城の地下にある水晶に祈りを捧げることで、城を守っていた少女。彼女はある日、自分の娘をその役割に据えようとした女王によって追い出される。ただし、水晶に祈り城を守るためには、ある条件があったのだが。
最終更新:2020-11-17 00:04:00
1587文字
会話率:38%
妹の病気を治す。それが少年、ティルの夢であった。
舞台はドウエンスの街。それは東南西に広がる無限の森と、北に連なる険しい山脈に囲まれた、大きな街。そこでは『自由』という言葉をモットーに、様々な人間が暮らしていた。中心は『狩人』。これは、
モンスターを倒すことでお金を稼ぐ輩の、小さくて大きな物語。様々な人間との出会いが、少年ティルの運命を大きく変えていく。
そして今日も少年は、天に祈りを捧げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 15:38:59
3023文字
会話率:8%
幼い頃から王子の婚約者になるべく育てられたナターリエ。
十二歳を期に正式に王子の婚約者に選ばれた。
表面上王子との仲は悪くなく、このまま順調に王妃の道を歩むと誰もが思っていた。
ところがある日、王室主催の舞踏会に一人の伯爵令嬢が現
れた。
伯爵令嬢は王子に近づくと、色目を使って誘惑しだした。
ナターリエがたしなめると、伯爵令嬢は露骨に甘えた声で「誤解です~」などとのたまう。
その後もたびたび伯爵令嬢は王子に近づき、そのつどナターリエは礼儀をわきまえるよう注意をした。
ナターリエの我慢も限界に達しようかという頃、ある噂が王宮に流れ始めた。
ナターリエが伯爵令嬢に悪質な嫌がらせをしているのではないか、と。
ナターリエは否定するものの、王子との間に隙間風が吹き始めた。
その頃から、王子と伯爵令嬢が密会しているとの噂が、ナターリエの耳にも入ってくるようになる。
――でもわたくしは、殿下を信じております……。
婚約者としての立場が揺らぐようなことはないと、ナターリエは愚直に信じていた。
そして、ついに運命の日を迎える。
大聖堂で、衆目の中、王子の婚約者として聖なる祈りを捧げる日が。
ナターリエは祭壇にひざまずき、女神の前で祈りを捧げた。
ところがその瞬間、突然ナターリエの全身は黒いもやに覆われた。
「あの女は闇の魔女よ!」
伯爵令嬢の金切り声が響き渡る。
「君との婚約は、今この場で破棄とさせてもらう! 魔女との婚姻だなんて、あり得ないからなっ!」
王子の怒声を聞き、ナターリエは全身から力が抜け落ちた。
魔女だなんて身に覚えがない。いったい自分の身に何が起こっているのか。
王子にしなだれかかり、自分を見下しながら薄ら笑いを浮かべる伯爵令嬢……。
ナターリエはようやく悟った。
罠にはめられ、婚約者を寝取られたのだと。
近衛兵に引きずられながら、ナターリエは誓った。
いつかきっと真実を暴き、あの憎き女を魔女裁判にかけてみせると。
今、ナターリエの戦いが始まる――。
【カクヨムにも投稿中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:08:50
66550文字
会話率:29%
物心がついた時から、女神の声が聞こえていた公爵令嬢ルーナ・ロードナイトは、王国アデュレリアの聖女候補として励んできた。しかし、誰もが彼女こそが当代の聖女であると認めていたにもかかわらず、いざ運命の聖女選定で選ばれたのは異母姉のコーデリア。
コーデリアはルーナが自分の手柄を横取りして聖女候補としての名声を上げていたのだと糾弾し、ルーナに偽りの聖女の烙印を押す。ルーナの婚約者候補であった王太子もまた、美しいコーデリアの肩を持った。
追い詰められたルーナは、神殿でひたすらに女神に祈りを捧げるも、ある晩襲撃に遭い、瀕死の怪我を負ってしまう。
やがて、死を覚悟したルーナの前に、返り血を浴びた王太子が現れる。ルーナを聖女の座から引きずり下ろした張本人であるはずの王太子は、ルーナをある離宮の中に閉じ込め、甘く笑うのだった。
「ルーナ、僕はずっと、この瞬間を待ち望んでいたのだ」と——。
偽りの聖女の烙印を押された嘆きの聖女と、聖女を箱庭に囲う王子様の、歪でひたむきな恋物語。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 12:00:00
177946文字
会話率:31%
フィアンシス王国には聖女がいる。
七年に一度守護の祈りを捧げる事により、外敵の侵入と水の加護を得られるのだ。
そんな聖女の扱いに、守護女神セクアルナは怒っていた。可愛い女神の代行者である聖女を保護と言って監禁状態にし、正妃にすると言って便利
に縛りつけ、国民全員祈って感謝するのは聖女の仕事だと言い切っていいとこ取りのぬるま湯生活。
ついに女神は聖女ルチルの前に降臨して告げた。
「もうね、この国おしまい☆終了。長い間ご利用お疲れ様でしたって感じ?歴代の聖女ちゃん達が可愛いかったからおまけしてあげたのもここまでーって事で」
「でもねー、一応この国を守護して来た女神だからね、いきなりさようならっていうのも、神聞きが悪いじゃない。他の神様にさ、意地悪って思われるのもやだし、だからね、ルチルちゃんには後七年頑張って欲しいの。次の守護の守りの日までに、この国の人達が、毎日とまでは言わないから週に一回位は私にお祈りして、ルチルちゃんを大切にするんなら残ってあげても良いかなーって思ってるの」
夢枕に現れ、神殿に雷を落とし、水辺に具現する女神の言葉を王族は、貴族は、国民は聞き入れ反省するのか?
ルチル以外で唯一女神に祈りを捧げていたティルスのルチルへの愛のエピソードもちょっぴり入ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 14:12:11
14829文字
会話率:54%
フリューネイエス…それは『忘れたものを思い出させる女神様』。
しかし、そんな女神様も今では人々から忘れ去られ、毎日祠に祈りを捧げるのはアムリエッタ・ソイル・シルフハイム。シルフハイム辺境伯家の第三王女ただひとり。
金回りの悪さから
、実に90年の歳月を掛けて建造された念願の機巧甲冑“アルミュール”に、彼女はフリューネイエスと名付ける。
巨大生物が棲まう“ガルガンチュアの地”の侵食は止まる事を知らず、やってくる一つ目巨人や獣(オオケモノ)たちの脅威にさらされる中、突然隣国のダノイが侵攻を開始した。
時同じくして大獣の山羊が!そしてその後方にはサイクロプスがガルガンチュアの地からアイロンケイヴ(シルフハイム領国)へと侵入してくる。
否応もなく兵力の分散を余技なくされるシルフハイム軍。
国難が続く中、アムリエッタは決意する。
アルミュール”フリューネイエス”を駆り、この窮地を脱しようと。
"動く城”と称されるアルミュールたちが激突する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 22:46:31
54545文字
会話率:27%
数年前、大好きな爺ちゃんが死んだ。
セイ、男なら伝説の一つや二つ打ち立ててなんぼのもんじゃ……
爺ちゃんは、泣きじゃくる俺の頭を撫でながらそう口にして安らかに息を引き取った。
それからの俺は、爺さんの人生に負けないよう 【伝説】
を残せる男になるようがむしゃらに生を全うした。
その結果、【現世】で俺は、じいさんを超えるような伝説を打ち立てることなく、あっけなく死んだ。
いや、我ながら無茶だったとは思う。むしろ、冷静に考えてみると今日まで、あんな事やこんな事を繰り返して死ななかった事が 【伝説】 と言って過言ではないはず……
どちらにしても、死んだ今となっては……
「こんにちは、武藤タケフジ 聖セイ」
と、思っていたところに舞い込んできた一筋の光明
「異世界で第2の人生やり直してみませんか?」
きたぁぁぁ!! これが、噂の異世界転生!!
俺の伝説は今始まったばかりだったのか!!
『…………、と思っていた時期が俺にもありました』
確かに、俺は言いました。
「チートとか、そういうのいいんで、伝説が残せる様な存在になりたいです!!」
えぇ、言いましたけれども
「【聖剣】さま、今日も1日無事皆が平和に暮らすことができました。有難うございます」
『…………えぇ、良かったね』
目の前で祈りを捧げる少女。そして祈りを捧げられる伝説の聖剣である俺……
ここはかつて、恐怖の魔王が支配していた異世界ユグドラシラ
そう、この物語は恐怖の魔王から世界を救った勇者が使用した【聖剣】に転生してしまった俺の余生を記す生まれながらにしてすでに伝説となった物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 20:24:38
645文字
会話率:29%
エウレンタスと呼ばれる力こそ最上主義の世界で能力の無い「無能」と呼ばれる少年がいじめっ子たちから逃げた先で、不思議な遺跡を見つけ、そこで祈りを捧げる巫女を象った石像と出会う。
最終更新:2020-08-19 18:00:00
36478文字
会話率:55%
ここは5歳になると、創造神『アルファー』に祈りを捧げることで全人類は加護という特別な力を得ることが出来る世界。
そんな世界で1人の少年、ウルフに与えられたのは”無”の加護。名称通り、何も無い加護である。
それがあって、ウルフは
過酷な人生を送ることとなる。
だが、彼は夢であるSランク冒険者になるためにFランク冒険者となるが実績を何一つ残すことが出来なかった。
それによって、彼は”無能”と呼ばれるようになる。
更に、そんな”無能”なウルフと一緒にいた幼馴染が優秀でありSランク冒険者にパーティーを勧誘され、ウルフがいるからと断っているのを彼は目撃してしまった。
それ以降、自分が生きているから幼馴染の枷へとなっていると思うように遂に自ら命を絶とうと決心する。
そして、数多くの人が自ら命を絶っている場所である『魔の森』へと踏み入る。
そこで、ウルフは1人の女性に出会う。
そして、彼は彼女にこう言われた。
「君の加護は”無能”の”無”なんかじゃない。”〇〇”の”無”だ!!」
「君なら…………絶対にSランク冒険者になれる!!」と。
さぁ、ここから始めよう。”無能”と呼ばれ続けてきた1人の悲しき冒険者の下剋上を!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 16:55:37
68241文字
会話率:41%
祈りを捧げる事365日、ついに願いが叶う。
願いとは異世界に行くことだ。
つまらない人生を送っていた主人公ハヤトの住む世界は変わった。
その世界は魔法、冒険者、モンスターなどが存在している世界だった。
女神に頼み、飼い猫のププと一緒に冒険を
開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 23:23:42
2789文字
会話率:44%
ごく普通の高校生だった春好花南(はるよしかなん)は家の屋根裏部屋にあった腕輪の力で古代中国のような世界観の異世界へと転移してしまう。
花炎国(かえんこく)と呼ばれるそこは隣国との戦が長引いており満身創痍だった。
花南はその国を救うために神に
祈りを捧げる神子(みこ)になることを決意する。
しかし神子は神に祈りを捧げると生贄になってしまうのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 19:10:22
18504文字
会話率:48%
幾許の時を暗闇の中祈りを捧げる聖女。
聖女たる少女と…………。
最終更新:2020-06-15 09:07:35
3777文字
会話率:23%
突如降り注いだ隕石群により、楽園世界エデンは崩壊の危機、アフターディザスターの世界の只中にあった。この世界規模の災厄を受け、今迄現れなかった神話級の怪物や悪魔、ドラゴン、ダンジョンがエデンの各所に一斉に溢れ出し、民は混乱し、唯一神に祈りを捧
げるしかなかった。そんな中、災厄によって命を落としてしまったフォーマル・ハウトは、記憶を失い天使長として転生を果たした。これはハウトとエデンを統治する世界の中心、天空城ラグナで繰り広げる様々な天使たちの葛藤と成長を追いながら、愛と絆を描く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 23:29:08
8537文字
会話率:60%
この物語は、通勤途中に『冒険の書』を拾ってしまったが故に何故か異世界に飛ばされてしまった主人公ハルトが生きるために頑張るお話である。
ハルトが飛ばされたのは、剣と魔法が普通に使用されている異世界アストラル。事情がわからないまま森の中でさ迷い
続けていると初日から魔物に襲われ続け、女の子を助けるために勢いでドラゴンに戦いを挑んでしまうことに!?
あれっ? さっき僕死んだはずなのにセーブした場所で生き返ってる!?
圧倒的弱者が死にそうになりながらも(たまに死ぬ)ギリギリのところでセーブとロードを繰り返して、無難に(本人的に)乗り越えていく異世界成長ファンタジー。
『冒険の書』の機能 初期バージョン
□セーブ
□ロード
□ステータス表示
□魔法情報
□魔物図鑑
舞台は8人の賢者がドラゴンから民を守るために対峙し、または共生するために祈りを捧げる世界アストラル。ハルトは最初に知り合った『火の賢者』クロエと共に歩み始める。
『冒険の書』を手に入れたハルトが目指すのは一体どんな冒険なのか?
こちらの作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 15:58:40
458725文字
会話率:61%
とある国のとある街。
丘の上の教会に派遣された麗しの修道女。
名はメイリア。
彼女は今日も住人達の悩みを受け止め、神へ祈りを捧げる。
最終更新:2020-01-20 23:20:03
1198文字
会話率:25%
コンラディンはもう十歳になるが、医者の見立てではあと五年も生きられぬという話だ。口うるさい従姉のデ・ロップ夫人や無味乾燥した退屈な日常から逃れるため、物置小屋の中でコンラディンはスレドニ・ヴァシュターという神に祈りを捧げる。英国の作家サキ(
Hector Hugh Munro, 1870-1916)の「Sredni Vashtar」(短篇集「The Chronicles of Clovis(1911)」所収)を翻訳したものです。サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 15:26:17
5465文字
会話率:8%
ある日、異世界からとある男女が召喚された。
歳はどちらも十七。大人と子供の狭間に立つ若者だった。
男は、世界を魔王の手から救ってくれる勇者として。
女は、世界を魔王の手から護るため祈りを捧げる聖女として。
元の世界に帰るには、役目を遂げるし
かなかった。
だから男は従者を連れて旅立った。勇者として知らぬ世界を救うために。
だから女は神官に連れられた神殿に残った。聖女として知らぬ世界の平和を祈るために。
────必ずまた会おう、と約束をして。知らぬ世界で別々の道を歩き始めた二人は恋人だった。
2019年12月20日~24日開催
主催企画【聖なる夜に贈る悲恋物語】
※ハッピーエンドではありませんので、お読みの際はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 19:00:00
13957文字
会話率:1%
大城 沙耶 25歳(通称サーヤ)
中小企業で一般事務で働く特別目立つ容姿でないふつーのOL。
強いて言うなら、ロングのストレートヘアが自慢だ。
今日も残業で疲れた体を引きずり、帰途に向かいバスに乗ったが運の付き、居眠り運転の大型トラックがバ
スに激突。寄りにもよって私の座席側「あっ」と思う瞬間に光の中に包まれた。
目が覚めた時は小さな赤子だった。
私は赤子に転生、その赤子は希に産まれてくる、月詠みだった。
月詠みは胸に三日月の痣を持ち、自分に見合う魔法の宝石を持って産まれるそうだ。
私の場合聖なる光、癒し、聖乙女、真珠ように柔らかでオパールのような輝きの宝石を手にしていた。
希に産まれ事が王宮魔法宮の聖水晶に浮かび上がり、私は両親の元から王宮魔法神官の元に拉致られ10歳まで神官の元で教育を受け、両親の元に帰った。
この両親が高位貴族で、父はアーデイル侯爵その子である私は侯爵令嬢なにであった。
この国は男女共に成人は13歳。
私は10~13歳まで侯爵令嬢としての教育を受けた。
成人の儀が済めば、王宮魔術神官として使える事になる…
王宮魔術神官としてか、侯爵令嬢としていきるか、又違う人生が待ちわびるか、人生私しだい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 12:19:18
6258文字
会話率:29%
2ヶ月くらい前に電車ピアノを買ってきた大学2年生、しゃねる。
だが、脳梁とかいう基礎スペックが不足しているせいかリズム感のステータスが0に振り切っていた。
悲惨な現状を打開すべく、しゃねるは脳梁について近代文明の叡智(google先生)
に祈りを捧げる。
その甲斐あってか、見事神託を授かったしゃねるは「日記」に着手するのであった。
その書き込み先は小説家になろう。
自宅に紙で保管するのは少々リスキーであるし、
メモ帳がゴタゴタするのも嫌だったのである。
果たして移り気の擬人化と呼ばれる彼は、見事日記を書き続け、当初の目標であったD❜s Adventure Noteを弾くことができるようになるのであろうか…?
※この日記は作者の自己満足と脳の体操の為に書いています。
※その日の更新分だけ読んでブラウザバックしてもらえれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 00:31:39
7863文字
会話率:1%
滅びに瀕した世界で姫は祈りを捧げる。世界が救われますように、と。
最終更新:2019-06-30 21:20:52
2153文字
会話率:52%