錬金術師の一族として知られるレイベッカ伯爵家。その次女であるサーシャ・レイベッカは妾の子であったが故に、疎まれて育った。
けれども、それでもいつかは自分の存在を認めて貰えると信じ、サーシャはレイベッカの人間として錬金術を学んだ。
幸い、サー
シャには天性とも言える錬金術の才能が備わっていたのだが、しかし、その手柄は全て己を嫌う姉に横取りされていた。
そんな日々は続き、
それからサーシャが15歳を迎えた日。
父から、「出来損ないはレイベッカ伯爵家に必要ない」と告げられ、家から勘当されてしまう。
行くあてもなく、途方に暮れるサーシャであったが、そんな彼女の下に、実家の役に立つ為にと、王立の図書館に篭り、ひたすら錬金術の勉強をしていた際に知り合った少年、ナガレと再会する事になる。
「そういう事なら、錬金術師として王城で働いてみる気は無いか?」
ナガレの正体は、実はお忍びでやって来ていた隣国の王子殿下であり、そんな彼からの申し出をサーシャは受ける事にする。
かくして、己の才を正当に評価してくれる者達と共に、サーシャは第二の人生を歩む事になる。
これは、虐げられていた錬金術師サーシャが新天地で多くの人間に認められ、本当の幸せを掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:11:20
246871文字
会話率:34%
「なんで、繋がらないの」
美鶴は無我夢中で未来の携帯番号を打ち込んでいた。その手の薬指には指輪が嵌っていた。あの男に折られた足の骨が痛む。涙が乾いたところが引き攣ってしょうがない。何度未来の番号にかけても、未来ではない人が出る。チャットツ
ールはブロックされているのか返事が来ない。未来のSNSアカウントも消えている。もうすでに美鶴の中の未来は霞んで見える。未来のことを何も知らなかった。後悔してももう遅い。美鶴の部屋をノックする音を美鶴の耳がとらえた時、ズキズキと酷かった足の痛みが増したような気がした。
お調子者メンヘラ女と拗らせ女の同居に割って入るヤンデレ男の小説です!!!
対よろ。いつかpixivにも投げる予定です。ちょっと下ネタとか入っている(本当に微量)ので一応R15つけてます。保険です。百合を書いていたはずなのに気が付いたらヤンデレ男が間に入ってきたのでタグが混乱しています。申し訳。一応sisterhoodのつもりです。よろしくお願いします。
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 00:29:51
5521文字
会話率:84%
──村から勇者が生まれた──
クロアの息子、アルカが十五歳の頃にそんな神託を受けた。
神託のまま、クロアはアルカを勇者として王国騎士団に預けることに。
アルカの世話係には、幼馴染みで許嫁のサーヤがついて行くことになった。
それ
から僅か三年。ぼろぼろにやつれたサーヤだけが戻ってきた。
話を聞くに。
勇者としての権威をチラつかせて色んな女をつまみ食いし。
不当な額の報酬を貰い。
何かあっても謝罪はせず。
正義の名のもとに好き勝手しているらしい。
それにキレた、父クロア。
謝ったところでもう遅い。
愚息を殴りに行く旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 12:02:31
226159文字
会話率:43%
「あっち向いてホイしか脳のない無能なんていりませんわ。さっさと私わたくしのパーティから出て行ってくださいまし」
そんな理由でパーティから追放された俺──アッシュは、S級冒険者が束になっても勝つ事ができない伝説の魔物コカトリスを『あっち向い
てホイ』だけで討伐してしまった。
コカトリスを倒した所為で英雄扱いされ始めた俺は、厄介事に巻き込まれるよりも先に、亡命しようとする。
そんな俺の前に元リーダーのレベッカが立ちはだかって……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 12:16:55
13690文字
会話率:48%
放課後の恒例となった、友達同士でする怪談話。
その日聞いた怪談は、実は高校の近所が舞台となっていた。
主人公の亜美は怖がりだったが、周りの好奇心に押されその場所へと向かうことに。
その怪談は何を伝えようとしていたのか――その意味を知ったと
きには、もう遅い。
※以下短編を長編化したものです。「応答」部分が短編の内容となりますが、ミステリー要素を入れるにあたり少し中身が変わっています。
『こたえてはいけない』
https://ncode.syosetu.com/n7218hb/
※結構グロいです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816927861081368141
©2022 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 18:17:21
132906文字
会話率:38%
■□本日中に最終話(全体約2万字)まで公開します□■
放課後の恒例となった、友達同士でする怪談話。
その日聞いた怪談は、実は近所が舞台となっていた。
主人公の亜美は怖がりだったが、周りの好奇心に押されその場所へと向かうことに。
その怪談
は何を伝えようとしていたのか――その意味を知ったときには、もう遅い。
※夏のホラー企画用描き下ろし
※後日他サイトに投稿予定
※R15ですが、作中の怪談に少し示唆するものが出てくる程度で残酷描写はほとんどありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 12:14:59
21805文字
会話率:56%
異世界に転生したら、乙女ゲーム世界のヒロインだった。
もうちょっと前に気付いていたら裏ルートの町民ルートを選んだのに!
いや今からでも遅くないはず。
ちょうど良いから魔法は習得して町娘としてひっそり暮らそうそうしよう。
だけど思った以上に攻
略対象が自分から攻略されにやって来て?!
だからか悪役令嬢も元気いっぱいに悪役ムーブして来る!
あるゑ……。何かこの悪役令嬢見てるとこう、イラっとする
なんでだろ
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 21:50:35
24783文字
会話率:37%
長年働いていた魔王軍を突如解雇されたサトウは、盗賊となり生きていくことにする。だが、一年がたったある日、たまたま襲撃したのが奴隷商でそこで一人の少女と出会うーー。
時を同じくして、魔王軍はサトウを連れ戻そうと動き出していた。
これは
、一人の願いから始まる冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 20:24:31
408790文字
会話率:52%
白魔道師のクリスは、宮廷魔導師団の副団長として、王国の戦争での勝利に貢献してきた。だが、国王の非道な行いに批判的なクリスは、反逆の疑いをかけられ宮廷を追放されてしまう。
そんなクリスに与えられた国からの新たな命令は、逃亡した美少女公爵令嬢
を捕らえ、処刑することだった。彼女は敵国との密通を疑われ、王太子との婚約を破棄されていた。だが、無実を訴える公爵令嬢のことを信じ、彼女を助けることに決めるクリス。
クリスは国のためではなく、自分のため、そして自分を頼る少女のために、自らの力を使うことにした。やがて、同じような境遇の少女たちを助け、クリスは彼女たちと暮らすことになる。
一方、クリスのいなくなった王国軍は、隣国との戦争に負けはじめた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 21:25:01
100182文字
会話率:39%
「うーん、いいねぇ夏休みってやつは。」
日がな一日ゴロゴロとして過ごす。
安宿も、ちょっとした冷却魔術で快適快適。
これこそまさに極楽浄土。
いやいや、まさに至高の時間……
最終更新:2022-07-08 00:03:43
4952文字
会話率:66%
あらゆる耐性を無視し、一撃で標的を毒殺できる剣。サーペントブラッド。
俺はその最強剣の引き換えとして、邪神の生贄に捧げられてしまう。
最終更新:2022-07-02 21:16:14
7357文字
会話率:21%
この世界が、悪役令嬢が無双した挙げ句、断罪されかかるところを逆転ざまぁするという、もはや誰得の恋愛シミュレーションゲームと同じだと私が気付いたのは、まさに悪役令嬢を断罪する舞台の上だった。
ざまぁ返しされる、ぽんこつヒロインのニーナとして
転生したと気付いた時にはもう遅い。
私の明日はどっちだ。
※全方位的にひたすらぬるいお話です。
※ざまぁはしません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 18:30:29
10508文字
会話率:32%
生活の一部になっていてありがたさをわすれてしまう気づいた時にはもう遅い。別れは急にやってくる
最終更新:2022-06-05 16:35:48
472文字
会話率:0%
俺の名前は“マグナス・ペンドライト”
この度亡くなったじいちゃんの練金工房を受け継ぐ事になった。
じいちゃんは王宮錬金術師として数々の功績を残した偉大な錬金術師。けれど、前国王に裏切られ禁忌とされる“人体錬成”を行った罪を着せられ王宮を追放
されたのだった。
俺は裏切り者の王族達を許さない。じいちゃんに代わって錬金術で見返してやる!
そんな痛快な復讐劇が始まるはずが――じいちゃんから受け継いだ錬成釜からは、作ったアイテムが何故か全て擬人化(主に美少女)されて出てくるではありませんか!?
そして知らされる衝撃の真実。実はじいちゃん、前国王と一緒に悪ノリで“理想の美少女”を錬成する研究をしてたらしい。それが大臣達にバレて王宮追放になった……だと?
あのエロジジイがぁ!
気づいた時には、もう遅い。
うっかり錬成してしまった深紅の少女"ティンク"を養うハメに。
仕方なく俺は、お客さんの困り事を"アイテムさん"の力を借りて解決する「錬金術の便利屋」を開く事にした。
このお話は、そんな俺が後に“色欲の錬金術師”という不名誉極まりない異名で、国内最高峰にまで昇り詰めるまでを描いた物語だ。
……てか、ティンク。お前も働けよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 09:17:56
497760文字
会話率:34%
毒が見えるという特殊能力を持つ公爵令嬢のイリス。第一皇子オスカーの婚約者となるも、その能力は誰にも秘密だったため、彼には悟られずに毒を避け、彼の命を救っていた。
しかしそうとは知らないオスカーは、イリスに婚約破棄を告げてしまう。
(まあ
、わたくしは良いのだけれど)
オスカーに執着するつもりのないイリスは婚約破棄を承諾し、辺境の地へと向かった。そこでは辺境伯子息のエヴァンと出会い……?
数日後にオスカーが訪ねて来たけれど、もう遅い。
イリスは辺境の地で、幸せを掴む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 19:08:29
15338文字
会話率:51%
「あんたみたいな陰キャがヘファイストス様なわけないでしょ!!」
ある日、剣聖であり幼馴染のクレアに告白したオリバー。彼は彼女に酷い言葉を投げかけられてこっぴどく振られた。
しかしクレアは知らなかった。目の前にいる冴えない幼馴染であるオ
リバーこそ、自分が敬愛してやまない神鍛冶師ヘファイストス様であったことを。
後にオリバーの正体がヘファイストスだと気が付いてももう遅い。彼の隣には学園のアイドルで美少女竜騎士がいて、彼女が入る余地はなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 15:12:52
24761文字
会話率:45%
「ボンド、今日限りで貴様をクビとする!」
平民上がりの騎士ボンドは騎士団長から突然のクビ宣告を受けてしまう。
組織内ではずば抜けた実績を残していたのにも関わらず。
意を唱えるボンドだったが、騎士団長にありもしない話を突き付けられ、
結局騎士団を去ることに。挙句の果てに騎士の資格まで剥奪されてしまい、途方に暮れていたボンドだったが、とある出来事を通じて二人の少女と出会う。
しかしその少女たちの正体は何と隣国の騎士国家のお姫様だった。そして少女たちに気に入られたボンドは自分たちの指導騎士にならないかと隣国に招かれることに。そこで国王陛下に上位騎士、更には剣聖にさえもその剣の腕を高く評価されることになる。
一方でボンドを追放した騎士団は戦力の圧倒的欠如で一気に没落していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 20:01:03
84026文字
会話率:45%
無職が嫌で仕事を探して見つけた働き口は、悪の組織だった。
組織の仕事は思ったよりキツク、ブラック企業だった。
主人公の山田太郎は自分なりに頑張っていたのだが、上司の戦闘員の隊長から理不尽にもクビにされてしまう。
組織を辞める前に偶然手に入れ
たベルトが凄い能力を秘めていて……
「よし、これで散々苦しめられた正義の魔法少女たちやクビにした組織に復讐してやる‼」
今、元戦闘員の山田太郎の復讐劇が始まる。
注:主人公視点のあらすじなので、実際とは少し異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 20:00:00
40716文字
会話率:31%
桜、ひらひら、ひらりと舞い落ちる中、登校中の私は転びかけて彼に帯を持たれて助かった。
彼は一言「危なかった」と告げた後に私を立たせてくれて何も言わずにサラッと去っていった。
ありがとうございますとなんとか告げたら、振り返った彼はとても優しい
笑顔。
光ったような桜の花びらが彼の顔の前を横切ったのであの日から私は桜好き。
身分格差で叶わない恋。そうではなかったかもしれないけれどもう遅い。私は病気だそうだ。
私の人生は幸せだったけど何も為せず残せなかった——……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 19:41:36
13748文字
会話率:28%
魔界に住む吸血鬼の少女オシブ・ザ・パーシモンは、魔王の怒りにふれ人間界へと追放されてしまった。
理由は、魔王のおやつであるアイスクリームを台無しにしたから、というわけのわからないものだった。
ずっと魔界で生きてきたオシブにとって、人間界は
未知の世界。
吸血鬼の弱点である、太陽の光・十字架・聖水・ニンニク・招かれないと建物に入れない、といった恐ろしいものたちが容赦なく襲いかかってくる。
オシブにとって絶体絶命のピンチ――かと思われた。
すると、自分の血を操れるスキル【血液の波動】が覚醒。
このスキル効果により吸血鬼の弱点が無効化、さらに元々高かった戦闘力がさらに上昇。
結果、最強クラスの魔族となったのだった。
とある事情により、女神の呪いでコウモリにされてしまった少女ユーリアと知り合ったオシブは、ユーリアとともに旅に出る。
オシブは自分の欲望のため血を求めるだけだったが、何故か人々から聖女として感謝されることに。
邪悪な吸血鬼である彼女は、相手からのそのような態度に戸惑いつつ、徐々に人間界へとなれていく。
そんなある日、人間界の支配を企む魔王が現れた。
オシブを追放したのは、支配のための下準備だったらしい。
しかし今さら人間界をよこせなどと言ってももう遅い!
人間界はオシブの所有物、人間はオシブの食料。
誰にも譲るつもりはない。
こうして結果的に人間界を守ることになったオシブの戦いが始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 20:03:30
56681文字
会話率:43%
嵐に見舞われたクロは疲労のために、ドラゴンレースの大会に敗退してしまう。竜騎手であるアグバは免許を奪われて、近くの都市にて仕事を探すことにした。
ドラゴンを使った運び屋の仕事をもらうために、ロクサーナ組合に頭を下げるが、貧相なドラゴン
だとバカにされてしまう。行き場をなくしたアグバとクロは、ゴドルフィン組合にひろわれることになる。
休息によってチカラを取り戻したアグバとクロのもとに、ロクサーナ組合が勧誘をしかけてくる。今更雇ってやると言われても、もう遅い!
原作『名馬・風の王』著/マーゲライト・ヘンリー
旧題『竜の運び屋』著/あ
※この物語はフィクションです。実在する組織団体などはいっさい関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 22:15:36
86466文字
会話率:47%