「たまにはさ、二人で飲みにでも行かね?」会社がお盆休みに入った初日。私に届いたのは、思わぬ人からのメッセージだった。「カクヨム」でも改稿版を公開しました。「富士見L文庫×カクヨム 美味しい話&恋の話 短編小説コンテスト」中間選考通過作品。
最終更新:2014-08-06 22:20:23
4775文字
会話率:45%
実家で飼っていた犬のハヤトが死んだという。十二年間可愛がってきた、とても賢い犬だった。
酷暑の盆休みに帰省した僕は、母と祖母が二人で暮らすその家のあちこちに奇妙な気配を感じた。古い畳の上を小さな四本脚が歩く音、板張りの廊下を移動する黒
い影。『それ』はハヤトなのか、あるいは別の何かなのか。
気難しい祖母と、愚痴ひとつこぼさずその介護を務める母。表向き静かで平穏な生活だった。蒸し暑い空気が淀んだ古い家には、しかし、確かに何かが息づいて、ゆっくりと成長しつつあった。やがて『それ』はある姿を取って、僕の前に現れるのだった――。
※エブリスタと重複掲載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 18:00:00
14699文字
会話率:29%
夏休みに田舎に行くことになった「僕」。そこで出会った一人の少女と過ごした盆休みと、終わらない夏休みのお話。(*ホラーです)
去年、短編シリーズものとして投稿していたものに加筆、訂正したものを、連載小説としてあげなおしました。サイトにも掲載
しております。感想を下さった皆様、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-25 20:00:00
22578文字
会話率:25%
八月のお盆休みが終わりに近付き、あたしも旅行などに行かずに、自宅マンションでずっと海外ドラマを見続けていた。アラフォーで独身だったが、別に平気だ。休日明けに通常通り出勤すると、後輩社員の亀川が挨拶してきた。そして彼女が営業部の男性社員の森本
の子供を妊娠していることを知る。あたしもいずれ退職していく亀川を祝福したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 13:45:23
2444文字
会話率:46%
お盆休みの日、会社員のあたしは午前五時半に目が覚めてベッドから出、キッチンでアイスコーヒーを一杯淹れる。そして充電器に差し込んでいたスマホを手に取ってから、着信やメールなどをチェックしていた。彼氏の卓哉からメールが届いていて、今日遊びに来て
いいかどうか、打ってある。午後二時過ぎに来るよう打ち、返信したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 10:06:52
2210文字
会話率:52%
夏の暑い日、作家のボクはずっとパソコンのキーを叩き続けていた。新人賞受賞時、正賞としてもらった万年筆を見ながら、初心を忘れないで原稿を書き続けている。恋人で会社員の凛花とは週末欠かさず会っていたのだし、社で庶務をやっている彼女は読書好きで、
ボクの著作を全部買って読んでくれていた。そしてお盆休みに入り、凛花の部屋に行ってゆっくりし続けたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 13:57:48
2717文字
会話率:60%
咲弥は緊張した面持ちで約束の場所に立っている和真を見て、小さく笑いをもらす。しかし、それが知られれば怒られるのは目に見えていたので、すぐに引き締め、声をかけた。
「吉田」
「…おう」
緊張を崩さないまま和真は、小さく手を挙げる。
緊張して
も無理はないのかもしれない。今日は、お盆休みで帰ってきている咲弥の父、雄二と初めて会う日なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 00:00:00
6458文字
会話率:65%
不思議な霊の少女と出会ったお盆休みの出来事。
最終更新:2012-10-14 04:55:37
5282文字
会話率:42%
お盆休みを使って、ナツキは田舎にある祖母の家に泊まりに行った。そこで彼は、不思議な少年と出会う。―――夢で片付けてしまえば、それだけの話。でもそれは、確かな夏の思い出。
最終更新:2012-08-26 18:48:56
6321文字
会話率:40%
町営プールはお盆休み!そうだ、地区プールなら忍び込めるんじゃね?お盆期間のプールでの普通な一日。
コメディ?
最終更新:2012-08-04 16:05:29
3780文字
会話率:40%
夏。仕事のお盆休みで田舎の実家に戻ってきたヒロト。実家でのんびりと体を休めようと寝転がったとき、旧友からメールが届く。メールを見たヒロトは高校の卒業アルバムを開いたところ、一枚の写真が落ちた。そこにはあの日の四人が写っていた。そして思い出す
。無気力ながらも激しく生きた高校生活を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 21:25:31
4720文字
会話率:15%
神々との戦いに敗れた冥府の民は、5000年にわたって暗い黄泉の世界に閉じ込められてきた。 そんな彼らを救うのは、なんと『キュウリ』の馬!? 9月の企画は、盆休み中に受信した電波と申しウニ、恋愛要素をちょっぴり加えてお届けします。
最終更新:2011-09-01 18:00:00
14685文字
会話率:20%
桐ケ谷好基は、夏休みに入る前に死んだらしい……。
バイトを終えて下宿に戻ろうと自転車に乗ったところまでは覚えているが、気付いた時には“こっち”の世界にいた。なにがあったのか全く身に覚えがないが、とにかく死んだということを教えられて、有無を言
わさずこちらに放り込まれた。どうも交通事故にあったらしい。
八月の旧盆には幽霊として故郷に帰らないといけない?
いつの間にか知り合った、先祖を名乗るいつの時代の人なのかまるでわからない謎の女幽霊に案内され、故郷帰りをすることになった……。
残念な早死大学生、好基と、謎の姫御前先祖(?)偲の、お盆休み幽霊系コメディ。
のつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-05 22:22:27
57020文字
会話率:58%
盆休みに墓参りに行くと影を見かけました。
虫たちが私の墓参りを邪魔してきました。
最終更新:2010-08-14 18:12:41
1128文字
会話率:0%
高橋直人は上司の勧めで、保険に入ることにした。
そしてある保険会社の記事に目がいく。そのチラシによると保険に入った者にはもれなく”車”が貰えるとのこと。
高橋は即座に決意し、この保険会社に加入したのだがなんと届いたのは車は車でも・・・
保険
の内容もインチキで、高橋はこの保険をやめる。この、お盆休み・・・。この十日間で、自分の感情が壊れることを、高橋はまだ知らない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-01 17:42:59
43172文字
会話率:36%
8月のお盆休みに帰郷した白水海斗(主人公)。久々に地元に帰ってきた海斗は昔懐かしき友人たちと居酒屋で騒ぐことにした。馬鹿騒ぎをしている中、思わぬ登場人物に海斗は・・・・
最終更新:2007-11-09 21:59:22
2926文字
会話率:50%
オレのところにきた、まちがったメールが毎日くる。だが、そのメールの内容に戦慄が走った。
最終更新:2007-08-15 01:03:25
1784文字
会話率:24%
あれは小さいころ、お盆休みで田舎に帰省していたときのことだった・・・。ショッピングモールの中で迷子になった私は・・・?
最終更新:2006-08-16 16:28:56
2330文字
会話率:49%