり生活が激変していた。
魔法と機械の融合したものこれを魔導兵器という
人の天敵など存在しない世界...
天敵は天敵が天敵となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 02:38:30
1774文字
会話率:42%
何処か遠い世界。魔法や幻想が親しき隣人として生命と寄り添う世界。
その世界のとある森の奥深く。そこで住む魔女が1人。
只の人間なら2・3回は寿命を迎えるような長い時間1人だった魔女はその生活に若干の寂しさを感じていました。
森の主に良い子良
い子し、投げた小石がドラゴンにぶつかり知らない振りをする。森を散策して薬草採取して劇薬毒薬ポイズン作り。それにも飽きた今日この頃。―――魔女さんは1人の薄汚れた子供を拾いました。
その子は奴隷でした。魔女はその子を育てようと決めました。
魔女さん「……あれ? 私いつの間にかこの子抜きで生活出来なくなってない?」
奴隷ちゃん「気の所為です。はい魔女様。今日のおやつですよ」
魔女さん「わーい」
これはそんなお話し。
―――では皆様、他の魔女のお歴々よ。魔女集会で会いましょう―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 08:00:00
83069文字
会話率:54%
自分が永遠に生き続ける理由を探し、夢を観る。
夢を観ることを何度も繰り返し、幽霊の少女と出会ったあの日を思い出す。
日常から非日常への扉が開かれた時、変化が起きる。
ひと夏の思い出。
短くも長い時間が今刻まれる。
最終更新:2019-09-04 00:49:48
823文字
会話率:4%
自動車盗の事件を起こし、刑務所に入る事に成った健二。
健二には翠と言う恋人がいた。
有る日、翠が刑務所に面会に来て別れを告げる。
出所するまで待って居ると言う約束を、一方的に破棄にした翠を健二は恨むようになる。
恨みを抱きながら刑期
を務めるのは、健二にとって途方もなく長い時間だった。
時々来る友人からの便りで翠の近況を知る健二。
自分の事をボロ雑巾の様に捨てたくせに、自分の友人と連絡を取り有って居る翠の心境が健二には理解できない。
しかし、健二にとって翠の存在は大きく、何とか関係を修復できないものかと手紙を書き続ける。
二年間の受刑生活で、事件への後悔と、翠への未練で揺れる健二の心の葛藤を書いて見ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 23:20:20
171191文字
会話率:30%
ヒソカ
その席は今、
三人の男によって、
密かに占領されている。
✳︎✳︎✳︎
大学生の私、涼(りょう)は、付き合っていた恋人に振られてから、ここ喫茶『白雪』でアルバイトをしている。この喫茶店にはコーヒー1杯で、窓際のボックス
席を、長い時間占領する客がいる。本好きの斎藤さん、こわもての勝さん、受験生の竹林くんの三人だ。三人の秘められたもの。密かなもの。
✳︎✳︎✳︎
こちらは、家紋 武範さま主催の「看板短編企画」参加作品です。読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 16:18:33
9550文字
会話率:37%
※恐らくページに飛んで読んだ方が以下の文は読みやすいです。
幾千年も昔。神と人との縁が未だ深かった頃。
突如として魔族が神界へと進軍を開始した。
神々はこれを宣戦布告とし、人に魔族の討伐を命じた。
戦いは熾烈を極め、人。神。魔族。種族を問わ
ず多くの血が流れた。
戦争は勝者無く終わりを告げた。戦えるものが誰もいなくなったからである。
戦争が終わったあとも傷跡は世界に残り続けた。戦争で使用された武器たちである。彼らは『聖剣』や『魔剣』と呼ばれ、幾千年たった今でも強い力を持っている。
復興までの長い時間の中で彼らは、畏怖の対象としてまつろわれ、あるいは人知れぬ洞窟の奥で眠りについたりした。
いつか彼らが全て目覚めるような事があれば、今度こそ世界が終わるかも知れない。
「ねぇユリ姉。この話って本当なの?」
齢6歳位の黒い髪の少年が不思議そうな顔をする。
その少年を抱えていた青い髪の女性が柔らかい笑みを浮かべる。
「えぇ、本当よ」
「すげー! 俺も聖剣を手に入れたら父さんみたいに魔物を倒せるようになるかな!?」
少年はそのビー玉のような瞳を輝かせながら女性に問いかける。
「どうかしら、剣を振るならもうちょっと背を伸ばさないとね」
ふふっと女性は笑う。
『おーい、メシだぞー!』
「ご飯だ! じゃあねユリ姉!」
「ええ、またね」
「うん!」
バタン。扉が勢いよく閉まる音がしてから、1人となった女性が口を開く。
「きっとまた戦争は起こるでしょう。でもせめて、せめて子供たちが成長するまではーー」
この平穏が続いて欲しい。そう思うのは一人の人間には大き過ぎる願いだろうか。
いや、願うだけでは駄目だ。行動しなくては。あの子達の未来を守るためなら、私はーー
「ーー魔剣の力だってこの身に宿してみせる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 07:29:35
11111文字
会話率:36%
遠い昔<再起動>と呼ばれる災害があった。大地は隆起して山脈となり、それまでの人類の発展をリセットするかのように惑星は姿を変え、大型の都市だけが点在する歪な世界が出来上がった。以来長い時間が経ったが、都市の外の開拓は一向に進んでいない。辛うじ
て残っていたインフラは老朽化し人々の繋がりは途絶えようとしている。それでも人々は再びこの星を開拓し、もう一度繋がりを持とうとしていた。
危険な都市間の輸送任務を請け負って生活する男「ポスター・アクロイド」は、記憶を失ったサイボーグ「ウィリス」との出会いをきっかけに、かつての人類が敷いていたというテクノロジー「インターネット」の再構築を目指すことなるのだった。
Twitterで報告などしています。/脳内企画@demiplannner折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 18:46:04
21410文字
会話率:24%
記憶喪失って自分じゃわからないよね。
誰かから質問されて、それに答えられなくて、始めてわからないとことがわからないってわかるんだ。
だから、人との会話は大切で、忘れたくないことを覚えておくために人はコミュニケーションを取って、何回も復唱する
ことによってその単語や意味を覚えていく。
だけど思い出は別物、その事象は何回も起こらなくて一瞬で過ぎていってしまう。
その一瞬を全部は覚えることはできない。
だが時間を共にした人と過去の話をするとその話をきっかけに思い出が蘇ることがある。
だけどもし、時間を共にした人がいなかったら?
何も思い出せないまま、答え合わせをできないまま生きていくしかない。
そして記憶を失った人が長い時間生きたら人格はどうなってしまうんでしょうね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 23:29:29
3331文字
会話率:42%
書物を書くときの長い時間との戦い
最終更新:2019-06-05 17:38:51
252文字
会話率:0%
遡ること数億年ほど昔、天の川銀河を周回する太陽は巨大な星間分子雲を通り過ぎた。太陽系が星間分子雲を通り過ぎると巨大な雲の重力が影響を及ぼし、いちばん外側の微惑星が動き始めた。微惑星は彗星となり、長い時間をかけて別の恒星系に到達すると、惑星
のひとつに衝突することとなった。その惑星の生命の源である胞子のいくつかが衝突の衝撃により吹き飛ばされ、宇宙に飛び出してしまった。
時は現代になり、地球では世界経済が疲弊する中、軍事的な緊張が高まるのは避けられないことであり、疑心暗鬼となった大人たちの憎悪が渦巻いていた。オランダ北部ベームスター干拓地も例外ではなく、新たに配備されたミサイルによって、火薬庫のひとつになろうとしていた。
ベームスター干拓地は草原が広がる静かな土地であり、ミサイルの配備さえ無ければ世界情勢に無縁な静かな土地であり、穏やかな住民たちが暮らしていた。セリア・ケイとサラ・ケイの姉妹は、その住人であった。
ある日、妹のサラは宇宙から流れて来た胞子から発芽した生き物と出会うことになる。その生き物は多くの伝説や神話の中でのみ語り継がれており、フェアリーと呼ばれていた。
サラとフェアリーは、フェアリーリングを通した遊びに夢中になるが、大人たちの疑心暗鬼に巻き込まれてしまう。世界に渦巻く憎悪は、フェアリーリングから招かざる侵入者を呼び込み、ベームスター干拓地ドラゴン事件を引き起こす。
やがてフェアリーリングから様々な侵入者を呼び込む事態となり、人類との戦いに発展していく。ところが、迎え撃つ人類側は慢心により逐次の戦力投入となっていたため、事態の収拾に程遠い状態のまま時間だけが流れていった。
フェアリーリングからの侵入者たちは、オランダを蹂躙し、ベルギー、フランスへと急速に拡散していった。人々が戦いから逃れるための避難の開始は、姉のセリアの逃避行の始まりでもあった。
「ドラゴンリング」の10年前の物語です。
本作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。また、世界観設定、時代考証、生物考証、軍事考証などは正確ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 06:00:00
182482文字
会話率:17%
君に聞こう、欲を持つことはいいことなのだろうか?
君に聞こう、ヒトを言葉で縛っていいことなのだろうか?
君に聞こう、無数の罰を背負うことはいいことなのだろうか?
確かに、いいことなのかもしれない。
自分の意思を証明している一つでもあるのだ
から。
けれど、欲に溺れてしまったらそこに何があるのか、怖くはないか?
縛られて動けなくなるのも、罰を背負った背中が醜いことが怖くはないのか?
私は知っている、あの扉を、彼らの秘密の物語を。
けれど、我らは同じ道を歩けない。
人ではないから。
愛している、嫉妬している、嫌っている。様々な心が揺れる。
私は、欲深い。
私は、恐れている。
私は、愛している。
我らは鬼神。
長い時間を見渡して、愚かで愛しい人を理性なき心で喰らい尽くす梅の木。
永遠という名の歴史を駆け抜け、人生という名の歴史を食らう歌。
兆の年月日を超え、兆を超える敵を切り裂く刃。
鬼の中でも高貴なる血と力を持つ鬼神族
そなたの魂を食らうことが許されるのならば我らの魂もまた、そなたたちのものと化すだろう。
そう、人の子のものに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 23:13:24
82565文字
会話率:23%
微動だにせず横たわるその少女の傍で返答が無いにもかかわらず語り掛ける少女の親がいた。
ベッドに横たわる彼女の目には明る過ぎて視界に靄がかかり辛うじて天井が見えるようなそんな世界。
あれから六年意識が有りながら長い時間が経っている。
彼女はそ
の苦痛から逃れるために人格や感情を心の奥底に押し込めている。
そして彼女は擬似的な睡眠をしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 04:00:00
14492文字
会話率:17%
家族も、友達も、知り合いもいなく、自分のことすらもよく知らない魔法使いのお話。
『魔法』で何でも出来るが、ずっと独りぼっちだった魔法使いは『人』を求めて旅に出た。
旅先で人と触れ合い、喜び、助け、疲れ、傷ついた魔法使いは、それでも旅を続
ける。
普通の『人』とは違う事に悩み、時には諦めかけることもあった。
長い長い時間を経て、魔法使いはとある場所へと導かれるように辿り着く。
独りぼっちだった魔法使いが最後に出した『答え』は・・・・。
とある島に伝わる、昔むかしの物語。
これは、『序章』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 02:00:44
17406文字
会話率:20%