教員試験に失敗した道野幸彦。それから10年以上惰性で家庭教師を続けている。夢を諦め、自分の意志を捨てて女遊びを続ける日々。そんな道野はある日、まだ小学生にすらなっていない女の子、川上乃里の家庭教師に就く。戸惑いながらも、道野は懸命に乃里と心
を通わせていく。その中で道野は、今まで経験したことの無い心の芽生えに気付かされる。一方、乃里も道野に特別な感情も抱き始める。父親のいない乃里にとって、クラスメイトのどんな男の子よりも魅力を帯びた道野に、乃里がとった行動とは?二人の心情、過去、そして隠された運命を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-29 18:53:45
10331文字
会話率:54%
絵麻は中学2年生の女の子。数年続いていた家族崩壊という状況に耐え切れなくなりとうとう家族を殺してしまう。遺体発見はかなり遅れて絵麻は当然のことながら犯人扱いされる。しかし、指紋も何も発見されなかったため事情徴収だけで終わった。外部の犯人だと
警察は発表する。だが、調べていくうち絵麻が犯人だということが判明した。だが絵麻はその直前に逃亡をしていた。警察と絵麻の追いかけっこが始まった。その間、絵麻は美容整形をし他人に成りすましていた。そしてとうとう1ヶ月の末、絵麻は警察の手によって捕まった。が、未成年犯罪という異例な状態で世間はたちまち騒がしくなった。少年法が改正されていなく死刑判決にはならなかった。少年院に10年間過ごすことになる。
10年後、24歳になった絵麻は生まれ育った我が家に帰ることになる。家は取り壊しが決定されている。その間、絵麻は不思議な体験を過ごすことになる。
絵麻はキャバ嬢になっていた。そこで知り合った彰夫と付き合うことになる。彰夫は10年前の事件のことなど忘れていた。だから絵麻が犯人だということにも気がついていなかった。彰夫はIT系の社長になった。彰夫は絵麻と結婚するつもりでいた。幸せもつかの間になった。絵麻は妊娠に気がつき産む決意をするが10年以上前のトラウマが頭の中から離れられなくなっておりたびたび悪夢にうなされるようになる。そして彰夫と結婚式目前のところに彰夫の親が決めた縁談により無理矢理別れさせられ過去のことまでバラされてしまう。絵麻は絶望的に陥る。やがて絵麻は赤ちゃんを産む。シングルマザーとなった絵麻はまたキャバ嬢に舞い戻る。彰夫は結婚し、たびたび絵麻のお店へ行く。彰夫は絵麻の過去も受け止めてくれるようになる。彰夫は家族から勘当され奥さんと離婚し絵麻と結婚する。そして絵麻は幸せをつかむ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 00:31:28
61712文字
会話率:66%
そこそこの人間関係を保ってそこそこ平凡に生きてきた水瀬現(みなせうつつ)は、クラスメイトの天音黄泉(あまねよみ)が公園のトイレで自慰をしている様子を聞く。
いじめを受けている彼女となるべく関わりたくなかった現は黄泉を突き放したような態度を
取る。しかし、なぜだか次第に彼女のことが気になってしまい、ついにはみずから彼女と接触し、ついには彼女の抱えていた秘密を知ってしまう。
黄泉は『雷堂(らいどう)様』という神様の声が聞こえ、彼女は人々を救済するために雷堂様の『降臨の儀』を計画していた。そして現は、そんな彼女に流されてるまま、降臨の儀の準備を手伝うことになる。
それが、現と黄泉を引き裂く悲劇の引き金と化すとも知らず——
妖精シリーズ第3弾はオカルト路線。
一応他の妖精シリーズと繋がっている要素はありますが、時系列としては『歯車』や『箱庭』の10年以上前なので、単体でも成立するような内容になっています。
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 07:50:44
20346文字
会話率:43%
夏休みになっては1人で札幌に3泊4日で適当に遊ぶという過ごし方をもう10年以上続けている。
周りからは「札幌ばかり? たまには函館とか旭川とか釧路とかに行けよ」と言われるが、札幌で充分楽しんでいる。ちょっと遠出をしたいなという時は、札幌
発の日帰りバスツアーを利用している。
それでもたまには別の場所も良いかな。南に行ってみようと思い、ある年、屋久島に行こうとしたら出発日に台風が直撃、飛行機は欠航となり結局中止した。
これは、お前は夏休みは札幌で過ごせという神のお告げに違いない。神と言っても貧乏神とか疫病神かも知れないが。
そんな馬鹿な結論から、相も変わらず夏休みには札幌へ1人出かけていく。
観光と呼ぶにはぬるい旅行だが、それでもさすがに10年以上続けていると、いろいろ思うことも出てくる。
毒にも薬にもならない仲山凜太郎の札幌だらだら記。
よろしければ時間つぶしにでもどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 16:00:00
21442文字
会話率:9%
そのおっさんはかつて、異世界で勇者と呼ばれていた。
でも、それも10年以上も前の話。
今は……現実世界のド田舎在住、しがない独身中年サラリーマンとして、のんびり暮らす毎日。
そんなおっさんの前に、ある日突然、娘と称する一人の美少女が押し
かけて来た!
彼女は告げる。
「私は、お父様をお守りするためにやってきました!」
ファンタジー異世界と、現代日本に酷似してるけど、微妙に違うパラレルワールド。
本来、行き来が出来ない双方の世界を自在に行き来できる……そんな特技を持つ娘たち。
そして、それは彼女達の敵もまた同様で……。
これは、二つの世界を股に掛けた愛とか、希望とか、勇気なんかのドタバタ話。
異世界ファンタジードラマ幕開けです!
※複数視点一人称で描かれる群像劇形式です。
主人公は最初おっさんだけど、副主人公として娘の一人シャーロット、魔王の娘パルル様がいます。
たまに俯瞰視点の三人称にもなります。
一章、勇者おっさん視点、娘との出会いと最初の刺客との戦い
二章、娘2号視点、過去編。割りとハードな展開なので、予めご了承を
三章、勇者おっさん&娘二号のその後。おっさんの本領発揮! 燃える男の生き様を見ろっ!
四章、魔王国執政、パルルマーシュ様の内政チート。そして、魔王国と異世界に迫る危機!
五章、ある日、おっさんの前に黒い少女が現れる。そして、否応なしに始まる異世界争奪戦争! 空前絶後の大戦争が今、始まるッ!
3/30 本編、ついに完結。作者としては、もう何も言う事はありません。
2019/08/25
AIキャラデザにより、三人娘のイメージイラストを用意してみました。
それに伴い本編描写の変更と、新規のキャライラページを最新話部分に追加しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 05:06:39
348221文字
会話率:20%
10年以上消えることのない後悔を抱えて生きる私の物語。
最終更新:2019-07-23 23:31:19
535文字
会話率:0%
10年以上連絡を取らずにいた父の訃報を受けてから数年後、墓参りに行くとそこには父親の幽霊が居た。
生前の父から受けた理不尽な扱いに嫌悪を覚え冷たく接する主人公。
そんな彼に託された、幽霊となった父からの三つの頼み事。
父はなぜ幽霊となって
息子の前に現れたのか?
そして、主人公はなぜ袂を別った父を悼みに墓を訪れたのか?
父と息子。
遙か昔より変わらない不器用なその関係性を繊細に描いた精神的冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 20:42:25
24684文字
会話率:37%
10年ぶりに長岡駅に降りたら、知ってた頃とは随分様変わりしていた。
8月2日…長岡花火の日。全国的に有名なだけあって、駅は人でごった返している。
あたしは、高校時代、一度だけここに花火を見に来たことがある。
10年以上も前、たった一
度見ただけの花火を、なんだか無性に見たかった。
こういうのを虫の知らせというのかもしれない。
※遥彼方さま主催「夏祭りと君」企画参加作品です。
※秋の桜子さまにいただいたタイトルイラストを各話トップに入れてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 21:52:14
5958文字
会話率:32%
グリセディア歴983年
巨大な大陸では、いくつもの国家が乱立していた。国家は己の存亡を掛け、互いに協力し合い、交易を結び、ときには小さな諍いを繰り返しながらも均衡を保っていた。
ある時、均衡の歯車が狂い、大陸は二つの勢力に分かれ 巨大な戦
争が始まった
二つの勢力、[ナルブグリート貿易都市連合国家]と[エイデインシア王聖都連合国家]
種族の関係無く、互いの国境線を境に隣人同士が憎み合う
ある者は英雄という肩書を求め、またある者は富を求め、それぞれが己のために戦争を続けた
グリセディア歴1000年
戦争は未だ続いており、10年以上も不毛な争いを続ける者たちへ、神の裁きでも下ったのだろうか
戦場跡からは不死者が這い出し、各地でモンスターと呼ばれる生物が現われ、牙を剥いた
二大国家は初めて"停戦"を結び、モンスターに対抗するための協定を締結し、
そして、これまでの過去を清算するかのように"厄災歴"を定め、団結を目指した
……厄災歴4年、戦争の爪痕は癒えることなく、人々は動乱の中にあった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 23:36:16
2158文字
会話率:30%
営業として働く陽太(ひなた)は、ひょんなことから10年以上昔の高校時代を思い出していた。
今では思い出になった高校時代の僕と友達。様々な出来事や景色や風景を思い出すなか、その中心にはいつも「彼女」の存在があった。あの時の自分にはあって今の自
分にはないもの。そして彼女との思い出の数々。それを色濃く思い出すために、陽太はアルバムのページをめくり始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 17:00:00
26265文字
会話率:47%
父が悪性リンパ腫を患ったときのことを書いております。まだ悪性リンパ腫と診断される前の状態から追って書きました。
娘の目線からの作品となります。
全てがノンフィクションというわけではなく、母や主人は勿論、父本人のその時の気持ちなどは、作者の想
像が多分に加味されております。
ここに書かれている治療法などは、10年以上前のものとなります。
今ではもっといい治療法に変わっていると思いますので、その点についてご了承いただきたいと思います。
この作品は、『パブー』さんに掲載しておりましたが、今年の9月いっぱいで閉店となるそうですので、言葉足らずのところなどを書き直した作品をこちらに随時掲載させていただく予定です。
最後に。
10数年経った今、父は存命です。
悪性リンパ腫を患った後、腎癌、前立腺癌、そして去年大腸癌を患いましたが、今は全くの健康体です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-15 19:51:45
12287文字
会話率:17%
父親が探偵をしているものの、探偵に全く興味のない秋緒。ところが、幼馴染の美凪と共に、
ある事件を任されてしまう事に…。
渋々向かった、鎌倉の屋敷で秋緒を待っていたのは――――?
10年以上前に書いたものの為、現在と携帯事情が違います。
(
ガラケーのみ。スマホはない時代です)
犯人を推理しながら、ゆっくり読んでもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 20:55:23
5893文字
会話率:28%
ある時を境に人族の間で、自身の名も知らぬ少年の噂が世界各地に広がっていった。少年はかつて神のみが操ることができたという”風”を操り、気の向くままに各地で人助けをしながら旅をしているといわれることから、人々は彼を”風の旅人”と呼んだ。
※こ
の作品は10年以上も前に僕が初めて書いた作品で、魔法のiランド様にて掲載していたものになります。こちらでの掲載に当たり大幅に修正と加筆をしながらより読みやすいようにして、続編も書いていきたいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 16:58:39
7708文字
会話率:38%
浅見珠衣は中学時代からの親友である千早の結婚に打ちのめされていた。10年以上隠し通し、温めてきた淡い彼女への恋心は同性同士というだけでこんなにもあっさりと壊れていく。そんなとき、同じく中学時代からの友人である三沢美樹(ヨシキ)が珠衣へ宣告す
る。「千早を好きな気持ちは否定しない。でもこの先、タマキだけがつらい思いをする」そして美樹は趣味だと公言していた女装をあっさりとやめ、珠衣を連れまわすようになり……。
20代後半女子の迷走する恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 07:00:00
6193文字
会話率:52%
準社員契約といえども10年の月日は長過ぎる。退職を決意するまで揺れ動く男を描いた短編私小説。
最終更新:2019-01-25 21:37:13
6258文字
会話率:0%
主人公の友季くんは10年以上、友達が欲しいと願っていました。やっとその願いが叶う物語です。
友季は最期にたくさんの友達に囲まれ、未練なく逝ったはずでした。しかし、彼は記憶を保持したまま異世界に転生を果たします。王の策謀により監禁される毎日
。ですが、不思議な出会いをきっかけに友季はたくさんの友達に囲まれていきます。
主人公は青臭くて、現実が見えていないと言われるほど誰にでも優しい情に厚い人物です。しかしその性格ゆえにたくさんの友人に囲まれ、力を合わせて数多の困難を乗り越えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 22:19:53
20635文字
会話率:45%
ある国に魔女が来るという噂が流れた。様々な吉凶が残っているその魔女が、来るまでの王様の出来事。
10年以上前に書いた短編が発掘されたので、手直しをして投稿することにしました。
最終更新:2019-01-06 11:07:31
2270文字
会話率:28%
異世界ファンタジーです。不思議な力を持つ少年が運命に翻弄されながらも、自分の道を見つけていく内容にしたいと思ってます(色々未定)
実は最近のラノベをあまり読んだことがないので(10年以上)、色々とずれているかもしれません。童話的なノリで
書いてます。
なろうも存在自体、最近知って、登録したばかりで、他の方の小説を読んだことありません。すみません。ジャンルのカタカナもさっぱり分かりません…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 22:02:51
1494文字
会話率:8%
「死にたい」と思っておられる方は多いと思います。
かくいうわたくしもその一人でありまして理由ははっきりわかっております。うつ病です。
2000年代、「科学技術とそのリスク」というテーマで研究を行ってまいりましたが、科学技術の問題を研究しなが
ら横目でいつも自殺のことを考えておりました。
10年以上続いた「自殺者3万人時代」。
中規模都市が消滅するほどの規模で人が亡くなりました。
今、幾分ましになったとはいえ、相変わらず多い自殺者。まことに狂える時代であります。
さて、聖書という本でありますが、この本を歴史ととらえた場合、「古代ユダヤ人の苦難の歴史を描いた著書」とも見ることができます。
古代エジプトやアッシリア、セレウコス朝、ローマ帝国。
小国であったユダヤ人の国の民は恐るべき残虐さをもって殺され続けます。
その救いを神に求めるところに堅信の理由があるのですが、ここに人生の試練に耐える意味を徹底して考え、見出す契機が生まれました。
自殺を考える人は救いを求めておられると思います。
本文章は救いを与えるというよりは、耐える力を与え、さらに耐えることの意義を与えることを目的としています。
問題の社会的・精神医学的・経済的な解決につきましては「序」にまとめましたので、そちらをご覧ください。
本文章はキリスト教の伝道や知識の普及を目的とはしておりません。
キリスト教の専門家によって書かれたものでも、自殺対応の専門家によって書かれたものでもありません。
もっとも事実的な次元で誤りがございましたら、お知らせいただけると幸いです。
表題にある通り、「自殺したい」と考えておられる方の慰めとする、その一事が成れば幸いと存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 08:11:18
14605文字
会話率:2%
四部構成
第一章 東方の星 全15話
ドイツの老舗ピアノメーカー“クラウトミュラー”は投資の失敗により経営難に陥る。中国の音楽企業“イーストスター”はそんなクラウトミュラー社に資本参入し、経営を立て直そうとするが、伝統にこだわりを持つク
ラウトミュラーと合理性を追求するイーストスターとの間に衝突が生じ、その先陣を切っていたのは日本人同士であった……
第二章 修行時代〜日本編 全12話
第一章より10年以上前の物語。ピアノ調律師岡島は、ある日突然営業への異動を命じられ、不向きな営業の仕事に苦悩する。
第三章 修行時代〜渡独編 全20話
岡島は会社を辞めてドイツへ渡り、技術を磨こうと決意。晴れて老舗ピアノメーカー・クラウトミュラー社の整音技師となるまでの記録。
第四章 復活 全10話
イーストスター社の打ち出した新規企画により、クラウトミュラー従業員たちはまたもや翻弄される。岡島たちは腹黒い経営者や保守的で頭の固い古参者たちに悩まされながらも、任務を通じて会社の立て直しを図る。
※本作は以前カクヨムで掲載されていた「鋼琴一帯」に加筆修正したものです。
※題名を「ピアノ調律師岡島寿和の今昔物語」から「鋼琴一帯」に変更しました。
※この小説は完全なフィクションであり、現実のいかなる出来事とも関連はありません。また当作に登場するクラウトミュラー社、イーストスター社、ヤマカワ社、華商銀行等の企業は全く作者の想像の産物であり、実在する団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 23:00:00
157363文字
会話率:57%