最高神ティファ・ビシシェナエントにより、世界は、神、人間、魔族に分かたれた。
人の住む世界はマグノリア、メルカルス、ルドイルド、ラトリアナの四つの大陸に分かれ、人間は魔族、妖魔の影に怯えながら暮らしていた。
人間を
食料としか思っていない魔族とその下僕、妖魔から人々を守るために、魔導士、聖魔剣士という四大陸から称号を与えられた人々がいる。
魔導士は六階級。見習いが雫紋、初級が三日月紋、中級が半月紋、上級が望月紋、特級が五芒星紋、最上級が六芒星紋。それらの紋が額に現れる。
聖魔剣士は五階級。見習いが鉄、初級が銅、中級が銀、上級が金、最上級が白金。大陸ごとの印が押された指輪が贈られる。
しかし、鍛冶屋であった父が命を削って鍛えた聖剣「蒼真」を手に、父を殺されたシルヴェーラは蒼真と離れることなく聖魔剣士になるために、三年前旅に出た。シルヴェーラは唯一の六芒星紋の大魔導士デュマ・アルセウスに鍛えられ、金の聖魔剣士であり、望月紋の上級魔導士となった。
シルヴェーラは旅の途中砂漠で次元流砂にのまれ、マグノリア大陸からメルカルス大陸のヴァーゴの地に転移し、運よく王子ガルディエルに救けられた。ガルディエルの依頼によって剣術を教えるために水晶宮に留まったシルヴェーラは、王宮を守護している特級魔導士ディアゴ・ヴァルシュに会う。シルヴェーラは王子の酒宴に護衛として付くが、騙し討ちにあい王子達を操られてしまう。黒幕はディアゴ・ヴァルシュ。魔族最高神官だった。
ディアゴ・ヴァルシュが優勢の戦いの中、彼女の持つ蒼真が蒼い閃光を放った。全ての力を無にしたのは、蒼真の柄にある蒼水晶。ガルディエルの王家の緋水晶と共鳴していたのだ。
それを見たディアゴ・ヴァルシュが、驚きの真実を口にした。シルヴェーラが八年前行方不明になったガルディエルの許婚であり、ヴァーゴの聖者と呼ばれたセレフォーリアだと。
動揺し傷つきながら、シルヴェーラは魔族の命、第三の目を蒼真で貫いた。シルヴェーラは生い立ちを知るが、聖魔剣士として生きると決めた。互いに惹かれあったガルディエルに別れを告げ、マグノリア大陸へ恩師デュマと共に旅立つ。
この作品は「ツギクル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 03:47:49
56410文字
会話率:35%
植物の匂いを嗅ぐのが趣味の夕人は、幼馴染の日向とクラスのマドンナ夜風とよく一緒にいた。
夕人は誰とも交際する気はなかったが、三人を見ている他の生徒はそうは思っていない。
高校生の三角関係。
その結末は、甘酸っぱいとは限らない。
最終更新:2022-01-29 19:30:25
6032文字
会話率:31%
転生したサフィール王国の伯爵令嬢サティ=フォン・クワールツは妖精族とのパーティーで、丘の妖精王ミデルに見初められる。しかしそれをよく思っていない義姉トリアの企てにより毒殺されそうになり、何とか逃げ出したものの追手によって殺されそうになると
ころを、冬と死の妖精王アルバートに救われる。
アルバートはサティを救ったのは『予言の娘』、『春の聖女』だと思ったからだと告げ、サティは自分の出生の秘密や余命を隠したまま利害の一致で、彼の領土を救うため番として契約をする。
可愛い妖精たちに囲まれて、愛とは何かを知った冬と死の妖精王に溺愛されるまでのお話。
※pixivにもアップ中
※旧タイトル「私事ですが、死の精霊王と番になりました!」→「転生したら妖精王の花嫁候補でした」から大きく改修したので再度アップし直しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 21:21:55
120739文字
会話率:46%
「二人組《ペア》を作りなさい」
僕はその言葉が嫌いだった。誰に頼れば良いか分からなかったからだ。自分は友達だと思っていても、相手はそう思っていないかもしれない。そう思うと自分から誰かに声を掛けることができなかった。
最終更新:2022-01-10 18:09:16
7806文字
会話率:31%
何事においてもやる気がなく、いつも最低限の努力しかしない野村は、何故か学校一の美人である琴石さんに行為を向けられている。
勉強もスポーツもできる万能人間である彼女は、クラス内であまり目立たない野村とは正反対の人間で、野村自身、琴石さんの好
意をあまり良い風には思っていない。
これは、クラス1やる気ない人間の野村と、そんな野村の事がすきすぎて、時々愛情が漏れてしまう琴石さんの、何気ない日常の一コマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 11:00:38
3312文字
会話率:26%
ある男の子が不思議な世界に迷い込むが、それを不思議と思っていない。女の子と出会い一緒の道を帰るが、女の子の性格が急変する。意識は途絶え、気が付くと部屋のベッドの上。そこには女の子が...
※これは実際の夢の内容です。話がごちゃごちゃなの
を楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 20:32:22
1760文字
会話率:40%
久しぶりのまとめ
一気にメモ メッセージ 大量 消化
はりつけ
多少 夢の内容 作者がみた夢も
メモしたやつ 起きて
そのまま 書いたため 文字 文章は
かなり雑
そのため、リアルな個人名などもあり
そこは、よろしくどうぞ
リアルな夢
で 盛ってもいないため
これがリアルだ。
夢
本編は
ダーク・エヴァンジェル・クロニクル・ジェノサイド
の続き 補足で
主人公
津蛇慨 闍几
つだがい じゃき
の
細かい 補足 設定 世界観
用語 能力
部下 仲間ではなく 本人 道具
利用 部下として しもべとして
火ノ上は、あくまで仲間 対等だが
主人公は道具としか思っていない
マーラたちを、魔神も含む
かなり自己中なため。
くろまる
● は 人の名前に 区切り などつける使う
しろまる
○ は、 基本 用語、場所、グループ、組織名などに 区切り 使う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 09:34:41
49845文字
会話率:1%
私は女性である幼馴染、楓に恋をしている。ただ、同性愛を受け入れられるとは思っていないからこの想いは胸に秘めておこうと思う。他の人と付き合ってくれれば諦めもつくし、後悔もしないから…。
最終更新:2021-11-12 06:00:00
3809文字
会話率:74%
私の前世は、毒で死んだ令嬢。……いえ、世間的には、悪役令嬢と呼ばれていたらしいわ。
領民を虐げるグロスター伯爵家に生まれ、死に物狂いになって伯爵のお仕事をしたのだけれど。結局、私は死んでからもずっと悪役令嬢と呼ばれていたみたい。今もなお、悪
魔探しゲームなんて遊びがご令嬢のお茶会で流行っているとか。
でも、私は自分が悪魔だとは全く思っていない。
必死になって説得を繰り返し、領主の仕事を全うするよう言っても聞き入れなかった家族たち。金遣いが荒く、見栄っ張りな、でも、私にとっては愛する家族。そんな人たちのために、お仕事をこなして頑張って来たのよ。
難しい計算式も年表も、時間をかけながらちゃんと形のあるものにした。領民たちの水道代の計算に作物管理表、来期の予算案に前期の決算に……アカデミーに通っていない私にとって、それは結構大変なのよ?……なのに、私はその愛する家族に毒を飲まされて死ぬの。笑えるでしょう?
そこで全て終わりだったら良かったのに。
私は、目覚めてしまった。……爵位を剥奪されそうな、とある子爵家の娘に。
自殺を試みたその娘に、私は生まれ変わったみたい。目が覚めると、ベッドの上に居たの。
聞けば、私が死んだ年から5年後だって言うじゃない。
窓を覗くと、見慣れた街、そして、見慣れたグロスター伯爵家の城が見えた。
私は、なぜ目覚めたの?
これからどうすれば良いの?
これは、前世での行いが今世で報われる物語。
※『愛されたくて、飲んだ毒』の改稿版です。ミステリー要素少なめ、恋愛要素多めで30万字程度で完結します
※謎解きがしたい方は、『愛されたくて、飲んだ毒』本編をどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 22:00:00
193649文字
会話率:52%
日頃、なんとも思っていない相手が、ふと夢に出てきた途端、現実で急に意識をし始めてしまう。
あの少し不思議な現象を体験した、少年の物語です。
最終更新:2021-10-13 22:40:30
4452文字
会話率:5%
「ねえねえ日笠(ひかさ)さん、俺昨日、ネットで催眠術のやり方調べたんだ! 今から日笠さんにかけていい?」
「催眠術?」
いつもの放課後の帰り道。
隣を歩く日笠さんにそう提案したところ、日笠さんはやれやれといった様子で、俺が催眠術をかけるこ
とを了承してくれた。
早速日笠さんに、
「あなたは段々眠くな~る。あなたは段々眠くなぁ~る」
と暗示をかけるも、一向に眠くはならないと言う日笠さん。
まあ、俺もまさか本当にかかるとは思っていない。
あくまで話のタネとしてやってみただけだ。
というわけで、冗談半分にこんな暗示もかけてみた。
「あなたは段々俺のことが好きにな~る。あなたは段々俺のことが好きになぁ~る」
「えっ!?!?」
が、その途端、日笠さんは顔を真っ赤にしながら、目を見開いたのである。
……おや!? 日笠さんの、様子が……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 21:06:03
1474文字
会話率:55%
「復讐は何も生まない」という言葉が脳内再生されたけれど、復讐によって、何かを生み出そうとも、何かを得ようとも、得したいとも、思っていない。ただ、あの男によって、奪われた幸せを、あの男によって、生じたマイナスを、限りなくゼロに戻して、リセット
したいだけなんだ。あの男を殺す事を考え続け生活していた十年後、遂に、その時が訪れたけれど…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 21:46:18
7257文字
会話率:8%
剣と恋と乙女の螺旋模様の、EXルートに入らない、145話で神の介入がなかった場合の本筋ルートです。
多くの謎を抱えたスラムの少年ゼンは、迷宮都市フェルズの三強の一人、『流水のラザン』と修行の旅として、大陸各地を放浪し、師匠と共に幾多の魔獣
を狩る内に、『流水の弟子』の異名をつけられ、大陸の英雄の一人と呼ばれるまでに成長していた。
師匠から許しをもらい、フェルズへの帰還を果たした彼は、『西風旅団』に合流、中級迷宮(ミドル・ダンジョン)を攻略し、いくつかの事件を解決して、冒険者ギルドに貢献。
英雄として、ギルドの最重要人物として頼られるまでになっていた。
だがしかし、本人はまるでそんな事は思っていないのであった……。
そんな彼の、過去を夢の中で思いだす、修行の話がしばらく続きます。
連載は、日刊はしばらく無理かもです。
とりあえず、書いたら上げる方式で行きます。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 19:00:00
76042文字
会話率:27%
私の小学校6年生の時の担任で、K先生という人がいた。
お酒が大好きな豪快な人で、学校で赤い顔をしていることもしばしばだった。そんな先生を、私は嫌いではなかったのだが、すぐゲンコツが落ちてくるので、あまりよく思っていない人も多かったようだ
。これは、そのK先生にまつわるある日の夕方の出来事だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 07:00:00
1332文字
会話率:10%
ー美少女と一途な恋愛をしたいー
それは彼の、男子高校生小笠原海斗の夢だった。
しかし、なんの因果か海斗はある日突然異世界へと召喚されてしまい、空間転移能力を手に入れる。しかし、
召喚した者たちにハズレだとして追い出されてしまう。
途方に暮れ
る海斗は、ルキアと名乗る銀髪の美少女に出会う。
「家がないの?仕方ないわね、私が拾ってあげる、特別よ?」
これは、ルキアに一目惚れしてしまった一途な少年
小笠原海斗と、そんな彼を家来としか思っていない
ツンデレ美少女、ルキアが奏でる恋と戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 05:18:46
4828文字
会話率:26%
かつて異世界に勇者として召喚された男子高校生桐生蒼矢は召喚された世界で様々な経験を積む中で元居た世界の女性運が悪い事に気付く。パシリのようにしか思っていない姉やクラスメイト。ウザイと日に何度も思うような後輩や別のクラスメイトに辟易していた彼
にとって、優しい王女、厳しくも優しいパーティーメンバー達に触れてしまった事で、帰還した後男として元居た世界で枯れてしまっていた。そんな蒼矢を見た彼女達は「自分のせいなの」と思い始め元通りの彼に戻ってもらおうとそれぞれが画策するのだが・・・
※次の投稿迄の間がリアルの関係で空くかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 09:00:00
355180文字
会話率:72%
皆んな同じが良いといのも考えものだと思います。とよく言われますが、その実のところは誰もそうは思っていないように思います。
なので書きます。
キーワード:
最終更新:2021-07-20 02:12:22
773文字
会話率:10%
この国には人々を“シャドウ” から守る聖女様と騎士様がいるーー
「婚約解消しましょう!」
「絶対に婚約は解消しません」
もはや恒例となったやりとりを繰り広げるエラ侯爵令嬢(※聖女)とノア王子(※騎士)。お互い正体は知らないはずだったのに
、ある日エラはノアに姿を変えるところを見られてしまう。
まさか婚約者にバレているとは思っていないエラは聖女と王妃は無理だと会うたび懲りずに婚約解消を迫るが、それがノアの『大勘違い』を招いてしまうことになる.....
エラは聖女に王子の婚約者、学生生活.....やること満載、無事に婚約解消できるのか......!?
2人で四角関係!?なバトルありファンタジーラブコメです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 21:33:04
87300文字
会話率:47%
しかし読まれたいとは思っている
最終更新:2021-07-06 22:15:13
1027文字
会話率:0%
お転婆な元平民の男爵令嬢が原因で婚約を解消したシルヴァ公爵令嬢とダグラス王子。
ダグラス王子は次の婚約者が決まらないのはシルヴァのせいだと思い込んで、夜会でシルヴァを糾弾しようとしますが?
…よくあるザマァ系です。
さらっと読んでください
最終更新:2021-06-25 07:14:26
7247文字
会話率:25%