年神様が月神たちのお屋敷を巡り、季節の移り変わりを思う小話集。
一月から十二月まで。
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大雑把な登場人物
年神(としがみ)
月神(つきがみ)各月の代表者、屋敷の主人
奉公人(ほうこうにん)それぞれの月神に仕える者
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ひとつひとつの
お話は1000字以内と短め。
和風月名を使用し、季節の区切りや移り変わりは二十四節気、七十二候を参考にしています。
ルビはふっておりますが普段使わない漢字をあてている言葉も多々あります、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 06:00:00
7836文字
会話率:15%
夜道を不貞腐れて歩いていた僕は、ふと白くぼんやりと輝く人影を見た。
なんだあれ……? 幽霊……?
僕が過ごした、人とはちょっと違う一夏の物語。
最終更新:2025-05-19 19:40:13
11965文字
会話率:31%
北海道の寒い冬。年齢不問の児童館「めだかの学校」は、子どもも大人も入り混じる不思議な居場所だ。ある日、常連の崎田さんが「江別のコメダで、てっちゃんと春江さんが一緒にいた」と話しに来る。春江はこの児童館の創設者、てっちゃんは62歳の“児童”。
ふたりの関係を「ゼレンスキーとプーチン」と例える亀田さんのひとことが、大人たちの複雑な思いを映し出す。
その日、参加していた子どもは2人だけ。パソコンで大晦日の「夢のカラオケ大会」のチケットを作っていた。その1曲目は、春江&てっちゃんによる「ペッパー警部」。そして、そこにはある少年の名が記されていた——なかいくん。
かつて「めだかの学校」に通い、クラスの中心的存在だったなかいくんは、「ドラえもん事件」によって学校で孤立し、児童館を卒業していた。だが、大晦日の夜、スマホ持ち込み禁止の中で行われたコンサートに、なかいくんは「約束を破るわけないじゃん」と姿を現す。仲間たちも続々と現れ、静かに熱い夜が幕を開ける。
カーテンが閉まったあとの「本当のパフォーマンス」を知る人は少ない。だが、窓の外からこっそり見ていた亀田さんは、心に残る思い出として、夫のしげちゃんと紅白を見ながら語り、そして年明け、自らの手帳に詩を綴った。
この物語は、「子ども」と「大人」の境界を超えて生まれるつながりと、寒い季節に灯るあたたかな物語を描いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 19:20:18
2396文字
会話率:39%
好きな季節というものが人にはあるだろう。
それはきっと僕にとっては春だ。
出会いや別れそして人生の転機はいつだって春に訪れる。
恋、愛、そして家族。
それらを知り僕はベッドで眠りにつく。
最終更新:2025-05-17 17:00:00
2877文字
会話率:0%
桜舞う季節。新生活への期待と不安。堅洲高校に入学した響と妃の前に建つのは白が生える洋館だった。
訳あって入寮費をケチった二人。一番寮費の安い場所を選んだはず。こんな立派な館が自分達の寮とはとても信じられない。
彼女達の疑念は正しかった
。安いのにはそれ相応の理由がある。この館は御桜館。堅洲町最大の事故物件として知られる建物だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:34:39
10567文字
会話率:48%
俺の祖先が第五の季節をなくしてしまったせいだ。(※重複投稿しています)仲仁へび
最終更新:2025-05-15 12:00:00
397文字
会話率:20%
冬の季節を満喫して、たくさん遊ぶ雪だるまの詩。(※重複投稿しています)仲仁へび
最終更新:2025-01-04 03:00:00
228文字
会話率:50%
意味の分からない詩です。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-12-21 00:00:00
212文字
会話率:0%
季節は冬。月は如月。時は日の出と同時刻の事でした。
と、ある街外れにある、これまたとある山の中腹に鎮座する、博士と助手くんが住む半球状のラボでは、今日も博士が現実世界では実現不可能(かもしれない)ものを、発明していました。
出来立てほ
やほやの発明品を見せびらかせたい博士は、早速助手くんを呼びますが、何時まで経っても現れません。
気になった博士は、ラボの中を探し周りますが、助手くんはどこにも居ません。
さて、困った博士は一体どうするのでしょうか?
※ 【カクヨム】の方にも、ほぼ同内容のものを、投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 15:20:00
9797文字
会話率:55%
新学期、同じクラスになったのは、名前しか知らなかったはずの彼女だった。
紫陽花の咲く季節、
教室はきれいで、穏やかで、どこか閉じていて。
誰もが笑い合い、空気を読み、
そして、誰にも言えない「嘘」を隠している。
空気を読んで笑う少女。
自分を演じる少年。
優しさに疲れている子。
何も見ないふりをする大人。
――だけど、誰もがほんとうは、誰かに気づいてほしかった。
これは、クラスメイト30人の視点から描かれる、
ひとつの教室の、静かで確かな物語。
「紫陽花には、毒がある。でも――それだけじゃない」
嘘のようで、本当だった、
ありふれた青春の、ありふれない結末まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:00:00
28943文字
会話率:13%
長閑な風景が広がる異世界。
しかしここは、人と人の手が加えられた物には厳しい世界だった。
今日もスライムの雨が降る。
心のだれかの声がする。
「おい、いつからこれが普通の雨だと思っていた?」
スライム騒動に巻き込まれる以外は至って長閑なスロ
ーライフファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:19:55
10914文字
会話率:58%
5年ぶりに再会した、高校時代の元恋人・真奈と俺。
忘れたはずだった気持ちが、静かに、しかし確かに再燃していく。
けれど、真奈は既に結婚を考える相手がいて、心は揺れ動く。
過去を引きずる自分、前へ進もうとする彼女。
交差する想いの中で、俺たち
が選んだ道は……。
過去と未来の狭間で揺れる、ほろ苦い再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 08:36:40
1624文字
会話率:27%
総歴1941年。季節が冬の表情を見せ始めた頃、連合皇国は隣国である帝国から侵略の危機に晒されていた。
外交による努力は行き詰まりを見せていた。さらに帝国軍は国境付近に戦力の集結を開始、情勢は急速に悪化している。
連合皇国の軍隊であ
る国防軍はいよいよ侵攻に備えて戦争準備を開始した。
不定期ゆっくり更新です。ゆっくりしていってね
参考文献一覧 敬称略
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 大木毅
勝敗の構造 大木毅
灰緑色の戦史 大木毅
『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』
大木毅
歩兵は攻撃する エルヴィン・ロンメル
「砂漠の狐」回想録 エルヴィン・ロンメル
戦闘戦史 樋口隆晴
ソ連軍作戦術 デイヴィット・M・グランツ
『沖縄シュガーローフの戦い 米海兵隊地獄の7日間』
ジェームス・H・ハラス
ベルリン陥落1945 アントニー・ビーヴァー
スターリングラード:運命の攻囲戦1942-1943
アントニー・ビーヴァー
バトル・オブ・ブリテン イギリスを守った空の決戦
リチャード・ハウ&デニス・リチャーズ
ストーミング・イーグルス ドイツ降下猟兵戦史
ジェイムズ・ルーカス
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 06:26:01
121245文字
会話率:8%
経済オタクのブラック企業インターン・月城啓司は、過労死の果てに“均衡贖い”という未来担保魔法を携えて異世界へ転移した。未来を前借りすれば借金時計が刻み、期限を逃せば倍額の災厄が周囲を襲う──。農村再建、海賊討伐、季節や運命の先物取引まで、世
界経済を巻き込む財政ファンタジーが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:18:37
4772文字
会話率:14%
夏が過ぎ季節は秋…
秋と言えば食欲の秋、差し入れで頂いた、梨を食べ、色々なお酒と梨とを食べたら美味しいなどと会話が弾む。
マスターの勤めるbirdに七海がバイトをする事になったのたが、七海は母親と不仲で、自分の居場所がなくマスターの店に間
借りする事に。
マスターと七海のはどうなっていくのか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 12:54:57
7429文字
会話率:66%
藤田翔26歳はニューヨーク勤務のエリート商社マン。ある日、支社長から意外なミッションを言い渡される。それは日本に出張して、名古屋支社の女性とお見合いしてみないかというもの。
出張期間3週間+帰任休暇1週間。季節は夏だから、合わせて四週間のロ
ングサマーホリデイ。といっても、ちゃんと仕事はしますけど。それと、翔の実家は名古屋近郊なので、三年ぶりの帰省でもあった。
その翔が実家の最寄り駅に到着したら、高校と大学を一緒に過ごした同級生の元カノ、水草薫とバッタリ遭遇してしまう。彼女は豪農の娘だった筈が、家が没落していて今は母と妹の三人で安アパート住まい。その上、借金まで抱えていたりする。エリートの翔からすると、理解しづらい境遇にあった。
そして、翔が三年間、アメリカにいる間に、日本の社会全体がどこか違っていて、街は治安が悪化しており、地方都市でも小規模なテロが当たり前のように起こるようになっている。更に自衛隊が自衛軍になった結果、経済的な理由から志願して戦場に行く若者が増えているのだった。
翔としては、そんなの自分に関係ない、と思っていたのだが、徐々にそうとは言えなくなって行く。
一方、当初は乗り気でなかったお見合いなのに、意中の女性、もちろんお嬢様、との交際は順調に進んで行って……。
エリート商社マンの藤田翔と元カノの水草薫、この二人の視点で前半の物語は進んで行きます。
登場人物、多めです。
舞台は、少し先の未来です。でも、最近のコロナ禍が思った以上に長引いてしまっているのを作中ではすぐ収まったように書かれていたり、既にいろいろ違ってますので、完全にパラレルワールドとお考え下さい。
戦争や、貧困、格差社会を背景に加えていますが、あくまで味付け程度であって、テーマは恋愛と一部ヒューマンドラマです。何かを批判する意図は全くありませんのでご了承下さい。
それから、現実世界の団体や地名等を模した記述がありますが、全てフィクションであり、実際のものとは異なります。設定も緩めで、日本の歴史なんかも少々いじってたりしてます。全て適当にスルーして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:37:26
3164559文字
会話率:54%
卒業式の桜吹雪の中、岸本透は、ずっと気になっていた桜に告白した。
けれど彼女は、小さく笑って、泣きながら「ごめん」とだけ言った。
理由はわからないまま、桜は彼の前から姿を消した。
それから五年。
社会人として慌ただしい毎日を送る透は、ある
日、紹介された女性・沙智と出会う。
朗らかで気配り上手な彼女との時間は、少しずつ、透の心を溶かしていった。
季節は巡り、透は再び“結婚”という言葉を胸に抱くようになる。
そんな矢先、沙智の実家での婚約挨拶で、衝撃の事実が――。
過去に想いを残したまま、人は誰かを真っ直ぐ愛せるのだろうか。
そして、透が最後に見つけた“春”の答えとは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 09:57:35
8473文字
会話率:35%
この作品は作者が連載している作品、「魔王様、今日も人間界で色々頑張ります」のショートストーリー的なものです。
以下の事が含まれてます。
1 本編で書けなかった内容など書いています、例えば本編であまり関わりなかったキャラ同士が関わったり
とかな感じです。
2 話の順番が滅茶苦茶です、例えば季節で言うと冬の出来事を書いていてその次の話が夏の出来事でその次が春の出来事みたいな感じです、作者がその日思いついた話を書いて投稿します。
3 作者はこの作品を四コマ漫画的なものとして考えてますので毎日投稿できるように頑張ります。
4 あとがきに作者の一言やぼやきみたいな事を書きます、感想など書いてくれると嬉しいかもしれません。
5 3で毎日更新頑張ると言ったけど更新途切れても見捨てないでください。←作者はメンタル弱い方です。
6 完全にその場の勢いで書いてます。
以上の事がありますがそれでも良いと言う人は、どうぞ楽しんで行ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:14:33
170064文字
会話率:63%
中学三年の新学期。受験の足音が近づく教室で、僕とハーフのオニオ、気の強い芹道子の三人と、クラスメートたちが織り成す、何気ない、でも、二度とない、甘酸っぱく少し苦い日々の物語。
最終更新:2025-05-09 20:10:00
70282文字
会話率:31%
恋ではないけれど。
桜の季節の淡い思い出。
高校時代の苦い経験を忘れられない清水は、大学入学直前、駅前のバス停で見知らぬ女に道案内を頼まれる。断ろうとすると、
「ーー何か後ろめたいことでもあるの?」
と言われて、つい道案内を引き受けてしまう
。
恋愛未満とも言い難い、春のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:50:00
14687文字
会話率:37%
季節の香りが何かを思い出せる。あの時もあの人も。
キーワード:
最終更新:2025-05-08 10:04:39
654文字
会話率:17%
タンポポの綿毛があちこちで見られる季節になりました。綿毛のドライフラワーを作ってみましたので備忘録代わりに。
最終更新:2025-05-07 17:12:25
810文字
会話率:0%