とある世界に歪斜塔と呼ばれる謎の構造物が現れ地上に突き立った。そこを伝ってやって来た思念体は人々に感染することで、精神エネルギーを得る代わりに、リゾネーターと呼ばれる超能力を人に与えた。リゾネーター能力を新たに得た人はときに暴力に、ときに
野心に使うようになり、やがて帝国はリゾネーターによる騒乱や自然災害の救助・治安維持に当たる組織として、甚命機動救助隊を設立した。
クラッチ・トニッシュは甚命機動救助隊に憧れる中学三年生。人々を助け活躍する甚命機動救助隊に入隊して働きたいが、そのためには国立機動救助養成高等学校に入学しなければならない。クラッチのリゾネーターテストのスコアは100未満。合格基準は1000以上。半年後に国立入学試験が迫り諦めが浮かびかけていた頃、リゾネーター革命を世界で推し進めるディックランドの帝国首都破壊計画が秘かに進んでいた。クラッチは事件に巻き込まれながら、やがて国立とは別の養成学校、アーカーソン・アカデミーへの入学へと道は変わっていく。アカデミーでの新たな出会い、気風にクラッチは変わっていく。そして自身のリゾネーターもペッパーレッド・レフトハンドからジャイアント・ハンドへ、そしてジャイアント・ハンズへと進化する。帝国首都を守るため、クラッチ、ビクトル、アルテがディックランドに戦い挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:59:35
152120文字
会話率:51%
その日は突然やってきた。
空を行き交う人工物のすべてが地上に降り注いだその日、人工物を作り出した人類は恐怖のどん底に叩き落された。
大質量の大型旅客機は隕石のごとく建物をなぎ倒し、地面をえぐり、大量の燃料をまき散らしながら炎上した。
小型
のヘリコプターは高速回転するプロペラであらゆるものを切り裂きながら墜落した。
音速を超えて移動中だった戦闘機は突如として交信できなくなり、重さ数千キログラムの機体は弾丸より速いスピードで砕け散った。
降り注ぐ人工物の犠牲者になるかどうかは年齢も性別も身分も権力も関係がなく、さながら空から降り注ぐ自然災害のようだった。墜落する機影が見えた時には既に遅く、数秒後には地表へ到達する。人間が数秒間に移動できる距離には限界があり、長さ60メートルの巨体からすれば微々たる変化でしかない。この事実はあっという間に広まり、浸透し、すべての人類が恐怖した。
この不可解な災害を人類は”空落ちの日”と名付け、その不可解な原因を”空喰いという化け物が空を喰った”という荒唐無稽な理由でごまかした。恐怖心にさいなまれていた人類は、このごまかしに飛びつき自らを無理やり納得させた。見上げればいつでもそこにある空を恐怖するよりも見えない化け物を恐怖する方がわずかでも安心することができたからだった。
空落ちの日からは空喰いを恐れるあまりに国も人民も法律も空を飛び回ることを禁止することに賛成し、空喰いという化け物によって人類から空が失われた。
これはそんな世界を不器用に生きる高校生の物語。
※本作品は『空喰い』の過去エピソードです。本作のみでもお楽しみいただけるよう構成しておりますが、合わせて読むとより作品を楽しめるのではないかと思いますので是非よろしくお願いいたします。
https://ncode.syosetu.com/n0403fe/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:07:12
68745文字
会話率:40%
***年末年始緊急更新します。詳しくは活動報告をご覧ください***
「備えよ常に」
Be prepared. は「備えよ常に」という意味です。
ボーイ・スカウトの有名なモットーである、「いつなん時、いかなる場所で、いかなることが起こっ
た場合でも善処ができるように、常々準備を怠ることなかれ」を表します。
また、こうした状態のことを preparedness (備えができていること、覚悟) と呼びます。
自然災害や突発的な事故にあったとしても、自分の力で対処する。それができるように常に必要な道具を身につけ持ち歩く。それがEDC(Every Day Carry:常時携帯)。
それを実践し、常にサヴァイバル道具を身につけ持ち歩いている現代人が異世界に飛ばされたらどうなるのか?現代のサヴァイバル知識は異世界でも通用するのか?
そして、主人公は生き残れるのか?
その答えは、作者のみぞ知る(笑)。
**********************************************
作品内に出てくるEDCギアは基本的に実際に作者が所有している物です。興味があればアマゾンなどで探してみてください。
なお、銃刀法や軽犯罪法など、様々な法律がありますので、実際にEDCギアを携帯する場合は個人の責任においてお願いします。
この作品はアルファポリスで同タイトルで先行公開しています。早く先を読みたい方はそちらもご覧ください。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/745434355/605290675折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 00:00:00
309044文字
会話率:31%
ある島で老人が死んだ。その老人が宿す力は、血族へと受け継がれた。
主人公の語部文人は、入学式の日に「英雄」になってしまった。一度英雄となったが最後。英雄はモチーフとなった昔話をなぞり、物語と同じ結末を迎えることになってしまうのだ。当然必要
な舞台装置である、神話生物や自然災害が発生してしまうので、普通の学校には通えっこない。文人は国際連合に拉致されて、国際法立伝統学園へと強制入学させられるのだが――そこに待ち受けていたのは、英雄となったがために人生を諦めた、前途あるべき学友たちだった。
果たして文人は伝統学園で、青春を謳歌することができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 12:32:37
205971文字
会話率:44%
今日も空を見上げれば流星群が降ってくる。
隕石による自然災害に悩まされる街「ゾディアック・ストリート」
そこでは【流星打ち】という、ハンマーで隕石を打ち返す、危険な仕事があった。
出稼ぎに来た13歳の少年ニホは、流星打ちになるも、隕石が怖く
て打ち返すことが出来ない。
バディを組む【メテオ・チルドレン】の少女アルミに、怒られながら今日も隕石を打ち返す為、奮闘!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 20:00:00
25057文字
会話率:26%
「世界は終焉を迎えようとしている」かに思えた。
ウイルス、戦争、自然災害、寒冷化、多くの災いから未来を救ったのは仮想世界の存在であった。
はじめはゲームとして世に出されたファンタジーの世界だったが、そこへ移り住む計画が進行する。
さまざまな
思惑を受けて計画は歪んで行き、世界の主導権を賭けた戦いに発展していくのだった。
一方、丸夫から頼まれてゲームに参加していたコナタだったが、現実世界と切り離されようとしている仮想世界に送り込まれてしまう。
仮想世界に住まわされている人工知能に自由意志を与えた存在〈NPC〉や仮想世界に閉じ込められた〈プレイヤー〉と出逢い、想いを重ねることでコナタは『生きる』という意味に向き合っていく。
仮想世界と現実世界。2つの世界が交わる時、新たな物語が生まれようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 21:00:00
85171文字
会話率:40%
スイッチひとつで、何でもかんでも出来たら最高だと。
とある天使にお願いしたのが、全ての始まりだった。
お願いの結果、贅沢品に身を浸らせ思うがままに異世界を「変貌」させてしまった。
結果その罰が、この貧困生活の苦労なのも、能力を使えば魔王
に一発で見つかる過酷さなのも。当然の罪なのだから。
でも神様。一つだけ願うなら、どうかこんな世界規模のしがらみのない、平凡に暮らせる現実の日本にお返しください。
「そのスイッチ押したら、自然災害から権能まで思うがまま!どうよ、天使にしては最高でしょ!」
「他人のチートを勝手に使おうとしないでくれませんかねぇ!うわ魔王軍じゃん!?」
チートは用法用量を守り、人の身で扱いきれるものをご依頼されるのが幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 12:00:00
3730文字
会話率:48%
西暦23××年……。
2000年代に起こった度重なる戦争や自然災害により1度は数を減らした人類だが、少しずつ復興した後の世界……。
よろず屋【SG商会】が今日もハプニングあり、バトルありの曲者依頼を片付けていく。
これは悪党共
の街、ローグリングにて織り成す数々の物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 19:00:00
112069文字
会話率:41%
魔法使いの必需品『杖』を売る職業、杖屋を営むアイリス。彼女は、ある日、店の前に一人の少年が倒れているのを発見する。
倒れていたのは、暴走した魔物に村を襲われ、両親を亡くし、全てを失った少年ローレル。そんな彼が持っていたのは、両親からもら
った『形見の杖』だけだった。
二人は共同生活を始めるが、やがてローレルは『形見の杖』をアイリスに売り、王都へと旅立つ。
しかし、この『形見の杖』は、何の魔力もない『ただの木の棒』だった。
月日が流れ、アイリスの杖屋に訪れた馴染みの客から、『伝説の杖』の話を聞かされる。その話にアイリスは、なぜか心がざわめいた。
ローレルに『形見の杖』を返さなければならない。アイリスはそんな思いから、『ただの木の棒』を片手に旅に出る。
――だが、この時、大自然災害『ドラゴン』が目覚めているのではないか、との噂が流れていた。
二人の『魔法の杖』をめぐる冒険の物語が、ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 17:00:00
88894文字
会話率:41%
多くのネトゲプレイヤーを沸かせる話題作「ゼノフロンティア」が公開された。
世界初の神経接続式感覚同調型ヘッドギア「オラクル」でプレイ可能なそれは、現実世界の肉体を動かす様にVR世界のアバターを操作する事が出来、幻想的な世界を等身大のアバター
に入って体験できるとの売り文句で世界を賑わせた。
一万人の募集枠のオープンベータテストが告知され、応募者の中から更に厳選されたファストパス発行対象者の中に「悪魔の帝王」と称されるプレイヤーがいた。
オープンベータテストは順調に行われていたが、日本全国を覆う規模の超巨大台風の影響により全国規模の大規模停電をはじめとする自然災害が発生。それに伴い運用システムが突如暴走。ゲーム世界からログアウトが出来ず、アバターと一体化してしまうプレイヤー達。
現実世界から隔絶され切り離された新世界で生きる事を余儀なくされた状況の中、かつて「悪魔の帝王」と称された「セラ」は多くの仲間達と出会い、彼らと生き抜く事を誓う。
◇◆◇◆◇
設定については下記のゼノフロンティア設定をご覧下さい。
https://ncode.syosetu.com/n9003ev/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 04:00:00
548551文字
会話率:52%
大学4年の片山彰人は就活の日々に追われていた。そんなある日彰人が寝ている間に関東の方で謎の大地震が起こり死者200名以上、行方不明者5名の自然災害が起きた。
次に彰人が起きた時には赤ん坊になっており産まれた世界は異世界で剣や魔法の王道フ
ァンタジー世界に新たな名レインとして生まれ変わる。
ギャルゲー好きの主人公は自分のハーレムを作るために野心を抱きながらラノベでよく聞くスキルを手に異世界を駆け巡る。
我が道行くため己の信念を曲げない主人公のありきたりな異世界転生物語。
あったらいいな異世界魔法から名前変わりました。
初めての小説で1話毎に雰囲気が変わっていくかも知れません。この作品で模索しながら自分なりのが書けたらいいなと思います。
どうぞ暖かい目でご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 16:10:49
56357文字
会話率:53%
地球温暖化も、森林伐採も、ゲリラ豪雨も、台風などの自然災害の全ては神様の悪戯。何でも自分の思い通りにできる天界の神様。神は退屈していました。そこで暇つぶしに人間をいじめて慌てふためく姿を見て楽しもうとつまらぬことを思いつきました。人間は神様
の退屈しのぎを必然だの、偶然だのといいながら立ち向かっていくしかないのでした。そして神様の悪戯に巻き込まれていく主人公たちの物語です。
四十内碧(あいうちあおい)16才の高校一年生。
弘原海恋(わだつみれん)碧の幼馴染。
地球神アース。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 04:44:20
100444文字
会話率:54%
地球温暖化や大型台風、森林火災……自然災害は地球が滅ぶわけではなく、生命が滅ぶ。ただ、“それだけ”の、お話。
最終更新:2020-09-08 08:53:13
586文字
会話率:100%
――世界の法則を捻じ曲げる力が、この世界には溢れていた。
五十年前、突如として発生した超自然災害『リアルラグナロク』。世界終末の四十五日間は、人類に変異と『神化』を齎し、この世界に干渉して物理法則すら捻じ曲げる異能――『神の力』を与
えた。
突如として力を得てしまった人々はそうでない人たちから恐れられ、差別され、ついには迫害の対象となった。
そんな中世の魔女狩りにまで時計の針を逆回ししたかのような惨状を、一つの都市が救った。
その都市の名は『天界の箱庭』。神話の神々のように世界へと干渉する『神の力』をその身に宿す異能者達最後の楽園だった。
『神の能力者』と呼ばれる〝力〟に目覚めた人々を保護、管理するその実験都市に暮らす平凡な少年、東条勇麻もまた、その身に『神の力』を宿す異能者である。
幼い頃、兄のように慕っていた憧憬の英雄を自らのせいで失った勇麻は、巨大な十字架をその身に背負って生きてきた。
そんな勇麻は夏のある日、夜の公園で純白の少女と出会う。
「……アリ、シア。私の名前は、……アリシアだ」
紛い物の英雄と、空っぽの少女が出会う時、運命の歯車は静かに噛み合い物語は動き始める。
物語の主人公として痛みを伴う険しい道を、紛い物の少年はそれでも歩み続ける。
……少年は、誰もが手を取り合って笑い合える、そんな綺麗事《セカイ》を欲していた。
――これは、紛い物から始まる英雄譚――ではない。
これは、誰かと勇気を求め手を繋ぐ、そんな勇気を求めた紛い物の英雄の少年と、そんな少年に救われた純白の少女の物語。
神を模倣した者達の紡ぐ、希望の物語。
※※※人類は終了しました。観測可能範囲から、人類反応の消失を確認。本書が収集すべき叡智の更新が大幅に停滞・停止しています。叡智収集の為に復旧作業を急いでください。
また、要観察対象の魂《データ》復旧を受け、これまでの物語が再度閲覧可能になりました。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました※※※
※※※叡智の更新停止に伴い、余剰リソースを用いた設定集が解禁されています。こちらの執筆・更新は『天智の書』の気紛れかつランダムに行われておりますのでご了承ください※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 01:05:52
3965834文字
会話率:23%
――八百万の神――日本という国には古来より神道に由来し、すべてのものに神が宿るという信仰がある。
噴火、雷、嵐などの自然災害から、歴史に名を残す偉人、はたまた身近な日用品やがらくたのよう
なものにさえ、神は宿る。
いつからだろう私た
ちがそんな神様たちの名を忘れてしまったのは、、、
いつからだろう私たちがそんな神様たちの存在を気に留めなくなったのは、、、
科学の進んだこの世界ではそんな神たちは、もういないのかもしれない。
そんな今の日本では無宗教だといわれてしまうほど、人々の信仰心は消え去っている。
これはそんな今の世の中に住むある男の子が一人の巫女との出会いを通じて、科学の発展しなかった、、、
そう、、神様たちへの信仰が途切れることのなかった世界で人々と出会い、神と出会い、そしてある大事件に立ち向かっていく――そんなお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 20:53:24
9390文字
会話率:7%
黙々と黙って働く人々。
___20XX年。
我が国では、自然災害やウィルス感染などで経済が著しく低迷している。
最終更新:2020-08-05 03:00:00
1165文字
会話率:2%
生贄になった私。
___この村では? 自然災害で津波や地震、台風になると?
村のあちこちの家が無くなり、人が亡くなり、子供だけが取り残される
事がよくあったのよ!
最終更新:2020-03-13 03:00:00
1650文字
会話率:31%
※AIが考えた物語という設定です。
人類は橋や堤防や建物を強化することで自然に対抗し続ける。だが他に方法はないのか。
最終更新:2020-07-23 20:01:44
834文字
会話率:0%
異世界転移
そういった題材の小説や漫画は山のようにあり、私、天野小羽が体験したのはその一つだ。
それが世に出てるよくある物語だったら主人公が最強だったり逆に弱いのを利用して最強に成り上がったり
ハーレムだったり逆転劇だったりと波乱万丈な
事が描かれている。
私もそうなるのだろうと、この世界に来たときは思っていた。
もちろん現実の世界ではない魔法を使えるようになったり魔法の道具を作れるようになったりと不思議な体験はたくさんすることになる。
しかし来てすぐに私は特別な存在で特出した能力があるから呼ばれたのではないと知ることになる。
言うなれば自然災害に巻き込まれた一般人だ。
しかもその自然災害は異世界の神が引き起こしたのだという。
迷惑極まりない。
まぁ私は人よりは順応性が高い方だしちょっとやそっとじゃへこたれない性格だ。
せっかく異世界に来たのだから満喫することにした。
異世界に転移した女子高生が異世界を満喫するコメディーです。
pixivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 22:23:18
14016文字
会話率:31%
昨今の自然災害について思うところを、七夕の話を交えて綴りました。
最終更新:2020-07-07 17:00:00
917文字
会話率:0%
電車で一人旅をする少年、湊(みなと)は、終着駅にある小さな村「鳩川」で迷子になる。そんな中、ある少女に出会う。また会う約束をするが、自然の牙が二人に牙をむく。
湊視点のエッセイ小説となっています。著者による朗読をYouTubeにアップロー
ドしていますので、良ければお願いします。(URL・・・https://youtu.be/KvSfYGQIz4w)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 02:08:49
3466文字
会話率:27%