近所に住むお姉さんは時折ご飯を作ってくれる優しいお姉さん。約束は一つだけ。それは五百円玉を持ってくること。俺はその日、その意味を知る事となる。
最終更新:2020-04-19 03:05:24
1589文字
会話率:76%
ヒーローがピンチになると新しい武器が出て来て敵を薙ぎ倒す。そしてCMで紹介されて買わされる…………。
そんなお決まりの展開の筈なのに!!
なのに何故か出て来たのは毛ガニだった―――!?
最終更新:2020-01-18 22:53:40
563文字
会話率:70%
誰もが聞いて驚く魔女の名はリガティア・エレメンタイン。
それが私。
かって強大で恐ろしい魔王を倒したパーティにいたとか、凶悪な竜を倒したパーティにもいたとも言われているが、それは誇張でもなく事実だ。
しかし、殆ど奴隷奉公でしかない重
労働で、敵に勝たねば死ぬだけという極限に追いやられれば、どんな人間だって出ないはずの力が出るものである。
だから、もう二度とそんな辛い目に遭いたくない私は、仕事を持ってくるギルドと縁を切った。
現在の私はフリーのパートタイム魔女です。
一時間二千五百バイツ程度、うん、安めの夕食代、あるいは、自炊するとして独り暮らしにはちょっと贅沢かな、ぐらいの一日分の食材代金分だ。
さあ、私の気楽な生活の為に私を雇ってちょうだい。
四時間しか働かないけれど!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 12:20:12
222932文字
会話率:40%
『コロナ』×『ティーウイルス』×『美少女』×『ロボ』×『カバディ』
あらすじ――
2020年夏、オリンピック競技で新たに追加された『カバディ』だが、『コロナ』が渦巻くこの世界で新たに『ティーウイルス』が発見し、それに発祥する人が急激に増
えたため、オリンピックが延期となってしまう。
オリンピックのカバディ出場選手兼、主人公・竹下通(たけしたとおる)はオリンピック延期に賛成のコーチに憤っていた。
竹下通は生まれつき体の弱い妹・セリナがいる。そしてセリナは現在、『コロナ』に感染していてもう先が無いだろうと診断を受けていた。竹下通はそんなセリナを勇気付けようと「兄ちゃん、オリンピックで優勝して金メダルを持ってくる。だからセリナもコロナに負けずに頑張って」と約束していてその約束を果たすために2020夏のオリンピックに全てを賭けている。そして1年も延期してしまえばセリナが生きているかわからない。
そんなわけで竹下通は通の事情を知っていて延期に賛成のコーチに憤っていた。
―― カクヨムのコンテスト用に書いた作品です。自分の想像以上に面白くまとまったのでこっちでもうpります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 17:57:04
3941文字
会話率:42%
むかしむかし。あるところで、年端もいかない子供が、店に純金のウグイス像を持ち込んだ。
ひとつならまだしも、連日のように持ってくるその姿に、店主は不審感を覚えずにはいられない。
店で働く使い走りの少年に小遣いを握らせ、一時的に暇を出して、出
どころを探らせようとしたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 20:00:00
3998文字
会話率:3%
溺れた魚はきっとこう思ったに違いない。
問題事を持ってくる友人と巻き込まれる主人公の話。
最終更新:2020-03-11 05:21:48
2426文字
会話率:22%
魔石職人の娘は、魔石の原材料を探す途中、グルメな竜と出会ってしまった。その出会いにより、人間にとっては魔法を使うための道具である魔石が、他種族にはご馳だという事を知る。更に魔石を作る上でしか特に意味がないと思っていた無属性の魔力がかなりのレ
ア度らしい。
竜はこのままでは闇オークションで売られる危険が高いと伝え、売られない為に人外の者とお見合い結婚をして守ってもらうよう勧める。竜に紹介された超美貌のエルフに護衛されながら、怒涛のお見合いの日々が始まった。
でもぶっちゃけ、人外と結婚は無理ですな娘が、竜が持ってくる見合い話を破談させ、必死にそれ以外の道を探す物語。
※誤字脱字報告、いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 22:20:19
280331文字
会話率:53%
週に一度、お裾分けを持ってくる隣人の田畑さん。
決まって同じ時間にやってくる彼女の秘密とは――
最終更新:2020-03-02 17:11:51
5557文字
会話率:38%
百目の鬼に強すぎる花子さん。強敵を倒し、陽一は試験に合格できるのか?!
高校3年生の佐久間陽一はとある大学を受験することに決めたが、その学校どこかおかしい。筆記試験もなければペンすらもいらないという。受験の条件は自分の大切な物を試験会場に
持ってくること。困惑した陽一だが、昔祖父から貰ったカラクリ人形を選択する・・・。
(毎週土曜日に更新しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 20:40:25
23935文字
会話率:62%
「なんで私の話を1番最初に持ってくるのさ」
「だって狭霧の話を冒頭に持ってくれば大体の話は変じゃないでしょう?」
「どうせわたしらが集めた話はよく分からん感じにしてるんだから、意味不明なのが1番最初でいいじゃない」
「ってかまずなんで自分た
ちで千夜一夜とか遠野とか、そう言うもの作ることにしたんだか」
「だって面白いじゃん」
これは世界の表舞台に忘れられた者の物語。
舞台になるは東方の、西方の、北方の、南方の、中央の幻想世界。
或る者は表から裏に入り、或る者は居着き、或る者は暮し、或る者は交わい、或る者は出て行く。或る者は辿り着き、或る者は流れ着き、或る者は連れられ、攫われる。関わる上で必要な事は現代社会よりはみ出している、外れていること、ただそれだけ。外れていれば本人にその気が無くとも巻き込まれ、外れていなければ辿り着けない、そんな物語。そしてこれはそんな物語の記録。
綴られた不思議な者の幻想的な物語、これより開闢。
!warning!warning!warning!
支離滅裂なのは仕様。分かりづらいのも分かりやすいのも入り混じっています。タグは役に立っていない可能性もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 12:20:02
25236文字
会話率:53%
幼なじみと再会した。
数年前に引っ越した幼なじみの女の子――詠早栞が、高校二年の春に転校してきた。
懐かしさから気安く話しかけてみたものの、素っ気ない態度を取られてしまう。
ショックを受けた俺は、部の先輩である綴利説乃に相談に乗ってもら
う。
それが間違いだった。
数日後、先輩はある小説を投稿サイトにアップしていた。
〝数年ぶりに再会した幼なじみ〟が主役の恋愛小説だ。
ネット小説の読み専である栞は、その小説をたいそう気に入って俺にも勧めてくる。
それどころか、俺が作者なのではないかと疑ってくる始末。
適当にはぐらかしているうちに、栞の態度に変化が現れる。
朝は家へ迎えに来て、帰りは一緒に下校し、昼休みには手づくりの弁当を持ってくる――そういったテンプレ幼なじみ的な行動を取るようになっていたのだ。まるで作中のヒロインを真似するかのように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 20:54:38
90716文字
会話率:51%
この物語はフィクションです。
のちのち動画にしてみようと思ってます。
似ている動画は出していますが、ここから持ってくることもあるかもです。
最終更新:2019-12-19 22:22:16
1456文字
会話率:69%
あたしとくるみは昔からの腐れ縁だ。
幼い頃からあたしは、突拍子のないくるみに振り回されて生きてきた。
あまり仲良くしたくないと思うのは、ある意味自然なことで、それでも切ることも強く結ぶこともあたしは選ばない。
くるみの持ってくる小さな悩み事
を考えているようで、考えないで。最後のちょっとした開放感が、あたしをまたダメにしていく。
あたしは今日も、日常というものの成分を、少しずつ見つめ直していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 19:17:13
37634文字
会話率:36%
俺が仕えるお嬢様は実に常識知らずで常識外れで、馬鹿だ。
いつもいつも余計なトラブルを持ってくる。
そんなお嬢様が蜥蜴を拾ってきた。羽が生え、角が生えているそれは、どこからどう見ても竜だった。
※「たとえその身が蛞蝓になろうとも」のシリル
視点による後日談です。
これ単品で読めるか怪しいため、前作を読まれてから読むことをお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 05:14:18
11276文字
会話率:36%
以下のジャネットの日常風景が、タピオカに侵食されていきます。→→→
「カモノハシではありません、郵便局へお越しください」
中納言さまの決めゼリフが終わり、テレビのスイッチを消したジャネットは、シ
ャワーを浴びに行った。
サッポー時計が十二回歌って、時を示す。合わせて、ジャネットも鼻歌を歌う。今日は気分がいいのか、ショコラの入浴剤を使って、ルートヴィヒの『クロイツェル・ソナタ』を歌っている。
リー、リー、リー。
玄関のベルが鳴って、ジャネットは慌てて葉巻を身につけて、ドアを開ける。
「どちらさまあ?」
入ってきたのは、隣国の大使、サラセニア火山隊長だった。
「やあ、ジャネット。さてはお風呂に入っていたね」
「やだ、どうして?」
「間違えて煙草を着てる」
「あ、あら恥ずかし」
サラセニア火山隊長は、桜餅を持ってきてくれたのだった。
「あらやだ、やあだ、美味しそうな桜餅だや」
ジャネットは葉巻姿のまま彼女を招き入れると、ふたりで一緒に桜餅を食べることにした。
ジャネットが包丁を持ってくると、
「サマになってるね」
「え?」
「まるで、サスペンス映画だ」
ジャネットは顔を真っ赤にしながら包丁をふるって、「ていやー、あちょう!」と桜餅を切った。
すると、どうだろうか。
「きゃー!」
なかから出てきたのは真っ赤なマグマに似たツブアンたち。
「きゃー、美味しそうっ」
こうしてジャネットとその友人である大使は、大人のひとときを過ごしたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 00:30:49
5254文字
会話率:50%
こちらの都合なんてお構いなしに次から次へと高額プレゼント攻撃をしてくるセレブ妻の美穂、こともあろうか友達の夫と不倫中の里香、絶対に本心をあかさずいい人を装い巧妙な意地悪をしかけてくる遥、そんなママ友グループの中にいる私はストレスで心も体も
限界だ!
本来支えてくれるべき存在である夫も全く役に立たないどころか、新たな悩みの種まで持ってくる始末…。
誰か…誰か私を助けてくださぁ~い!
そんな時、ふと迷い込んだ商店街の裏路地には、奇妙な女将の営む小料理屋があった…。
※完結済み小説、小料理タヌキ屋1、小料理タヌキ屋2の続編です。
※お話はオムニバス形式になっているので、各章単独で独立しています。所々繋がっている箇所もあるので、通して読んでいただけたら新たな発見もあります。
※アルファポリスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 14:13:12
17798文字
会話率:38%
十二月二十五日。竜胆竹生(十八歳)は近所の「川住書道教室」に今日も向かった。そこに着くと山田花梨(十四歳)や戸橋林檎(十四歳)、川住水仙(五十二歳)といった面子が揃っていた。花梨の書は無意識的、感情的、人間的で、一方の林檎の書は意識的、理性
的、機械的だった。彼女達は竹生への好意を「竜胆竹生」と書いて表現する。二人は書の良し悪しを競うではないが、竹生をどれほど好いているかの勝負ではある、勝負ではない勝負というのを行った。その頃、水仙が見た目は美しいクリスマスケーキを持ってくる。結局彼自身がそれを食べ、食べた彼は卒倒する。花梨と林檎は竹生の書を鑑賞する。それは完璧で非の打ち所がなかった。だから二人は竹生に、書家になる夢は必ず叶うと言う。三人は本日の書を終了させて帰宅する。家に帰ってからも竹生は自身の夢の実現のために精進し続けた。十二月二十六日。竹生は川住宅で川住藍(二十二歳)と久しぶりに会う。藍は竹生の書を酷評し、竹生に「書家にはなれないのかもしれない」と言う。そう言われた竹生はすぐに自宅に戻る。彼は父母からもらった字典のことを思い出す。そしてそれを用いての書道を自室で行う。竹生は書の最中にその字典にまつわる記憶を呼び起こす。昔の自分のことや父母と交わした会話のことを思った彼は、自分は父母のために書家にならなければならないことを改めて胸に刻む。一月一日。果たし状のような年賀状によって川住宅に招かれた竹生は藍と二人で書き初めをする。それで竹生は藍に父母のための書道を示す。しかしそれが完全に表現された時、彼の目からはぽろぽろと涙がこぼれる。それは彼が父母がもういないことをようやく理解出来たから流れた。藍はそんな竹生を抱き締めつつ彼に夢を諦めて欲しいと言う。しかしそう言われた竹生はなおも書家になることを諦めない。竹生は日常へと戻っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 12:07:16
145449文字
会話率:76%
「今から君を脅迫する」。お人好しな大学生、金坂澪のもとに届いた宛名違いの動画。それが脅迫屋・千川完二との出会いだった。千川たち脅迫屋チームと数々の事件に巻き込まれていく澪。両親の事故死に隠された秘密や、祖父である大物政治家・轟雄之助の絡むテ
ロ事件にも対峙する。千川に反発していた澪だが、幾度も助けられ、脅迫に隠れた優しさを見るにつれ、心の距離を縮めていく。千川にとっても澪は特別な存在に。だが千川には恋人、来栖稚奈を殺した“善意の犯罪集団”雨垂れの会への復讐という目的があった。稚奈の兄スナオも加わり、ついに雨垂れの会の黒幕との対決の時が訪れる。そして澪に支えられた千川は憎しみに呑まれることなく黒幕との戦いを制した(1~4巻:講談社タイガ)。――それから1年、彼らの慌ただしい日々は続いていた。ある日、スナオが「脅迫になるかもしれない依頼」を持ってくる。
この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 06:44:41
42629文字
会話率:54%
自分で言うのもなんだが俺、篠山仁(ささやまじん)は普通の高校生ではない。
それはただ珍しいってだけかもしれないが俺は超能力者だ。
有名どころでいうとサイコキネシスや透視能力などがあるが大抵の事は出来る。
超能力と聞いてあまり実感がわ
からないと思うがめちゃくちゃ目がいい人や霊感がある人、テレビなどでよくある予知能力など通常よりも常識を超えたものは全てそれに加えられる。
しかし超能力をつかえるなんて人はほぼいない。日常生活で使おうものなら大騒ぎになるので一般常識がある超能力者は基本的に使わないかバレないように生活している。
俺も例外ではなく家の外では超能力はできるだけ使わないようにしていた。
基本面倒くさがりの俺なのだが
「正月だし……初詣に行くか。」
なんて考えてしまった。
それがダメだった。
いつも通り家でゴロゴロしていれば超能力を使わないで済むし使うとしたらこたつから出たくないのでリモコンやみかんを念動力を使って持ってくるくらいだったのに………。
この日外にでなければずっとマイペースに1人で生きていけたのに。
この日外にでなければ高校生活1年目三学期からの日常は前までと変わらなかったのに。
この日外にでなければ友達なんて………できなかった……。
‥‥‥この日外にでなければ
"あいつ"に会わなかったのに─────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 22:50:42
3603文字
会話率:47%
ミステリー研究会の同級生の天野さんは、ある日以来毎日、雨の日も晴れの日を傘を持ってくる。
彼女は、
「これは佐野くんへのメッセージなのですよ」
と意味深なことを言うけど、その真意を教えてくれない。
彼女の持ってくる傘の意味とは?
日常
系ちょいキュンかんたんミステリーです!
気楽に読んでいただければ幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 20:22:23
6017文字
会話率:50%
はるか昔に起きた大災厄により、男性の殆どが死亡してしまった。そんな危機的状況を辛くも脱した人類だったが、再び築き上げた文明は歪なものだった。
少数の男性と結婚した女性はとても素晴らしく皆からも尊敬を集め、未婚の女は存在価値のないゴミである
。そのような思想が世界中に根を張ってしまったのだ。
そんな時代に生まれた里奈は、放棄されネットワークから娯楽情報をサルベージして遊ぶのが何よりも大好きであり、現代では死語であるオタク系女子だった。
中学課程を終えて地方の女子高校への進学を目前とした日に、母親のカノンが受けた覚えのない学園の合格通知を持ってくる。
そこは県内唯一の全寮制の共学高校で、少数の草食系男子を狙う、多数の肉食系女子が集う戦場であった。
これは結婚願望のない里奈に次から次へと群がってくる男子と、邪魔者を排除しようと動く女子たち。考えなしの主人公が頻繁に暴走したり人類を救ったりする闇深い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 11:00:00
121870文字
会話率:36%