帝国と王国。隣接する二つの国は長年友好な間柄であった。
だが国境での小さな言い争いが、いつしか両国を揺るがす事態へと至る。
帝国を率いる若き女帝は、私利私欲に走る大臣に唆され、諌める他の臣下を無視して王国へ戦争を仕掛ける。
対する王国を率い
る少年王は、話し合いによる和平を最後まで訴えていた。しかし結局は剣をとるしかなかった。
帝国の大臣が臣下によって処刑され女帝の目が覚めた。
だが時が遅すぎた。
苛烈な帝国の攻撃に王国は…。
みたいな設定はまあ頭の片隅にでも置いてお読み下さい。置かずにすっ飛ばして読んで頂いても構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-05 19:00:00
3871文字
会話率:27%
生産職が冷遇され戦闘職が優遇される王国で、第九王子のアレンは神官から『建築師』の職業を言い渡されてしまう。
王位継承権を剥奪され、魔物のひしめく森に追放されてしまうアレン。
しかし建築師のスキルは材料さえあればどんな建物でも造れ、魔物のスキ
ルも奪うことのできるチートスキルだったのだ。
圧倒的な力を手に入れたアレンは領地を広げ、美少女たちを臣下にしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-17 21:00:00
60304文字
会話率:34%
贄の絆と同じ世界設定で、「血脈を継ぐもの」の後半にあるシーンの抜粋です。
王の側妃の子セイエイの物語。
その昔、狭間から魔の者が大量に生じ、世界は危機に陥った。世界を救うために、ある人間の一族と精霊は力を合わせ、なんとか世界は滅びの運命か
ら逃れた。最後まで共に戦った一族に、精霊の女王は告げた。この戦いで精霊は傷つき疲弊しきってしまった。しばし我らは眠りにつく。その間、一族には閉じきれなかった狭間から少しずつ生じる魔の者たちを退ける役目を引き受けてほしいと。そして、いつか、精霊が力を取り戻し目覚める時、精霊の王と一族の王は再び邂逅するであろう、と。
そして現在。世界に、精霊の息吹が少しずつ感じられるようになっていた。精霊の王の目覚めは近い。
約束の一族の王は、一度は臣下に降った、側妃の子セイエイ。正妃の子アカツキが成人するまでの中継ぎの王である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 20:07:50
7486文字
会話率:29%
リサリア王国第一王子レスタークスは気は優しいが、幼いころからつまらない失態を繰り返しており、王子という立場でなければとっくに死刑になっていてもおかしくないとまで言われていた。
そんな調子なので第一王子であるにも関わらず他国の姫君との縁談
話はあるものの全く調わず、臣下の子女からも敬遠されている。
逆に第二王子のシャルルは英邁であると評判が高く、レスタークをバカにしており自分こそが次期王にふさわしいと考えていた。
しかし、レスタークスの失敗のほとんどは他の者たちの罪や失敗を「自分がやった」と言って引き受けていたものだった。
ファンタジー的なお家騒動です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 00:01:55
115592文字
会話率:40%
引きこもりの17代目魔王のタタンは王国の地下でひっそりと暮らしていた。何度も人間にぶっ殺された挙句に魔族のほとんどが世の中から姿を消した中で、臣下からも見限られて一人侘しく怠惰な生活を送っていた。そんな彼がある日、王宮に食べ物をくすねに忍び
込んだ際、幼い姫と出会ったことから彼の人生は再び動き出す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-10-27 23:24:49
1475文字
会話率:59%
〈番外編含めて完結しました。ありがとうございました!〉
再婚相手は顔は怖いが心優しい将軍閣下だった!?
皇帝陛下の側室の一人であるセラフィナは、このたび形だけの婚姻を破棄して臣下へと下賜されることになる。妖精と謳われる程の美貌を持つ彼女の次
なる夫は、大陸最強の「黒獅子将軍」アイゼンフート侯爵だった。凶悪な噂に違わず凶悪な面構えをした彼は、実のところ誠実で優しい男性で…?
すぐに傷を治す体質を持つためにすぐ無茶をする元姫×そんな彼女を守りたい将軍閣下の、王道恋愛ファンタジー。
///評価ブクマ、感想などありがとうございます。大変励みになっております。
///ひっそり改稿終了しました。細かい修正のみで話の内容には変更ございません。
*婚姻破棄ものに見せかけた、ただの政略結婚ものです。ざまあ要素は皆無ですので何卒ご了承ください。
*設定上[戦闘、暴力、出血描写]が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 23:08:17
330938文字
会話率:46%
ある時、種族間の争いを収めようとした魔王がいた。
彼の努力のかいもあり、徐々にそれが進んでいったと思われたが、
相次ぐ裏切りにより、
その望みは消え去ってしまう。
そして父の代からの臣下に裏切られ・・・・死んだ・・・。
そして数十年の月日
が流れ・・・・また、俺が生まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 00:00:00
21346文字
会話率:37%
最強の魔術師カイ=レキウスは、同時に大陸統一を果たした覇王であった。
戦乱の世を終わらせた彼は、弟に後事を託し、表舞台から退場する。そしておよそ三百年後、周到に用意していた魔術儀式によって、不老不死不滅の《吸血鬼の真祖》として生まれ変わ
った!
「これで俺は未来永劫、愛する魔術の研鑽に打ち込めるというわけだな」
専制君主のしがらみから解放されるカイ。
ところが三百年の歳月を経て、彼が目の当たりにしたものは、民を虐げる貴族、賄賂を貪る役人、弱者をいたぶる騎士……かつての自分や弟の理想など欠片も残っていない、腐り果てた国の姿であった。
「こんなもの、許しておけぬ。俺がこの手で再び破壊し、造り直してくれよう」
悪を殺し尽くし、有能なるを臣下に次々と従え、カイは覇道を歩んでいく。再び世界を征服するその時まで!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 19:00:00
102834文字
会話率:35%
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来
事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)らとの友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
あるところに4人の王あり。
武勇に優れる赤斗王。
知略に優れる緑蘭王。
人徳に優れる白露王。
そして……特段優れたところのない僕、青玉。
天下に名を轟かせる剣星殿は、臣下として仕える王を探していた。
僕たち4人の王は剣聖殿をそれぞれ招致す
る。
そして剣星殿が求める王の資質とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 16:37:51
6983文字
会話率:43%
異世界転生した主人公は自分の国を建国し、悪ノリでネタ法律を制定しまくって国民を傍観することを思い描く。
しかし、転生神が悪ふざけで主人公のコピーを大量に作りだし、本来主人公が手に入れるはずだったチートスキルをコピー達1人に1つずつ授けて転
生させてしまった。
スキル無しで建国などできるか!俺のスキルを返せ!!
仕方が無いので転生神から詫びに貰った特殊なテイムスキル【魔物マスター】でコピー達を捕まえて使役し、建国を手伝わせて自国で働かせることに。
王様は俺、臣下も俺、俺々の国でやりたい放題やってやる!
この物語は魔王、勇者、冒険者、動物、家など様々な職業に転生して各地で大暴れする自分のコピー達を捕獲し、ネタ王国を建国するコメディ果汁100%のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 19:22:24
20587文字
会話率:25%
※注意・メリーバッドエンド、死ネタ、鬱展開、残酷描写あり。
家族で隣国へ向かった帰りに盗賊に襲われ、たった一人生き残ってしまった令嬢のイレーネ。
常に不吉な死が付き纏うイレーネは、その首の傷痕の事もあり死人姫と呼ばれていた。
その噂
を聞き付けた隣国の王太子が、友人でもあり臣下でもある伯爵のため、彼女を求めた。
だがその伯爵――クリストフには、人に言えない秘密があった。彼は呪われ異形の姿となっていたのだ。
死に怯え、生き残ったことに悩みながら前へと進むイレーネ。
死を求め、生きながらえてしまう己の身体に嘆くクリストフ。
呪われた者同士が出逢い、傷付くことを恐れながら、互いの心を知ろうとしていく。
死を恐れる令嬢と、死を望む伯爵。
歪み捻れた感情の行き着く先は、本人さえも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 21:27:15
54593文字
会話率:26%
人族と魔族が共存する世界で行われた勇者召喚の話
最終更新:2019-08-03 18:00:00
3458文字
会話率:49%
自宅を出た美代の前に広がっていたのはだだっ広い荒野だった。
封印歴四百年頃、信仰の厚い王国と信仰の薄い帝国の戦いは王国の勝利に終わった。勝利した王国は帝国を吸収し、帝王国となった。
それから百年後。帝王の命令で辺境の男爵、ハジー卿一行は
災害の大陸の調査を仰せつかる。臣下であるガヤックとモギィはその折、不思議な美少女を発見する。
現代日本にてぬくぬくと暮らす中学生だった美代は彼らと共に、帝王国へ。目的を見失っていた少女は大きな流れに否応なく巻き込まれていく……
「私、特別になりたい」
唯一神クヌトが支配する封印された世界を冒険する、ホクロ美少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 14:05:34
85467文字
会話率:29%
【MF文庫Jライトノベル新人賞第15回第3期予備審査第二次選考通過作品】
魔王クリムは、魔帝ススパイから王都を侵略せよと命じられる。王都の南の森に拠点を構えることにしたクリムは、臣下(しんか)とともに城を作り始める。それと並行して王都在住の
勇者アンの暗殺を企てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 12:00:00
101119文字
会話率:54%
【書籍化】TOブックスさんから2019/07/10に発売予定です。【もちろんネタ枠で】
これがSSSの御力か……_( ´・-・)_
↓あらすじ
SSSランクのおっさんが凄まじい善行を摘み、世界を救済する話が流行りだと聞いて書いてみた。
↓真面目なあらすじ。
勇者によって国王の地位を追われた男カイン。
妻を奪われ、臣下達を全員処刑された彼は、辺境の地にて軟禁生活を始めた。
そして十年後。
新たに現れた魔王に勇者が敗北し、神託でカインが新たな勇者に指名された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 07:10:22
287262文字
会話率:19%
◆大陸全土を支配するファルザード帝国。その属邦の一つベルン公国の君主アルフォンス・ベルン(17歳)。アルフォンスは、日常生活では、「無能」で、分数の計算も出来ない。だが戦争においては天才。
◆アルフォンスは、奴隷気質のエルフの義妹パミーナ。
メイド服好きの義姉フローラ。皇帝の孫娘で8歳の美幼女ミストルーンと日々楽しく暮らしていた。
◆だが、やがて帝国に暗雲が立ちこめる。
帝国の北半分を支配する北部総督シルヴァン皇子(24歳)。冷酷かつ天才的な軍略家であるシルヴァン皇子は、南部総督イリアシュ皇子を殺害し、自らが皇帝にならんとする野望を持つ。シルヴァン皇子は謀略と暗殺をもちいて、皇帝の長男であるイリアシュ皇子を挑発。やがて、帝国は北部総督シルヴァン皇子、南部総督イリアシュ皇子の全面戦争に突入する。
◆ここに《継承戦争》と呼ばれる帝国史上空前の内乱が勃発。
イリアシュ皇子の臣下であるアルフォンスは、ベルン公国の誇る騎狼(きろう)軍1万2千騎を率いて、猛悪なるシルヴァン皇子と対決する。
◆アルフォンス・ベルンと、シルヴァン皇子。この二人の激闘が、やがて帝国の命運を大きく変えていく。
◆皇族のロリ幼女、エルフの奴隷的な義妹、メイド服の義姉美少女。萌えと燃えが融合した本格的な戦記ファンタジー小説です。
◆〈日本の戦国時代の小説〉〈ヨーロッパ並びに世界各国の歴史小説〉〈三国志〉〈水滸伝〉
〈ローマ帝国衰亡史〉〈司馬遼太郎〉〈山岡荘八〉〈吉川英治〉などが、お好きな方や、歴史が好きな方は、是非ご覧下さい。
◆◆◆◆ご意見、ご感想、お待ちしております。◆◆どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
◆◆◆暫く不定期更新となります◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 07:00:00
114758文字
会話率:30%
臣下たちにいびられまくる、一部に愛されやすい平和主義者なチート魔王様に痺れを切らした近衛兵な第二の父が家出させちゃうおはなし。
※リハビリ用の短編小説です。希望が多かったら連載書くかもしれません。
R15と残酷描写ありは保険です。基本、コ
メディーのつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 15:00:00
5784文字
会話率:57%
何のとりえもない普通の高校生神谷優斗はある日交通事故に巻き込まれ、死んだはずだった。
しかし、目を開けるとそこには無限にも見える広い草原が.....
そこで優斗を待っていた出来事とは?!
異世界王道物語!!救済戦争~神が臣下ってチートなんじ
ゃね?~是非お読みください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 00:00:00
4999文字
会話率:57%
若きオトゥール王は即位後、それまでの野蛮で盗賊じみた騎士たちが持つ気質に変革を起さんとして、日々城壁の上に立ち、馬上槍試合を監督していた。だが王の思いとは裏腹に、かねてから怨嗟を抱きあっていた騎士同士の衝突は、命懸けの遺恨試合に陥ってしまう
。しかしそれは、先王以前から永年に渡って積み上げられた罪過のほんの一部だった。罪過はあらゆる時と場所に刻み付けられていたのである。湿原に、隣国に、王と臣下の間にさえ。しだいに王は寡黙になり、氷の彫像のような存在とかしてゆく。だが王にはなんらかの思惑があるようにも見えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 22:22:30
54120文字
会話率:49%