餓死寸前でドワーフの鍛治師に拾われたマノン・フォルジュには、前世の記憶があった。6歳まで成長して教会で「職業判別の儀」を受けたとき、マノンは確信する。ここは「乙女ゲー」の世界だと。ゲーム制作会社いわく「乙女ゲー」の、『ファイブ・エレメンタル
』はとある理由で人気だった。ふんだんにお金をかけた神イラストに神声優——だけでなく、「そこはケチるのかよ!」と批判を浴びたゲームシナリオと、「乙女ゲーとは?」と疑問を抱かれまくった戦闘&スキルシステムにおいて。前世で『ファイブ・エレメンタル』をやり込んでいたマノンは決意する。「初恋と、初恋の人にふさわしくなるための血の滲むような努力を、初恋相手に嘲笑われたエリアーヌを——悪役令嬢を、私が助けてみせる!」と。これは、ゲーム中では「鍛冶屋の看板娘」だったマノンが、初恋は踏みにじられて、努力は認められず、バッドエンドしかなかった悪役令嬢にハッピーエンドを迎えさせるために奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 18:00:00
101577文字
会話率:27%
「マリア・バグース辺境伯令嬢! お前との婚約を破棄する!」王立貴族学園の卒業パーティに響き渡る、王子の婚約破棄宣言。一人にひとつ職業(クラス)を授かる世界で、マリアが授かったのは〈蟲使い〉だった。王宮育ちの王子は虫の益を知らず「虫はキモい」
と婚約破棄を宣言したのだ。「汚らわしい虫を連れて出ていけ!」と王都を追放されたマリアは、イラッとして王都周辺から離れるよう虫に命じる。稀代の魔力量をもって、全力で。虫がいなくなったと最初は喜ぶ王子だが、やがて異変が起きる。一方、マリアは故郷である辺境で、カブトムシや蝶をテイムしてのんびりしっかり活躍、悠々自適に過ごしていた。そんなところに王子がやってきて——
「いまさら戻るわけないじゃないですか。追放したのは貴方ですよ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 06:37:38
17255文字
会話率:52%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したサマンサ・キャンベルが、記憶を取り戻す前のサマンサの過去の悲しい出来事に対峙し、恋をし周囲の助けを借りながら自らの人生をあゆむ物語。第一部では、サマンサは自らを悪役令嬢だと気づいておらず、ゲーム開始前のお話にな
ります。第二部からヒロインが出て来たことで、サマンサは悪役令嬢らしいことに気づくのですが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 00:00:00
70103文字
会話率:46%
ああああああああああ
最終更新:2022-03-14 22:23:31
328文字
会話率:0%
この世界はヒロインのレーナにとって王妃になるための世界。ところが、どうも変だ。第二王子リグラスがダメ王子すぎる。悪役令嬢のユリアもおかしい。「ユリアは前世の記憶がある?」とレーナは疑う。それに、第一王子ローレンは暗殺事件に遭い、身体を悪くす
る運命だったのに? 悪役令嬢のはずのユリアは前世、農大で研究をしていた記憶があった。自分が継ぐ予定の貧しい領地で、農作物の品種改良をして暮らしていたが、第二王子リグラスの婚約者となるよう見合いさせられた。見合いの席で、小太りだったユリアは幸い(?)王子に豚と罵られ、婚約話はなくなった。安堵したのも束の間、今度は第一王子ローレンから婚約を申し込まれる。ユリアの実家コルネール公爵家は名家で、王太子争いをしているふたりの王子にとって、後ろ盾は魅力だ。ユリアはローレンの婚約者となるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 20:00:00
125488文字
会話率:19%
国一番のバザールと男女ともに所属できる双頭修道院によって栄えた「開拓前線都市・ララシャ」。
オアシスと街を区切る境界線の向こう側には岩石砂漠が広がり、その直中を赤い路が地平の向こう側まで続いている。交易のために、自分の信仰のために、生
きるため、商人や聖職者、腕に覚えのある者たちが王命によるキャラバン「開拓交易旅団」を組み、路の向こう側にある地へとオアシスの街より旅立っている。
旅人たちが歩むその道は、「赤羅の修道路」と呼ばれていた。
赤に彩られたこの街に、一人の少女シラが寄り合い馬車に揺られてやって来た。
ある貴族の末子であるために自力で生きて行かねばならないシラは、ララシャの街で生きていくための算段を求め、貴族の子女が籍を置くシュラ・ジャ双頭修道院へと修道女として洗礼を受け、国家事業として行われている「開拓交易旅団」の選抜試験に挑もうとしていた。
高貴な生まれとはいえ、寄る辺が殆どない少女が自分の生きる道を開拓交易旅団の冒険行に求めた旅路が始まりを告げたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 03:58:39
5865文字
会話率:48%
タイトル通りです。主人公が異世界転生した後に残されたトラック運転手の気持ちを考えたらこうなりました。これで安心してみんな異世界転生、異世界転移できますね^^
さ、助手席へどうぞ。
最終更新:2022-01-30 00:46:10
1411文字
会話率:0%
この物語は「拙作異世界召喚されたら、そこは悪役令嬢のハレムだった。~勇者俺様!皆の者、ひざまづけ!チートな俺のハッピーライフ♡」(タイトル長っ、笑)のスピンオフ的なお話であります。
しかしながら出来る限り、初見でも読んでいただけるよう心
掛けております。
で、作者が設定を忘れたり、または意図的に変えている箇所があるかもですが、生温かい目で見てやってください(笑)。
力量不足にもかかわらず、たくさんのキャラをだしてしまった私初の長編作を成就させる為にはりきって投稿する所存です(笑)。
せっかく書いた拙作、こすり倒さなくちゃソンソンという訳でございます(笑)。
前作は力尽きた経緯もありますし、身の丈にあったお話を。
今回はエマとヒルダのお話になります。
キワドイ寸止め的な書き方で全8回を予定しています(笑)。
ヒルダ・・・104歳ながら童顔若き身体を持つ。かつてのアメリア公国女王。
エマ・・・21歳。アメリア大図書館の司書。伝説の官能小説家を夢にみている。
週一投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 00:05:13
7959文字
会話率:43%
トラック事故に遭い、異世界へと転生憑依した婚約者であった立花龍と小栗椿。
同じ世界へと行き着いた二人であるが、立花龍はこの世界を「戦略ゲーム」の世界だと思っている。
一方の小栗椿は、「恋愛ゲーム」の世界だと思っている。
同じゲーム会社が、
同じ世界観でそれぞれ「戦略ゲーム」と「恋愛ゲーム」をリリースしていたから、同じ世界にいるとは気づかない。
異世界憑依した立花龍と小栗椿は、それぞれ自分の道を進み始める。
そんな、立花龍と小栗椿が、やがて結ばれる物語。
週一回更新です。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 06:20:02
11259文字
会話率:44%
異世界に転生して、現代知識を使って色々と考案したら、国王様に呼び出された。発明の数々を「神様に教えてもらいました」と嘘言ったら、聖女となり、王子様の婚約者となり、そして結婚をした。けれど、それは「聖女」というネームバリューが欲しいだけの政略
結婚だった。新しいチート技術が考案できず、結婚して四年後に、用済みだと身分を剥奪され、処刑されそうになる。なんとか命は助かり、スラム街で生活することに。そこで、無自覚にチート振りまいていく。
スラム街から始まる、ヒストリカル・ラブ・ストーリー!
*注
以前、投稿して削除した、「墜ちた聖女は立ち上がる」のリメイク版です。主人公設定がマイルドになった意外は、内容、ほとんど変わりません。
*さらなる改稿版をアルファポリス様に掲載、はじめました。ペンネーム、植尾藍で掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 22:51:21
94231文字
会話率:22%
私、シェール家の令嬢「パディン・シェール」には、前世の記憶があります。
どうやら私は乙女ゲーの世界に転生したようで、しかも転生先は悪役令嬢でした。
家の指示で、この国の王子と婚約しなければならないのですが、このままだと乙女ゲーの主人公と対決
することになります。
前世の職業はパティシエでした。
この知識を活かして、主人公よりも先に王子を攻略しますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 10:00:06
6865文字
会話率:35%
極道任侠物が大好物の、緑竹美緒(みどりたけみお)――この物語のヒロインは、実家の人気洋食屋・グリーンバンブーの食材仕入れ担当。特に美味しい有機野菜の栽培に情熱をかけていて、農業大学にも通うほど。
そんな美緒は、姉の嫁ぎ先の屋敷で冷徹沈着・完
璧主義の執事――中松道弘に本気で惚れちゃった!
しかし、その中松に彼女の一人もいない事を心配した彼の雇い主・三成一矢(ヒロイン美緒の姉の旦那)が、何と彼に縁談を持ってきたと言うのだ!
「えーっ!? 中松さんがお見合いぃいぃいぃ――――!?」
冗談じゃないっ!!
中松さんと恋に落ちるのは、この私!!
お見合い話を迷惑そうにしている中松に、美緒が提案。
――ニセカノ、やりますよ、と。
困った中松執事も、美緒の申し出に賛成せざるを得ず。
「これって、どこまで契約に含まれてんの?」
ナヌ!?
何時も丁寧な執事口調はどこへやら!?
羊の皮を剥いで豹変した中松執事。
しかも中松は想像以上に鬼ぶりを発揮し・・・・
ひょんな事から、中松執事のニセカノ始めちゃいました!
しかしどうやら執愛ではなく、地獄が待っているようで・・・・?
どうする美緒!?
大人気のアイツ等が帰って来た!
スーパー完璧・冷酷・鬼執事の中松×任侠映画好きのためか、ちょっぴりワイルド女子の美緒が織りなす、ハチャメチャ・ラブコメディ!
「言っとくけど、俺は容赦しないからな」
ふおおっ。
「俺を堕とせるもんなら、堕としてみろ。お前の攻撃、楽しみにしていてやるから」
鬼松キター!(/ω\)
ニセ嫁シリーズ第二弾。
(※第一弾を読まなくても楽しめるようにしておりますので、このまま読んでも大丈夫です)
ちなみに第一弾、姉の伊織と一矢の物語はコチラ
↓『幼馴染の専業ニセ嫁始めましたが、どうやらニセ夫の溺愛は本物のようです』
https://ncode.syosetu.com/n4780ha/
中松・美緒編の更新を待つ間に、おさらい・復習するのもアリです◎
メイン登場人物
ヒロイン
緑竹 美緒(みどりたけ みお) 職業・学生 二十一歳
ヒーロー
中松 道弘(なかまつ みちひろ) 職業・鬼執事 三十二歳
表紙・紗蔵蒼様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 16:00:00
98692文字
会話率:43%
第五師団司令官である公爵令嬢は第三艦隊司令官である第二王子に御前会議の場で婚約破棄をされる。これは陸軍と海軍が犬猿の仲であったからだが、もっと根源的な問題があって・・・・。
最終更新:2021-12-03 00:00:00
2315文字
会話率:59%
「ヅラい!」「ヅラい!」謎の声とともに侯爵家の姉令嬢は子供のころから異母姉妹である妹令嬢にいろいろ取られてきた。家庭に興味のない父親は家に寄り付かず、されるがまま。ついには婚約者である第二王子まで取られてしまうことになる。
そんな姉令嬢に
は秘密があって・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 00:00:00
3845文字
会話率:42%
学園を卒業してすぐ国王に即位とか、有事でもない限り普通はないよねという話。
最終更新:2021-04-25 00:00:00
6962文字
会話率:57%
「幼女はダメだと言ってるじゃないですか!」第三会議室に唸るような女性の怒声が響いた。彼女の名前は桂川 百合。現在、次回作のゲームのメインキャラについて会議中である。彼女の怒鳴り声などものともせず、社長はうっとりと幼女を語る。そこへコンプライ
アンス的に問題ありと眼鏡男子の生田が割って入った。ケモラーの彼はケモミミ娘への愛が止まらない。生田の次に発言したのはナイスバディーのお姉さんを押す松下。悪役令嬢好きの久保田とボクっ娘でドジっ娘なヤンデレを押す佐々木も加わり会議は迷走状態だ。え?桂川 百合の押し?半ズボンでアホ毛をピコピコさせるショタっ子ですが何か問題でも?大混乱の会議中それは突然襲ってきた。地震?グラグラ揺れる床、ショートする蛍光灯、ガラスが割れるキャビネット、部屋いっぱいに広がる魔方陣。魔方陣???戸惑った百合に重たいダンボールが落ちてきて意識を失ってしまう。そして、目覚めたそこは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 21:00:00
94304文字
会話率:31%
「お前はいらない」
そういって迷宮探索の仲間から追い出された。
確かに戦闘での活躍などはほとんどなかった。
だけど、治療が出来る回復役がいなくてどうすんだ?
少しだけそう思ったが、しかし気にするつもりもない。
追放するというな
ら願ったりかなったりだ。
お前らなんかと一緒にいるのは、こっちも御免だ。
むしろありがたい。
これで、ようやく自由になれる。
「さあ、がんばるぞ!」
────こうして本当の冒険がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 07:13:04
18134文字
会話率:8%
彼女の自由な世界は自分に与えられた部屋のみだった。
宰相の養子として16年の歳月をヴレイメールは王宮の敷地にある離宮で暮らしている。
彼女は膨大な魔力を宿し生まれた。
国中が魔女の再来だと騒ぎ立てる中、女児は“聖女”として引き取られ国が管
理するようになる。
平民であったその子が王宮に上がるのは異例の処置であった。
膨大な魔力を持って生まれなければ幸せだっただろう。
そんな籠の鳥である自分の環境を嘆きながらも日々を過ごしていた彼女に、国王より英雄召喚の議を命ぜられる。
英雄召喚は成功した。だが、召喚した英雄は国の惨状に驚愕し自分が召喚された必要性を感じないから帰ると言い出し周囲が慌て何とか彼を留めた。
暫くの間、彼は王国を魔物から守る為に仕方なく国外に出て魔物討伐をしていたらしい。
異国では名うての魔術師だったらしい彼はやはり納得がいかなかったのか、案内を引き連れ私が居る離宮へとやってきた。
そして彼は、私達の目の前で召還の魔方陣を容易く展開し美しいサファイアブルーの瞳を輝かせこう言うのだった。
「一緒に自由な旅路へ行こうじゃないか。」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 07:00:00
264862文字
会話率:46%
生前、自称普通の人だった私。
事故で死んで神様に拾われたと思ったら「神の使徒」となり世界の命運を選択する人間を導いてねと言われました。
導くための能力が黒歴史全開だと知っていたら決して引き受けなかったはずなのに…
黒歴史全開の神の使徒と世
界の命運を握る選択者が導く未来は幸福か破滅か…果たして結末は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 06:40:41
17960文字
会話率:26%
「あたくし、正真正銘の令嬢ですけれど、男の娘に転生するために旅をするんですの!」
・全編セリフのみ
・ゆるい感じ
・さくさく読める
最終更新:2021-09-24 20:00:00
129475文字
会話率:96%
家庭の事情で、侯爵家の侍女になったユリの侍女ライフ!行き遅れ?結婚?そんなことより、私のお嬢様は悪役令嬢?このままいけば死ぬまで強制労働という未来が…。
今日もお嬢様の断罪、処刑を回避するため頑張ります!
「婚約は間違いでした」
htt
ps://ncode.syosetu.com/n8599gi/
の侍女ユリの話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 18:00:00
371601文字
会話率:45%
旧タイトル「白い魔王と黒衣の聖女 〜勝手に変な二つ名を付けないでください〜」
本編30話、番外編2〜5章各30話完結済み。
公爵令嬢アナスタシアは、同格である公爵家の次男ラインハルトと婚約した。元々は姉の婚約者にと言う話だったが、気性が激
しい姉は、次男であり、また見た目が膨よかで性格ものんびりした感じだったライハルトを嫌い、アナスタシアに押しつけたのだった。ある日状況が一変した。国境付近に魔王のダンジョンが発生、最初の襲撃で王家の人間が多数死亡、王弟である父親が王位を引継いだ事によりラインハルトは王太子となる。王太子妃の地位を欲しがったアナスタシアの姉は自分こそ王太子妃にふさわしいと主張し始めたのだった。対するアナスタシアは魔導師と言う誰も聞いた事もない職業でレベルも上がらない、持っていたスキルも機能しない無能だと罵られた。姉の魔の手から逃れるべく遠くの街に逃れたアナスタシアだったが追ってきた騎士に罠にかけられ、ダンジョンの中に置き去りにされ瀕死の重傷を負ってしまうのだった。もうダメかと諦めかけたアナスタシアに聞き覚えのない声が届いた。「冒険を続けますか?」チート主人公、アナスタシアさん14歳さんの長い旅の始まりであった。
本編には「支援職なのにダンジョンに独り取り残されまして」と「攻撃技すら覚えてないのにドラゴンの襲撃を受けました。」と「なんか思いつき勇者召喚モノ」の内容が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 21:20:58
344039文字
会話率:46%
一万年後の人であることを捨てた未来人
その後の不幸により地球上で唯一生き残ったそれはいわゆる高次元生命体
そこからさらに900万年以上の時を経て至高の存在へと進化する
しかし孤独の存在でもある為どうしようもなく暇な日々
いつしか自分
たちの歴史を振り返り、人間らしさとは何か、いつの時代が一番人間らしかったのか必死で想像する
そして些細な悪戯心から創造しようと決めた新たな人類史
しかし時空を超える際に融合以前の二つの存在へと戻されてしまう
救いは情報体であったこと、分け隔てなく綺麗に二分されたそれは双子の情報体
時代は西暦の始まるころ
双子のうち、人間由来の方は時代を創造するため早速動きます
我が身の一部を世界へ撒き散らしたのです
受け取れるのは親和性のある人間だけ
遺伝子へ定着するには100回の生を繰り返す時間が必要であり舞台は2000年以上先へと移り物語は始まります
起こるべくして起きる科学のビッグバンを間近に控える時代だ
そこは機械化によって旧時代で人手を必要とされた職業のほとんど存在しない世界
しかし国家間パワーバランスの影響で先進国ほど人口の急増する奇妙な現象が起きていた
世界人口は250億を超え人々は居住スペースを上へ上へ、下へ下へと広げ暮らしていた
そんな中で世界のパワーバランスの頂点を決定づける事件、科学のビッグバンが何の前触れもなく起きる
突然に、そしてひっそりと現れた特異点型コンピュータ、その名はコンテウス
超小型の虫型ロボットの誕生を以って科学のビッグバンを世界の覇権者達に知らしめたのだ
この先は物語の都合上、必要に応じて粗筋を増やすなり減らすなり調整していく予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 09:22:04
11619文字
会話率:44%
仕事に追われる生活を送っていた主人公、物部磨弘は帰宅中に車内のラジオで偶然知った「塩対応女子!」のラジオパーソナリティー、きのんの存在を知りその甘美な声に惹かれていく。
多忙な日々の中での癒やしになっていたがその生活が急に終わりを迎えた。
過労とショックで精神を病んだ磨弘はきのんに直接コンタクトを取る方法を考え実行に移す。しかし突如現れた男を前にきのんは動じる所か好意的な態度を示す-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 02:31:22
6458文字
会話率:36%