これは、とある街娘と竜をめぐる物語。
主人公エルリッヒは、街で食堂を営んでいる。
ある時、開店の準備をしていると、常連客の一人、ツァイネがやってきた。彼はお城で勤めていたこともある、名うての戦士だ。
今日のツァイネは少し興奮していた。話
を聞くと、友人で相棒の戦士、ゲートムントとドラゴン退治の依頼を受けたという。彼もまた、エルリッヒにとっては大事な友人であり、常連客だ。
ドラゴン退治は危険な依頼。大事な友人を怪我させるわけにはいかないと説得を試みるが、彼らの想いの強さに、エルリッヒはついに折れてしまう。
しかし、ただでは引き下がらず、旅の食事のサポートという名目で同行することを決めてしまう。二人も、初めは身の危険を案じて反対するが、密かに想いを寄せるエルリッヒの同行に、最終的には同意する。
かくして街を出発した3人は、途中の街でのリザード退治などを経て、ドラゴンの住む山の麓にある村、ハインヒュッテに到着した。
村で準備を整えた3人は、一路ドラゴンが住むという山に向かう。
山に入ってしばらく、3人は目標となるドラゴンと遭遇する。死力を尽くして戦うゲートムントとツァイネだったが、善戦虚しく負傷し、意識を失ってしまう。
一人残ったエルリッヒは、二人が完全に意識を失っていることを確認すると、ドラゴンの前に立ちはだかった。突如、閃光が辺りを包む。次の瞬間、そこにはさらに大きな体をした一頭のドラゴンが立っていた。
エルリッヒは、実は人間ではなく、人に変化することのできる竜王族の娘だった。
本来の姿に戻ったエルリッヒは、圧倒的な力で目の前のドラゴンを屠る。そして、人の姿に戻ると、二人が目覚めたのに合わせ、素知らぬ顔をして街へと戻っていく。
変わらぬ日常は続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-13 23:00:00
108553文字
会話率:55%
西暦1994年、東亜高等学校と言う高校がありました。その高校は日本一と名高い不良達が集まる高校でした。なのでこの高校にまともな人はほぼ皆無で、いたとしても、直ぐに辞めてしまっていました。
そこに、北沢聖夏という何も知らずに東亜高校に入っ
てしまった少女がいた。最初は学校を辞めようかと考えていたが、このままではいつまで経っても変わらないままだと思ったのか、今まで機能していなかった生徒会を立ち上げ、学校を本来の姿にしようと奮起する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-07 22:54:34
14663文字
会話率:49%
フリーズドライに
水を入れて
本来の姿を取り戻して
そして壊れていく感じ。
最終更新:2010-10-20 22:52:26
3991文字
会話率:39%
〝どれが本来の姿だろう〝
疑問に思ったのならば、探してみよう。
どうやって?
そんなの知りやしない。
まず、〝音〝から探すことにした。
最終更新:2010-09-27 17:38:17
204文字
会話率:0%
とあるリヤドとよばれる国に、シャンシェンと呼ばれる村があった。その村は代々、リーガル家が収めていた。が、現当主になったインデル・リーガルは、その性格故になかなか当主としての役割を果たせないでいた。
そんなインデルを見かねたインデルの母、クー
・ベルンは、インデルの無二の親友ジェークスに、リーガル家初の役職についてもらい、どうにかこうにか村は本来の姿に戻り一安心。
だが、そんな理不尽な事実をインデルが快く思うはずもなく……。
成り行きで何でもこなす、毒舌勇者とその親友ジェークス。
そんな二人が度胸試しなどという下らないライバル心と好奇心から、魔王を倒したらシャンシェン村の本当の当主になれるという、突拍子もない考えを思いつく。
勿論、魔王にとっては迷惑な話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-15 17:44:46
2825文字
会話率:47%
ねぇ…生きていて何もかもが“信用”出来なくて…『僕達』が産まれて平成20年の7月で僕達は『人間達』を信じて生きられるのかな…?愛せるのかな…?本当の『愛し方』も『愛されている実感』全て本体の身体の『主』が封じてしまったから…僕達は今やっと出
てこれたよ…?でも『誰も』信用出来なくて僕達が『何を望んで産まれた』かなんて“誰もが”知らない。“真実も現実も誰も覗けない23個の鍵”『君達』は“いくつ”見つけて『信じられますか?』身体の『主』よ…あんたの命あと何時間?もぅ『主』の本来の姿には戻れないから…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-03 15:23:18
7326文字
会話率:20%
私の憧れであり、尊敬の対象であり、思い人であった彼。だけど、今は見る影も無い位に落ちぶれている。落ちぶれてしまっている。本当の気持ちを素直に出せない私だけど、彼本来の姿を取り戻す事が出来るだろうか?しかし、それはどのような方法で取り戻す事が
出来るのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-10 19:06:03
12601文字
会話率:19%