突然現れたポールの元ボーイフレンド。それはなんとディーン憧れのF1レーサー!モナコでのパーティに招待され、気をよくするディーンだが、事態はそう愉快に運ぶはずもなく……トラブル発生までは時間の問題?
最終更新:2010-10-24 18:04:57
23977文字
会話率:66%
ある大学生の青年二人が見つけた白い綿毛。
それは幸せを運ぶと呼ばれるケサランパサランなのか。
それともただの綿毛に過ぎないのか。
それは誰にもわからない。
幸せを求める。
ただ、それだけのお話。
最終更新:2010-10-02 14:46:18
21904文字
会話率:18%
地球が抱えることができる人口をはるかに超した時、人類は月と火星を目指した。月に恒久基地を建設し終わると、残る目標である火星に誰もが目指した。そして火星は、各国の植民領が点在するようになった。皇紀2860年、地球日本皇国領から物資や人を運ぶこ
とを中核事業としているエル社は、地球ー火星間航路を、片道3~4か月の予定で毎月運行していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-30 00:15:11
35141文字
会話率:54%
ある求人情報をもとに、メーカー指定運送会社の契約ドライバーになった稲田久志。その日に連絡を受け、業務仕様通りにトラックを運転し、指定の倉庫に家電品を運ぶ、そんな深夜労働である。倉庫の主は清水仲道と言った。久志に気安く接するが、倉庫の中に通
すことはなかった。ある夜、巡回中の警官からトラック襲撃事件の話を聞き、久志はあるアイデアを得る。それは業務仕様にある「検閲」の実態を知るために思いついたものだった。折しもその夜、久志は倉庫に入る機会を得、外箱に不自然な凹みがある家電品が置かれているのを見る。思いついた仕掛けは早速三日後に試されることになる。
三日後、久志はいつもより三十分早い検閲と納品の指示を受けていた。卸売を受け持つ倉庫では買い付けも行われる。この日はその買い付けに立ち会う名目で久志は呼ばれたのだった。豊川勢至と名乗る買付人は曰く付き品の専門。それらを買い叩くように取引を進めていく。不正ではないが、久志の疑問は大きくなる。自身の運転で生じた不具合ではないことを示す必要もあるが、清水が買い叩かれずに済ませるためにも重要だ。しかしながら、仕掛けによって得られた証拠は不十分な結果に終わった。
久志は再度仕掛けをセットし、業務に臨むが、その日の検閲では不審な動きは確認できず、空振りとなる。だが、収穫はあった。
先のパトロールで会った女性刑事、森下若葉は襲撃事件の真相を追っていた。久志はそれに乗る形で、証拠の獲得に万全を期す。台風が近づく夜。業務を終えた久志はトラック車庫に戻り、仕掛けを確かめようとするが、何者かによってすでに見破られてしまっていた。すると、記録済みの証拠を取り戻そうと、見覚えのある車とともに男が現れた。事態は一気に緊迫する。
久志がこの仕事に就いたきっかけ、二年前の台風の夜の事件、そして真の黒幕とその隠された理由などがこの嵐の夜に明らかになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-30 22:15:19
15018文字
会話率:62%
ある日、少年はおじいさんの帽子を取ってあげた。初めて人から「ありがとう」をもらった彼は―。ハトは幸せを運ぶ鳥です。
最終更新:2010-06-09 21:03:30
1263文字
会話率:25%
時神様にお仕えする季節精霊。季節のイベント毎に存在する精霊達のお話。今回は口が悪くて性格も悪い、そして暴力的で手も早いサンタさんのお話。
そしてサンタさん最大の秘密とは……?
クリスマスに起こる、小さなお話。幸せを運ぶために、精霊さんは今日
もがんばります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-05 00:45:57
5707文字
会話率:59%
「魔界に、落ちていただきます」
背中に羽が生えたことで、俺の平凡な日常は唐突に終結した。そして、これまた唐突に現れた自称天使は俺を『魔界に落ちろ』と仄暗い空間へと突き飛ばす。そんな馬鹿な、俺がいったいなにをしたっていうんだ? 行き着く先は
でたらめな世界、唐突に事が運ぶ魔界召還ファンタジー!(残酷描写、暴言等含みます)※現在、休止中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-03 23:35:19
18055文字
会話率:38%
死の境界線が曖昧になった世界。
少年と少女は連日自殺を繰り返す。
生はどこにあるのだろうか。
死はどこにあるのだろうか。
死を希望と読む二人のお話。
暗い話ではありません。
最終更新:2010-04-07 02:40:28
17613文字
会話率:34%
じめじめした梅雨は、どんよりとした気分を演出しやがりますが、そんな雨の日に起きた、彼と隣人の素敵な出来事のお話。
最終更新:2009-11-18 18:12:29
1791文字
会話率:8%
「東京倶楽部」梗概
東京倶楽部は1920年ころのロスアンゼルスにあった日本人の賭博場です。 主人公の平井孫一は紀州の鉄砲集団「雑貨衆」の末裔に当たりますが堺で貿易業に行き詰まりアメリカに渡りました。時は悪く、アメリカは不況の経済下にあり
、職にもありつけない有様。 乏しくなってきた手持金では食事も満足にできず、ただで食事にありつけるという賭博場「東京倶楽部」に行きます。 その玄関で水野というやくざっぽい男に会います。かれは元は絵描きでしたが今は東京倶楽部で働いていました。東京倶楽部はアメリカの禁酒法時代の裏で酒の密輸にも手を出していました。これは水野の担当でしたが変なきっかけから孫一も水野の酒の密輸を手伝うことになります。ライバル組織に水野の運転する酒の入った樽を運ぶトラックが襲われますが孫一の射撃で切り抜けます。 孫一は射撃の腕を東京倶楽部に認められて、娼婦の用心棒のようなことをする羽目になりました。 水野は美代子という女性の情夫でした。 美代子はおとなしい普通の女性でしたがなぜか水野の言いなりになって娼婦として金を稼いでいました。 孫一は水野に連れて行かれた飲屋で働いていた咲と言う女性に会います。 咲は実は青鞜という雑誌の記者で、アメリカで娼婦として働かされている女性たちの実態を調査していました。 彼女に調査の協力を頼まれた孫一は、東京倶楽部が定期的に行う内陸部の炭鉱や鉄道の労働者相手に行う賭博に娼婦の用心棒として付いて行くことになりました。 アメリカの西部の山中部にある炭鉱や鉱山ではジャプ・キャンプと称されて日本人の労働者達が働いていましたが労働者たちのボス(雇用者)は、労働者が金を溜めて日本に帰るのを阻止するために年に何回か賭場を開き労働者の金を巻き上げていました。賭場には酒と娼婦がつき物で、東京倶楽部がこういったことを取り仕切っていたのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-05 15:12:12
31535文字
会話率:39%
侵略者の圧政を打ち崩すべく立ち上がるインカの末裔たち。その中心に立つのは、深き人間愛と麗しき風貌を備えたインカ皇帝末裔トゥパク・アマル。そして、彼の意志を継ぐ若き将アンドレス。そんなアンドレスを密かに慕い続ける農民の少女コイユール。インカの
復権を賭けた壮絶な反乱を縦軸に、悲恋、友情、主従愛、裏切り…――それら多彩な人間模様を横軸に織りなす、風と葦笛の運ぶ物語。長編歴史ロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-01 20:42:39
315472文字
会話率:14%
機械を造るのが好きな、大学二年生の少年。常に面白い事を考えている楽天家の彼は、ひょんなことから危険な仕事を任されてしまう。運ぶものは、核弾頭用の光学迷彩機能。彼を追う人物は世界中に溢れ、誰が敵か見方かわからなくなってくる。しかし、どれだけ逃
げていても、彼の運命は、すでに掌握されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-10 23:13:44
14165文字
会話率:45%
うさぎの白弥《はくび》は郵便屋さん。大好きな月のわぐまのじいさんへ、『おめでとう』の気持ちと手紙を運ぶため、光ノ山《ひかりのやま》を駆け回ります。
最終更新:2009-04-13 00:45:28
9089文字
会話率:35%
春を運ぶ妖精達の小さな冒険譚を春の歌をモチーフに描きました。
最終更新:2009-03-02 23:40:24
9257文字
会話率:35%
見る者を魅了し、取る者の魂を吸うと言われる幻の絵画、“屍を運ぶ筏”。魔の絵に魅入られた者達を巡る、サスペンスストーリー。
最終更新:2008-12-22 22:52:16
5385文字
会話率:56%
結婚十年を過ぎた静子は、ひょんなことから商店街に足を運ぶことになった。そこは、いたるところでシャッターが降りた暗い洞窟のようだった。そこで静子が出会ったものとは・・・
最終更新:2008-11-16 23:17:44
2585文字
会話率:20%
主人公はふとした事から別世界・鏡界へと足を運ぶ。空船と呼ばれる場所で鏡士として生きる事になるが……?鏡界で待つ、『相棒』、彼らの行く末──。そして死んだはずの弟が鏡界に来ていた?鏡界の秘密とは?
最終更新:2008-10-26 15:04:03
24838文字
会話率:50%
名門貴族家に生まれたクラリス。彼女には、一ヶ月後に望んでいない結婚がまっていた。そんな時、一人のヴァンパイアと出会う。そして、クラリスは本当の愛をしる…切ない恋物語が始まった…
最終更新:2008-10-20 16:38:09
12517文字
会話率:56%
潮風が心地よい町、海夜(うみよ)町に引っ越してきた少年、倉敷準(くらしきじゅん)。準は三年前のこの町での忌々しい記憶を胸に一年という時間をこの町で過ごすことになる。大切なモノを見失った準は長い時間の中で何を手に入れるのだろうか。人を信じるこ
とができなくなったかわいそうな少年の一年を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-11 10:04:43
7911文字
会話率:19%
あいつが運んできたもの、美味しい食事と、それから――
最終更新:2008-06-17 20:01:09
627文字
会話率:0%