十九世紀後半の英国。警察官の友人に頼まれリチャード・チェンバーは、とある地方から流出する、ティーカップの調査に向かった。
雨が降る蒸気機関車の中で、美貌の案内人・メアリー・ベネットと出会う。
英国紳士であり続けようとするリチャードと
、淑女扱いを要求するメアリー。
一つの事件が紳士と淑女を出会わせ、その奇妙な縁が、次の事件へと繋がる。
妖精に愛された皮肉屋エクソシストと、怪力ツンデレ人形。
奇妙な二人がバディを組んで、化け物や、組織と死闘を繰り広げる。謎が謎を呼ぶサスペンスホラーバトル。
義務付けられた紳士──The Obliged Gentleman(ジ・オブライジド・ジェントルマン)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 18:00:00
169457文字
会話率:52%
大公国最強の戦士にして圧倒的な美男子ながら、性格に難がありスキャンダルも起きて、すっかり民衆の支持を失ったマルカントニオ王子。危機感を強めた大公家から、怪しげだが腕は確かな『前世持ち』の広告代理店業者、モニカ・カッシーニにイメージアップの依
頼がくる。
―――
浪費、浮気性、偏見と弱冠18歳にして最低っぷりを披露している王子と、彼のイメージ戦略に苦労するモニカ。思わず活を入れたら王子が何かに目覚めてしまい、さらにややこしいことに。王子に振り回されるうちに、ただの馬鹿ではない側面がちらつくようになってきた頃、大公国にも革命の足音が聞こえはじめて・・・
ーーー
到来しつつある民衆の時代に、必死で王子を売り込む羽目になったモニカの武勇伝と、単純そうで意外と謎の多いイケメン王子の冒険。ーーー(視点人物は章題の人物で、頻繁に変わります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 11:30:07
5093文字
会話率:57%
19世紀末のロンドン、ロイター卿のメッセンジャーボーイが謎を解く……!
最終更新:2021-03-17 18:50:41
115061文字
会話率:56%
19世紀末のロンドン、ロイター社のメッセンジャーボーイの謎解きです。
最終更新:2020-09-26 14:09:40
65101文字
会話率:51%
19世紀末のロンドン、ロイター社のメッセンジャーボーイの謎解き
最終更新:2020-05-11 14:23:30
43082文字
会話率:55%
すでに人類は半分が死滅し人類滅亡寸前の第3次世界大戦中の日本の核シェルターが、明治に転移します。転移先で主人公南田忍がわずかに残った資機材と知力と策略で、コミュニティーを守って核戦争のない世界をめざし始めます。生命の危機、コミュニティ存続の
危機、ロストテクノロジーの危機、明治政府との戦い、列強との戦いなど数々の危機の中で、少数の21世紀人が19世紀の人々を導いていけるのか。飲み込まれるのか。この苦難の日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 06:00:00
32729文字
会話率:56%
19世紀末、イギリス。裕福な中流階級に生まれた画家志望の少女・エリザベスは、絵画教室で美しいモデル・アンジェリーナと出会う。エリザベスはアンジェリーナをモデル兼メイドとして雇うことに決め、制作に励もうとするが……
最終更新:2021-01-06 22:08:45
7032文字
会話率:55%
無念の死を遂げた反米の指導者たち。その中の一人の石原莞爾が転生した先は、19世紀の幕末だった。
石原は北越戦争で自身の尊敬する軍人の河合継之助と共に旧幕府軍・奥羽越列藩同盟を指揮して、北越戦争を勝利に導き、日本を江戸幕府主導の近代改革に着手
させた。石原と河井は日本の軍制改革で派閥形成を阻止して、藩閥政治を防いだ。やがて、日本は日露戦争を経て、仮想敵国のアメリカとソ連との戦争に備えるようになった。日本は石原を中心に五族協和とアジア・アフリカの解放を目指した。
一方、アジア・アフリカにはそれぞれ反米指導者が転生して、日本の石原と共に協調して、欧米諸国の植民地帝国との真なる戦いに直面するのだった。
果たして、勝負の行方は!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 21:38:09
1158文字
会話率:45%
シリーズ第二作。
19世紀末のフランスのような、だけど中近世の王政がある程度残ってしまった架空の世界に、美しくも気ままで不遜、何を考えてるか解らない凶暴な伯爵令嬢がおりました。
令嬢は時にはごく普通の、美男子に心ときめかせ恋の予感に恥じらう
乙女でもありましたが、時にはそんな自分をも全否定するような悪役を自ら演じようともしておりました。
これはゴシックロマンス小説。時に優雅に、時にミステリー、時にバイオレンス、時に甘く切ない、スラップスティックストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 12:30:09
312012文字
会話率:39%
ゴシックロマンス小説、それは「フランケンシュタイン」「ジキル博士とハイド氏」のような幻想的な怪奇小説……この小説は19世紀末のフランスのような、だけど中近世の王政がある程度残ってしまった架空の世界を舞台に、ちょっと何考えてるか解らない美しく
凶暴な伯爵令嬢と、忠義一徹だけどどこか抜けてる側仕えのメイドなどが走り回る、時に優雅に、時にミステリー、時にバイオレンス、時に甘く切ない、スラップスティックストーリーです。
話数の後に「*」マークがついている回にはあとがき解説がついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 01:01:42
282835文字
会話率:40%
伯爵令嬢のコンスタンスは、血のつながらない義母のたくらみで伯爵家を着の身着のまま追い出されてしまう。誠実だが気弱な婚約者ジャン=リュックに助けを求めるが、親の反対で婚約も破棄されてしまった。身一つで家から追い出されてどうしたらよいのか途方に
暮れたコンスタンスだが、母を早くに亡くし、しっかり者として育った彼女は、前向きに生きていく。
※19世紀フランスっぽい異世界を舞台にしたハッピーエンドのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 16:12:21
15893文字
会話率:43%
19世紀パリ郊外の大衆キャバレー・ダンスホールと、貴族社会が舞台。
18歳の女の子、アルエットはモンマルトルにあるバラエティ劇場の歌手。アルエットは、洒落好きで女好きの絵描きのアンリと、腐れ縁のように一緒に過ごしている。ある晩、アルエットが
アンリと場末の酒場で仕事終わりに飲んでいると、品のいい伯爵・ラウルに出会う。酔っ払いに絡まれたアルエットを救ったラウルは、アンリの友達だった。ラウルは婚約者のイレーヌと上手くいっていない悩みを、アンリとアルエットに打ち明ける。ラウルは自分たちの仲を取り持ってくれるよう、アルエットに頼む。アルエットとアンリは仕方なくそれを引き受ける。
が、計画を練る為ラウルに会ううちに、アルエットは太陽のようなラウルに惹かれてしまう。ラウルの心も打ち解けていくが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 20:39:11
32301文字
会話率:47%
19世紀イギリス風のヒストリカル。結婚相手を殺してしまうという不吉なめぐりあわせに生まれた令嬢。その迷信のせいで、彼女にはろくな縁談がこないし、近づく紳士はいない。が、元王族の亡命貴族である社交界で人気のちゃらい紳士が彼女に興味をもつ。
最終更新:2020-06-28 17:58:08
25913文字
会話率:58%
捕まえた、僕の小鳥。 必ずや君の願いを叶えて見せよう。
カクヨム自主企画 [第2期] 同題異話SR -Aug.- 『願いをさえずる鳥のうた』
主催者:香鳴裕人 さまに参加させて頂いてます。
異世界物ですが、19世紀のイギリス
あたりをイメージして頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 20:00:00
1971文字
会話率:31%
社交界きっての美男子ラザフォード伯爵は新しい妻を探しているらしい。
伯爵の義妹の家で家庭教師をしているエミリアは、メイド達の噂話を遠巻きに聞いていた。初めて伯爵に会った時、冷たいグレーの瞳で見下ろされたことを鮮明に覚えているエミリアは、氷の
ように冷たい伯爵様の一体どこがいいのかと不思議に思っていた。
名のある貴族の令嬢を呼んだ婚約者を決めるパーティーで、最後にラザフォード伯はある女性の手に口づけてこう言った。
「エミリア・アンダーソン嬢。どうか私の妻になってください」
19世紀イギリスが舞台のヒストリカルロマンを目指して書いていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 17:42:21
148577文字
会話率:22%
ひどくそばにあるようで、遙か遠くにある時代。遙かに遠いようで、ひどくそばにある時代。
クリミア戦争開戦の翌年、フローレンス・ナイチンゲール率いる38人の英国軍看護師団はコンスタンチノープル郊外スクタリに向けてロンドンを発った。足並みの揃
わない政府と杜撰な作戦を進める軍により、兵士達が置かれた戦況は悪化する一方だった。現場の訴えは無視され劣悪な環境が改善されず、兵士の死亡率は恐ろしい速さで上がっていた。
スクタリに到着後、予想を遥かに超える惨状を目にしたナイチンゲールは、兵士を死から守るため、人間の尊厳を守るため、持てるすべての手段を使って医療体制の改革に奔走する。だが、頑なに変化を拒む軍とナイチンゲールは、あらゆる場面で激しく対立する。
事務方兼計算手としてナイチンゲールに同行したシャーロット・ソーンは、ナイチンゲールの生涯に渡ってその活動を支えることになる。この小説は彼女が半生を振り返った回想録である。
注意
====
・この小説は事実を元にしたフィクションであり、伝記ではありません。できるだけ史実に沿うように気をつけますが、小説の内容がすべて事実とは限らないのでご了承ください。
・当時は「クリミア戦争」という用語は使われていませんでした。
・主人公のシャーロット・ソーンは架空の人物です。
・作中では看護師を「看護婦」と表記しています。当時は看護が女性の仕事であると考えられていたことと、看護師達がイギリス政府と交わした合意覚書("Memorandum of Agreement")に "Female Nurses" (女性看護師)の文言があったことを考慮して、あえて看護婦と表記しています。
・超不定期に更新します。更新日は基本的に未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 07:00:00
12945文字
会話率:28%
時は明治三年(1870年)真夏のサンフランシスコ。維新討伐の難を逃れ、勝海舟の差し金で逃亡した二人の国事犯が横浜から上陸した。一人はかの徳川家康を二度敗走させた真田昌幸の遺した極秘の軍術、『九度山信兵録』を解読した若き天才軍師、もう一人は幻
の真田の錬人術を極めた幻の人斬り。二人が狙うのはただ一つ、慶応三年十一月十五日、京都近江屋に散った坂本龍馬が偶然、引き揚げたある怪物。アメリカ大陸に渡った怪物の目的は、遠い太古の歴史の彼方に葬られた邪神たちの復活だった。19世紀、幕末日本と黄金時代アメリカを股にかけた異色史伝クトゥルー神話!(カクヨム様にて重複掲載させて頂いております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 06:14:21
137992文字
会話率:51%
【電撃の新文芸】より、7/17に『英国幻想蒸気譚Ⅰ-レヴェナント・フォークロア-』が発売されました。
『英国幻想蒸気譚Ⅱ』は秋頃に発売です。
19世紀末。蒸気機関文明華やかりし時代。
発達した蒸気機関が世界を席巻し、空は排煙に覆われた
。遺伝子工学によって生まれた労働種。夜の街に現れる鋼鉄の怪物。鉄の音に惹かれてやってくる血塗れの獣。霧の夜に人がいなくなり、別人になるという都市伝説など、まさに混沌に彩られし大英帝国ロンドンにて。
請負屋を営む極東人の封神幎(ツカガミ・トバリ)と、錬金術師ヴィンセント・サン=ジェルマンの二人の下に舞い込むのは、いつだって厄介ごとばかり。
ある日、アカデミアからやって来た女性から、「友人が危険な研究に手を出して、行方不明になったので探してくれ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。
喜々として依頼を受けたヴィンセントに連れられて、事件の手掛かりがあるであろう場所に訪れたトバリたちの前に現れたのは、鋼鉄と蒸気に彩られた怪物で――
これは、虚実入り混じった登場人物たちと織り成し、鋼鉄と蒸気が紡ぐ幻想譚。
皆様方のお目がもし、お気に召さずばただ夢を見たと思ってお許しを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 12:00:00
342379文字
会話率:31%
19世紀ロンドン。
女王陛下代行の鶴の一声で新設された、直属の諜報機関。
その名をヴォーパル・バニーと言った。
最終更新:2020-06-29 03:46:44
8056文字
会話率:34%
どこにだって誤解というものは落ちている。
19世紀、ロイヤル・アスコット競馬に沸く6月のロンドン。
苺を買いにでかけたリチャードが声をかけたのは、倒れた人ではなく死体であった。
最終更新:2020-06-20 22:25:37
4338文字
会話率:44%
19世紀ロンドン。
一人の男が路上で馬車に轢かれて死んだ。
泥酔者の事故として処理されかけたが一組の男女が異を唱える。
それがロンドン中を震撼させる大事件の始まりだとも知らず――
という真面目な話の背後で
殺人犯だったり探偵秘書だったり映
画好きの会社員だったりする男が事件をややこしくしている話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 21:22:36
44995文字
会話率:40%
19世紀ロンドン。有名な探偵、の助手である「僕」の元に占い師を名乗る女性が訪れた。彼女は事務所に不吉な影が見えるというのだが。
『犯人は僕でした』の番外編となります。推理成分は低めのミステリー仕立てとなります。
最終更新:2019-07-15 22:09:30
9446文字
会話率:49%
永久機関を題材にしたお話です。
永久機関(えいきゅうきかん、英: perpetual motion machine)、それは、外部からエネルギーを受け取ることなく、仕事を行い続ける装置である。
古くは単純に外部からエネルギーを供給しなくて
も永久に運動を続ける装置と考えられていた。しかし、慣性の法則によれば外力が働かない限り物体は等速直線運動を続けるし、惑星は角運動量保存の法則により自転を続ける。そのため、単純に運動を続けるのではなく、外に対して仕事を行い続ける装置が永久機関と呼ばれる。
これが実現すれば仕事を得ることに関して、石炭も石油も一切不要となり、エネルギー問題など発生しない。18世紀の科学者、技術者はこれを実現すべく精力的に研究を行った。しかし、18世紀の終わりには純粋力学的な方法では実現不可能だということが明らかになり、さらに19世紀には熱を使った方法でも不可能であることが明らかになった。永久機関は実現できなかったが、これにより熱力学と呼ばれる物理学の一分野が大いに発展することとなる。(Wikipediaより)
そんなすごいものを主人公が作ってしまいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 19:21:42
15209文字
会話率:81%
19世紀の魔術師「アレイスター・クロウリー」の生涯を、自分なりに再解釈したフィクションです。
(この作品は他の投稿サイトにも掲載しています)
最終更新:2020-05-21 21:56:48
84583文字
会話率:47%
19世紀末の世界に現代人と思考が近い人間がいたら、何を考えるのか。
特にオチとかありません。
最終更新:2020-05-15 22:06:32
2937文字
会話率:0%
ちはやれいめい様主催『フラワーフェスティバル』に参加しています。
フランスで5/1は鈴蘭の日です。巴里に暮らすルイーズが友だちと公園に出掛けます。友だちと遊ぶのが主目的ではなさそうです。
無断転載、無断転用を禁じます。
最終更新:2020-05-01 12:00:00
2165文字
会話率:51%
ダイヤは油に馴染みやすく、オパールは乾燥に弱い。琥珀は静電気を帯びやすい性質を持っています。
琥珀と、或る家族の物語です。
無断転載、無断複製を禁じます。
最終更新:2018-08-04 06:00:00
4755文字
会話率:37%