前世で3人の子供と夫を遺し、闘病の後に病死した私。
気が付けば公爵夫人として生まれ変わっていた。
前世の病床で読んだ小説。息子を虐げ、そのせいで殺される序盤の悪役。
病気のせいでできなかった前世の分まで、可愛い息子に愛情をめいいっぱ
い注ぎたい!と決意する。
そのためにも家庭を顧みない夫と協力して・・・と思ったら、夫は初恋をこじらせた重い愛を向けてくる。
私は幸せな家庭を築けるのか・・・?
ほのぼの、ライトに、そんなに長くならない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 07:08:35
796914文字
会話率:43%
神と天使の都合で死んでしまった主人公。
なんと、津田信澄へ転生することになってしまい、戦国時代で生きていくことに。
主人公の明日はどっちだ。
最終更新:2025-07-25 07:00:00
1107232文字
会話率:34%
ソロ冒険者でCランクだったアウン・ドウメキは運よく発見したダンジョンで魔剣を獲得するも、その直後に王都から来たAランク冒険者パーティーに瀕死の重傷を負わされ魔剣を奪われてしまった。
そのまま人生が終わるかと思われたアウンだったが、なぜか
ゾンビ(魔物)となり新しいスキルを獲得していた。最底辺の魔物から強くなるために進化を繰り返し、ダンジョンコアを食い、最強を目指して更なる進化を繰り返す。
我慢や自重は全くせず無双するちょっと口の悪い主人公アウンが、不思議な縁で集まってきた信頼できる仲間たちと共に進化を繰り返し、ダンジョンを魔改築しながら最高、最強のクランを作ることを目指し成り上がっていきます。
※1章はソロ、2章以降にヒロインや仲間たちが増えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:40:00
684359文字
会話率:39%
魔獣オオサンショウウオの先祖返りとして生まれたミズキはその人外じみた姿によって親に捨てられ、拾ってくれたばあちゃんと山奥で細々と暮らしている。
先祖であるオオサンショウウオの持つ高い再生能力を受け継いだミズキはもう一つ、厄介な呪いも同
時に受け継いでいた。
大昔にどこかの村で神様として祀られていた先祖の呪いで人から助けを求められると口が勝手にどこぞの酒場の店員のように「ハイ!よろこんでぇぇぇぇぇぇ」と答えてしまうのだ。
呪いのせいで何度も不可抗力で人を助けては酷い目に遭ってきたミズキだが、路地裏で暗殺されかかってる王子を助けてしまったことから王位継承争いに巻き込まれてしまう。
果たしてミズキに安息の日々は訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:24:40
4111文字
会話率:28%
《裏世界》_____
人間が生きる《表世界》とは違い、魔術や呪術といった奇怪な術を自在に操る《異能者》が暮らしている世界。この世界の守龍大陸では、五つの王国を王族が統治し、それを皇族がまとめて統治している。
そんな世界の皇族に生まれ
た水月(すいげつ)は、数百年に一度生まれるという、特別な能力を持った子供・稀子(きご)であった。
彼女の能力は史上稀に見る特殊なもので、裏世界の発展に貢献してくれる子になるだろうと皆が喜んだ。しかし、彼女はそれと共に、生涯をかけて向き合わなくてはならないものを生まれ持っていた。
稀子は生まれ持った宿命を果たせば、死ぬ運命にある_____
そんな水月が四歳を迎えた頃、皇后である彼女の母がお腹の子供と共に暗殺され、それを境に豹変した皇帝である父も一年後に亡くなってしまう。
そして、皇宮内が混乱しているこの時期を狙っていたかのように、禁忌の術によって不老長寿の身体を手に入れた異端の異能者・《愚者》が襲撃を始め、史上最も激しい戦争が始まってしまった。
この時、まだ子供だった水月と彼女の兄弟は、皇族が全滅することを恐れた彼女の祖父と祖母の計らいによって、表世界に逃がされることになる。
表世界に逃げたあと、水月は愚者の討伐のために結成された皇帝直轄の組織《龍月組》を取りまとめることになる。表世界に派遣されていたために生き残っていた三つの部隊と協力し、愚者の撲滅に向けて密かに動き始めたのだった。
これは、史上初の女性稀子・水月が、自身の宿命を受け入れ、信じる家族と共に運命に抗う、愛と成長のストーリー。
毎週月、水、金曜日、19時15分更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:20:00
57042文字
会話率:43%
死んだはずの公主が、毒杯の先で目を覚ました。
冤罪で幽閉され、母を殺され、十五歳で命を絶った少女は、三年前の十二歳に逆行する。
舞台は、五徳神星(ペダグラルファ)大陸に君臨する白王朝。
再び手にした、かけがえのない日常。だが、このままで
はまた、同じ未来が繰り返される。
裏切りと陰謀の中で命を落としたあの日の真実を知るため、
幼き姫・白蘭花(バイランファ)は、たった一人、運命を変える復讐の道へと踏み出す。
――彼女の傍らに立つのは、
初恋の兄弟子・明杰(ミンジェ)か。
兄のように慕った幼馴染・慶虎(ジンフー)か。
それとも、最も憎む敵・軒虎(シェンフー)か――。
「恋もして、復讐も遂げて、今度こそ、幸せになる」
愛と策略が交錯する中華幻想ロマンス、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:16:40
20542文字
会話率:47%
【TOブックスさんより書籍版第4巻発売中ですよー!】
西洋と中華の文化が入り混じる異世界。その片隅で生まれた麒凰(きおう)帝国・菊乃井伯爵家の一人息子、鳳蝶(あげは)は五歳にして終わっていた。太り切った体型に加えて、味方はゼロ。しかも、突然
現れた弟・レグルスには将来、爵位継承権を巡って殺されるらしいのだ……。武器は、突然生えた日本人としての前世の記憶「料理と裁縫」のみ。そんな中、成り行きで弟を育てることになった鳳蝶だったが――「私の弟、超可愛いんですけど?」――気づけば兄バカ全開に!? ひよこな弟のため、知育玩具を手作りしたり、茶碗蒸しを開発したり。前世の特技・家事力を総動員して、荒れた領地もコツコツ改善! 小さな一歩が神々まで巻き込み国まで変えていく、幼き兄弟の領地経営ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:00:00
2401471文字
会話率:37%
「神が救ってくれないのなら、悪魔に応えてもらおう。」
チャールズ・オーガスト・ミルヴァートン。
娼館で生まれ育ち、母の愛だけを信じて笑っていた少年は、
ある夜、目の前でその母を惨殺され、血と静寂の中で世界を失った。
やがて彼はある貴族に
引き取られ、温もりと名を得るも──
運命は再びすべてを奪い去る。
ミルヴァートン家は皆殺しにされ、チャールズは奴隷として売られた。
飢えと絶望の中、地下牢で彼が捧げた最後の祈りは神ではなく、
闇そのものだった。
その闇には名があった。
——ヴェスペラ。
煙と謎に包まれた悪魔。
彼女は契約を差し出す。魂と引き換えに、すべてを奪い返す力を。
七年後。
あの夜泣き叫んだ少年は戻ってきた。
貴族としてでも、乞食としてでもなく──
悪魔に選ばれし復讐の器として。
今、腐敗したロンドンの貴族たちはその罪の代償を知ることになる。
仮面は一枚ずつ剥がれ、裁きの時は訪れる。
……それは、捨てられた少年の笑顔を纏ってやって来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 05:52:14
33786文字
会話率:24%
「我は悪逆王お前を今からS級ダンジョン最下層へ転移させる。」
俺は友人にあっさり逃げられ、最下層へ転移させられ絶望していた。
俺は強い憎しみの気持ちを持ちながら生きることを諦める。
俺はダンジョンへ転移されモンスターと遭遇し、あっさり殺
される。
これで解放される。
そう思っていたが。
『やり直しますか?』
↓
はい いいえ
俺は死に際に自分のユニークスキルが発動し生き返ることが出来ることが判明する。
俺はこの力を使い全てに復讐することを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 02:07:57
5367文字
会話率:29%
【第1部】未読でもお読みいただけます。ミステリー好きの方はむしろこちらから是非。
――伯爵は誰に、何故、どうやって毒殺されたのか。
20世紀初頭、エドワード朝の末期の英国。
メラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロスは好奇心旺盛な20歳の
レディ。
彼女は思いがけず伯爵が毒殺された事件を捜査することになる。
以前共に侯爵家の宝石の盗難事件を解決した侯爵家の三男アルバート卿と再び協力することになるが、2人の関係にも変化が訪れる。
ミステリーとロマンスの行方は――。
エドワーディアンを舞台にしたヒストリカルミステリーシリーズ。
※毎週金曜日更新予定
※一般的な推理小説レベルの表現があるため念のためR-15としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 01:38:10
98644文字
会話率:25%
家族が幼い時に殺された主人公、フラブが
師匠と出会い。
家族が殺されるに至った事件の真相を知り。
右往左往ありながら復讐を決意する物語。
最終更新:2025-07-25 01:18:47
786923文字
会話率:54%
小田原観光課職員の宝城(ほうじょう)ノブオの先祖は、600年前にこっちの世界に駆け落ちして来た向こうの王族だった。
向こうの世界の跡取りの王子が暗殺され、陰陽頭の大道寺有常(だいどうじありつね)はノブオを次期王にすべく異世界に渡った。
そ
してノブオを連れ帰る事に成功した。
観光課職員の経験や向こうでの知識経験を活かし、経済的を活性化させ、やがて周りから絶大な支持を得て行き天下は揺らぎ始める。
ノブオは天下を取れるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 01:00:00
18959文字
会話率:40%
ヴァルヘルム王国――そこは、異世界から来た冒険者たちと、様々な種族が共存する賑やかな王都を中心に、強大な“神皇”によって支配されていた。
妹を王に攫われた**ライム・レヴィアス(20歳)**は、その行方を追い、王都へと足を踏み入れる。しか
し、王の兵士に妹のことを尋ねた瞬間、逆に「不審者」として捕らえられ、理不尽に殺されてしまう――。
……そのはずだった。
目覚めた彼は、**「その日をやり直せる」**謎の能力を手にしていた。
一度死んだ恐怖、妹を奪われた怒り。
その全てが、彼の中で静かに燃える復讐の炎を育てていく。
何度も死を経験しながら、リトライを繰り返し、独学で身につけたのは、誰にも真似できない短剣術と隠密戦闘技術。
昼はひとりの青年。
だが夜は、王の兵士を密かに狩る復讐者――。
そんなある夜、返り討ちに遭いかけたライムは、正体不明の暗殺チームに救われる。
その戦いぶりに、自分と同じ「闇を生きる者たち」を感じたライムは、彼らを追うことを決意する。
妹の行方、王の支配、そして“神皇”の正体。
すべてを暴くため、ライムは“仕事人”としての道を歩み始める――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:47:41
151546文字
会話率:35%
※鬱、グロ注意
処刑人アストラルは孤独だった。
人殺しが仕事だから仕方ない。幼馴染のリザがいれば寂しくなかった。
しかし。
リザは目の前で殺された。
ローニア村は壊滅した。世界は滅びた。
海底蒸気都市アトランティスの侵攻である。
世界
一の機関技術は、容易く地上から人類を排除した。
……許されない。絶対に。
処刑人はアトランティスへと侵入する。
最果てのスラム、イーストエンドにしがみつき、罪人の首を独りで追い求めていく。
誓ったのは悪の処刑。
これは、復讐の物語――では、ない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:32:11
11782文字
会話率:36%
高校2年生の主人公、内貴憧也は同級生の典子に殺されるもなぜかループし生き延びる。ループ先で死んだはずの親友の涼と出会い真相を解き明かすことを誓う。ミステリーありバトルありのローファンタジー小説
最終更新:2025-07-25 00:03:13
47908文字
会話率:69%
目が覚めたら、私は“ヒロインに殺される運命の悪役令嬢”になっていた――
前世で何度も読み返した物語『夢見る乙女は世界を救う』。
その世界の中で私は、異端の存在として孤児院に捨てられ、過酷な扱いを受けていた。
だけど私は知っている。
この
黒髪と赤い瞳は、“呪われた印”なんかじゃない。
誰よりも強大な魔力の証なんだ。
虐げられるだけの人生なんて、もうごめんだ。
絶対にこの運命を変えてみせる。
ヒロインに殺される未来も、誰かが泣いて終わる世界も、私がひっくり返す!
異端とされた悪役令嬢の、逆転と救済の物語——始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
37478文字
会話率:20%
人里離れた村に住む少年・掬緒は、16歳の誕生日に現れた謎の怪異によって両親と村人全員を惨殺された。故郷を離れ桜華国に移り住む掬緒は、両親らの敵を討つべく修行に邁進する。やがて明かされていく掬緒の正体、そしてある人物との重要な因縁。掬緒が戦い
の先に見つけたものとは・・・。
小説投稿サイトNolaでも掲載中です。
https://story.nola-novel.com/novel/N-1f13c161-a568-473d-a577-f95cd572f97b折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 23:36:48
197775文字
会話率:49%
十七歳の天一は、ある朝烏(彼にだけ人語を話す、カラスの姿の使者)が殺されるのを目撃する。その後彼は、非人間の敵対組織に捕らわれそうになるが、人間の守護星(属星)のひとりに助けられる。天一は、父親が宇宙の均衡を保つ箱のカギの管理者であり、現在
は身を隠していることを訊かされる。
天一は父親とカギを守るために、別の仲間のところに行く。だが敵に追われ、別の仲間のところに身を隠す。そこから天一は冥界に連れていかれる。冥界で天一は、父親が映画館の座席にある物を隠す夢を見る。天一は現実世界の映画館に行く。だが、天一は刺客に捕まってしまう。
天一の救出に仲間たちがくる。天一たちは脱出を試みるが、仲間の一人が魔力によって眠らされる。脱出した後、天一だけは重要なモノを受けとるために、再び別の仲間の元に戻る。
(第一部ここまで、第二部に続く)
戻った天一は、疎遠になっていた幼なじみと再会する。また、父親と姿がそっくりな自分の属星と初めて会う。天一は属星から、烏は属星の使者であり天一と彼の父親の見守り役だったこと、父親と天一は属星のかけらを身体の内に持っていること、母親が父親の補佐役だったこと、天一が次期カギの管理者候補であり幼なじみが補佐役になることなどを聞く。
管理者とその補佐役は今後長く一緒にいられないと知りながら、天一と幼なじみはわだかまりを解消して別れる。天一は、次期カギの管理者として七剣星たちに正式に任命され、再度冥界に赴く。冥界の女王によって天一たちに仕掛けられた呪いが処分される。天一は刺客が元々冥界のモノであることを知る。
その後冥界から屋敷に戻る途中で、刺客と天一は対決する。彼らは命について話した後、天一は謎の女性の声に従い、光の力で刺客を消滅させる。天一と七剣星の使者は屋敷へと戻るために冥界の川を渡る。ヒトトセと天一は、それぞれの場所で戦いが近いことを感じ、共に目を閉じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:58:48
145405文字
会話率:33%
神々の計略により、グレイプニルによって縛り上げられた大狼Fenrir。
ラグナロクの日、彼が神話界へと舞い戻るまでを描いた再訳の物語。
「今度は、俺が狩る番だ。」
自らを束縛する戒めを壊すため、彼は自らの複写を、一匹の狼として、異世界へ
産み堕とす。
時は9世紀初頭。降り立ったのは、第2階層、ミッドガルド。
ルーマニアのカルパチア山脈周辺はブルガリア帝国の支配下にあり、地方的な領主たちが自治的な領域を形成していた。
黒海に睨まれたコンスタンツァ寄港有するドブロジャ地方の無名小国ヴェリフラートは、絶えずブルガリア帝国とビザンツ帝国による支配権の争奪に晒された傷跡を残しながらも、交易港として発展を遂げる。
しかしながら、ドニエプル川を通じて黒海方面に進出し、スウェーデンよりビザンツ帝国へと南下する過激なヴァイキング勢力の侵攻により、次第に彼らの略奪に晒されるようになって行った。
出逢ったのは、神様によって、ヴァイキングによる侵略戦争の火種として妻を殺された青年シリキ。
「復讐が、したくは無いか。」
互いに、利用し合えそうじゃないか。
こいつは、嗅ぎ覚えのある臭いをしている。
そう、あいつと同じ臭いだ。
優しかった大狼は、もういない。
底知れぬ人間の憎悪が、神々への報復の手段をより歪んだものへと変えていく。
唯一心を許してしまった裏切りの友には、どんな死が相応しいだろう。
そして、彼が決して神話界で味わうことの無かった、同じ大きさの、普通の狼同士の触れ合い。
群れを率い、番を持つようになること。
その全てが、ずっと、なりたかったもの。
初めから、ありさえすれば、そう悔やんでも、もう遅いのだ。
最後の日、彼が齎し、そして迎える死とは。
最愛の我が狼が、どうか納得の行く最期を迎えられますように。
前作、「Wolfhound ウルフハウンド ―神話に殺された狼のやり直し―」の続編になりますが、単作としてお読みいただけます。
狼や人外が好きで堪らないという方、是非読んでみてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:19:14
240580文字
会話率:22%
妖精の王が統べる世界アルスター。
100年前、世界はアトムと呼ばれた魔王が引き起こした戦乱により、レムリア大陸が滅び去り、残った大陸も滅亡の危機を迎えたという。
しかし伝説の聖女と勇者が立ち上がり、魔王アトムは秘術により封印され、
魔王が率いた軍勢は滅ぼされたのだった。
だが時は流れ、魔王が生み出した配下の怪物達が、いまだ暗躍する脅威の中、ハイランド聖王国の冒険者達の街に新人冒険者が加入する。
彼の名はアイアン。
魔法の申し子にして悪を滅ぼす最高の魔法使い。
我がベルンファーストの冒険者組合に栄光あれ。
……とか言って謎の吟遊詩人のいう通り宣伝してやったけどよ、あいつ絶対、復活した魔王だよ間違いねえ。
教団庁に報告して討伐計画を……。
いやバレたら殺される……あいつはやべえバケモンだから、俺の考えることなんてあっさり読んじまうまさしく魔王。
クソッ!
なんで俺が経営する冒険者組合に魔王が紛れ込んだんだよ!! クソが!!
ああ……そう言えば元はと言えば俺が冒険者にスカウトしちまったからだ。
うげッ、アイアンが悪い顔しながらこっち見てきやがった。
今度は何を言い出す気だ化物め。
胃が痛え、キリキリしやがる。
スカウトする相手間違えたああああああああ
精霊様助けてくれええええええ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:06:16
746257文字
会話率:47%