主人公、橘まことは容姿と声にコンプレックスをもった、自身が平凡だと称する高校二年生だ。
彼はある日悪友の南春一に騙されて、あるオーディションを受ける。
それは次世代ヴォーカロイドの音声サンプリングの、そしてそれに伴う
マルチメディア戦略の中
核をなす女性キャラの声優を選び出すオーディション
だったのだ。
その日をきっかけに、まことの日常は平凡からかけ離れたものになっていく。
※こちらは以前自身のサイトで公開していたものを改変したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 20:20:23
93325文字
会話率:35%
大公国最強の戦士にして圧倒的な美男子ながら、性格に難がありスキャンダルも起きて、すっかり民衆の支持を失ったマルカントニオ王子。危機感を強めた大公家から、怪しげだが腕は確かな『前世持ち』の広告代理店業者、モニカ・カッシーニにイメージアップの依
頼がくる。
―――
浪費、浮気性、偏見と弱冠18歳にして最低っぷりを披露している王子と、彼のイメージ戦略に苦労するモニカ。思わず活を入れたら王子が何かに目覚めてしまい、さらにややこしいことに。王子に振り回されるうちに、ただの馬鹿ではない側面がちらつくようになってきた頃、大公国にも革命の足音が聞こえはじめて・・・
ーーー
到来しつつある民衆の時代に、必死で王子を売り込む羽目になったモニカの武勇伝と、単純そうで意外と謎の多いイケメン王子の冒険。ーーー(視点人物は章題の人物で、頻繁に変わります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 11:30:07
5093文字
会話率:57%
人間界の討伐軍と魔界の魔王軍との間で起きた人魔戦争は、魔王討伐により討伐軍の勝利へと傾いた。しかし魔王には人間の花嫁がおり、十五人の娘がいると判明。魔王の花嫁は娘について何も語らず、公開処刑が決まった。そんな中、魔王の娘たちを近くの友人とす
る人間の少年が、遠くの世界にいる人間たちに向かって、人魔戦争の終戦と世界大戦の開戦を宣言。人間から生まれ、厄神に拾われ、魔王の娘と育った、彼の描く世界大戦とは?
本編とは関係ありませんが、勝手な一言とついでに一言に、画面前にてツッコミで一言が出てしまえば幸いです。一例 「踊り食い派か」 詠み人 巨人映画観覧者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-25 01:49:11
157791文字
会話率:28%