日間総合で二日間の三日天下を成し遂げた(⁉)
『釣書』のシリーズ第三弾!
今度のソフィちゃんは――――
離婚届とジョルダン様の心をえぐるお手紙!
反省って何? 美味しいの?
ちょっと抜けているソフィちゃんと、我慢強い男ジョルダン
のドタバタラブラブコメディ!
※このシリーズに出てくる書類等は、現世と妄想と帳尻合わせな設定でございます。『異世界』ということで、ひとつ。(土下座)
本文の広告の下にある、『いいね』や『評価★★★★★』を押していただけると、ものっそい励みになります。
そして、ブクマなんてしていただけた日には、作者が狂喜乱舞な小躍りをします((o(´∀`)o))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:18:01
4775文字
会話率:36%
日間総合で二日間の三日天下を成し遂げた(⁉)
あの『釣書』がシリーズになって帰って来た!
ちゃんと書いて、提出したはずの婚姻届。
『兄と彼は、カプるならどっちが攻めだろうか』なんて、予備の用紙にノリで書いてみたら…………間違っ
てそっちを提出していたとか、普通ある⁉
※婚姻届や必要書類等、現世と妄想と帳尻合わせな設定でございます。『異世界』ということで、ひとつ。(土下座)
本文の広告の下にある、『いいね』や『評価★★★★★』を押していただけると、ものっそい励みになります。
そして、ブクマなんてしていただけた日には、作者が狂喜乱舞な小躍りをします((o(´∀`)o))
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 12:16:57
3959文字
会話率:39%
……ふと、目が覚める。意識が浮上して、世界に色と音が戻る。紅茶の香りと、柔らかなソファの感覚。手に持つペンの感触。そして……
目を疑った。目の前には一枚の書類。ご丁寧に文鎮で留められた、一目にも高級だとわかるようなその紙。
今さっき
、そこに私は名前を書いた。「私」としての意識を取り戻すその前に。確かに、書いた。「ハリエット・アルニラム」──美しいその筆致できちんと書かれたその名前に頬が引き攣る。
夢だ。夢か? いや夢じゃない。私の記憶は確かにある。社会人だった私の記憶。でも、いや、しかし、もうひとつのこの記憶は? ダンスレッスンもマナー講座も、そして魔法の講習も、OLの私が受けているはずなどないのだ。
かくして私は認めることとなった。いや、認めざるを得なかった。
……私、転生してる。推しに転生してしまっている!!
剣と魔法とちょっぴりロマンス、恋愛RPG乙女ゲーム『プレイアデス・レガリア』……通称プレレガ。主人公シャルロッテとそのお相手候補たち、ついでに主人公の幼馴染の美少女とその夫が、物語の舞台となるプレイアデス大陸を守るため戦う、ありふれたゲームだ。
そんな乙女ゲームの推しカプに狂っているごく普通のOLが、ひょんなことから推しカプのご令嬢、ハリエット・アルニラムに転生してしまった!
推し(自分)を守るため、親友を守るため、そして世界と最推し(夫)を守るため、ハリエットは魔法に勉強に花嫁修業に奮闘することとなる──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 16:05:50
20259文字
会話率:36%
おかしいと思ったのだ。
どこか作り物を思わせる彫刻のような綺麗な顔の持ち主が、一般の貴族である私を嫁に迎えたいという話が来た時点から。
おかしいと思ったのだ。
結婚の儀まで一度しか顔を合わせず、私が嫁いで来てからほとんど家に寄り付か
なかったことも。
私の夫ーーリカルド様が、どこかで私を見染めて下さったなんて期待はこれっぽっちもしていなかった。
リカルド様から結婚の申し込みがあり、私たち家族は大慌て。断る理由もなくて、二つ返事で決まった結婚だった。
一度も話したことがない人。
とてつもなくモテている人。
リカルド様からは結婚するにあたって守らねばならぬ約束事を書類で提示された。
几帳面な小さな字がズラリと並んでいたが、要約すると『私には構うな。放っておけ』ということだろう。
リカルド様は女嫌いでも有名であったので、なるほどと一人頷いた。
どれも大した問題ではないと気にしていなかったけれど。
見て見ぬフリをするにはあまりにも大きな問題に気づいてしまったのです。
なんと、リカルド様には他にお慕いしている方がいたのです。
ーーそれも、私よりも美しい男性を。
BL小説ではないですが、BLについて触れる場面もあるので苦手な方は読まない方がいいかもしれないです。
宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 19:59:45
27627文字
会話率:45%
書類も間違いだらけ、こけるぶつかるは日常茶飯事。
何をやっても失敗ばかりの通称ポンコツのハル30代女子。
そんな彼女の元にとある依頼が持ち込まれる。
ほんの少しの勇気と自信を届けたい。
そんなストーリーです。
最終更新:2022-05-08 16:09:16
6935文字
会話率:29%
中学生徒会を主役に、行方不明の生徒会長を探し回るミステリー短編小説。
完全無欠の生徒会長ナガヤマ・ユウイチがある日、行方不明になった!彼が保管する文化祭実行のための重要書類を求め、スバルたち彩玉学園中学生徒会メンバーは学校中を探し始める。
メンバーたちに焦りが募る中、完璧と思われていた生徒会長ナガヤマの、知られざる側面が明らかになっていく…。
※別サイトの企画に出していた作品を転載したものです※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 20:00:00
21211文字
会話率:57%
最強と言われている魔王は、その力故に人族からの攻撃も防衛だけするように指示を出すほど戦闘に興味が無くなっている。
そんな魔王、とある魔族が書類を見ながら悩んでいた所を手助けし、事務仕事に興味を持つ。
戦闘に意識が向かない分、何故か事務
仕事に目覚めたのだ。
だがここは魔王国。
戦闘大好き種族の総本山であるため、事務仕事をする魔王の心象は良くない。
事務仕事を楽しくできて、その仕事が認められる環境・・・つまりは、人族の元で仕事をしたいと思っている魔王に、思いがけないチャンスが訪れる。
人族が魔王国まで侵攻し、魔王直属最強軍団である四星の一人が圧されていると言うのだ。
この戦闘に参加する体で負けたふりをして逃亡すれば・・・と夢が膨らむ魔王は、その力を無駄に使って敗北を装い、願い通り人族の領地で人として自らを始末したと思っている冒険者が統括しているギルドの事務職になる。
最強魔王の事務仕事は素晴らしいのだが認められることは無く、扱いは悪くなり、最終的には首になる。
そんな最強魔王が、人族の優しい部分に触れて仲間と共に人としていつの間にかのし上がっていくお話!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 12:00:00
346779文字
会話率:34%
■あらすじ
デイサービスを行う社会福祉法人を運営する益田清四郎は、国会で「介護利用者促進支援法」が制定されたことを知り、その補助金を役場に申請したものの、審査で不採用になった。そこで改めての申請のために役場を訪れたところ、同じようにその補助
金を申請しにきた大久保と出会う。そこで書類審査に通る方法を教わることになるのだが……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 18:00:00
7917文字
会話率:50%
確かに愛し合っていた筈なのに、彼は学園を卒業してから私に冷たく当たるようになった。
なんでも、学園で私の悪行が噂されているのだという。勿論心当たりなど無い。
噂などを頭から信じ込むような人では無かったのに、何が彼を変えてしまったのだろ
う。
私を愛さない人なんか、嫌いになれたら良いのに。何度そう思っても、彼を愛することを辞められなかった。
ある時、遂に彼に婚約解消を迫られた私は、愛する彼に強く抵抗することも出来ずに言われるがまま書類に署名してしまう。
私は貴方を愛することを辞められない。でも、もうこの苦しみには耐えられない。
なら、貴方が、レナルドが私の世界からいなくなればいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 17:03:20
8970文字
会話率:24%
転職活動が上手くいかないー!
登録した人材派遣会社から「履歴書出しておきます」って連絡はもらえるけど、どれも書類選考で停滞中。
面接に進めないのは、やっぱり年齢のせい!!
でも、面接がついても、今のままじゃダメかもしれない……。
だって
人間、見た目が重要!?
うっかり「ベスト体重+25kg」になってしまった日置、ダイエット開始します!
40年前に知り合いが通販5万円で買ったというアメリカ発なんちゃらダイエットのレシピにて実施。(販売元は既に倒産したアヤシイやつだけど、めっちゃ痩せるとオススメされた笑)
せっかくなので、毎日投稿で「体重増減」を含めてダイエット体験をエッセイにあげてみまーす。
エタらないがモットーの日置! 無事にダイエット成功で完結できるか!? (または失敗で完結か!?笑)
10日間完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 07:54:01
12663文字
会話率:1%
16歳の私は、橋から落ちてしまった小さな男の子を助けた。しかし自身は助かることなく死んでしまうが、実は魂の管理をする人の書類ミスだった!お詫びに転生させてもらう事になったので、楽しんで生きれると良いな。
なんて思っていたけど、戦闘力の高
い家族の次女として生れてしまい冒険に強制的に行くことに!戦闘なんてできないよ!だって、倒すのが恐いんだもん!なのに、魔王討伐部隊に入ることになるし、私の後世どうなるの?
そんなステータス高め、メンタル弱めの少女が魔王討伐の為に慣れないファンタジー世界で戦うお話になってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 23:19:40
11307文字
会話率:62%
騎士団長ダニエルは退屈していた。武功を上げて出世をしすぎたら、敵が居なくなっていた。というか戦場に立てなくなっていた。
書類処理に追われる日々の中、ダニエルは騎士団から出奔する。
下っ端騎士からやり直し、再び戦場を駆け抜ける。そんな夢を抱い
てダニエルはダンと名を変え、騎士試験に挑む。
同じ頃、国王の愛娘、ローザ姫は王宮から家出をしていた。
彼女が目指すのもまた騎士試験会場。
騎士となり、自分が戦えることを過保護気味な父に見せつける、そんな思いで騎士試験に参加したローザはダンの実力を目撃して呆然とする。
ダンはごまかそうとしていたが、王宮の精鋭騎士たちを見てきた彼女にはその実力がよく分かった。ただ者ではない。もしかしたら他国のスパイが騎士として忍び込んでいるのかもしれない。そう警戒を強めるローザ。
一方、騎士団長としての任についていたときにローザを見かけたことのあったダンもまたローザが姫であることに気付いてしまった。
騎士団長を疑うローザと、姫の存在に気付いたダン。
騎士団長と家出姫の誤解と苦難に満ちた見習い騎士生活が今始まる。
カクヨムにも掲載中です。
毎日更新。1章10万字分書き上げてます。
本作は出版予定のものを許可を取ってウェブ用に調整して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 12:00:00
103666文字
会話率:50%
林 紗良。
26歳OL。
電車の脱線事故に巻き込まれた私は、運良く生き残る──はずだった、らしい。
天使の書類の処理ミスとやらで誤って死んだ私に勧められたのは、天使としての第二の人生。
林 紗良。
OL改め天使。
異世界で“正しい運命”を
守るため、働きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 10:39:48
3512文字
会話率:29%
美久「私は美久。中学2年生です。何の取り柄もない平凡な女の子。普通に中学生活を送っています。」
最終更新:2022-03-09 18:00:00
1956文字
会話率:62%
それ訴えても、どちらも得しませんよね?
この間、親戚がこんな感じの土地問題に巻き込まれて、会った事もない人に自分が持ってたらしい土地を、誤って売られてたとかなんとかで。
書類の提出とその土地のやり取りで、関係者達が集まったっていう。
そーいう事ってあるのかーって、話半分に聞いてました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 08:00:00
2384文字
会話率:40%
立ち枯れた木立ちと、荒涼たる大地がどこまでも広がる故郷を飛び出して、ルシオは幼い頃から憧れていた旅に出た
ーーの、だが。
ひょんな事から、大陸中を巻き込んだ魔族との大戦に巻き込まれてしまい、大陸中央三ヶ国が結成した同盟軍の総大将として人
間の国々を勝利に導き、戦後は大陸の若き英雄として、いつの間にかルシオは三カ国の一つであるアンヌーレシア王国の主将の座におさまっていた。
あからさまな好意を向けてくるお姫様や、
何かにつけて王位を譲ろうとしてくる王様、自分を英雄扱いする人々に囲まれて、退屈を絵に描いたような書類仕事に追われる日々...
「違う! 俺が憧れていたのはこんなのじゃない!」
遂に我慢の限界を迎えたルシオは、まだ見ぬ風景や、新しい出会い、あと屋台巡りとか、を求めて、王都を旅立つ(逃げ出す)ことを決意する。
それが彼の一族に課せられた使命、大いなる闇との戦いの幕開けになるとは思いもよらず。
人間、エルフ、ドワーフ、様々な種族が暮らす、幻想の海に浮かぶ大陸を巻き込んだ偉大なる物語が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 15:00:00
310365文字
会話率:28%
僕はフィリエル。魔族のとある領主のお屋敷に仕える、しがない執事だ。
僕がお仕えするサキュバスのルーネお嬢様だけど、ある日とんでもない事件を起こしてしまう。
よりによって、魔王即位を目前にした皇太子様にエナジードレインをかまし、魔力を吸
いつくしてしまったのだ。
先代魔王の臣下たちは一計を案じ、皇太子の膨大な魔力を手に入れたお嬢様をかわりに魔王に即位させてしまった。
「――ということでよろしいでしょうか、陛下?」
「うむ。余はそなたらを信頼しておる、良きにはからえ」
なんだかんだでそつなく、威厳たっぷりの女魔王として振る舞うリーネお嬢様。
だけど……
「ふい~、つかれた~。フィリー、肩もんでー。あと、マポテチとマコーラねー」
「はい、ただちに。お嬢様」
ひとたび部屋に戻ればそこにいるのは、パジャマに着替えて、ゆるーくだらけるゆるだらの化身!
省エネモードで体は縮み、糖分と脂を過剰に摂取して娯楽にあけくれるその様は、ただのだらしない幼女!
こんなのが魔王でいいのか? いいんです!
可愛いから許す!
お嬢様は式典で突っ立って、会議でてきとーに頷いて、書類にハンコを押すだけ!
あとの事は全部僕がやります!
魔王の威厳? 魔族の将来? そんなもん、知ったことじゃない!
僕はお嬢様の怠惰な時間を守り、全力で甘やかすのみ!
だって、可愛いんだもの!!
そんなわけで、ゆるだら令嬢と甘やか執事が織りなす、全力甘やかし魔王コメディ開幕!
※本作はカクヨムサイトに掲載している同作と内容は同じです。
完結済みの第1シーズン分終了までは基本、毎日投稿で行きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:04:12
230270文字
会話率:32%
日高秀雄、三十三歳。
職業、道路工事現場の交通誘導員。
そんな俺は承認をするのが好きだ。
ただ別に怪しい書類や明らかに釣りなサイトに、
何の考えもなくサインや個人情報を入れるのが好きなのではない。
一日の終わりにネットサーフィンを楽しん
で、
そこに無数に存在する才能に溢れた作り手に、
楽しませてくれたことへの感謝の承認を押すのが好きなのだ。
しかし当然時には思わず困惑するような作り手にも出会う訳で……。
これは一人のファンもいない独特な世界観の作り手と、
そんな作り手のたった一人のファンに名乗りをあげた男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 16:16:01
13820文字
会話率:28%
少し古いデータですが、私は平成25年に株とFXで、この1年間で合計2億424万7288円儲けました。
この投稿は全5話です。
まずは私が本当に儲けたという事を示すために証拠書類の公開から始めます。
第1話では株式分の証券会社発行の年間取引報告書を公開します。源泉徴収された税額も書かれています。
第2話では、FX取引業者発行の年間取引報告書と所得税の納税証明書、住民税納税証明書を公開します。
第3話では、なぜ本作を投稿しようと思ったかを書きます。
第4話で、「株等で損する可能性が高いタイプ・性格の人」について書きます。株は初心者の8割以上が敗退するゲームですので、ここに上げた性格の人は株をやらない方がいいかもしれません。それ以外の人は株等で儲けられる可能性が高いと思います。興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。
なお、これを読んだら儲かる的な怪しい話はしません。
5回目の投稿は投資にかかわるよもやま話です。
前作「オシドリ夫婦は浮気夫婦 巣に卵が3つあれば2つは他のオスの卵、哀れなオスは他のオスの雛のために餌を運ぶ」もよろしければお読みください。人間の「巣」についても書いてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 12:45:19
12993文字
会話率:1%
第二次世界大戦勃発寸前の1939年にドイツの調査船が南極へ出発した。
そこで発見した「モノ」に驚いた上層部は計画にはなかった増援を送り、計画は大きく変化した。
時は流れ、東西から攻め立てられるドイツ本国から数隻のUボートや飛行物体が出
発した。
さらには連合国が探し回っているUボートや要人、技術も消えた。
占領した司令部には焼却された資料・報告書が散らばっていた。
そのなかの書類にはうっすらと計画名が判別できた。
Unternehmen Seeleopard 【ヒョウアザラシ作戦】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 19:06:11
23301文字
会話率:14%
私は昨夜夢を見た。
夢の中の私は窓から外を眺めていて、その時学生たちの噂話が聞こえてくるのだ。
「アルツウォーネ様はレジンドラ伯爵とご婚約されるそうよ。」
「まあ!!あのレジンドラ伯爵と!?すごい勇気ねぇ、私には真似できませんわ。」
「仕方
ないことなのでは?アルツウォーネ様はせっかくのイドアラ様の婚約の打診をお断りしたのですから。あんな素晴らしい方からの栄光ある婚約打診を、好みではないからの一言で断ったのですから、当然それ以降の良縁には恵まれないでしょう。」
まあそんなところだった。
つまり、今の状況である。
最悪最低男との婚約を避けるため彼女が選んだ選択肢は、親が婚約の話をまとめてしまう前に、他の人と婚約してしまうことだった。
しかし、社交界では|壁の華《ぼっち》になり、趣味の美女観賞に勤しむ毎日。
一歩的に知っている美女は多くも、お互いに知っている間柄の知り合いが極端に少ない。
というか、ほぼ居ない。
そんな私が記憶の引き出しを開けまくって、唯一思い出した知り合いの男性。
彼を逃したら逃した魚は大きいどころではない、もう何も釣れずに餓死するという究極状態。
私は考えた。
どうしたら彼を釣り上げることが出来るのかと。
考えに考え抜いた結果、私は決めた。
~そうだ、自分を売り込もう~
そうと決まれば即行動。
美化されすぎて神格化している私の絵姿&私の良い所をこれでもかという程書き連ねた自己紹介文が載っている書類を手に訪れたのはアウビット伯爵家。
美し過ぎる夫人に緊張しながら告げるのはただ一言。
「・・・・・息子さんをください!!」
それに限る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 01:00:00
7466文字
会話率:10%