皆から愛され育てられた少年
彼は光の子と呼ばれていた。
そして騎士となる。
『光あるところに闇がある』
家族や人生を闇に壊された少女
彼女は闇としての証が腕に刻まれおり、闇の子として世界を闇で染めるという使命を闇から託された。
少年が
城内散策中に見つけた少女に既視感を覚える。
少女は王女によく似た人物であった。
「ふふっようやく逢えましたわね」
少女は鈴のような声音でそう告げる。
「王女様……どうなされましたか……?」
少女は少年の声を聞き嬉しそうに笑うとこう返した。
「私は貴方を殺さないと行けないのです……」
光と闇は相反するもの、この日から2人は世界中を巻き込む戦争をするのであった────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 00:00:00
2248文字
会話率:33%
2023年、陽中公平は30年ぶりに生まれ故郷の飯田市阿智村陽中部落に行く。故郷の手前で、喫茶店に入り陽中部落の事を聞くが、部落民200名が忽然と消えて今は存在しないと聞かされる。
そして隣町の兄妹2人が当時の詳しい経過を知っていると言わ
れ、2人の住所を聞いて訪問する。角田兄妹は今は恵那市大井町のラジュウム温泉郷の近くに住所を移していたのだ。
陽中公平は角田家を訪問する。そこで陽中部落についての驚愕の事実を知らされる。住民が消えた後、部落の建物は全て破壊される。この事実は新聞やテレビ、週刊誌などには一切報道されることがなかった。陽中部落は昔から無かったかのように消滅していたのだ。そして、この事を調べようとする者はことごとく異常な死に方をしている。
角田が語るのは、この事は2032年12月22日に人類が滅亡と深い関係があるという事だ。太陽系惑星がフォトンベルトにすっぽりと覆われて太陽が光を失い、地球の生物は滅亡するというものだ。
この事実は全世界の政府は知っているが、厳重な箝口令が引かれて、国民に知らされてはいない。
後日、角田の妹佐江子と陽中公平は結婚する。兄妹共々陽中の家に引き移る。
2025年、陽中夫婦に子供が生まれるが、この時、常滑市民病院の分娩室室内の12名の赤ん坊が時限爆弾によって殺される。この事件はテレビ、新聞などで大々的に報道され、世界中に大きな衝撃を与える。
これは暗殺者、大山京一がXなる謎の人物から依頼されて殺している。
Xは大山に、自分は人類の創造主で、太古シュメールの神マルデクであると宣言する。2032年後、80億いた人類は1億人を残して死滅するが、陽中夫婦から生まれる女児は将来の人類の生存にとって脅威となる。
そして、陽中佐江子が陽中部落の住民と同じように消える。その子供日奈子が7歳になったある日、父公平と共に美濃市のサンバークランド大鍾乳洞近くの本覚寺にドライブする。2人は車を乗り捨てて、散策するが、突進してきた車に体当たりされる。公平は即死。車にはね飛ばされた日奈子は傷も受けずに立ち上がり、微笑を浮かべて、血だらけの父を見詰めるのだっが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 09:47:41
46941文字
会話率:4%
【第一話~最終話までのあらすじ ※ネタバレあり】
神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵(やよいふゆき)」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海乃(かもうみの)」。彼女の巧妙な誘導によって、冬葵は初対面同然
の彼女と時間を過ごしていく。
ある時は二人でネイビーの街横須賀を散策し、またある時はスケベ根性を隠さぬ悪友「鮎喰(あくい)コウ」、ダウナーでニヒルな哲学系美女「丸子哲(まるこあきら)」、元気溌剌とした冬葵の妹「弥生棗(なつめ)」とその穏やかな親友「桜戸(さくらと)こはる」の計六人で由比ガ浜で海水浴し……。
海乃の見目麗しさと底抜けの明るさに冬葵は惹かれ、夕焼けの海で「海乃が好きだ」と思いを告げる。
後日、告白の返事として彼女から伝えられたのは、「すべては人間の愚かな『感情』を利用した、あなたを捕食するための私の誘導だ」という暴露だった。そもそも海乃は人間ではなく●●●●●であり、それゆえに人間の感情を理解せず「バグだらけの不誠実なもの」と蔑視していたのだ。
しかし、冬葵の描いたイラストを通して「感情の中には美しいものも存在する」「冬葵から真っ直ぐ向けられていた恋情を、自分は踏みにじっていた」ということに気が付き、後悔の念から涙を流す。
海乃は冬葵に謝罪するために、伊豆諸島の式根島に出かけることを提案するが、彼女の出自にまつわる「人間を愛してしまえば、この世から完全に消滅する」という予言通り、澄み切った蒼い海の前で、冬葵をはじめ、全ての人間の記憶・記録から消滅してしまう。冬葵に残されたのは、離島での優雅な一人旅の記憶と、なぜかイラストが全く描けなくなってしまうという手枷だけだった。
「感情とは何か」という哲学的な問いを下敷きに繰り広げられる青春群像劇の、初めの一編。
※小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 15:00:00
94481文字
会話率:56%
とある森の中、木の精ユグはいつものように散策していた。
そこで傷だらけの少年と出会い、二人の奇妙な生活が始まる。
この二人を待ち受ける運命とは。
最終更新:2020-04-03 17:34:02
12326文字
会話率:35%
織田家の家紋に用いられている、木瓜。その花言葉は“早熟”“平凡”。
永禄三年(西暦一五六〇年)三月、熱田を散策する、織田“上総介”信長。
そこで偶然再会した古くからの馴染みである“弥助”から、駿河の米商人が米を買い集めているという情
報を耳にする。
それは駿河・遠江・三河の三ヶ国を治める“海道一の弓取り”今川“治部大輔”義元が西上する兆しに違いなかった―――!!
家督相続を巡り勃発した内紛の傷が癒えていない織田家は、一枚岩とは到底言い難い状況。
今川勢西上の動きに籠城と抗戦で二分する家臣達。その家臣を信じきれない信長。
果たして、信長は迫り来る強敵・今川義元とどう対峙するのか―――!?
◇第125回文學界新人賞 応募作品(落選)◇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 21:55:46
44289文字
会話率:29%
これだけ言っておこう。私が仕える魔王様は、ノリが軽い。
そして、この世界の勇者は、行動が遅い。
暇なので、世界を散策することにした。
最終更新:2020-03-09 10:24:18
2192文字
会話率:70%
3年前―――この国では大きな戦争があった。
人間と魔物が共存するこの世界で人間は魔物を恐れ、魔物は人間を恨み、お互いが憎悪と怨恨を内に秘め、それは世界を揺るがす大戦と成り果てた。
そうして、その大戦は人を、魔物を、多くの犠牲を払い、人間側
の勝利となって終幕した。
国から離れた小さな村、リマー村は今日も穏やかな日々が続いていた。その村に住む青年・ハジメは森の散策の途中に行き倒れの少女・シルフィーを拾うことになる。
これは、ちっぽけな村から始まる祝福と幸福の物語――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 09:29:37
3696文字
会話率:31%
東京から京都までを、東海道線を53回乗り継いで目指します。電車から降りた駅では改札の外にも出て、周辺を散策した旅の記録を、綴ります。エッセイです。
最終更新:2020-01-03 16:20:49
104573文字
会話率:1%
世界は平和だ。50年以上戦争も無いし、国は富んでいる。
アルベール、私の名前だ。この国、リッシュモン王国の第三王子なのだが、どうも退屈な毎日に辟易している。
毎日の武術の稽古や魔術の勉強。それらは決して嫌では無いが、何と言うか窮屈だ
。だからここ最近は王宮を抜け出して街を散策している。
とは言っても、市などで買い食いをする程度だが。それでも十分だ。羽を伸ばせる。
このまま行けば王弟か。まぁ悪くはない人生なんだろう。けれど、それも何か私の望む人生とは違う様な気がするのだ。
贅沢を言っているのだろうとは思う。だが、王子だからと言って、決してその他になれないと言うのはどうなのだろうか?まぁ、じゃぁ何になりたいんだと言われると困ってしまうんだが。
今は見つからないが、いずれ何か見つかるかもしれない。そうしたら、私の人生もワクワクするようなものに変わったりするんじゃないだろうか?
おとぎ話にでてくる英雄の様な波乱万丈な人生、とまではいかなくて良いけれど、面白い、楽しいと思えるような毎日が。
・・・市での買い食いも、毎度ではひねりがないな。今日は何処か別の所に行ってみよう。
何か私の人生を劇的に変えてくれるような。そんな出会いは無いものだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 19:00:00
167184文字
会話率:36%
ゴールデンウィーク、父に連れられ坂本大和は一族の出身地にやってきた。
スマホも繋がらず娯楽も少ない田舎での生活。暇を持て余した大和は散策に出かけ、崖から落ちてしまう。
薄れゆく景色の中で狼と出会った彼は超人的な力を得ると共にひとりの美少女と
出会う。
力を得たことへの葛藤、高校生として生活する中での葛藤、恋の葛藤、そしてヒーローになることへの葛藤。
揺れる心と人間関係の中で、少年は大人に、超人はヒーローになる。
「カクヨム」様でも同時更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 16:00:00
35296文字
会話率:43%
何処か遠い世界。魔法や幻想が親しき隣人として生命と寄り添う世界。
その世界のとある森の奥深く。そこで住む魔女が1人。
只の人間なら2・3回は寿命を迎えるような長い時間1人だった魔女はその生活に若干の寂しさを感じていました。
森の主に良い子良
い子し、投げた小石がドラゴンにぶつかり知らない振りをする。森を散策して薬草採取して劇薬毒薬ポイズン作り。それにも飽きた今日この頃。―――魔女さんは1人の薄汚れた子供を拾いました。
その子は奴隷でした。魔女はその子を育てようと決めました。
魔女さん「……あれ? 私いつの間にかこの子抜きで生活出来なくなってない?」
奴隷ちゃん「気の所為です。はい魔女様。今日のおやつですよ」
魔女さん「わーい」
これはそんなお話し。
―――では皆様、他の魔女のお歴々よ。魔女集会で会いましょう―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 08:00:00
83069文字
会話率:54%
高校生二年生の舞島景章《まいじまかげあき》と次宮光由《じみやみつよし》の二人は、授業中の居眠りから目覚めると、何故か森の中にいた。
森から出る為に散策をしていると、日本にはいないであろう出で立ちをした生物を発見する。
その生物を目撃した
二人は、ここを異世界なのではないかと推測した。
生物から逃げ帰った後に、手分けして食料を探していると、景章は青白い男と出会った。
「僕と、一体化をして欲しいんだ」
その出会いにより、景章と光由の異世界での生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 18:00:00
20663文字
会話率:45%
学生時代から奇妙な縁で繋がっていた、田舎育ちのアラサー三人組。浮いた話もなく、恋バナよりも中身のない会話で抱腹絶倒するような三人は久しぶりに東京旅行に行くことにする。
当日、いつも通りのやり取りをしていた三人が乗り込んだ新幹線は東京行きでは
なくなっていた。
慌てた直後に途切れる意識。
目が冷めるとそこは見慣れないホームだった。
「なんとかなるっしょ」精神で街を散策しているとそこは何故か懐かしさが残る場所だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 09:33:59
9447文字
会話率:56%
家庭人の男は会社づきあいもほどほどに、初めて我が子に海を見せようと、妻、妻の両親とともに海辺に車で向かう。義父は最近認知症の疑いがあり、義母と妻の心配ごとになっている。男も義父の様子がおかしいことに気がつくが、妻たちと話ができないでいる。
海に着くと、小さなレストランに入り、店をやっている親子とたわいもない会話をする。浜辺に出た男、娘、義父は少し水遊びをする。濃霧と豪雨が浜辺を襲い、浜の人々は散り散りになる。濃霧のあと浜辺を散策した家族は、店の娘の写真に納まる。
後年、ここを訪れたひとりの旅人が昔あったレストラン、今は喫茶店になっている店に入り、昔を懐かしむ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 17:36:02
26165文字
会話率:16%
俺は御手洗雄太(みたらいゆうた)。ある日気がつくと、大草原にいた。わけもわからず、辺りを散策していると騎士に出会い、王城へと連れられた。
そこで、告げられたのは世界を救うためにある少女を救ってほしいとのことであった。
これは少女を救うため、
世界を救うために旅に出た二人の冒険物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 23:40:45
5938文字
会話率:44%
戦前帝都東京を散歩する物語
昔あったであろう店舗などをモデルにして書く予定
※史実には基図いていない部分もあるので参考としては向きません
最終更新:2019-08-17 22:00:00
1139文字
会話率:64%
2120年、東京をはじめ、国土のほとんどが焦土となった日本に暮らしている剣士、黒井龍輝はいつもの様に散策に出掛けていた。
弾丸や悲鳴が飛び交う中現れたのは1つのトーテム。
浮遊しているだけで攻撃もしない。
邪魔に思った龍輝は愛刀で斬り捨て
ようとした。
とここでトーテムのカウンター!
発光したトーテムに飛ばされたのは死体1つない平和な森の中だった。
そこで龍輝が見たのは長い銀髪が魅力的なリコという少女だった。
リコの夢は「外の世界を自分の目で見ること」。
しかし、領主という環境がそれを許さない。
たが龍輝には関係の無い話だ。
外に行きたいと言うなら連れ出してしまえばいい。
勿論親には無許可で。
後で処刑されようが関係ない。
つまりは、捕まらなきゃいい話だ。
そこから始まる異体質者だらけ...いや、問題児だらけのパーティが異世界と旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 00:00:00
178049文字
会話率:62%
幽霊屋敷に入りこんだのは、興味本意だった。名無零太は廃墟を散策するのが趣味で、昔からよく、無人のさびれた和風建築があれば、ふらっと侵入したりしている。
誰が幽霊なのか掴み所の稀薄な物語。
最終更新:2019-07-28 21:20:16
4801文字
会話率:56%
高校2年生の白神 無黒はバイト先の知り合いに夏休みに旅行に行くなら何処かいい場所はないかと訪ねると、勧められたのは何故か富士の樹海だった。近くでキャンプすればいいかと思い素直に向かい散策していると、突如地面が光りだし異世界に召喚されてし
まう。一緒に召喚されたらしい3人が騒がしい中無黒は思った。「異世界旅行か⋯⋯イイな!」
能天気な無黒を召喚してしまった世界はいったいどうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 20:07:31
2004文字
会話率:62%
6月1日。JR東日本のウォーキングイベント「駅からハイキング」に参加するため上尾に行ってきた。
はじめは書く気はなかったのだが、終わってみれば無性にこれについて書きたくなった。パフェとア・ラ・モードのエッセイを書いた時もそうだが、日常のエッ
セイは突然書きたくなるものらしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 08:16:10
5046文字
会話率:8%
2019年GW。一泊で青森県奥入瀬(十和田湖)に出かけてきました。
その時ののんびりエッセイです。
力を抜いてお読みください。
最終更新:2019-05-06 08:11:25
4235文字
会話率:5%