父の代わりに公爵家の影となって支え続けているアデラは、恋愛をしている暇もなかった。その結果、18歳になっても未だ結婚の「け」の字もない。
もちろん、婚約者さえも居ない。
そんなある日、参加した夜会にて彼と出会ったのだ。
運命の出会い。初
恋。
そんな彼が、実は王子様だと分かって──!?
え、私と婚約!?
行き遅れ同士仲良くしようって……本気ですか!?
──と驚いたけど、なんやかんやで溺愛されてます。
そうして幸せな日々を送っていたら、やって来ましたよ妹が。父親に甘やかされ、好き放題我が儘し放題で生きてきた妹は、私に言うのだった。
婚約者を譲れ?可愛い自分の方がお似合いだ?
はああああ!?(゜Д゜)
===========
完結まで執筆済み。
最初はギャグ多め。だんだんシリアスです。
18歳で行き遅れ? と思われるかも知れませんが、そういう世界観なので。深く考えないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 23:35:26
56916文字
会話率:36%
伯爵令嬢マリアンヌ・フェローは困惑していた。
求婚されたのは私で、政略でもなく愛し、愛される幸せな結婚のはずだった。結婚後も伯爵家に婿入りした彼を父や母も可愛がり、まだ小さな弟とも仲良くやっていたはずだ。
それなのに、なぜか私は殺されて
しまう。
彼はいったい私の何が不満なのか。なぜ何度も同じ人生を繰り返すのか。なぜ彼と出会う前の年に戻るのか。
考えても、考えても、わからないまま春が来て、王城でひらかれる夜会で彼と私は出会い、また恋に落ちる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 13:24:33
5746文字
会話率:13%
「マリアローゼ・フォン・リエントール!! 貴様との婚約を、今、ここで!! 破棄する!!」
第一王子の婚約者であるマリアローゼは、その第一王子を殴って見事婚約破棄された
筋骨隆々、あらゆる武道に精通したマリアローゼは、社交界では『近距離パ
ワー型令嬢』として有名
第一王子には婚約破棄されたものの、第二王子でありプロボクサーであるエディオネルにそのこぶしを見出され、スパーリング相手(師匠)として寵愛を受けることとなる
いわおのような外見に似つかわしくなく乙女なマリアローゼは、エディオネルという男を知るうちに次第に恋に落ちていく
ちょっとしたことでこころを揺らし、しかしこぶしは揺るがない
いっしょに街へ出かけたり、スパーリング相手をしながら話を聞いたりと、ふたりの仲は縮まっていく
第一王子・リベリオネルの婚約者、アリアンナの嫌がらせや、リベリオネルの暴言などものともせず、しかしこれでいいのだと自分を納得させようとするマリアローゼ
だが、いっしょに夜会へ出かけたことがきっかけで互いに意識するようになり……!?
そしてボクシングの国内大会の幕が開ける!
偉丈『婦』だって女の子!
『近距離パワー型令嬢』だって恋したい!!
これは、すべての悩める女の子(男の子も含む)に向けた、ちょっとマッチョなラブストーリー!
毎日1820時更新予定!
※この作品は『小説家になろう』、『カクヨム』でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 18:20:00
77142文字
会話率:34%
アニエス・レーヴェルジュは美しく、気位の高い伯爵令嬢である。
社交界の麗しの薔薇と呼ばれた彼女は、高嶺の花であった。
一方で、騎士である貧乏貴族のベルナールは、夜会の晩に生まれや育ちを嘲笑うような蔑んだ目でアニエスに見られたことを根に持っ
ていた。
――最悪の出会いから五年後、アニエスの家は突然没落する。父親の不祥事が原因だった。
周囲の人々は冷ややかで、何もかも失ったアニエスに手を差し伸べたのは、ベルナールだけだった。
彼は使用人として働くならば、衣食住を保証すると言った。
提案を受け入れるアニエスを見ながら、ベルナールは一人、ほくそ笑む。
「――ざまあみろ、お嬢様、うちでこき使ってやる!!」
しかしながら、一緒に暮らし始めて、アニエスの本当の姿が判明する。彼女はベルナールが思っていたような娘ではなかったのだ。
仕返しのつもりで家に招いたのに、予想の斜め上の展開となる。そんな元令嬢と不器用な騎士の、ほのぼの恋愛物語。
※九話下部に人物紹介を入れております。
※書籍化決定しました!10月5日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 00:00:00
288980文字
会話率:43%
王の菜園の『畑の騎士』コンスタンタンは夜会で壁のシミと化していた。
華やかな職業であるはずの騎士なのに、猛烈にモテないのだ。整っているのに地味な見た目のせいか、はたまた生真面目すぎる性格のせいか。
そんな彼が王の菜園で出会ったのは、ウサギを
追いかける美女。
まるで童話のような一幕であったが、彼女はうさぎを素手で捕まえ笑顔で言った「このウサギ、ミートパイにしてやりますわ!」
これは堅物な騎士と、菜園を愛すお嬢様の恋物語。
※書籍化、コミカライズ決まりました!
※本編完結済みです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 14:28:37
388569文字
会話率:43%
チェスの名手として名高い令嬢たちと、その周辺で起こるアレコレ
夜会にて突然の断罪が始まり、人々の注目が集まる。 王子の隣に立つフランシスカvs断罪されるカタリナの闘いと思いきや、事態は会場内の人々と共に思わぬ方向へ進んでいく。「え、だって二
人って有名な……」
基本的に1話完結、不定期連載になります。
※1話と2話は短編からの転載です
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 22:48:20
15988文字
会話率:20%
夜会にて突然の断罪が始まり、人々の注目が集まる。
王子の隣に立つフランシスカvs断罪されるカタリナの闘いと思いきや、事態は会場内の人々と共に思わぬ方向へ進んでいく……。
サクッと書いたコメディです。お楽しみください。
最終更新:2023-05-28 04:00:00
5748文字
会話率:14%
魔法省に勤務するミレアは、ある日上司から王宮で開催される夜会に絶対に参加するよう命令される。だが第二王子から不興を買ってしまい、辺境のゼカリアへ追放されることに。しかしそこではミレアが憧れてやまない「ゼカリアの魔女」との暮らしが待っていた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 11:58:11
27835文字
会話率:29%
夜会で初めて目があった時から、あなたの事を恋い慕っていたー。
望まれて嫁いだと思ったら、初夜で言われた言葉は「君を愛するつもりはない」
ねぇ、セオドア様。ならなぜ私に求婚したのですか?なぜ、そんなにも切ない顔をされるのですかー。
不遇な中
でも前向きに生きるアメリアと、勘違いからアメリアを冷遇してしまうセオドア。
交錯する2人の想いの行き着く先はいかにー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 10:13:10
17495文字
会話率:20%
(夫)やっと君と婚約出来たのに…。今度は乙女ゲームの続編が始まるのか? ~~前世の夫婦が、別世界で再び巡り会い、異世界での絆が試される?!~~
「前世は、日本人ではありません。私…西欧人でしたのよ。」と、そう語るフェリシアンヌは、前世
では日本通となり、日本の2次元の世界が大好きになり過ぎて、日本人の旦那様と結婚して、生涯幸せになった彼女は…。
前回、乙女ゲームの悪役令嬢として転生し、ヒロインに堕とされた婚約者から、婚約破棄されたフェリシアンヌ。周りの助けもあり、断罪されたのは、彼らの方で、自分は…前世の夫と再び巡り会い…。前世の夫だと気づいていない彼女は、彼からのアプローチに戸惑ってばかりで。そのなのにまた、今度は続編の乙女ゲームが始まってしまう?!…2人は今世でも幸せになれるのか?!
※このお話は、『婚約破棄から始める物語を、始めましょう!』の続編です。内容が変わる為、タイトルも変えております。前作を読まなくとも、読んでいただけるように、話しを振り返りながらという形式で、お話が始まるように工夫しました。但し、前作のネタバレ要素がありますので、先に読まれる場合はご注意を。
※完結してから数か月経ちますが、応援してくださる方々に感謝致しております。そういう事情から、続編を書く決意をした次第です。沢山の応援をいただき、ありがとうございます!
※乙女ゲームの婚約破棄シリーズ第4弾となり、第1弾の続編となります。第1弾は完結済み、第2弾は本編が完結済みです。宜しければ、こちらの応援もよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 00:00:00
257830文字
会話率:31%
舞踏会や夜会の日になると、何故かいつも身体が重くなり、夫のパートナーを務めることが出来ないアデリーヌ。
どうしてかしらと悩む彼女は、ある朝突然思い出す。
自分の前世は、売れない小説家『菊池ひまわり』で、今いる世界は、自分が描いた18禁ヤン
デレ小説の中なのだと。
愛するアデリーヌを夜会へ行かせぬ為、卑怯な手で彼女を蹂躙する美しいヤンデレ夫。
果たしてアデリーヌ(ひまわり)は夫をやり込め、やっつけ、憧れの夜会へ行くことが出来るのか。
☆三話で完結予定です。
☆完結するまで感想欄は閉じています。
☆コロン様主催『菊池祭り』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 07:09:56
17492文字
会話率:22%
「フラヴィニー侯爵家息女マリリーズ、お気の毒だが私に貴女と婚約する気はない!」
夜会で侯爵家次男から突然そんな宣言をされた14歳のマリリーズは、一歳下の妹ミュリエルの謀にはまったことを知る。
マリリーズが4歳のとき侯爵の父が死亡し、国の
決まりで長女が15歳で成人するまで叔父が暫定爵位についていた。
しかし再婚した叔父と母は、ミュリエルが長女であると偽って国に届けてしまった。
以後マリリーズは三人から虐げられて生きている。
このままではミュリエルが15歳で爵位を継ぎ、マリリーズは放逐されることが予想される。
10歳のとき加護を賜る儀式で、ミュリエルは強力な火魔法を、マリリーズは聞いたことのない『ブンカン』という加護を得る。いろいろ事務仕事に役立つが、極め付きは読める場所にある文書を書き換えられることだ。
文官に役立つ能力を得たということで、それからマリリーズは男装をして叔父とともに王宮に通い、執務を手伝うことを命じられた。
ほとんど使用人と変わらない扱いの日々が続く。
そんな中でマリリーズは領地の窮状を知る。当てにならない叔父には秘密に、家宰の協力を得て、マリリーズは加護の能力をさまざまに利用して領地の立て直しを目指すことにした。
「この現状を捨て置くわけにはいかない、ここで目を逸らしたら絶対後々に悔いが残る!」と。
領地救済と成人後の自立を目指して、マリリーズは行動する。
「カクヨム」にも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 14:00:00
83957文字
会話率:41%
ティアル王国は獣人の国。
第二王女のダイアナは、人間国・マネルーシ王国との交流夜会に出席した際、婚約破棄の場面に遭遇する。
破棄したのは、マネルーシ王国のアレクサンドラ王女、破棄されていたのは、グレン=オーウェル侯爵令息。
あまりにも自分本
位なアレクサンドラに不快感を示すダイアナだが、グレンに投げつけた言葉、
「野蛮な獣人国にでも婿入りすればいいわ!」
に本気でブチ切れ、首をつっこむことに。
一応友好国であるにもかかわらず、マネルーシはティアルを見下している。マネルーシは、異種族差別が激しいのだ。
ダイアナの登場に一瞬怯むアレクサンドラだが、強気の態度を崩さず、婚約者グレンにも酷い態度を取り続ける。
「それほどまで言うなら、私がいただきましょう!」
というわけで、グレンを連れて自国に帰ることになったダイアナ。
冷静になった後、とんでもない暴挙に出てしまったと気に病むダイアナだが、当のグレンはティアルで傷ついた心を癒していく。
一方、癇癪を起して婚約破棄してしまったアレクサンドラは、今更ながらグレンへの想いに気付いてしまい……。
しっかり者で情に厚い獣人王女と、心を傷つけられた人間侯爵令息の、もふもふ癒されストーリー。ざまぁもちょっぴり。
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エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 18:00:00
33382文字
会話率:36%
「アナベル、ただ今をもって、僕は君との婚約を破棄する!」
「「「――!!」」」
ワインバーグ侯爵家が主催している夜会の最中。
私は婚約者であり、ワインバーグ家の嫡男でもあるダリル様から、突如婚約破棄されてしまった。
ダリル様は私を、
「真面目なだけで何の面白味もない女」と貶し、男爵令嬢であるキャシー嬢を新たな婚約者にすると宣言したのだ。
それから1ヶ月。
途方に暮れていた私に、何と辺境伯閣下であらせられるジャスティン様から縁談が――!
ジャスティン様は私を、お飾り妻として迎えたいと仰っているらしい。
だが、いざ私が嫁いでみると、お飾り妻というのは物理的な意味で……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:01:19
6786文字
会話率:45%
「アナ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!」」」
王家が主催している、華やかな夜会の最中。
そこで侯爵令嬢のアナは、婚約者であるモーガン王太子殿下から、突如婚約を破棄されてしまう。
何でもモーガンは男爵令嬢のチェ
ルシーと、真実の愛に目覚めてしまったというのだ。
――だが、そんなモーガンとチェルシーに対して、とある人物が「二人は結婚できません」と断言した。
果たして、二人が結婚できない理由とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 21:09:13
2928文字
会話率:41%
「うーん、美味い! このローストビーフ絶品だよ! 君も食べてごらんよ」
「もう、ウィル、あまりがっつかないでよ。恥ずかしいわね」
今日は婚約者のウィルと二人で、名門ボールドウィン侯爵家が主催の夜会に来ていた。
周りの人たちは、皆貴族ら
しく厳かに時を過ごしているというのに、ウィルは今日も体面なんて気にもせず、食べたいだけ食べて飲みたいだけ飲むという、子どもみたいな振る舞いをしている。
本当に、ウィルは食いしん坊なんだから。
その割には大した運動もしてないのにスマートな体型を維持しているので、いったいそのカロリーはどこに消えているのか、甚だ疑問だ。
「でもさ、せっかく料理人たちが腕を奮って作ってくれた料理だよ? それを食べないで眺めてるだけなんて、そっちのほうが失礼だとは思わないかい?」
ウィルはいつものようにニッコリと、屈託なく微笑む。
「……まあ、それは確かに」
普段の言動は子どもっぽいのに、たまにこういう核心を突いてくるから侮れない。
どっちが本当のウィルなのかしら……。
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!!」」」
その時だった。
ボールドウィン家の嫡男であるヒューバート様が、婚約者であるエスメラルダさんに対して、右手に持った短い鞭を向けながら、そう宣言した。
だが、この婚約破棄は、巷に溢れている婚約破棄と違って、どこか違和感があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 21:03:08
3635文字
会話率:54%
リュエット伯爵家の訳あり養女として育ったブリジット。
成人を迎えた後、王都で成人の儀式を受けた。祝いの夜会で、突っかかってくる令嬢がいた。「悪女で娼婦のようなふしだらな娘」と罵られ、あまりの衝撃に意識を失う。その衝撃で前世を思い出してしまっ
た。
調べれば、義兄に婚姻を断られた令嬢達の僻みから噂されていたことを知る。噂に信ぴょう性を持たせないために、生家を離れることに。
仲の良い隣の領地で前世で作っていた菓子を売りながら、のんびりと暮らしていく予定であったが、精霊プラムに気にいられ精霊の森の番人をすることに。
そんなのんびりした生活をしていたある日、精霊の森の結界が破られた。無理やり侵入してきたのは傷だらけのイケメン。関わりたくないと、精霊のプラムに頼んで森から追い出したにもかかわらず――。
成り行きで、イケメンと縁ができてしまい、ついでに精霊の愛し子であるとバレてしまい。浄化の手伝いをすることになってしまった。
◆ストックがなくなるまで、毎日20時に投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 20:00:00
166522文字
会話率:50%
「私は愛のない結婚など、しない!」
夜会の真っただ中で、婚約者である第三王子がそう宣言した。友人たちと歓談していたエメラインはそのお花畑な発言に驚きすぎていた。
その驚きのせいなのか、脳内に、エメラインの前世だという女性の声が。彼女はぶつ
ぶつと第三王子の貧弱な筋肉についてダメ出しをしていく。
脳内がおかしい状態になりながらも、エメラインはこれ幸いと婚約破棄をもぎ取った。
自称エメラインの前世である花子を相談相手に、エメラインは諦めていたかつての恋へと一歩踏み出した。
◆
全8話。27000文字。9/20と9/21の20時に4話ずつ投稿予定。
ノリと勢いだけで書いているので、何でも楽しめる人向け(≧▽≦)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 14:16:22
35359文字
会話率:54%
伯爵家の末娘であるわたしは五回目の婚約破棄をされた。あんなにも熱心に、わたしの研究を理解して応援してくれたと思っていたのに。
打ちひしがれて幼馴染の伯爵令嬢セシリーに泣きついた。結婚の形に拘らないのなら、王太子殿下に援助してもらえるように
売り込もうと言われ、夜会で接触することを決断した。
ところが、王太子殿下には愛妾になりたい令嬢達がわんさかいて、わたしなんかでは全然無理で。庭園に逃げ込めば、どうやらここは恋人たちの修羅場に遭遇。そのままじっとしていると、女好きだと噂の公爵に見つかった。
◆全7話。2022/09/10に完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
22037文字
会話率:53%
魔法貴族ベネット家の一人娘フローレンスは、父が取り組んでいる古代魔法研究の支援を得る契約の担保のために、ロックウッド家へと嫁がされた。父が失踪してからも契約違反金を支払うため、婚約者でありながら日々ロックウッド家で働く日々。
ある日、参加し
た夜会会場の庭園で倒れている人を見つけ助けたフローレンス。彼を助けた際に人に使っていることを隠している古代魔法を使ってしまったため、急いでその場を立ち去る。しかし、戻った夜会会場にて、急に婚約破棄を告げられてしまい、ロックウッド家からも追い出された。実家へと戻ったフローレンスは膨大な借金や違反金の支払いという問題を前に、破産申請を出すことに決める。
破産申請のため向かった魔法省にて、フローレンスは魔法省長官であるヴィクターと会う。しかし、彼は先日の夜会でフローレンスが助けた人だった。それに気付いているらしいヴィクターも、フローレンスに「取引」を持ちかける……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-17 12:37:03
22159文字
会話率:53%
ブレール王国の王宮、夜会会場で王太子であるレナードは婚約者の大公家の令嬢イレーネを見据えた。
「イレーネ、君との婚約を破棄しようと思う」
と婚約破棄を申し出る。
「はい、承知しました」
イレーネは翌日城を出る事にする。
王太子は本気で言
い出した事ではなかったが・・・。
【恋愛要素はありません】いや、イレーネは愛情を育てていましたが王子がそれに気づかず癇癪を起こす話です。
さて、顛末は如何に。
婚約破棄の顛末がテーマなので、恋愛要素はありませんが、一応恋愛カテゴリに入れさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 00:14:07
2409文字
会話率:29%
十六歳の魔女ベリンダは、ホウキに乗って空を飛ぶことしかできない落ちこぼれだ。
養い親でもある師匠を亡くし、「星の魔女」の名を受け継いで、薬を売って生計を立てていた。辺境の山脈地方で暮らす彼女のもとに、ある日「星の魔女」宛てに王宮から招待状
が届く。その招待状を手に、一生の記念として夜会に参加することにした。
その夜会で「雪の王子」の異名を持つ、呪われた英雄王子テオドールと出会う。そしてベリンダは、成り行きによりテオドールの婚約者になることに。
だって、婚約者の存在こそが王子の呪いを解く鍵だと言うのに、邪神に狙われることを恐れて、婚約者のなり手がいないと言うのだ。ベリンダは義憤に駆られるあまり、深く考える前に口走ってしまった。
「なら、私が殿下の婚約者になります」
こうして始まる、秘密の婚約。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 18:20:00
113938文字
会話率:43%
とある学院で寮生活をする二年生、レーナ。
彼女はときどき妙に鮮明で、しかも続き物のストーリー仕立てで、かつ内容が不穏な夢に悩まされていた。何が不穏かって、彼女が敬愛してやまないイザベル嬢がわけのわからない罪に問われて破滅するところで終
わるのだ。
しかし、どれほど鮮明だろうと夢は夢────のはずだった。
ある日、それが少しずつ現実に起こり始めるまでは。
しかしこの世界には、ある種の謎の強制力があるらしい。
そんな世界で悪夢を回避するために、学年末の卒業夜会では、国家を挙げて茶番劇が演じられることになる。
これは、その茶番劇の裏で周囲を巻き込みながら奮闘するひとりの少女が、成長したり恋をしたりしなかったりしながら頑張る一年間の物語です。たぶん。
全九十五話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 11:04:31
258410文字
会話率:45%
王族主催の夜会の招待状に、豪華な景品があるから是非参加を、と書かれていた。
豪華景品につられて参加したら…………世間一般的に大喜びしそうな『特別賞』に当選。
くじを引いたら、王太子殿下との結婚が決まるとか、どういうこと――――!?
王太
子殿下の『親睦を深める』という名の探り合いが終わらない。
なかなか現実的な出来事に思えない、しがない男爵家娘と、素直になれない王太子殿下のラブストーリー。
******
閲覧ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
こちらの作品は前後編の二部構成です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 08:04:01
13671文字
会話率:38%
とある侯爵家で夜会が行われると、参加したご令嬢たちは一泊して帰ることが多い。
今日もまた、侯爵家で夜会が開催され、無事に終了した。
宿泊した令嬢たちは夜着に着替え、小サロンに秘密裏に集まり、『夜“食”会』を開催する――――。
これは秘密の
女子会。
女の子たちだけの、秘密…………のはずなのに、健康管理に厳しい婚約者様にバレてしまう。
「またハイカロリーなもの食べただろう?」
「なななななんのこと?」
「むちむちしてる」
二の腕をつままれながら、次こそはバレずに夜食を楽しもうと意気込むポチャリーヌであった――――。
******
テンションと勢いだけで書き上げた、ポチャリーヌたん。
ぜひぜひ皆さまもテンションと勢いで楽しんで夜食をお食べください!(そっち?)
あ、ついでにブクマとか評価とかいただけるとフエジーヌが喜びます☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:10:00
2430文字
会話率:51%
わがままで猪突猛進なご令嬢がいた。
彼女は一度気になると確認せずにはいられない性格だった。
ある日の夜会で聞いた噂、それは霊場となっている古城に住むデュラハンのことだった。デュラハンは悪行を働いた者の魂を古城に集めているという恐ろしい存在
。
そのデュラハンが驚くほどにイケメンだというのだ。まことしやかに噂されているデュラハンの素顔が見たくて仕方ない令嬢。
彼女は思い立つ。
――――凸りましょう。
しつこく追い回し、素気なく扱われる日々。
「いたっ……今のでちょっと怪我したみたいですわ。お城に入れ――――」
『帰れ。怪我などしないだろうが』
「チッ!」
『令嬢が舌打ちするな』
たとえ霊の溜まり場である古城だとしても。
たとえデュラハンに嫌がられようとも、絶対に見ると決めたからには見る――――!
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価等していただけますと、作者のモチベーションに繋がりますです(∩´∀`)∩折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 08:09:39
17356文字
会話率:46%
イーサン・ギネス侯爵令息は、夜会の会場で木陰でひっそりと泣く令嬢を目にした。
最終更新:2024-07-09 12:00:00
4998文字
会話率:31%
ジェイムズ・コノーヴァーは夜会の会場で挨拶回り行くべく婚約者のキャスリーン・クレアを探していた。その場で聞いてしまったのは、婚約者の本音らしきもので…
最終更新:2024-06-25 15:00:00
4826文字
会話率:43%
婚約者探しの為に参加した夜会で、婚約者の不実を詰る令嬢を見た伯爵令息は…
元婚約者(男)は空気扱い ほんのりざまぁ
最終更新:2024-06-23 12:00:00
2644文字
会話率:20%
王に見捨てられた王妃。それが、貴族社会の認識だった。
二脚並べられた玉座に座る王と王妃は、微笑み合う事も、会話を交わす事もなければ、目を合わす事すらしない。そんな二人の様子に王妃ティアナは、いつしか『お飾り王妃』と呼ばれるようになって
いた。
そんな中、暗躍する貴族達。彼らの行動は徐々にエスカレートして行き、王妃が参加する夜会であろうとお構いなしに娘を王に、けしかける。
王の周りに沢山の美しい蝶が群がる様子を見つめ、ティアナは考えていた。
『よっしゃ!! お飾り王妃なら、何したって良いわよね。だって、私の存在は空気みたいなものだから……』
1年後。
王宮で働く侍女達の間でささやかれるある噂。
『王妃の間には恋のキューピッドがいる』
王妃付き侍女の間に届けられる大量の手紙を前に侍女頭は頭を抱えていた。
「ティアナ様! この手紙の山どうするんですか!? 流石に、さばききれませんよ!!」
「まぁまぁ。そんなに怒らないの。皆様、色々とお悩みがあるようだし、昔も今も恋愛事は有益な情報を得る糧よ。あと、ここでは王妃ティアナではなく新人侍女ティナでしょ」
あら? この筆跡、陛下のものではなくって?
まさかね……
一通の手紙から始まる恋物語。いや、違う。
お飾り王妃による無自覚プチざまぁが始まる。
愛しい王妃を前にすると無口になってしまう王と、お飾り王妃と勘違いしたティアナのすれ違いラブコメディ&ミステリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:14:20
268403文字
会話率:45%
ライラは薬草の研究をする婚約者カーターを支えるため、連日夜まで薬草研究所で働いている。しかし、カーターは仕事を押し付けた挙句ライラの研究結果を自分のものと発表し、さらに婚約破棄を告げてきた。新たな婚約者はライラの妹アイシャ。両親も女に学は必
要ないと勉強ばかりするライラを冷遇し、アイシャばかりを可愛がる。
そんな中、夜会で知り合った隣国の侯爵家アシュレンから、隣国の薬草研究室へのスカウトが。研究結果がライラのものだと見抜いたその目を信じ、ライラその申し出を受けることに。
腹黒だけど優しいアシュレンのもと、日々新しい仲間と研究に励むライラの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:40:49
224376文字
会話率:44%
突然、パトリック王太子から婚約破棄を突きつけられたのは侯爵令嬢のシンシア。
でっち上げの冤罪に呆れながら無実を訴えるものの、パトリックは強引に婚約破棄を実行しようとする。
「精霊王の加護を受けた者が王家に嫁ぐのが、この国の習わしではござい
ませんか」
呆れたシンシアの言葉が夜会の会場に静かに響く。
クールでドライ、でも心根は優しいシンシアと、シンシアを愛してやまない精霊王。
これは、シンシアが新たな一歩を踏み出すひと夜の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 18:13:50
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会話率:48%