いちばんしたのおとうとの、ちいさなながれぼしは、あるよる、きょうだいたちからわらわれて、にげだしてしまいます。
ちっぽけで、おくびょうなじぶんにできることは……?
だれにだって、だれかをしあわせにするちからがあるというおはなし。
最終更新:2022-01-09 01:21:54
2006文字
会話率:28%
70億人以上の人がいたら、どのくらい苦しんでいる人がいるんだろう。苦しんでいる。そんな時は、鏡を見て自分の顔を見てください。
苦笑いをしていますか? 苦しんでいますか? 泣いていますか? 鏡はもう1人の自分です。その自分にも嘘をついたら、か
っこわるいでしょう。
嘘をつかないで、もう1人の自分の語りかけてください。
そうしたらきっと答えが見つかる。きっと勇気が出る。扉を開けて帰ってきたら、笑ってる自分を見せてあげてください。
貴方は笑っているはずですよ。
そんなちっぽけな題材をテーマにした物語。
この主人公は帰ってきた時、笑って報告するでしょう。
私はかっこよくなったって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 23:27:14
999文字
会話率:35%
太平洋の真ん中に浮かぶ「ちっぽけ島」へのヘリコプター便を運航する、ヘリパイロットの高村さんは、ある日、ひとりの男を島へ送り届けます。男は島の開発を提案し、島民のみんなを怒らせてしまいます。あの男を島へ届けたのは間違いだったのか。ひとり悩みな
がらもパイロットの仕事を続ける高村さんでしたが、男の帰る日、いつものように島へ着いたヘリコプターに嵐が襲いかかって──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 19:00:00
7922文字
会話率:39%
ミステリー作家兼お家大好き人間の梶原は旧友きっての頼みで事件現場へと赴く。
最終更新:2021-12-13 18:04:14
548文字
会話率:0%
人は夢を見る。
その願いは様々だが彼もまた同じ夢を描いていた。
自身が作り上げたゲームで有名となりお金持ちになるという夢だ。
だが夢は夢…頭の中では簡単に行くのに現実ではそうはいかない。
彼もまた多くの一人…つまりは一般の人間。
夢を思い描きこの大きな社会と言う名の大海で生涯もがき消えるちっぽけな存在だ。
だが…ある時彼に転機が訪れる。
それは良くか悪くかは分からないが確かに彼の運命を変えた。
彼は自身の作り出したゲーム上の存在、大魔王ラミナとして異世界に降り立つ。
そこで出会った小さな少女。
見習い魔王と共に設定では無い真の大魔王への道を歩む。
そして周りの者達。
魔王、勇者、王を含めた全ての者達は彼を恐れ頭を垂れるのだ。
大魔王の名のもとに。
大魔王トーナメント
数奇な物語が織りなす伝説が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 00:12:17
13139文字
会話率:18%
こんなことを言うと、男からも女からも。老いも若いも。
たいていの方面から反感を食らうことはわかっている。
あたしは、容姿に恵まれていると思う。
最終更新:2021-11-16 20:59:45
8797文字
会話率:32%
地表の七割が、白い雲の海に覆われた世界。
雲海の上空に建造された多数の空中都市は、利権を巡って互いに争い、ジェット戦闘機による航空戦を繰り返していた。
社会、経済、政治、そして戦争……
我々が住む「現実」とは全く異なるはずのこの世界は、
しかしどこか奇妙に、私たちの世界と良く似ている。
物語は、民間軍事企業に所属する戦闘機パイロット、イコライ・ブラドが、敵も味方も次々と死んでいくこの世界に対して、徐々に疑問を持ち始めたところから始まる。
イコライと周りの人物たちは、絶え間ない戦争の合間に、自分の人生のあり方や世界のあるべき姿について、(私たちと違って)率直に意見を交わす。彼らは、時に共感し合い、時に激しく対立する。
最初の頃、世界の片隅のちっぽけな存在に過ぎなかった彼らは、やがて世界の運命と大きく関わり、それを変えていくことになる。
これは、そんな彼らが織り成す、群像劇であり、戦記であり、人生の意味を求める問いかけであり……
そして、何よりもきっと、ラブストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 21:31:47
341294文字
会話率:52%
白の先兵と呼ばれる存在がいる。その中でも少しだけ異常な自分で物事を考えられる骨の先兵と呼ばれる特別個体に焦点を当てた作品です。
ただただちっぽけなスケルトンのお話です。
最終更新:2021-09-19 19:37:40
1380文字
会話率:0%
弟は死んで、僕も死んで
僕は転移し、弟は転生した
身分の差は醜いものだ
おそらく、この話を聞けば
でも、そうじゃない……違うんだ
僕は、みんなに動いてほしい
僕は、みんなに考えてほしい
金で買った命を
もらった命を
どうか忘れないで
君た
ちが家族だと
たとえ、血は繋がっていなくても
邪魔に思っても
決して
忘れないで
その子は
あなたたちの家族だということを
この話は、そんな壮大でちっぽけな願いの物語
*面白いと思って頂けたら、ご評価をお願いいたします。
皆様の評価が執筆活動の励みになります。
*初投稿ですので、至らないところはあると思いますが読んでくれるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 06:05:20
177679文字
会話率:24%
露のように儚い人生をどう生きるのか問う、終末ファンタジー。
空に2つの月が輝き、1つの大陸が海に浮かぶ世界。そこでは超国家『連邦』と反連邦勢力との間で長く争いが続いていた。
どちらにも属さない小国で生まれたキーオーは「人生はちっぽけなもの
だから、自分や身内のために生きるべき」とする『露命の教え』に従いながら暮らしてきた。
しかしジャーナリストの叔父から悲惨な戦争の現状を聞き、『露命の教え』に疑問を抱くようになったキーオーは、叔父と故郷を出る決意をする。
対立する二つの国家に追われながら、戦争を終結させる道を探るキーオー。だが彼の運命は「月誕生の秘密」を発見してしまうことによって大きく変わり始める――。
※エブリスタ、カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 10:48:31
145051文字
会話率:50%
ラムリィ王国は魔法と書物に秀でた国である。
後者を担う王立トート図書館で、主人公のヘルメスは『司書見習い』を務めていた。
億を超える書物を抱える図書館には、毎日のように『精霊姫』と名高い王女・ジュノーがやってきている。そしてヘルメスとジュノ
ーは幼少の頃より図書館で共に本を読み、時に駄弁る身分差の幼馴染だった。
しかしそんな関係にも限界はある。
ジュノーが寮制の名門、王立シュレヴィ魔法学院に通うことになった。これを機にジュノーとの関係は途切れるだろうと思っていたヘルメスだが、国王や『司書』の計らいでジュノーと同じ学院に入学することになる。
邪神が遺した魔獣を倒すため、魔法騎士となる者たち。
彼らの中に交じった一般人であるヘルメスは、類まれなる才能を持っているはずの学院の生徒の中で上位成績者のクラス・A組に所属することになる。
同年代で並ぶ者がいないとすら言われるジュノーの隣を歩きたいと考えるヘルメスは、図書館で読み漁った膨大な知識を武器に戦う。
最先端の学説、古い逸話、マニアックな分野など……。
普通では持っていない知識を本を読むことで身に着けた彼は――――無自覚に最強級の魔法使いとなっているのだった。
「結局俺は、先人が編み出したものを読んだだけだ。読んで書いてある通りにするだけなら誰でもできる」
「――――だから、俺は月みたいなものだ。自分の光では輝けない、ちっぽけな存在なんだ」
「それでも俺は、ジュノーの隣にいたい。いつかその輝きを直視できるくらい、自分だって輝いていたい」
全ては、図書館で出会った瞬間から始まった。
勇者と呼ばれし初代国王に憧れて眩く輝く、愛おしい人の隣にいるために。
『司書見習い』はやがて、真なる魔法の物語を編む。
これは『司書見習い』と『精霊姫』の、図書館から始まったラブコメディだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 19:24:55
31503文字
会話率:54%
岡山県玉野市に恐ろしくも悲しい伝説がある。
今を遡ること動乱のさなかの室町時代、安芸出身の盲目の座頭たち五人がいた。
一念発起して信濃の善光寺へ参るべく、瀬戸内の海を船旅の途中であった。
ところがその全財産に眼がくらんだ船頭。座頭たちは金
品をまるごと奪われたうえ、ちっぽけな岩礁に置き去りにされ、潮が満ちてきて海の藻屑と消えたという。
それ以来、周辺では怨みを飲んで死んだ五人の無念か、すすり泣く声が聞こえたり、火の玉が飛ぶなどとよからぬ噂が飛び交った。地元漁師は気味悪がって近寄りたがらない、いわくつきの岩礁だった。
……この悲劇伝説には諸説がある。
五人とも溺れ死んだのではなく、うち一人が近くの海岸に打ち上げられ生き残ったともされているのだ。
本作は、この生き残った座頭の逸話を題材に、恣にアレンジした物語である。
岩礁から近くの無人島に命からがら逃げた座頭の一人、杜の市。琵琶法師だった。
口封じするために追ってくる船頭、鬼市郎。
因果な運命の綾糸が織り成すさなか、得体の知れない不気味な島で命がけの遊戯がくり広げられることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:07:34
61867文字
会話率:13%
前世と違って五体満足、これ以上の幸運は無い。小さな田舎村の小さな幸せを噛み締めながら、今日も元気な少女フラノ。異世界の不思議に無縁な生活を送っていた少女の身に起こる、〝ちっぽけな〟出来事。それが少女の運命と生き方を変え、〝ちっぽけな〟冒険の
序章となる。
全二話の異世界転生小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 23:12:35
26243文字
会話率:37%
あれこれ悩んだり、考えたり、後から考えるとちっぽけなことでも、当時は大きな問題だったりする。
迷ってもがきながらも、案外前に進んでいるのかもしれない。
人間って案外単純?
特に山もオチもない、通学中の大学生の話。
こちらの話はカクヨムにも
投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 17:12:19
1678文字
会話率:0%
※あくまで個人の体験です。
最終更新:2021-07-05 14:11:07
2286文字
会話率:0%
遠い遠い昔、二つの王国は世界の覇権をかけて争いを始めた。奪い合い、潰しあいその争いは熾烈を極めた。
1000年後、ご永遠に続くと思われた争いは突如として終わりを告げた。
そしてそれは敵よりもより強く賢く優れた存在であろうと望む時代の終りを意
味していた。
一方、その世界とは違う世界で一人の心が空虚で満たされて望みを忘れた少年がその短い生涯を終えた。
二つの終わり。それらは決して交わることはない物語であるはずだった。
しかし天の神様が運命の糸を操ったのか、二つの終わりは出会い。そして新しい始まりを迎えたのだった。
果たして、望みを失った少年は望みを失った世界で何を望むのか。或いは世界は彼に何を望むのだろうか。
これは世界を打ち破る物語。これは望みを望む物語。
そしてこれは終わりを迎えて始まる物語。
水面に投じた一つのちっぽけな小石が波紋を作る様に。
注意:この物語を完結まで描くことを私はこの場で誓います。2020年9月14日。波積 形り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 20:00:00
285698文字
会話率:49%
異世界で辺境伯の貴族令息に転生した【俺】は、十八歳の年に中央の貴族学校に入学する。そこで出会ったのは一癖も二癖もあるヒロインばかり。
恋人? いやそりゃ前世からゴニョゴニョ年いないからほしいけど……俺みたいな転生しても頼りないちっぽけな男
のこと、誰も好きになるわけないよな……と思っていたら、何故かヒロイン全員俺を好き!?
いやいや、流石に嘘だろ。
この何故か聞こえてくる【ヒロインたちの心の声】は、たぶん前世から彼女いない歴XX年の俺が錯乱した妄想で、【チート能力】なんかじゃないんだって!
魔法もすごいチートもないけれど、本当に地味な能力で時には傷付いたこともあったけれど、きっと異世界にだって愛はありますよね?
あります、よね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 21:00:00
11577文字
会話率:32%
秋が近づいてきているというのに気温は相変わらず三十度を超え、蝉がうるさく鳴いている。
そして、私の目の前には三浦茜と私の名前が書いてある赤点だらけのテストが広げられていた。
「次のテストで赤点取ったら留年だからね」
楽しい高校生活を過ごすつ
もりだったはずの茜に突如訪れた、留年の危機。
九月末には毎年楽しみにしている収穫祭もあるのに、全ての楽しみが消えてしまうかもしれない。
果たして、茜は留年を回避することが出来るのか!?
ちっぽけな村で彼女たちが送る、ちょっと不思議で、特別で、ありふれた願いを叶えるための高校生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 00:07:42
26848文字
会話率:35%
僕の友達にヨシダさんという人が居ます
歳は四十代半ばで長身痩躯。酒豪。ちなみに中々の二枚目でもある
職業タクシー運転手。2006年の或る日、僕が新宿駅西口でたまたま停めたタクシーの運転手さんがヨシダさんでした
目的地で降りるまでの間
、ぽつぽつと話をしました。すると若い頃に僕と同じ街に住んでいた事がわかりました。会話をする中で妙にウマが合ったので連絡先を交換し、それ以来の付き合いになります
ヨシダさんと僕の共通点は同じ街で過ごしたという事と、同じ自動車が好きだという事
そして話を進めていく中で明らかになったのが二人とも今まで数多くの不可思議な現象に遭遇し、様々な恐怖を経験した事でした。ことヨシダさんの経験してきた心霊体験や怪奇現象に修羅場の数々は驚きの連続で、彼から沢山の怪談を聞きました
そしていつの間にか、その場に僕も連れて行かれるようになりました。初めは数か月に一度、多い時はひと月に二度三度、僕は彼といっしょに日本のあちこちにある曰くつきの廃墟の数々に足を踏み入れました
行けば高確率で死ぬほどの恐怖を味わい、行かないと言えば小馬鹿にされる──
僕は悔しくて意地になってヨシダさんにくっついていきました。ヨシダさんと一緒でなければ、あんな真似は出来なかったでしょう
暗く恐ろしい場所に踏み込むとき、僕がこれまで経験したこともないような恐怖に呑み込まれてしまったとき
いつも助けてくれたのもヨシダさんでした
そして最後にはその恐怖に呑まれ、引きずられていったのも
いま僕は何年もヨシダさんに会えないでいます
最後に会った時、彼はあの世とこの世の狭間に居ました。そして僕だけがこの世に帰ってきてしまいました
僕はずっとヨシダさんからの連絡を待っています
ある日思い立って、かつてヨシダさんから聞いた話や彼と共に過ごした日々の思い出を書き出してみました。現実に起こり得るはずのない、信じられないような事が沢山ありました
出会った当初からは想像もつかないような物語に、いつの間にか僕は放り込まれてしまいました
これは僕が謎多き親友、ヨシダさんと共に主に恐怖を味わい、時に過去を振り返りながら束の間を共に過ごした記憶の中から幾つかをピックアップしたものです
この世の片隅で確かに起こっていた男たちのちっぽけな物語を、どうか読んでやってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 21:38:04
254445文字
会話率:53%
妖精は人の幸せのために生きる。しかし人が妖精の存在を否定すると死んでしまう。
小さな誠意が祝福を齎す、ちっぽけな奇跡の物語。
オムニバスで毎回主人公を変え、人間関係と背景世界がどこかで重なっていて、普遍的な死生観、絆の連鎖を紡ぐ。
旅商人
の青年が自称妖精の女の子と出会う。しかし過酷な現実に、ロザリオを投げ捨て妖精の存在を否定してしまう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 07:13:07
120399文字
会話率:40%