早坂明(はやさかあきら)は、全てを妥協して生きてきた男。そんな彼は、とある事情で命を落とし、気が付けば地獄に落ちていた。そこで、閻魔大王から転生を言い渡される。
そうして、記憶を引き継いだまま異世界に生を受けたアキラは、ウィーニッシュと言う
名で生きてゆくことになる。
転生した異世界には、全ての人が生まれながらにして共生するバディと呼ばれる生物や魔法が存在しており、ウィーニッシュも少しずつ受け入れながら生活していた。
そうして、ウィーニッシュが5歳の誕生日を迎えた日、彼は地獄に突き落とされることになるのだった。
<更新のお休みスケジュール>
定休日:水、土曜日
※諸事情で定休日を変更する場合や追加でお休みする場合は、
活動報告で連絡します!
『カクヨム』にて、同日更新実施中!(2020年12月1日~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 13:00:00
766593文字
会話率:29%
青年は 産み落とされる
それは誰の仕業か、神の御技か、人の宿命か
ただ、生来の悪の物語
最終更新:2022-03-02 08:23:46
6249文字
会話率:8%
領地のために結婚をする、というよりも領地の主たる農業を領民と一緒に行いたいと思い、そのように働いていたエーファ。
その姿は生き生きとしており、見る人が見れば可愛らしいくわを持つ御令嬢であった。
そしてその姿を見た王子様。案の定、エ
ーファに一目惚れをし外堀を埋めるがうまく行かず。
本人からの助言で正攻法で攻め、絆され、落とされる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 06:00:00
13736文字
会話率:65%
少女は奏でる。
音楽をこよなく愛する高校生、加撫心音(かなでこと)は、音に溢れた日々を送っていた。
そんなある日、前触れもなく、突如として見知らぬ地へ落とされる。
生活の中に魔法があるその世界で、生き抜く術を考えながら、元の世界に帰る手段
を模索する。
唯一の特技である音楽が、世界の在り方にどう影響を与えていくのか。
のんびりまったり、時に一生懸命!
少女は精霊(ルフ)と共に今を謳歌する。
これは少女が奏でる、小さな協奏曲《コンチェルティーノ》。
「でもまっ、何とかなるでしょ!」
毎週火曜日更新です!
作者マイページから飛べるツイッターに、作中登場曲の演奏動画を載せています♪
作品を楽しむスパイスになれば嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 21:01:54
649626文字
会話率:37%
聖王妃の印をもって生まれたアンドレア。
7才にして、王族の3人の王子から次期国王となる夫に選んだのは第二王子のローレンス。
しかし、ローレンスとの仲は、離れていくばかり。
王としての執務は優秀にこなすが愛人を囲い、アンドレアを見向きもしない
ローレンス。
その二人の仲につけ込み第一王子が異国出身の皇太后の力を借りて王位略奪のクーデターを起こす。
異国から持ち込んだ神を国教とすべく皇太后の軍勢で城は落とされる。
アンドレアは、自身の騎士レナードに命じてローレンスと第三王子のリオンを逃がし生涯を終えた・・・はずだった。
最後に願ったのは、『もう一度やりなおせるのなら─────』
そして、同じ願いはアンドレアを慕う男たちも同じだった。
神にもらったやり直しの機会アンドレアは今度こそ愛し愛されて国を導きたいと奮闘する。
※R15は念のため。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 14:00:00
21692文字
会話率:15%
ある日、カイルは幼なじみで結成されたSランクパーティー【幻影の集い】から無能という理由で追放されてしまう。カイルは潔くパーティーを去ろうとするが、パーティーメンバーに捕らえられて、明日自分が殺されることを知る。
追放の前日、捕らえられた
カイルを幼なじみが順番に拷問していく。
精神的攻撃、肉体損傷、そして金銭の略奪と今まで幼なじみとの関係からは想像もできないほどの苦痛を与えられ、当日ダンジョン38階層にある処刑所【奈落崩落】と呼ばれる大穴の前へと連れてこられる。
パーティーリーダーのイルアはカイルを穴へ突き落す前に言った。
「おまえのことは忘れない。生き延びても必ず始末する」
その時、カイルはパーティーメンバーが自分にしたことは絶対に忘れずに必ず復讐すると誓った。失意の中、カイルは穴の底へと落とされるが、底にいた大聖女ソフィーの回復魔術により一命をとりとめる。そして、ソフィーもまたパーティーから追放されたと知ったカイルは一緒に底から這いあがろうと決意する。カイルの無能と言われていたスキル【忘却】は実はモンスターの特殊スキルを習得することもできる力で、ソフィーとともにダンジョン内を無双していく。
一方、カイルを追放した【幻影の集い】はカイルがいなくなったことで今まで当たり前にできていたことができなくなり、分裂していく。
二日後、ダンジョンから脱出できた二人は【幻影の集い】のメンバーに復讐していく。
これはカイルの復讐譚。
――なあ? おまえら覚悟はできているか?
※ところどころグロテスクな描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 20:30:53
23460文字
会話率:46%
様々な事情で高校入学を機会にルームシェアをすることになった櫻沢華恋と如月凛。ほとんど初対面でルームシェアをすることになったが、持ち前の明るさとコミュ力で接する華恋と、なんでも受け入れる優しさを持つ凛の性格で特に問題はなくなじむことができた。
しかし、容姿端麗で文武両道、家事をほとんど完璧にこなす凛と過ごすうちに華恋は友情以上の感情を持つようになる。凛からも好意を寄せられていることを知り喜んでいたが、それはあくまでも友情としての好意と知って天国から地獄に落とされるような絶望を味わった。そこで、華恋はヘタレながらも凛と恋人になるために奮闘する。いつしか友情的な意味での好きではなく、恋愛的な意味での好きと言わせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 22:51:11
520文字
会話率:50%
地上を魔獣に支配された世界アルゼン。人間は点在する結界都市国家に住み、魔力を駆使する騎士が都市周囲の猟地で魔獣を狩猟し、平民はそれに仕える武断社会だった。
都市の一つリューゼリオンで名門騎士家に生まれるも魔力に目覚めなかったレキウスは、
使用人扱いである文官に落とされる。押し付けられた書庫の目録作り中、彼は大昔の知識『錬金術』に出会う。
魔術以前に存在していた劣った農業文明の知識で、その当時ですら詐欺の代名詞である錬金術。だが文官として平民職人たちと接していた彼は、その知識の中に真実が含まれることに気が付き、独自に研究を始めていた。
そんなある日、レキウスは年下の幼馴染で騎士学院エリート学生であるリーディア姫に呼び出される。リーディアはレキウスに自分の婚約者候補を見繕えという突拍子もない命令を下す。
文官(右筆)業務から逸脱する仕事に困惑するも、彼は持ち前の分析力で政治状況や狩猟動向を分析、彼女の真意を探っていく。
彼がたどり着いた結論はリーディアの命令の裏にある、はるかに深刻な問題だった……。
「錬金術は鉛を金に変えることはできない、だけど……」
©2019 のらふくろう
2019年9月21日:第一章『閑職文官の副業』完了しました。
2019年11月18日:第二章『進級試験』完了しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 18:00:00
689237文字
会話率:47%
「もう、お前は、用済みだ。」
王国ギルドに新人剣士として、入ってきた『アトリア・アルファード(17)』は、初めて誘われたパーティーのリーダーの能力(スキル)『強奪』により、聖剣フェニックスの特別能力(スぺシャルスキル)を奪われ、用済みとな
った。そして、神でも這い上がってこれないとされる奈落『タルタロス』に突き落とさるが、なんとか一命をとりとめる。そして、タルタロスの中にいる魔獣に目を付けられ、一斉に襲われるが、持ち前の戦闘センスで、魔獣を倒し、従えるようになる。すると、目の前にこの絶壁よりもはるかに大きい巨人が現れ、そいつは自分を『ギガンテス』と名乗り、真に神を超える存在だと語る。ギガンテスは、アトリアを気に入り、自分の力を継承させる。ギガンテスは言った力は、いつでも自分の味方だと……。
こうしてアトリアは、タルタロスを抜け出し、森をさまよう。すると瀕死のハーフエルフが、森に倒れていて、魔族にトドメを刺されそうになっていたが、アトリアが助ける。状況を聞くと、ハーフエルフは、ワケあって、魔王に追われていて、もうすぐ魔王が、この国に来るらしい。
(この俺の力を試してみるのにちょうどいい)
「あの、聖剣は‼」
「そんなものいらん。全ては、この拳でねじ伏せる」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 07:00:00
2802文字
会話率:68%
霊力のある世界。
高間原(たかまがはら)と呼ばれる世界には東西南北と中央の五つの国があった。
南の国の姫である蘭は、他の姫と守り役と共に中央国のとある森に出かける。
そこで『災禍』と呼ばれるモノの封印が解ける。
その『罪』で、四人の姫と四人
の守り役は異世界に落とされた。
姫達は記憶を持ったまま何度も生まれ変わり、守り役は獣になり死ねない身体になった。
それから四千五百年後。
蘭はとある武将の小姓となった。
武将の名は、織田信長。
男勝りの姫である蘭が高間原から異世界に落とされるまでと、異世界で過ごし、織田信長と本能寺で果てるまでのお話です。
前作『助けた亀がくれた妻』と同じ世界の話です。
読んでいなくてもわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 18:00:00
76729文字
会話率:19%
『最強の勇者パーティーのお荷物』ことこの物語の主人公
“シンノスケ・ノボルカワ”
は〈勇者の幼なじみ〉とゆうだけで世界最強の勇者パーティー 【希望の剣】 のメンバーに加えてもらっていた。
シンノスケは別に弱くはないの
だが、メンバーが凄い奴等ばかりなのと、未だにスキルをひとつも持っていない(持ってはいるが、何に使うか分からない)ので、どうしても比べられて格下扱いされてしまう。
それでもシンノスケは頑張った。
幼なじみの ”セレン・ルーベス“ の為に…。
どんな仕打ちを受けようと、どんな扱いをされようと、どんな罵詈雑言や誹謗中傷を言われようと 『幼なじみのアイツと一緒に入られるなら…。』 とその理由だけで頑張れた。
手続きなどの面倒な事は勿論。あらゆる雑務や雑用をこなし、何かしら問題が発生したら速やかに対処・対応・処理・後始末をした。
メンバー達の体調管理にも気を配り、アフターケアも欠かさなかった。
各々の自己責任の筈なのに、揉め事なんかの尻拭いも、寝る間も惜しんで対応した。
しかし、そんなシンノスケにある日“PTリーダー”から衝撃的な事を告げられる…。
「今日でお前はパーティーから抜けてもらう!」
意味が分からない…。
俺がクビ…?
何故? 何で? どうして? 理由は?
突然の事に困惑するシンノスケ…。
そんなシンノスケに追い討ちを掛けるか如く、他のメンバーからも嫌みったらしい別れの挨拶や、わざとらしい慰めの言葉がかけられる。
更にPTリーダーから渡された【マジックアイテム(録音機)】により、絶望に突き落とされる。
『今日…で……シンちゃんは……クビ……にするね…』
それは紛れもない、“幼なじみ”の声だった…。
最早その場に立っている事さえ困難になるシンノスケ。
気がつけばパーティーから離れ、一人違う街を彷徨い歩いていた。
暫くして、ふつふつと沸き上がる復讐心…。
(よくも俺を━━アイツら全員後悔させてやるッ!!)
“幼なじみ”を含めた全員に復讐することを誓ったシンノスケだったが数日後、意外な事が起こる。
「シンちゃんみーつけたっ♪」
なんと!自分をクビにしたはずの幼なじみが追いかけてきたのだった! それも[女体化]した姿で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:00:00
1222文字
会話率:27%
世界樹は、芽吹き、育ち、花をつけ、実がなり、種が落ちていく
今、風が吹き出し、世界樹は揺れる。葉をなびかせ、枝を振り、幹が波打ち、実が振り落とされる
世界を支える樹は、その重みに耐えられず、枝を折り、他の世界に降り落ち、命に還る。
世界の樹達は、ついに争い始める
樹々は奪い、守り、壊し、苦しみ、苦しむ
静かな世界の森は、ついに動き出す
何万の命を乗せて、樹々は生存競争を始める――――――
人々よ、人ならざる者たちよ、獣たちよ、生命の息吹を持たぬ者たちよ、祈れ!
彼の神は、世界の樹の種を植えた
その理由など、自身の死を前にしては考える価値もない!
形ある者たちよ!
奪い、守り、祈り、唄い、嘆き、苦しみ、苦しめ、望み、与え、壊し、殺し、喰らい、生きろ!
彼の神が、お救いになられるまで!
「狂い人の歌」(作詞・作曲:不明)より
↓pixivでも一部公開中
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16526569折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 19:01:28
564文字
会話率:45%
鷹村理人、好きなゲームジャンルはミステリー。初めてプレイしたギャルゲーで数分とたなない内にバッドエンドを迎える。
藤堂円架、好きなゲームジャンルはRPG。初めてプレイした乙女ゲーで攻略相手に接触する間もなく他プレイヤーに空き部屋に連れ込まれ
る。
二人がいるのはプレイヤーすら攻略対象となる恋愛ゲームの世界。攻略するはずの相手に迫られ、時に落とされる彼らが遭遇したのは──攻略対象の死体!? 果たして彼らは、あるかないかもわからない謎を解き無事ラブエンドやハーレムエンドに辿り着けるのか。
これはAIと一組の男女の本気の恋愛勝負のお話。本気の想いはいつも少しだけ痛くて苦い。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 20:38:00
342464文字
会話率:57%
婚約者の度重なる浮気にしびれを切らした、大公家公女ノーラ。
彼女は二人の侍女を連れ、婚約者である王太子アルザスの元へと向かう。
彼の浮気相手、ミオン嬢との熱愛の証が……その手には握られていた。
公女ノーラの静かな怒りの刃が振り落とさ
れる。
他の投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 22:13:09
4201文字
会話率:61%
ギルド それは世界に溢れる魔物を倒し、その報酬として金を貰う職業、そんなギルドの中で最強と言われる【イリーザ】と呼ばれるギルドがあった。
だが【イリーザ】は消えた、なぜならリーダーが突然消え、ギルド内ではリーダーの座を狙う争いが勃発した
。
その座の争いに主人公は巻き込まれ、崖から落とされる。
復讐に燃える主人公は銃を握り、引き金を引く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 06:46:32
59925文字
会話率:57%
〜これは4聖人と呼ばれた、とある勇者の英雄譚の裏話〜
ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは【死霊術士(ネクロマンサー)】だ。
彼女は、人類の横暴と『帝国』に抵抗する戦争のさなか敗北し、帝国の勇者に捕縛される。
だが、ダーク
エルフに目を付けた勇者たちによって、戦利品として囚われることになる。
しかし、彼女に飽きた勇者は、あっさりとエミリアを見限ってしまう。
そして、
勇者、賢者、神官、騎士から、死霊術に必要な『アンデッド』の呪印をズタズタに引き裂かれたあげく、家族をも惨殺されてしまうエミリア。
さらに、信じていた仲間にも裏切られ絶望の淵に叩き落とされる。
ドン底に落ちたエミリアであったが、裏切り者と勇者たちへの復讐を糧に最後の力を振り絞り、再び立ち上がった。
これは、どん底に落ち、魔族最後の一人となった少女が全てを蹂躙しつくすまでの物語。
弄び、蔑み、捨てられたダークエルフの少女は何者になったのか。
彼女を足蹴にした男たちが、何を生み出したのか───。
「その時」が来るまで、誰も知らない……。
※注※
序盤、胸糞展開!!!
だけど、その後はヤバいくらい爽快ッッッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 17:16:44
141546文字
会話率:24%
この物語は「愛」貫く物語。
男は愛を貫くために試練に立ち向かう。
それが多くの美少女、美人であってもだ。
なぜなら、彼にお付き合い願望や、結婚願望はない。
あるのはただ、自由を愛したいという気持ち。
これは主人公が落とされるのかそれ
とも自由を貫くのか。
それを見届ける物語である。
どうも「必勝ダンジョン運営方法」「レベル1の今は一般人さん」の雪だるまです。
ご要望にお応えして「雪だるま」が主人公という「作者」の理想を投影した主人公となっております。
気に入っていただけたら幸いです。カクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 16:00:00
67915文字
会話率:50%
冒険者ギルドの受付嬢だったプランタニエは、不正を見つけギルマスに報告した。
だが、黒髪のため周囲から浮いていた彼女は、逆に、横領の罪を着せられ、ギルドをクビになってしまう。
そのうえ、横領した金の弁済として借金奴隷に落とされることになってし
まった。
檻に入れられ、王都に売り飛ばされる彼女だったが、途中で護送馬車が魔獣に襲われ、彼女は一人檻の中に取り残されてしまった。
檻から出られず困っていると、彼女の前に黒髪の青年が現れる。
その青年は、彼女が子供の頃よく見ていた夢の中の「学園」に登場する人物とそっくりな、日本から転移して来た久千勝(クゼンマサル)だった。
彼女は青年の助けで逃亡し、ミハルと名前を変え、青年をマーサルと呼び、共に冒険者生活を送ることになる。
そして、彼女はまた、久しく見ることがなかった「学園」の夢を見るようになっていく。
一方、舞台裏では、彼女とは関係なしに、様々な人の思いが交錯していた。
カクヨムにて、第一部完結済み。
見直し、訂正を行いつつ、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、に連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:18:06
112431文字
会話率:56%
幼なじみのタクヤとヒロシと紅一点のマユミ。
三人は幼少のころから大の仲良しだったが年を重ねるにつれて
タクヤとヒロシはマユミに対し、友達以上の恋心を抱くようになる。
お互いに秘めた想いを押しとどめることができず
タクヤとヒロシはとうとうマ
ユミに自分の気持ちを近くの公園で打ち明けたが
彼女の答えは『ふたりの気持ちに答えられないよ。……ごめんね』――と。
ふたりが理由を問うと、マユミは『小さいころからずっと一緒だったから……
タクヤくんもヒロシくんも家族っていうか、兄弟にしか思えないの』
親族的な情はあっても、異性としての感情はもてないと彼女はいう。
タクヤはぐっと歯を食いしばり、ヒロシはやや涙目になる。
ふたりは幼なじみの枠を越えてマユミと付き合いたかった。
それだけ彼女のことを思い続けていたのだ。
マユミにフラれてとてつもなく落ち込むタクヤとヒロシ。
しかし優しいマユミはふたりを励まそうとほほ笑みかける。
そんなマユミの事なかれ主義的な態度にタクヤとヒロシは激怒した末
なぜか彼らは互いの手をにぎり合う。
「なあヒロシ。フラれた者同士、オレと付き合え」
「うん、ボクもそう思っていたところさ」
それからふたりは意気投合し、呆然とするマユミをよそに
男同士で付き合うこととなる。
だが、そこにはひとつの問題があった――。
夕暮れの公園でタクヤとヒロシのケンカがなんの脈絡もなく勃発。
「ちょっと待って、ふたりとも!どうしていきなりケンカなんて始めるのよ!?」
マユミの制止をうながす声も空しく、男ふたりは戦いを続ける。
その理由は『雌雄を決する』ためだという。
ここにきてタクヤとヒロシの果てしない男と男のプライドをかけた
戦いの幕が切って落とされる―――。
※この作品はまっとうなボーイズラブではなく、ボーイズギャグです。
男女問わず楽しんでいただける内容です。
※以前書いた短編一話を修正という名の再構成しタイトルを変え
さらに続きを少し書いていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 20:00:00
10393文字
会話率:45%
第四次世界大戦によって大きく様変わりをした世界。それを舞台にしたガンシューティングMMORPG『Cross lords 〜after The world of war〜』。
深刻な環境汚染や人口減少、労働力の低下、etc。
それらの
問題を解決する為に作られた自律学習型のメンタルを搭載したアンドロイド、通称《|MA《エムエー》》。それがプレイヤーである。
元々は戦場での兵士の代わりとして作られたアンドロイド。
その設定通りにガンシューティングらしく国や軍隊に所属して戦闘を行うことや、フリーランスとして企業や民間の依頼を受けること。
はたまた、個人オリジナルの設定で戦場に残された壊れた兵器を演じてみたり、商売や人間の暮らしを模倣することも出来る。
それらを可能にしているのは各国に配備された楽園の名を持つ量子コンピュータである。
最新のAIテクノロジーを駆使し現実世界の情勢を反映し刻々と姿を変える仮想空間は国を越え多くの人々を惹きつけ世界的な一大ムーブメントを巻き起こした。
そして、開始から一年後の2050年、日本。
|C《Cross》|L《Lords》第三回目のワールドグランプリ。その戦いの火蓋が切って落とされるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 00:00:00
480文字
会話率:0%