とある地方都市で、子供に昔話を聞かせる母親がいた。
「お母さんは昔、山でお父さんに助けられたタヌキなのよ。でもお父さんにその事が知れ
てしまうと、お母さんは山へ帰らなければいけません」
子供たちは「帰らないで」と泣いてしがみ付き、父親には言
わないと誓いましたが、それ
から数年、大きくなった息子は「ベタベタすんじゃねえ!ババア!」と言い、娘にも、
「お腹も太鼓みたいになったし、そろそろ裏山に帰った方がいいんじゃないの?」と言われる始末。
それでも幸せな毎日が続いていた頃、山から同族の娘が人間に化けて母親の元を尋ねました「山で私を助けてくれた人に恩返しがしたい」と。
人間界での窓口の役割をしていた母親は、娘の申し出を受け入れ、親切な人間を探す手伝
いをするため、タヌキ娘を「妹の娘」として預かり、学校から帰った家族に紹介しました
が、その姿を見た中学生の息子が一目でフォーリンラブ。
自分の部屋に戻って胸を押さえながら「従姉弟って結婚できたよな?」とか言い始める。
母親の素性を詳しく知っていた姉は、タヌキ娘から「この恋が実らなければ、私は泡にな
って消えてしまうの」と聞かされ、人魚姫のような話で感動し、協力を約束する。
やがて夕食時、帰って来た父親に「姪が来た」と言いながら、葉っぱで魔法?をかけてか
ら対面させた所、タヌキ娘が泣きながら「おじ様!会いたかった」と言って抱きついてし
まった。
タヌキ娘の恩人は、母親と同じで父親だった。通勤路の山道で、車にはねられて怪我をし
ていたタヌキを助け、会社でしばらく飼ってから山に返してやるようなお人よしは、そう
そういなかった。
平和だったタヌキ一家に再び平穏が訪れるのか、それとも家庭崩壊して母親は山に帰るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 20:12:55
11852文字
会話率:68%
――弟を交通事故で亡くして二年。
主人公の家庭は崩壊し、理不尽な不運が度重なるようになる。不幸に耐え切れなくなった主人公は、自殺未遂を繰り返す。しかし幸か不幸かそれはなかなか成功しなかった。ようやく主人公は自殺を諦めるが、諦めた途端呆気なく
交通事故に遭ってしまい、死後の世界へ来てしまう。三途の川で出逢った水先案内人の猫の紳士は、主人公の死の不審な点に気づく。そしてその真相を明らかにするため、死者の国へと向かった。だが死者の国は、二年前の大災害によって未曾有の危機に瀕していた――。
次第に変化していく主人公の死生観。
三途の川で思い出すのは、家族との思い出と幼き頃の夢。不幸の先に待ち受けている彼の未来とは――。
猫が支配する幻想的な死後の世界で、解き明かされる真相。ドラマチックにドタバタ展開するハートウォーミングなストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 20:51:59
146355文字
会話率:26%
俺の名前は氷霧 幸弥(ひょうぎり こうや)ごくごく普通の高校生のはずだったんだが、突然異世界転生してしまい、ゲームマスターにゲームを仕掛けられてしまった。人生灰色だった人生がちょっとはバラ色になれたかも。主人公のコメディー?異世界転生物語が
幕を開ける。
筆者コメント:このタイトルの意味は最初のほうはよくわからないと思いますがお付き合いください。
また筆者と会話したいという謎の欲望にかられた人はhttps://twitter.com/pinnsannshosetuこのアカウントにDMしてくれたら対応しますので是非気軽にどうぞ、アニメは多分見てるほうだと思います。あと最近はギャルゲーにはまっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-14 23:31:42
22843文字
会話率:77%
生まれ落ちた時に空き缶の中に入ってしまったどんぐりにとって空き缶の穴から見える世界が全てでした。
毎日同じ景色ばかりを眺めておりましたが、ある日空き缶が倒れて初めて外に飛び出たどんぐりは目に映る広く美しい世界に感動し魅了されます。
でも
外の世界は美しいだけではありませんでした。いつしかどんぐりは空き缶から出てしまったことを後悔しはじめます。
そんな時にどんぐりにとっての大事件が起こるのでした…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 20:23:32
3058文字
会話率:84%
家族同然だった飼い犬の突然の死。
突然の出来事でショックを受ける主人公だがそこから立ち直っていく過程を
描いた物語。
主人公と犬の感動コメディ。
最終更新:2017-12-19 23:01:24
1131文字
会話率:8%
見直ししていない書き下ろし作品でめちゃめちゃですが、クリスマス前に読んでください。
お子さんに話してくれたら嬉しいです。
最終更新:2017-12-18 16:43:30
6611文字
会話率:2%
トイレットペーパーから受け取る感動の物語。
最終更新:2017-12-16 02:58:27
242文字
会話率:0%
県立光ヶ倉高校に通う高校二年生の一ノ瀬修斗は、クラスで一人ぼっちな生活を送っていた。
そんな学校帰りのある日、トラックに轢かれて死んでしまう。
しかし、彼の死を彼の家族はとても悲しんだため、女神イリスは生き返るチャンスを与える。
だがそれは、天使と悪魔が争う世界に行き、天使と悪魔を仲介させ、戦いをやめさせることだった。
異世界では、長年にわたり、魔界では悪魔と憎き魔王に絶対的復讐を誓う天界の勇者エルサとの戦いが繰り広げられていた。
主人公、一ノ瀬修斗は天界と魔界の境界街で不戦地帯でもある「ユートピア」で弓使いのロリでツンデレなリサと、火の魔法を使う恥ずかしがり屋の魔法使いロコミと、見た目は麗人で変身能力を持っているが、バカで変態な狐耳のキンコと、常に冷静沈着だが、いつも潜入失敗する忍マイを仲間にし、天使と悪魔の仲介をしようとする。
主人公、一ノ瀬修斗は、戦いを終わらせようとするが、修斗とその仲間たちは、さまざまな波乱に巻き込んでしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 23:37:48
626文字
会話率:35%
千年に一度、竜の血を持って生まれてくる子供が誕生し、その血液が熟成する17の歳に竜を目覚めさせ、世界を滅ぼすという『赤い竜の伝説』がある。
その呪いの血を持って生まれてきたベリス。
家族からの冷たい対応や周囲からの反感に目を瞑るベリスだが、
9年前に護衛兼世話役となった美青年エドウェルは、いつも花が咲き誇ったような笑顔で、変わらずベリスのそばにいてくれる。
そんな二人の関係と、『赤い竜の伝説』を描いた物語。
いろいろ問題あるかと思いますがどうか気長に読んでいただければ幸いです~…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 00:41:41
3389文字
会話率:39%
金曜日の夕方~夜にかけての数時間を切り取って、終わった恋と始まりそうな恋を物語にした短編です。
家族連れで賑わう夏のお台場。仕事帰りの圭介は、長年付き合ったていた美しい千尋から別れを告げられた。なんとなく予感がしていた別れだった。
その
ような時に、偶然、ゆりかもめの駅で仕事の相手であり大学の後輩でもある恵子に出会った。
圭介の事情を知らない恵子は、無邪気に食事に連れて行って欲しいと言う。恵子は圭介に好意を持っていたが、千尋と付き合っていた圭介は全く気づいていなかった。
夕暮れから夜の景色に感動しながら、圭介と恵子はお酒と食事を楽しんだのだが、そこで恵子は酔いもあり、圭介にとって意外な方向に話が展開し始める。
その内容とは・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 19:46:45
11633文字
会話率:34%
高校生で同い年の妹と弟と、アラサー社会人のお兄ちゃんのワケあり3人家族、雨野家の日常。
ちょっぴりオカルトで、ちょっぴり感動なお話。
完結済みです。
最終更新:2017-07-18 19:01:08
24046文字
会話率:36%
私は、捨てられた黒猫である。まだ名のなかった『私』は、ある日、一人の人間の男と出会った。どうやら、愛想もない私を、彼は手放すつもりがないらしい。だから、私は彼と共に暮らす事にした。
――名前がアレクサンドリア? 冗談じゃない! 想像するとゾ
ッとする。おい若造、どうにかしてくれ。ふむ「クロ」か、気に入った。私の事はそう呼ぶがいい。――
これは生に執着のなかった『私』が、初めて生にしがみつきたいと強く願うまでに人を愛した、人間の家族と過ごした十四回の四季を綴った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-15 02:38:14
38093文字
会話率:23%
これは僕が妹に出会うをまでの物語だ。
僕は妹が欲しい。そう思い妹ができたが、16年の月日が流れたある日家族はみんな消えてしまった。
そして僕にダンジョン64層に来いという声が何処からともなく聞こえた。
僕のダンジョンに行き家族を守る異世界生
活が始まろうとしていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 16:50:00
6738文字
会話率:53%
大切な家族を幼い時に亡くした主人公は心に傷を負っていた。
高校2年の春、幼馴染の真季によって主人公は少しずつ心を開いていき、成長していく。
悲しみの後にはまた悲しみありの感動物語
最終更新:2017-06-23 23:47:34
2389文字
会話率:24%
就職をして3年経つ小鳥遊七海(たかなしななみ)は心に闇を抱えた少女、齋藤朱里(さいとうあかり)と施設を出て2人暮らしをしていた。
2人の抱えた闇の原因はそれぞれの過去にあった。そして、それを打ち明けられないままさらなる問題が生じ2人の関係が
歪に曲がっていく。
漸く打ち明けた時には二人の未来は既に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 07:51:06
80221文字
会話率:50%
・・・・・・・・・・
最終更新:2017-04-10 07:20:49
3373文字
会話率:61%
相原カスミは、娘のマユと共に、平凡で幸せな生活を送っていた。
そんなある日、マユが重い病気にかかっていることを知る。
残酷な運命に立ち向かう、家族の愛の物語。
最終更新:2017-04-01 16:23:55
1004文字
会話率:24%
一人の少女の身に襲った悲劇と、彼女の冷えた心を溶かした一人の少年の物語。
最終更新:2017-03-11 20:00:00
4058文字
会話率:17%
★2016.10.12時点で総合ランキングに入りました!★
●簡易説明
主人公既に強め→後に最強、NTR無し、チート有り、ハーレム有り
●あらすじの概要
①コピー能力に目覚めた村主(すぐり)公人(きみと)がヒーロー養成学校に入学します。
②ムカつく先輩や襲ってくる敵を倒しつつハーレムを作ります。
③最強のヒーローとなりめでたしめでたしで終わります。
●あらすじ本文
『若者のヒーロー離れ』についての提言
「徒競走での全員同着、定期テスト結果の非公表等により、若者は競争心を奪われ自身こそが国の未来の担い手であるという自覚を持てなくなってしまっている。我々はこの問題を『若者のヒーロー離れ』と認識し、今般、この問題に対しての抜本的な教育改革をここに提案するものである。まず、対応策の先駆けとして『ヒーロー養成高校』を作り……」
十数年前、俺が家族と食卓を囲んでいるとこんな言葉がオンボロテレビから流れてきた。内容のほとんどはわからなかったが、当時の俺は『ヒーロー』という単語に興味を持ったのを覚えている。
「おとうさん、ヒーローってなぁに?」
父親はちょっと考えた後、俺にこう言った。
「全てのお話をめでたしめでたしで終わらせることができる人かな」
当時の俺はその答えに感動したのを覚えている。
ああ、なんてヒーローはすごいんだろう。
おおきくなったらぜったいにヒーローになろう。
そして、すべてのおはなしを、めでたしめでたしでおわらせるのだ。
◆◆◆◆◆◆
そして中学2年でついに俺にもスキルが発現!
その能力は三分見続ければ相手のスキルや強さをマスターできる『コピー』!
やばいな、これ便利だけど中盤あたりでやられるボスのスキルだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-11 21:32:14
127460文字
会話率:59%
ある家族に新たな命が誕生した。けれど、医者に余命6年と告げられた。
最終更新:2016-12-23 18:45:56
1543文字
会話率:4%