毎日毎日、薬草の栽培とお薬の開発に夢中な男爵令嬢ラウネルア。
そんな彼女に毎日毎日ちょっかいかけるのは、王国の第四王子ヴァルツガード。
ある日、面白い見せ物があると誘われ、向かったパーティ会場で始まったのは……
最終更新:2024-09-14 14:02:20
5144文字
会話率:40%
「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、警戒心が強くてなかなか僕に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、凄く可愛いんだよ」
「……そうですか」
子爵令嬢のレジーナは、貴族学園のクラスメイ
トである、伯爵令息のエドガーに片想いをしている。
だが、エドガーのことがあまりに好きすぎるあまり、エドガーの前だと緊張して上手く喋れなくなってしまうレジーナ。
「おっと、もうこんな時間か。実は今日から数日、叔母の経営しているお店を手伝う約束をしていてね。僕はお先に失礼するよ。また明日ね、レジーナ」
「あ、はい。ごきげんよう、エドガー様」
このままではいけないと、何とか悩みを解決するため、放課後レジーナは藁にも縋る思いでとある占いの館に入った。
すると――。
「あ、いらっしゃいま……せ!?」
「……?」
仮面を被った店主らしき人物が、レジーナの顔を見るなり露骨に狼狽えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:04:07
4968文字
会話率:51%
「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、凄く警戒心が強くてなかなか私に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、超可愛いの!」
「……そうか」
とある放課後の教室。
そこで俺はいつもの
ように、隣の席の朝比奈と二人で、世間話に興じていた。
……嗚呼、今日も朝比奈は可愛い。
小動物を彷彿とさせる、小柄な身体とくせっ毛の髪。
いつもニコニコ笑っている、太陽みたいな明るい性格。
朝比奈は元来口下手でコミュ障な俺に、唯一優しく話し掛けてくれた、天使のような存在だった。
そんな俺が朝比奈に分不相応な恋心を抱いてしまったのは、言わば必然だったのだと思う。
「……あー、ごめんね田村くん、また私ばっか喋っちゃって」
「……いや」
そんな、気にしないでくれよ朝比奈。
俺は朝比奈が楽しそうに話しているのを見てるだけで、赤スパを投げたいくらい心が満たされてるんだから……。
「私なんかと喋ってても、田村くんは楽しくないよね……」
「――!?」
朝比奈!?
いつも笑顔を絶やさない朝比奈が、目に見えてしょぼんとしてしまった。
嗚呼、違うんだ朝比奈ッ!
俺はただ口下手なだけで、楽しくないから話さないわけではないんだッ!
「あっ、もうこんな時間。私、家の手伝いしなきゃいけないから、先帰るね。またね、田村くん」
「……あ、あぁ」
何か言わなきゃという焦燥感に駆られたものの、結局喉から言葉は出ないまま、寂しそうに一人帰って行く朝比奈の背中を、俺はただぼんやりと眺めていた――。
「……はぁ」
その後俺は、藁にも縋る思いで、隣町にある占いの館で俺と朝比奈の相性を占ってもらうことにした。
「す、すいません」
勇気を出して仰々しい扉を開けると、店内は間接照明でいかにもオカルティックな空気を演出していた。
「あっ、いらっしゃいま……せッ!?」
「?」
狭い店内の中心に座っていた占い師風の人物が、俺の顔を見るなり、露骨に狼狽えた素振りを見せた。
占い師さんは顔を物々しい仮面で隠しており、声もボイスチェンジャーで加工しているので性別すら不明だが、体格的におそらく女性だろうと思われた。
「あのー、俺の顔に何かついてますか?」
「い、いえいえいえいえいえ! 何でもありません! ど、どうぞお掛けください!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:01:40
6678文字
会話率:54%
その日、委員会があり帰りが遅くなってしまった高校生の屍 翔は帰り道を歩いていた。そんな帰り道の途中、どこからか金属同士がぶつかるような音が聞こえてきた。その音が気になった翔は音のなる方へ向かった。そこでは大きなコウモリのような翼を生やした女
と変わった形をした武器を持っている男が戦っていた。翔は困惑しながらも二人の戦いを見ていた。だがその戦いに夢中になるあまり、二人の戦いで飛んできた流れ弾が心臓に当たってしまった。そこで意識が飛んだ翔が次に目を覚ますと目の前には先程まで戦っていた吸血鬼の女がいた。そして吸血鬼の女は翔を吸血鬼にしたと言い出した。彼女の気まぐれで吸血鬼にされてしまった翔は彼女を狙う組織『掃除屋』との戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:03:48
34364文字
会話率:52%
俺は高校生探偵ではない渡里 悠哉。ある日、幼馴染でいとこの水野 美鈴と日常生活を送っていると、怪しいラブコメ展開を目撃した。展開を見守るのに夢中になっていた俺は、背後から近付いてきたもう一つのラブコメに気が付かなかった。突然のラブコメ展開に
気を失い目を覚ますと・・・いとこに恋をしてしまっていた!?
恋愛脳になっても中身は同じ。
浮気はなしの高校生!
純愛は、いつも一人!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 16:00:00
4290文字
会話率:24%
皆さんは、物語を執筆する時にしっかりと調べてから執筆なさってますか?
私は一応調べてから執筆はしているのですけど、調べるのに夢中になりすぎて困ったことになった――というのが今回のお話しです。
メイン連載が章の途中で突然止まった理
由について言及しております。
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 20:11:31
2526文字
会話率:0%
幼い頃からモデルとして活躍する彼女はその『自分のイメージ』を壊さないようにと、事務所に言われるまま生きてきた。そんなある日、納得のいかない出来事が起こり始めて反発しその場から逃げ出す。無我夢中で走り出し見つけた場所である親切な人と出会い、そ
れが彼女の人生を大きく変えることととなるのだった。
(本当はオムニバス連載中の『恋のはじまり♡恋愛短編集(1話完結)』に書いていたのですが、文字数が一万文字オーバーしてしまい、普通の短編として投稿することにしましたぁ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 20:02:13
11500文字
会話率:48%
デイル・トリス伯爵令息は憧れのアステリーナ・ザイル公爵令嬢とお見合いをした。だが、浮気をした予知夢を見たからと断られてしまう。
落ち込むデイルだったが、王立学園で予知夢のようなことが起き始めた。王太子殿下や側近達が、一人の男爵令嬢に夢中にな
って……
「あなたも私の邪魔をするの?あの公爵令嬢もそう。私の思う通りに動かない。私はこの世界の神様よ。私の思うがままに貴方達は転がればいいの。貴方も私に夢中になるわ。チャリド様もリッケル様もブリド様もみ~んな私に夢中。だから、貴方も私に夢中になって」
あまりにも恐ろしくてデイルは男爵令嬢を突き飛ばした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:03:52
3836文字
会話率:28%
アドニス・ミフェル公爵令息には、エルディーナ・シャレントス公爵令嬢と言う婚約者がいる。
この令嬢がしつこくて、休みの日には公爵家に押し掛け、王立学園でも、エルディーナはとても嫉妬深くて、アドニスが令嬢達と仲良くするのが気に入らないようで。
「わたくしという婚約者がありながら、他の令嬢達と仲良くしないで下さいませ」
口うるさく注意してくる。
だから屋敷に来たエルディーナに言ってやったのだ。
「しつこい女は大嫌いだ。休みのたびに押し掛けてくるな。私はゆっくりしたいのだ。お前を連れて街に出かけたくないし、お前の話なんて聞きたくない。お前が婚約者でなければ叩きだしている所だ。今すぐ帰ってくれ」
エルディーナは泣きながら帰っていった。
言い過ぎたと翌日、謝ったが、エルディーナの態度はそっけない。
マリアと言う女に夢中なようで。マリアって何者だ?
冷たい態度をとったアドニスが後悔するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 12:48:47
3411文字
会話率:37%
男爵令嬢に魅了されて、婚約者をないがしろにしてきたディック王太子。今、一生懸命婚約者の機嫌を取っているところなのに、帝国のブリーディア皇女が結婚したいと言って来た。どうしてこうなった。私が愛しているのはエラウディアだけだっ。頑張るディック王
太子殿下の物語。
男爵令嬢に婚約者達は夢中です。愛を取り戻すためにわたくし達は戦います。のその後の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 16:00:07
6027文字
会話率:56%
宝木イナは動物しかいないゲーム世界に吸い込まれた。この世界には美しくて傲慢で弱い雪兎お嬢様さんがいって、めっちゃ強いが商売に夢中なゴリラ王子もいる。たくさんの出会い、たくさんの冒険が彼女を待っている。
最終更新:2024-09-01 18:57:13
9986文字
会話率:39%
ッハ!?え、転生?!ならあの最強コマンドで「上下タテヨコetc‥」あ‥
ワシ、コマンド忘れてたんだった。。
老人ながら重度の中二病を患っていたワシは闇の炎に抱かれて(火葬されて)死んだ。
どうやら前世で夢中になっていたゲームの世界に転生
したようだ。
「ッファ、敵か?」
それなら早速この最強のコマンドで終わらせてやる
「上下タテヨコetc‥‥ん‥あれこの後ナンダッケ?」
「これが転生ボケってやつなのか( ・◇・)??」
いや、ただ記憶力の低下である。
これはダークヒーローに憧れコマンドバトルの世界に転生したはいいものの、コマンドを忘れてしまった。
そんな悲しい男の物語。
主人公のダークヒーロー像は世間一般のそれとは違います。そして彼は何事にも本気です。
カクヨにも掲載しています。カクヨムに先行公開しているので、興味があれば、ぜひ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 14:00:00
18565文字
会話率:19%
ニートの主人公君のところに友人からの動画が送られてきます。オカルトチックな動画で興味を持って云云かんぬんという話です。2章のあとがきでそれなりにしっかり解説を入れてるので読み終わった後にそちらをご覧ください。
最終更新:2024-08-31 20:54:53
3703文字
会話率:22%
影の世界――我々の住む陽の世界の裏にある、もう一つの世界。
今から五千年前――怠惰な神に代わり――当時の神官たちは、悪魔に与した堕天使たちをそこに閉じ込めた。
時は移り現代――
影の女王の命により、影の世界は、陽の世界への侵攻を決
める。
影の世界に閉じ込められた五千年の恨みを晴らすため――〝支配〟〝戦争〟〝飢餓〟そして〝死〟――黙示録の四騎士を中心に、影の同盟は水面下で侵攻の準備を整えていた。
一方そのころ、大人たちに隠れ、自販機の裏でタバコを吸っていた女子高生日陰コヨミは、奇妙な視線に悩まされていた。
視線の主は、真っ黒い傘をさして立ち尽くす長身の男だ。彼はコヨミの行く先々で現れ、無言でコヨミを見つめ続けるのだ。
ストーキングされる原因も、男の名前もわからず、不穏な日々を過ごす中、コヨミは生徒指導室に呼び出された。
タバコの件でぐちぐち言われるのかと思っていが、なんと、生徒指導室でコヨミを待ち構えていたのは、現役のFBI捜査官だった。
逮捕でもされるのかとびくびくするコヨミだったが、FBIよりももっと恐ろしいものが現れる。
生徒指導室の窓の外から、傘の男がコヨミを見つめているのだ。
コヨミはたまらず学校から逃げ出した。
ようやく大きな通りまでたどり着こうかという時、目の前で交通事故が起きる。大きなトラックが、横断中の歩行者の列に突っ込んだのだ。
たくさんの人が亡くなるのを目の当たりにし、力なく座り込むコヨミだったが、もっと恐ろしいことが起きる。
死んだはずの人たちが、動き出したのだ。
まるでゾンビのように立ち上がり、奇声を上げる人たちを見て、コヨミはストーカーのこともFBIのことも忘れて逃げ出した。
ゾンビたちはなぜか、コヨミのことを追いかけてくる。コヨミは無我夢中で逃げ続けるが、逃げた先に、傘の男が待ち構えている。
ゾンビに食われるくらいならストーカーの方がマシだ――コヨミがそう思って、ストーカーの脇を走り抜けた時――
「ご安心ください。私はあなたの味方です」
ほかならぬ傘の男が、コヨミに向かってそう言った。
そして、黒い傘を武器に、あっというまにゾンビたちを倒してしまった。
彼はいったい何者なのか、ゾンビがコヨミを襲う理由、FBIがコヨミを訪ねてきた理由はなんなのか、そして、影の世界との関係とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 15:40:00
178525文字
会話率:32%
この俺、高校生の"新渡荒斗(あらど あらと)"には心から「恋」をしている女子がいた。
お嬢様、の取り巻きをしている"妙楽蓮香(たえら れんか)"さんだ。
彼女のためならどんな苦難があろうと立
ち向かっていくことができる。
たとえ相手が地球外生命体だろうがな。
・・・今のはあくまで例えだ。
本気にはするなよ?
とにかく、俺は彼女が好きだ!
大好きだ!!
恋しているんだ!!!
夢中なんだ!!!!
そんな俺を、お前ら、ぜひ応援してくれ!!
じゃあ、準備ができたら早速この物語を読んでくれ。
待ってるからな!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 17:11:11
3826文字
会話率:19%
ゲームの世界では何度でも死に再スタートして強くなる。私のやっている「魔法戦争」はより強い魔法で敵をやっつけ強く成っていく。主人公はイケメンだがもちろん人間ではない。本拠地はあるが作戦会議の場面しかない。総勢100名くらいだが、人形兵を作れ
るので無限だ。決め手は常に魔法だ。占領地からの収入はポイントになるので占領地の管理は重要だ。夢中でゲームしながら歩行した結果死亡した。イケメンの主人公に転生した。ゲームの中だと判るがリアルだ。ゲームのキャラクターでしかない筈なのに喋るし感情が
ある。まだ幾つも残っている敵を滅ぼし世界を統一する事が目標だ。しかし敵は魔法が使えない。それともこちらの力が圧倒的に成ったか。幾つの疑問を抱えながらゲームを進めて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 12:59:40
2609文字
会話率:43%
大陸にある一つの帝国。
その王国を収める暴君王と呼ばれた若き帝王の元に1人の花嫁が嫁いできた。
花嫁は、美しい白銀の髪と蕾のような頬を持っていて、瞳は輝く宝石のようであった。
まるで妖精のような姫君であった。
しかし、その婿はというと残虐な
皇帝で、闇を閉じ込めたような黒い髪。
そして鋭く燃えるような赤い瞳を携えたその姿は悪魔のようであった。
賢者の仲裁で2人は結婚式をあげた。
愛も何もない政略結婚である。
___________________________________________________
政略結婚として隣国から嫁いできた美しい花嫁と、暴君王とよばれるて皇帝。
冷えきった2人の仲をなんとかしようと賢者は日々苦労していた。
だが、皇帝は12歳の舞踏会でバラを送った初恋の少女以外は愛さないと言い、
花嫁は、帝国へ訪問してきた、舞踏会で出会ったという思い人へ夢中。
しかし、2人にはどうやら誤解があるようで……
とんでもない思い違いに気づいた賢者は2人の仲をどうにかしようと並走する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 12:37:46
4441文字
会話率:25%
ある夏の日、一枚の絵に出会い、強く惹かれた主人公。その日から絵に夢中になっていき夢の中で、、
キーワード:
最終更新:2024-08-20 08:40:30
2872文字
会話率:4%
俺の名前は久世八雲だ。
自分なりに波乱万丈な悪ガキ人生を送り、偶然知ったゲームで何時しか課金廃人となり、無我夢中でやり込んだゲーム「リンカーネイション・ロア・オンライン」の自身のキャラになって異世界に居る。
しかも拠点やギルドが丸ごと、でだ
!
そして、強さも……
まあ、心残りは家族に別れの言葉を伝えられなかった事だけだな。
さて、今、俺にはゲームの中での事とはいえ、家族とも言うべき弟妹達が俺を主人として慕っている。こいつらを守る長男として頑張るしかないか。
しかし、ゲームの強さがそのままなら、戦闘面なら心配が無い……かな。
課金に課金を重ねたからなぁ。
課金関係の記録全てが個人なら俺が1位なんだよ。
投資と株で爆稼ぎした。
単位が「億」でしかも2桁で、最初の数字は「1」じゃない。
だから、限界まで課金したら、「不正にハッキングしてチートした!」と一時期は運営会社がクレームでパンクしかけた程だ。
そんなんだから、心配はしてないが長男だから皆を守ろうと思う。
……ゲームで手に入れた全てが有る!?
効果がゲームと同じなら、世界征服が夢物語ではなく現実の実現可能な目標になるぞ。
折角の異世界での第2の人生だ。
楽しく生きる事を目標にしよう。
……だから、胸やお尻を触った理由はちゃんと有るんだからな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:00:00
252245文字
会話率:54%
この思い出は愛しくて儚い
※エブリスタにて別名義で掲載
最終更新:2024-08-15 20:46:11
1305文字
会話率:15%
世界を滅ぼす悪の大邪神デスアース。その復活を阻止するため6人の勇者を探す使命を受けた聖王国の王女アズサは騎士タカラと共に勇者を探す旅に出る。だがアズサの前に立ちはだかるのは、かつていくつもの文明を滅ぼしてきた101体の不死身の悪鬼だった。
悪鬼に追われるアズサは立ち寄ったラの国の港街で一人目の勇者となる少年ラフィートと出会う。アズサとの邂逅により勇者として目覚めたラフィートは悪鬼に立ち向かい、無我夢中のまま悪鬼を倒す。勇者は悪鬼を倒すことが出来る。その事を知ったアズサはのこりの勇者を探すため、そして世界中に飛び去ってしまった悪鬼の行方を探すための情報を集めるべく自由交易都市セントラルシティを目指すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 18:44:34
549603文字
会話率:57%
1章から4章の続きです。
最終更新:2024-08-14 00:47:40
721文字
会話率:28%
「ヒロインと、王子を無事に結ぶことができれば、千葉陽平を生き返らせてあげましょう」
幼馴染で片思いの相手だった彼、千葉陽平が自動車事故で私を庇って亡くなった、その日の夜のことだった。
神様を名乗る謎の声の申し出に、無我夢中で頷いた、次
の瞬間。
私は異世界に転生(?)していたのだ。
ここは、乙女ゲームの世界らしい。ここで、聖女であるヒロインリリアナと、王子のギルバードをどうしても神様はくっつけたいそう。
……ちなみに、私が転生したポジは悪役令嬢。ギルバードの婚約者。
「……これ、どのルートでも私死んでない?」
ほぼ無理ゲーだろ、としか思えない。そんなムチャクチャなチャレンジに、渡されたゲーム攻略本一冊で、私は挑むことになったのです。
愛する人の為ならば、悪役令嬢にでもなりましょう。なんとしてでも、彼を生き返らせてあの世界に帰ってやる。
そこから私の、やり直し不可能な一回きりの、命がけの乙女ゲーが始まった。(悪役令嬢視点で)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 22:00:00
3634文字
会話率:35%