筋が通っていないことが嫌いであり、いつしか現代社会に嫌気がさし、不良と呼ばれるようになっていた龍は、孤独であった。
仲間などおらず、自分に向かってくるものはすべて暴力でねじ伏せる10代を過ごしていた。
不良10人に囲まれようが、1人で返り討
ちにする。龍は強者であった。
ある日、俺に話しかける男がいた。
「お前は弱い。」
俺は男をにらむ。
「弱い人間が力だけ強くても意味がない。力が強いものは弱い人間を守れる。弱いものを守ってこその強者だ。」
俺は男をにらみ続ける。
「任侠って知っているか。」
「・・・ヤクザのことだろ。」
「違う!任侠は弱きを助け、悪を許さぬ者のこととだ。くそチンピラ共と一緒にするな。」
男が吠える。俺はめんどくさい男だなと思った。
「俺についてこい。お前に最高の世界を見せてやる。お前は任侠を極められる男だ。」
・・・めんどくさい男だが、俺は男の言葉に惹かれていた。そして自然と言葉が出ていた。
「・・・ちょっとだけ。試しになら。」
「よく言った!最高の世界を見せてやる!」
それが親父と俺の出会いだった。16歳の時だった。
そして物語は10年後へと進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 14:50:46
42295文字
会話率:75%
善吉は、幼い頃より超一流のスター忍びになることを夢見る甲賀忍者の卵。里の忍術教室で長年にわたり修業を積むも、痩せっぽちで気弱な彼は、留年?をくりかえす落ちこぼれであった。師匠からは叱責され、家族からは疎まれ、女子からはバカにされる惨めな日
々……。
今回もまた忍びデビューのチャンスを後輩に奪われた善吉は、さすがに心が折れかける。
「世界は広い! 里で忍びになれぬなら他国で仕官すればよい。それも一国一城の大大名に仕えるんじゃ!」
善吉の幼馴染で、タイプは正反対ながら、やはり落ちこぼれであるデブで無神経な太郎太が吠える。
それは恋あり友情あり、そして天下を揺るがす暗殺作戦ありという、想像を超えたいきあたりばったりの冒険のはじまりだった──。
本作は戦国時代が舞台ですが、歴史的背景はきわめて希薄です。〈甲賀の里〉以外の国や人物などはすべて架空のものです。半ファンタジーの青春コメディー忍者アクションとしてお楽しみください。
※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 01:51:35
56620文字
会話率:44%
何処にでもいる、一人のオッサンの社会情勢の呟き。
ほとんど陰気な内容ですが、思ったことを感想にしてくれたら嬉しいです。
手厳しい解答も歓迎しますが、但し荒らしは厳禁!
評価もください。
糧になりますから。
さらに、誤字脱字に何
故か文字化け? までありますから、報告もください。
心にある猛毒を吐こうと思う。
社会に、世間に、勤め先に、俺自身に……。
底辺だって吠える!
なろうランキングを設定しました。よろしかったらこちらもお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 08:10:52
48212文字
会話率:1%
世界中で同日・同時刻、数多くの洞窟が発生。
最初に調査しただけで放置された洞窟は迷宮へと変わり、田畑を荒らす草食系が数万単位で氾濫。
天災と人災に故郷を追われたトラウマを原動力に主人公は戦う。
迷宮災害が拡大する中、歯を食いしばって奮闘する
一人の青年の物語。
毎週火曜日19時更新。
©2019守月左近折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 19:00:00
155679文字
会話率:28%
土竜の遠吠え~ダンジョン災害奮闘記~のこぼれ話。
主人公を取り巻く人物の短く、見えなかった物語。
最終更新:2019-06-11 19:00:00
7346文字
会話率:31%
オカルトマニアでアニオタの変態、駄城雄馬は童貞を捨てたい一心で、無謀にもネットの黒魔術を頼って自宅で召喚術を決行する。もちろん、魔術とは名ばかりで現実に起こりうるはずのない出来事。しかし、おかしなことに魔法陣が輝きだしてエルフが異世界から召
喚されたのだ。
「あなた誰ですか?」
「エルフっ娘キタァああああああ!」
エルフの召喚に歓喜して吠える彼をエルフの少女、イリューナ・ミシェリィナは困惑する。
雄馬はイリューナへ童貞を捨てるために協力してくれと全裸になって迫るとイリューナが発動した暴風にあおられて雄馬はボロボロにされてしまう。
「早くここから帰してください!」
だが、元の世界に戻す方法などわからず、イリューナは自らの帰還する方法を探す。だが、彼女をめぐってあらゆる騒動が勃発し、雄馬も巻き込まれ始める。
だが、それも一時的なこと――
しばらくして彼女は家で厄介になり、自ずと人間世界のエンターテイメントや環境に染まってしまっていく。
難癖のあるエルフの美女と変態の青年がおくる破天荒物語がここに開幕!
現在、本作品は正式には第18部までが話がつながっています。
19部以降からは再度改稿してますので話は繋がっておりません。
アルファポリスより出張掲載。
物語は中盤まで同じように展開していきますがルートが異なる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 16:58:19
101955文字
会話率:48%
私の後悔している初恋を女々しく話しただけの文章
後悔から逃げるために今日も私は本を読む
キーワード:
最終更新:2020-07-02 03:03:07
1151文字
会話率:0%
私が本を読む理由について
キーワード:
最終更新:2020-07-02 02:34:19
364文字
会話率:0%
たまたま面白そうな光景を見てしまいましてですね……
最終更新:2020-06-29 15:22:10
443文字
会話率:30%
「ULTRAMAN」観てたんだけど、エースのショタっぽいヤツが予想通りメンヘラのホモガキだったのでなんとなく腹が立って書いた。
ちなみにあらすじと本文はなんら関係ありません。
最終更新:2020-06-12 14:20:34
793文字
会話率:0%
海翔は放課後スーパーによって食材諸々を買った帰り道だった。そしていつまで経っても怖いと思ってしまう犬に至近距離から吠えられバイクに轢かれ死んでしまった…はずだった。
気がつけば次元の狭間に、そして影のような謎の人物に話を聞かされる。世界はひ
とつではないと、そして海翔自身は元の世界には戻れないと。
そうなれば異世界に行くしかないと決めた海翔に影が授けたものは…
加護と言いながら呪いを授けられ、ノロマと言われていた当てつけだろうか、特性までも【鈍化】を与えられた一見不遇な海翔の異世界生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 19:38:38
68111文字
会話率:34%
新型コロナウイルス感染が広がる中、帰省せずに東京に残った大学生のわたし。一人、ワンルームに閉じ籠って暮らす中で、気になっている先輩も参加するWEB飲み会が行われることになったが。
この作品は「NOVEL DAYS」にも掲載しています。
最終更新:2020-05-12 10:15:21
4309文字
会話率:7%
10歳の頃、ゲームが大好きな幼馴染の女の子と約束した。
「プロゲーマーになったら僕と結婚しよう」
幼馴染の女の子は言った。
「じゃぁ、私はマネージャーになって側で応援するね」
それから15年。
大人になった幼馴染の女の子、スカイ・ユ
ウホは最強のプロゲーマーになり、僕こと落ちぶれたプロゲーマーのオワタ・トウは、幼馴染のよしみで彼女のマネージャーになっていた。
今の彼女は最強を鼻にかけ、傍若無人にふるまい、僕はソレに振り回される日々。
ある時、僕の専門校時代にお世話になった、ゲーマーの恩師との試合で彼女は勝利し、試合会場で恩師をこき下ろした。
流石に媚びへつらう僕は我慢に耐えかね、ついに彼女へ吠えた。
日頃の恨みを晴らしてやる。
この試合、絶対に負けたくない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 17:00:00
3999文字
会話率:31%
自然豊かで、文化の街でもあるフェリチタ街には観光スポットがある。
それは崖より下に広がる海の絶景である。
自殺願望のある主人公はそこで風景を味わいながら崖から飛び降りようとするのだが、金髪の美少女と出会うことになる。
最終更新:2020-04-30 11:37:32
4551文字
会話率:22%
『わたし』は傭兵として生きてきた。
これからも、ずっと傭兵として生きていくのだろう。
敵に捕まって命を落とすことは怖くないし、子供を殺すことだって何も思わない。
これは、何人も仲間を失って擦り切れた『わたし』と、ニンゲンの言葉を話す獣達の物
語。
『わたし』はニンゲンだけど、彼女の方がよっぽどニンゲンみたいだ。
そう思って微笑んでいると、馬鹿にされていると思ったのか…文字通り彼女は私に吠えたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 12:36:38
4681文字
会話率:13%
街がバグる。人間たちは、獣のように吠えはじめる。
最終更新:2020-03-21 12:00:00
1316文字
会話率:7%
非異世界転生、異世界転移の作品です。
本作は『アルクレプス大陸英雄譚 破滅の魔女と古の神々』の前日譚です。
三人称で展開が遅かった反省を生かし、一人称視点で、スピーディに進めていきたいと思っています。
以下あらすじ。
顔に引っ掻き傷のある
、バンダナを巻いた少年ランドルフ。
彼は幼少期、幼馴染のアメリアと一緒に親に捨てられた人狼である。
少年たちは、人間と相容れない存在として迫害されながらも、同じような境遇の者たちが集まった里で、助け合いながら懸命に暮らしていた。
だが、平和は長くは続かなかった。
シャーリー率いる魔女と、トリカブトの名を冠したアコトニス教団に追われるようになったのだ。
―――暗黒の時代。
これは後世にそう語り継がれるであろう時代と、運命の悪戯に翻弄された少年たちの物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 20:05:28
16955文字
会話率:34%
怪し課シリーズ六作目!
屋外犬の遠吠えや、海岸での釣り竿の忘れ物――
市役所妖怪返送担当、通称『怪し課』の凸凹コンビは
今日も小さなクレームの処理に追われていた。
けれども今回の妖怪は、ちょっと一筋縄ではいかないようで?
シリーズ最大の
ピンチとなる今作、二人の運命やいかに――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 12:17:05
9164文字
会話率:44%
俺の幼馴染、日山陽毬は暴言がひどい。俺に阿呆とか馬鹿とかドジとか間抜けとかとにかく色々言ってくる。今日もまた、中庭で一緒に飯を強制され、遅刻すれば怒られる。
「このあたしを五分も待たせるなんてどういうこと!?ありえないんだけど!?」「あー
、すまん」「あんたとあたしが一緒にいられる時間が五分減っちゃったでしょ!?どうしてくれんの!?」
きゃんきゃん吠える様はポメラニアン的な雰囲気。
……うん。こいつ俺のことめっっっっっっちゃ好きだよなあああ。ものすっっっごい分かるんだよなあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 19:18:50
3252文字
会話率:45%
現代感覚で読み解けば、実はツッコミどころ満載『源氏物語』✨
千年語り継がれる不朽の名作『源氏物語』も実はツッコミどころ満載!?
源氏物語をはじめ、平安時代の古典をより楽しむためのエッセイです。現代とは全く異なる家族の形態、暮らしの様式
、恋愛模様など平安トリビアと源氏物語についてつぶやいています。
古典を専門には学んでいないイチ源氏物語ファンの書く軽いタッチのハンドブックです。よかったらご覧になってください。トーク集などは妄想を含みますので、見解の相違もあるかもしれませんが、大目に見てやってください。史実、原作と異なる等、明らかな間違いはご指摘いただきたいのですが、基本的にはゆるく、広いお心でお読みいただければと思います。
お歴々の源氏物語を研究されている方々、現代語訳をなさっている皆様、源氏物語ファンの皆様方、それから紫式部サマ、どうか怒らないでください。お願いします。
『【超訳】源氏物語 ~いつのころだったかしら?~』と並行して公開しています。
https://ncode.syosetu.com/n8727fe/
【超訳】で「源氏物語」を話し言葉に訳して、【別冊】で「源氏物語」についてあれやこれや語っております。よかったら合わせてお楽しみください。
※この作品は「カクヨム」にも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 12:00:00
141335文字
会話率:12%
A4で1頁分の掌編となります。
最終更新:2019-12-29 21:10:14
1234文字
会話率:0%
人間に見られない、人間に入られない《不思議なゲート》におおわれている森。
その森ではたくさんの動物や植物たちが共存しあって、朝も昼も夜もにぎやかです。
ただ、満月の夜だけは誰も外に出たがりません。
その理由はオオカミの遠吠えが夜中聞こ
えるから・・・・。
それでも、黒猫のクロと白フクロウのシロは満月の夜にエサを取りに行くのです・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 11:00:00
6629文字
会話率:35%