その娘の名はリリー・バーナード
バーナード公爵家の令嬢だ。
バーナード公爵と言えば、勇者の家族が代名詞。
学校へは、王命として特例で通わされていた。
彼女自身の能力は中の中、貴族たちはこの状況が面白くない様子。
そう、虐めの対象になってし
まうのである。
卒業まではと、これまで陰湿な嫌がらせに耐え、我慢してきたリリーであったが、とある出来事がきっかけで爆発する。
「私、冒険者になる!学校を辞めたい!!」
と両親へと堪えるのであった。
彼女は学校を辞められるのか、ささやかな願いは叶うのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 18:20:00
38269文字
会話率:19%
リディス王国に結界をはり、魔物の襲来から国を守っていた神殿の聖女ルチル。
しかし、ルチルは王宮の第一魔術師で婚約者だったオズワルドに婚約破棄されたあげく、王命によって理不尽に神殿から追放され、聖女としての地位も失ってしまう。
行くところ
のないルチルは魔の森へと足を踏み入れ、そこで半分狼の姿のもふもふした元騎士団の青年、ルカに出会う。
ルカは昼は狼人間、夜は凶暴な大狼へと変貌する呪いをかけられていた。しかし、ルチルは聖女の力で、ルカを人間に戻すのだった。
人間に戻り、ルチルに恩を感じたルカは、毎日紳士的におせっかいを焼いてくれて……!?
オズワルドが没落してる?
私を追放した王国がめちゃくちゃになりそう?
それはさておき、狼王子に溺愛されるのも、悪くない、のかもしれませんね……?
紳士な狼王子と天然聖女のおりなすハートフルもふもふ愛されストーリー!
さあ聖女ルチルの明日はどっちだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 03:34:28
135734文字
会話率:40%
ベイリー王国の公爵令嬢ローレン・デアリングに転生した菊理。役職も無く、領地経営を代官に丸投げして遊んでいる父のせいで家計は火の車だ。父の代わりに領地経営をして自分の私財と学費を稼いでいた。ローレンが十四歳になる頃には家計は正常に近づいた。
十五歳から入学が義務付けられている学校に入学する一年前に、王命で留学が決まった。
この世界では治癒魔法が使える女性を聖女と呼ぶ。治癒魔法が使える自分も候補生になってしまった。聖女候補生は大神殿を抱えるファリス王国の神学校に通わなくてはならない。この義務のせいで留学が決まった。
留学する半年前に父が子連れの女性(平民)と再婚した。面倒な事に、この母娘は散財癖が有り、家計は再び傾いた。
家計について頭を抱える暇も無く、留学先に向かう日が来てしまった。王に色々と相談してから出国した。
けれども三年後。
どう言う訳か、自分の悪評がベイリー王国内で広まっている。確認の為にお供と一緒に一時帰国した。
王に色々と問いただすと、呆れた答えが返って来た。
そして、第二王子がどう動くのか確認する為に参加した夜会で待っていたのは――喜劇だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 00:35:11
12649文字
会話率:43%
セレスト王国の侯爵令嬢アメリアに転生した菊理。三年前に王命で決まった婚約を解消する為に、ありとあらゆる手段を使い、目出度く解消に持ち込んだ。
父公爵の不正と第一王妃の不正も一緒に暴いて、これで自由になれると喜んでいたら、今度は隣国が宣戦
布告して来た。
そこから波乱に満ち溢れた日々が始まった。
アメリア(菊理)が自由を手にする日はやって来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 01:31:04
37683文字
会話率:25%
スプルース王国の侯爵令嬢リオノーラに転生した菊理は、義妹を使って第二王子との婚約フラグを潰し、今後の予定を立てていた。
一年後、男爵に臣籍降下した第二王子と義妹の結婚式を見届け、父に絶縁状を叩き付けようと準備していた時。亡き母の実家から
手紙が届いた。
手紙の内容は『母の祖国の王命を果たす為に来い』だった。
これまでに一度も連絡を取った事の無い人達に何故呼びだされるのか分からないまま、母の祖国、エマニュエル王国に向かう事になる。
一度も会った事にない姪を呼び出さなくてはならない王命とは、一体どんなものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 23:21:19
23437文字
会話率:20%
新米聖女のメリアは困っていた。第一王子であり王太子であるライトから、なぜか求婚されているからである。
ライトには完璧な婚約者がいる。もう一人の聖女であり、侯爵令嬢のマーガレットが。
ライトは次の卒業パーティーで、メリアをいじめたマーガレ
ットを糾弾し、婚約破棄をすると息巻いている。もちろん冤罪!
メリアは恐怖した。
このままでは、王命の婚約を邪魔したとして、最悪処刑されるのでは!
メリアは逃げることにした。
*ふんわり設定
*ほんのり百合
念の為ガールズラブタグをつけてますが、香る程度。
*アルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:12:55
10646文字
会話率:27%
12歳のマリエールは王命で王子達の婚約相手を決めるパーティーへの出席を強要された。通常15歳からしか社交の場にはでないが、18歳の第1王子が相手を決めないので伯爵家以上の12歳以上の未婚女性を出席させることになった。第2、第3王子も一緒だ
。マリエールは3人の王子に求婚され結局第1王子と婚約した。結婚まで3年あり万能の魔術師であるマリエールは冒険者として将来の王妃として学生として忙しい。生活の場を王城に移す。皇太子の婚約者となったマリエールは国政にも関与する。産業事業の活性化、国軍の中に
魔導剣士部隊を作り東の国に占領されている地域の奪還を目指す。国の活性化、軍の強化は明らかだ。初戦は鮮やかに勝利する。隊長となった皇太子の株も上がる。第2第3王子は一歩引くが王権争いの芽は残る。東
の国の影響もあり国は混沌としたままだ。国民のため
マリエールは活躍する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 23:03:17
17135文字
会話率:33%
救国の英雄となることを、神の啓示により約束され生まれてきたはずの王子ヴェルミリオ。
しかし、神託の証であるはずの刻印がひとつ異なっていたがために、周囲からは腫れ物のように扱われていた。
やがて「本物の神託の御子」が現れると、不要となったヴェ
ルミリオに王命が下される。
誰ひとり生きて帰ってきたもののいない、竜の討伐を名目に、彼は追放されてしまうのだった。
不遇な彼の希望となるのは、死のみか、それともーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 12:00:00
42742文字
会話率:30%
学問の国と称されるモナルヒ王国最高学府の卒業パーティーで、婚約破棄が宣言された。宣言したのは穏やかだと有名な第二王子だ。王子が隣国からの留学生に入れあげていると彼の婚約者は嘆いていたが、それが現実のものとなったのかもしれない。卒業パーティー
に参加していた卒業生やその父兄、その他の招待客たちは野次馬に似た気分でその様子を見守った。
正当な理由のある婚約破棄の宣言は存在するのか、理由があれば王命を破ってもいいのか。そしてその後の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 20:23:59
41766文字
会話率:67%
サマンサ・フリーデンは、兄と共に王城へ向かう馬車の中で貴族学院に通っていた当時を思い出していた。侯爵家の次男であり多才で見目麗しいテオドール・ライデンシャフトと、お付き合いをしていた頃の思い出だ。お付き合いとはいっても、二人は愛し合っていた
訳ではない。フリーデン伯爵家有する騎士団の威光を借りたかったテオドールと、密かに彼に憧れていたサマンサがただ形だけのお付き合いをしていただけにすぎないのだ。二人の間には愛憎劇などなく、サマンサの儚い青い春は卒業と共に綺麗に散った。
……その筈だったのだけれど、悪逆非道な竜を退治したテオドールは何故かサマンサを報奨に選んだのだという。既に婚約者がいたサマンサは、王命にてその婚約を挿げ替えられた。あまりにも意味が分からない。サマンサとテオドールの間には、本当に何もなかったのだ。王命には逆らえないし、逆らうつもりもないがせめてこの困惑を作り出した原因は突き止めなければならないだろう。サマンサは難しい顔をしている兄を横目に静かにそう決意した。
自覚なしさっぱり愛され令嬢が、ちょっと病んでるかもしれない英雄に愛をぶつけられる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 22:14:16
25871文字
会話率:72%
とある王国の外れにある館に住まう魔女、リーエル・エルメスト。
彼女はスローライフを望む魔女であった。
しかしそんな折彼女は王命により魔物避けの魔道具の制作を依頼される。
魔道具を1夜で仕上げ納品した彼女だったが寝不足が祟りここで痛恨のミスを
犯し彼女が望むスローライフとはかけ離れて行ってしまう。
彼女の行く末はどうなるのか、彼女の願いは果たして叶うのか。
スローライフを送りたい魔女のドタバタ日常系ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 23:09:53
459文字
会話率:7%
アルファポリスにて、恋愛小説大賞に参加作品
(読者投票13位獲得)現在も連載中
最高ランキング、
HOTランキング・日間全小説・恋愛小説 2位
4/24現在 154 / 100,411位
恋愛小説 106 / 28,077位
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ps://www.alphapolis.co.jp/novel/547434934/356455574
7歳の時から婚姻契約にある我が婚約者は、どんな努力をしても私に全く関心を見せなかった。
13歳の時、寄り添った夫婦になる事を諦めた。夜会のエスコートすらしてくれなくなったから。
16歳の現在、シャンパンゴールドの人形のような可愛らしい令嬢を伴って夜会に現れ、婚約破棄すると宣う婚約者。
そちらが歩み寄ろうともせず、無視を決め込んだ挙句に、王命での婚姻契約を一方的に「破棄」ですか?
ただ素直に「解消」すればいいものを⋯⋯
婚約者との関係を諦めていた私はともかく、まわりが怒り心頭、許してはくれないようです。
恋愛らしい恋愛小説が上手く書けず、試行錯誤中なのですが、一話あたり短めにしてあるので、サクッと読めるはず? デス(。˃ ᵕ ˂。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 12:34:17
301586文字
会話率:37%
ティーナは、自覚なしの天才薬師。薬師長はその才能を隠すためにティーナには助手をつけずに仕事をして貰っている。王宮薬師はむずかしい研究とか、複雑な薬作りしかやりたくないので、熱冷ましとか痛み止めとかを作ってくれるティーナに好意的だった。
王太
子はティーナの才能を守るにはどうすればよいかと知恵を絞っていたが、親友にして側近の公爵が、ティーナに一目惚れしたことで、この問題は解決した。
公爵は口説く時間がもったいないと王命を出すように要求したのだ。
ティーナは公爵と結婚して、大事に守られるはずだったが・・・
公爵の不在中に公爵家の者がティーナを虐げた。ぶち切れたティーナは家出し、公爵は家族に怒りをぶちまけた。
公爵はティーナを追うが見つからない。一方ティーナはあちらこちらで目立つことをやりながら、上手く逃げていく。
公爵は妻を口説けるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 10:10:00
79238文字
会話率:24%
防御魔法のスフィア、攻撃魔法のエルネスティ。二人は軍に従事した魔物討伐隊のパートナーだ。そしてエルネスティの余ある魔力が暴走しないように制限魔法を掛けるのがスフィアの大きな役目の一つである。もちろん同意の上の制限魔法なのだが、眉目秀麗なエル
ネスティとの仲を羨んで、スフィアに対するやっかみは日頃から多い。そんな中、異世界転移を果たし、聖なる力を宿していると言うユウマが、二人の下へ乗り込んで、エルネスティを解放しろとスフィアに詰め寄る。曰く、自分たちは王命で魔王討伐の旅に出るのだから、大魔法使いであるエルネスティは自分たちのパーティーに入ることが正しいのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:12:52
17154文字
会話率:27%
「飢えてない! 飢えてないけど、初夜希望なの! 私はペットじゃなぁぁぁぁい‼」
転生者であるミレイヌは、両親と兄の愛情たっぷりにスクスク育っていた。
前世で家族の愛を知らなかったミレイヌはその愛と言葉を疑うこともなく、気づけば白豚令
嬢と陰口を叩かれるまでに成長。それでもそんなのはただの僻みだと気にすることもなく、ただ幸せに暮らしてきた。
婚約者であるランドが戦地より七年ぶりに帰国。その王命と本人の希望により顔合わせもせぬまま二人は結婚式を迎える。
七年ぶりの婚約者が白豚になってしまったことを知ったランドは驚いたものの、何かを言うことはなかった。
ただ結婚生活において、初夜を迎えることもなく半月あまり過ぎた頃、ミレイヌはランドから愛されてはいるものの、自分がペット枠になっていることを知ってしまう。
これでは自分が夢見た新婚生活とは程遠い。前世の記憶を駆使しペット枠から愛され妻となるダイエットを始めるものの、元来の性格も相まって、ゆるーくずぼらな感じで我が道をゆく。
白豚令嬢×ずぼらダイエット=かなり手抜きなスローライフで溺愛初夜を目指して見せます!
そう、ダイエットは明日から~。
*R表現はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:46:37
60088文字
会話率:39%
長閑な領地を持つ伯爵家が次女マリーに
王命による婚姻が決まった。
なるべくしてなった
だが、なぜこうなった
自分で相手を見つけたかった
強く握られた拳からは血が滲み出た
キーワード:
最終更新:2024-05-18 17:28:03
5779文字
会話率:8%
マルスドッテル王国ノールブルク領には魔女だけが住む集落がある。
その集落に王命が下る。
「この集落から第一王女殿下に代わって魔王に嫁ぐ者を出すこと」
第一王女に歳が近いイーダが選ばれてしまう。
「身代わりだとバレることなく、王都で流行してい
る病の特効薬を魔王に作らせろ」
それができなければ集落を焼き払うという脅し付きで偽りの花嫁にされるイーダ。
魔王相手に無謀でしょー!
イーダの、集落の、王都の未来はどうなる?
※本作品は他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:11:07
82137文字
会話率:36%
この国を昔から守ってきた"星神の守護結界"の魔道具。この魔道具は"星神の加護"もしくは"星の加護"を持つものによる点検・修理を300年に一度実施する必要があります。
今の世代で&
quot;星神の加護"を持つリーベル王子と、"星の加護"を持つ私・公爵令嬢シェリルは親たちの思惑によって婚約しており、18歳になった今、魔道具を点検・修理するための旅に出ます。
そんな旅の出発式において、王子様は私に婚約破棄を突きつけました。
魔道具に関する知識を身につけ、技術を磨いてきたとは思えないので指摘をしていた私が疎ましかったようです。
また、婚約中にも関わらず浮気をしており、その相手がなんと"星の加護"持ちだったからでした。
加護だけ持っていてもしょうがないのになと思いつつも、王子から拒絶された私は旅へ同行する必要がなくなりました。
しかし、王子様は案の定、失敗します。
"星神の守護結界"の魔道具を開いたところ、なにも理解できなかったようです。
「えぇ、国王陛下?私に治しに行けと言うのは酷いのでは……いぇ、はい。わかりました。大切な方のため王命に従います」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 17:40:54
7813文字
会話率:32%
侯爵家の子息であるランドルフは、幼馴染で公爵令嬢のミリアムと婚約していたが、十歳の時、ミリアムが王子に見初められてしまったことにより、王命で婚約解消となった。
衝撃を受けたランドルフは、それを機に隣国へ留学をしてより強く賢い男となる
ことを決意する。
そして十五歳の時、王族、貴族として生きていくために必須となる学院へと入学し、元婚約者であるミリアム、婚約解消の原因となった王子と再会した。
ところが王子は学院で男爵令嬢と恋に落ちる。
元々、成績も素行も悪い王子のことを、教諭陣も王家も優先していたが、やがて・・・・・。
アルファポリスにも掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 11:44:46
10694文字
会話率:50%
「ユリシーズ公爵家令息ラングイットとシベルク伯爵令嬢フェルーナの結婚を王命とする」突然言い渡された王命は、非常に仲の悪い頭脳派のユリシーズ公爵家と肉体派シベルク伯爵家との政略結婚だと思っていた。聖女候補となるリリアンヌへの恋心があるであろう
ラングイットへと嫁ぐことになったフェルーナだが···この結婚。実は複雑な訳ありだったのだ···。
結婚の意図が日を追うごとに明かされていくが、それと同時に彼の様子もなんだがおかしい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 18:48:37
156696文字
会話率:41%
「君を愛することはない」
ガーディオルス侯爵家当主アランは、王命で嫁いできた蛮族王女ユータオを快く思っていなかった。父を蛮族に殺されていることもあり、積年の恨みは簡単に水に流せるものではなかったからだ。しかしアランはユータオ自身に意趣がある
わけではなく、また蛮族国家との関係が重要であることも理解していた。白い結婚を通す代わりに、誰にも後ろ指を指されぬようユータオを扱おうと決めたのだ。しかし?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 07:47:31
3662文字
会話率:20%
「君との婚約を解消したいんだけど、どうだろう?」
コーデリア・ジェンクストン侯爵令嬢はある日、婚約者であるオールトン王太子殿下から、婚約解消について相談された。理由は真実の愛を見つけたからという陳腐なものであったが、もちろん王命で定められた
婚約に物申すことなどできるはずがなかった。コーデリアは王国の将来を鑑み、ある意味残酷な決断を下す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 07:39:33
6081文字
会話率:41%
私、コーデリア・アドラムが王命で結婚することになった旦那様――セドリック・ダルトン様には、他に愛する方がいます。それはわかっていたから良いのですが、ただでさえ惨めな結婚だと言うのにわざわざ初夜の前にそれをあらためて宣言するのはいかがなものか
と思いませんか? しかもやることはやるそうですよ? もちろん拒否しましたが。
――これは憧れの人と王命で結婚することになったコーデリアが、別れた恋人に想いを残す優しく真面目で馬鹿正直な旦那様を結局突き放すことが出来ず、いつの間にか堕としていた話です。(一話が大体2500文字から3500文字程度で、約八万文字で終了予定です)
注意事項
あらすじは軽そうですが内容は結構シリアスです。使い古された(?)設定なので多分新鮮味はありません。ざまあはありません。離縁はしません。序盤片想いからの両片想い、最終的には両想いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 15:00:00
94678文字
会話率:30%
リファール辺境伯の孫娘アンジェリクに、第一王子との婚姻の王命が下った。
第一王子は文武両道・公明正大・容姿端麗と三拍子そろった逸材だったが、五年前に子爵令嬢の魅了の術に掛って婚約者に婚約破棄を突きつけ世間を騒がせた人物だった。廃嫡され、魅了
の後遺症で療養中だった第一王子との結婚に驚く一方で、アンジェリク自体も第一王子を受け入れがたい理由があって……
現実主義のピンク髪ヒロインと立ち直ろうとする廃太子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 06:10:00
222314文字
会話率:61%
見た目だけは完璧だが、中身は残念なエリオット第二王子の婚約者のアレクシア。
幼い頃から両親や妹には冷遇され、八歳の時に無理やり婚約者にさせられ、王子妃教育と王子の尻ぬぐいに奔走する日々。
自分より目立つなと言われて、地味ななりで能力も隠して
我慢していたけれど、いつの間にか妹と恋仲になっていて、妹を虐めるような性悪な女とは結婚出来ないと婚約破棄をしてきた。しかも、お前の顔を見るのも不愉快だと、国境に接する辺境伯へ嫁げとの命令付きで。
噂では辺境伯は一回り以上年上で、戦で顔に傷を負ったせいで非常に醜く、性格も粗野で冷酷非道なのだという。まるで嫌がらせの様な結婚だったが、家族は誰も助けてくれず、王命とあれば貴族の娘としてアレクシアに拒む事は出来なかった。
仕方なく、それまで仕えてくれたメイドと護衛を従えて辺境伯領に赴くアレクシアだったが…
婚約破棄物を書いてみたくなったので、書いてみました。
ありがちな内容で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
設定は緩いしご都合主義です。難しく考えずにお読みいただけると嬉しいです。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 19:00:00
469129文字
会話率:63%