今夜は私を断罪する見世物が行われる筈だったのだが。
愚かな王と娘の話。
最終更新:2024-02-25 18:43:57
3778文字
会話率:36%
ただ一緒にいてくれる人がほしかった――
【かんたんなあらすじ】
滅ぼされた一族の生き残りの少女リアンと、異質な魔法を使う謎の少年テルアが、なぜ少女の一族は滅ばされたのか? 少年の正体とは? を求めて冒険したりバカやったりするお話。
【それっぽいあらすじ】
かつて、大陸の平和と秩序を保つ一角でありながら、何者かによって滅ばされた一族、華色(かしょく)。リアンはその生き残りだった。
忌み子として蔑まれる日々の中、少女は家族がほしいと願い、謎の少年テルアと出会う。大陸の魔法を根底から否定する異端の少年はしかし、自分が本当の人間ではないのではないかと疑っていた。
ふたりは迫りくる困難の末、初めてできた大切な存在を守るため、強くなると決意する。
そして成長したふたりは、一族の謎、テルアの謎を求めて旅に出る。
*カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:13:39
208609文字
会話率:39%
はるか昔、悪魔も神も存在する世界で。
地球の資源を根こそぎ使い果たしてしまった人間達は住む場所に困り、生きるのが困難になった。だがそんな時に発見された『タキオン』という物質によって人々の科学力はより発展し、住処を天空へと移したのだ。これによ
って人々の背中から翼が生え、空への自由を獲得した。しかし『タキオン』は悪魔のエネルギーの根源であるため、悪魔と人間による戦争が始まった。
結果として神が味方についた人間側の勝利で終わったのだが、最悪なことに悪魔達は強力な呪いを人間たちに振りまいた。悪魔に似た『黒い翼』を持った『忌み子』が、人間を滅ぼすと。
これは忌み子として生を受けた主人公が神やら悪魔やらをぶっ飛ばして、世の中の不条理をぶち壊す物語である。
その末に主人公が、人類に牙を剥く大敵になるかどうかは───まだ分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 07:14:20
3443文字
会話率:40%
和風ファンタジー
男を惑わし食う人魚の血を引く凍華は、自分の素性を知らず叔父の家で暮らしていた。青い目と波打つ髪のせいで忌み子だとしいたげられ、日々罵倒され暴力を振るわれていた。挙句、従姉妹が裕福な家の娘が通う女学校に入学するために、郭に売
られてしまう。
十六歳の誕生日に廓に売られた凍華は、月明かりを浴びた途端耐えがたい喉の渇きと飢えに襲われ、客の男の首に手を掛けた。
そこに飛び込んできた妖狩りは、凍華を見るなりやっと会えたと目の色を変える。
必死で妖狩りから逃げる凍華を助けたのは銀色の髪の妖狐。珀弧の名乗ったその男の元で、小狐や猫又と暮らすうちに凍華の傷ついた心は癒やされていくが、男を食うという運命からは逃れられない。
再び満月が来た時、激しい飢えが凍華を襲い…。
満月の灯りが人魚の力を増すなか、誰も食べたくないの凍華と、食われる危険性を知りながら愛を注ぐ妖狐。そして、妖狩りの真の目的とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 19:22:17
91166文字
会話率:40%
おじいさんもおばあさんも、そのまたおじいさんもおばあさんも知らない、昔々のこと。
里から離れた山際に一人の男が住んでいました。男は忌み子として生まれたので、何も悪いことはしていないのに、罪人として里の人々から疎まれていました。男は村の人
達が何も知らずに自分を怖がっているのを見て、なんとも可哀想な人達だと思っていました。それでも男は彼らをばかにすることはなく、自分の仕事を毎日せっせとこなして生きていました。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-09 18:32:12
2054文字
会話率:16%
辺境伯令嬢のクロエは、背中に痣がある事と生まれてから家族や親戚が相次いで不幸に見舞われた事から『災いをもたらす忌み子』として虐げられていた。
日常的に暴力を振るってくる母に、何かと鬱憤を晴らしてくる意地悪な姉。
(私が悪いんだ……忌み子だか
ら仕方がない)とクロエは耐え忍んでいたが、ある日ついに母に殺されかけてしまう。
「もうこんな狂った家にいたくない……!!」
死を目前にして、クロエは逃げ出した。
野を越え山を越え、ついには王都に辿り着く。
しかしそこでクロエの体力が尽き、弱っていたところを柄の悪い男たちに襲われてしまう。
覚悟を決めたクロエだったが、たまたま通りかかった青年によって助けられた。
「行くところがないなら、しばらく家に来るか? ちょうど家政婦を探していたんだ」
青年──ロイドは王都の平和を守る第一騎士団の若きエリート騎士。
「恩人の役に立ちたい!」とクロエは、ロイドの家の家政婦として住み込み始める。
今まで実家の家事を全て引き受けこき使われていたクロエが、ロイドの家でもその能力を発揮するのに時間はかからなかった。
「部屋がこんなに綺麗に……」「こんな美味いもの、今まで食べたことがない」「凄いな、君は」
「こんなに褒められたの……はじめて……」
ロイドは騎士団内で「漆黒の死神」なんて呼ばれる冷酷無慈悲な剣士らしいが、クロエの前では違う一面も見せてくれて……。
これは、忌み子として虐げらてきた令嬢が、生真面目で厳しいものの優しい騎士と共に過ごすうちに、ささやかな幸せを手に入れていく物語。
※ほっこり度&糖分度高めですが、ざまぁ要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 19:00:00
327254文字
会話率:40%
望月届(いたる)の引っ越してきた近所に住む、星元白花(きよか)との関わりはひょんなことからだった。
同じ高校に通う者同士で、届は周囲から対をなすように忌み子と呼ばれている。
そして、申し子と呼ばれる美少女――白花とは、あの日まで関わる
ことが無いと思っていた。
雪(風花)の降る中、一輪の花を見続ける白花に出会い、届がマフラーを擦り付けた偶然から全ては始まった。
手紙のやりとりから始まり、夜ご飯を一緒に作ったり、一緒にお買い物をしたり、自分らしくいたり。
お互いにほっとけない者同士なのもあってか、近くて遠いような関係になっていた。
「……忌み子だけど、たった一人を愛して、変わってもいいかな」
他人嫌いだったが気づけば頼れる相手として受け入れていた届と、最初は優しいだけだったのに本当の優しさを知っていく白花――これは、申し子と忌み子と呼ばれる二人が送る、存在証明までを描いた、一歩ずつ近づいていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 22:03:36
162376文字
会話率:38%
《下句 四季 Lv.1》
つって、ある日突然幻聴に呼び捨てにされたと思ったら、
畳みかけるようにフィクションが押し寄せて、俺『不意苦笑』。
不思議な異能と不気味な異形、異様な光景、いよいよやばいって。
中には良い子。
時には忌み子。
恐れずに君と、その先にHere We Go。
業の深いこの世界、目の前に広がる溝は深い。
いい様にされてたまるか、俺らしく生きるため、いよいよ決めるぜ、
偉業成そうと。
異能も異形も遺恨も異界も、知ったこっちゃねぇ、って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 12:00:19
47915文字
会話率:44%
主人公ハダルは生贄として山に捨てられたが、直後に古竜に拾われ、育てられることとなった。
竜と人間のいいとこ取りをしたような育ち方をしたハダルは、12才にしてあらゆる生物を凌駕する最強の存在となった。
そんなハダルは、ある日古竜に「人間なんだ
から人間社会で生きる準備をしなさい」と最難関魔法学園に送り出されるのだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 08:00:00
189981文字
会話率:33%
忌み子として魔植の森に捨てられたアレスは、精霊ラズリアに亜人族達の住まう里育てられる。
十数年後、それまで人間と接触してこなかったアレスであったが、魔植の森の調査にやってきた人間の騎士を助けた事から、アレスの物語は紡がれてゆく。
毎週土曜
19時に更新できるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 19:00:00
60805文字
会話率:47%
忌み子として伯爵家の養女となった皇女ルーナは、原作のファンタジー小説では兄を殺した新皇帝の妃となるはずだった。しかし皇帝は自分ではなく、死神と恐れられる公爵に嫁ぐようにルーナに命じ、さらにはルーナに「死神公爵を殺せ」と命じる。
断れば自分を
引き取って育ててくれた家族……は、別に死んでもいいのだが、家族の中で唯一味方をしてくれていた兄は守りたい。
原作ではルーナが皇帝を殺す前に死んでいるキャラだが……原作ルートで死ぬ前に……殺さなければ!!
がんばれルーナ!負けるなルーナ!小娘に死神公爵が殺せるのか!ナイフを振ると「刃物など持たないように」と取り上げられ、毒を入手しようとすると使用人が死ぬ!!階段から突飛ばそうとしてもびくともしない!!!!!!・
一方死神公爵はルーナのことを見ると目を逸らすが……「可憐だ」と呟いて?「十年待った」?
殺意&コメディ!悪意&ラブ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 10:22:28
88705文字
会話率:29%
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてき
た。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 21:15:36
44664文字
会話率:38%
修学旅行中不幸にも事故で死んでしまった主人公。
異世界に転生を果たすが主人公は神から見放された種族【黒猫族】の少女に転生を果たしてしまう。
あらゆる理不尽を受けることになった主人公は、ダンジョンで得た武器と数少ないスキルを駆使して成り
上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 03:01:01
17986文字
会話率:37%
「世界を救う女神か、それとも世界を滅ぼす魔女か?」
教書への信仰がその全てを統べる国、教国。17才の赤毛の少女アイシャは、その容姿から「忌み子」と呼ばれ、辺境の朽ちかけた教会で、神父のガトーと二人で孤独に暮らしていた。
しかし嵐の夜
、教団の者たちに率いられた異教徒の傭兵たちに突如襲われる。ガトーは殺され、アイシャも殺されそうになったが、何故か西方の大国、ガラムートの者たちによって助け出された。言葉も通じぬ彼らは、アイシャのことを赤き女神イシュルの娘、イシスの生まれ変わりだと信じていたのだ。
教国からはこの世界に厄災をもたらす魔女と呼ばれ、ガラムートでは世界に福音をもたらす女神と呼ばれるアイシャ。二つの国をまたぐ野望と陰謀に翻弄されながらも、一人の少女が己の運命に立ち向かい、そして恋に生きる物語。
リムスキー・コルサコフのシャハラザードの調べに乗せて、アラビアンナイト風(当社比)少女の冒険譚を、シリアス全振りかつ、ノンストップででお送りさせていただきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 09:35:27
79143文字
会話率:47%
基紀 多諏玖(もとき たすく)、三十歳。普通のサラリーマンだった彼は、ある日の夜、突如として異世界転移をしてしまう。
いわゆるオープンワールドゲームと酷似した世界へ、着の身着のまま放り出されたのだ。
ゲームと異なり、極めたスキルも使
えず途方にくれる彼だったが、最も初歩的で、最も重要な能力が、異世界でも使えることを発見し、一筋の光明を見いだす。
樹木や岩石など、確保した物体を加工し、素材に変える「再構築(リビルド)」。そして、その素材を加工し、道具などを作りあげる「構築(ビルド)」――。
二つの能力を駆使しながら、異世界で自給自足の生活を送ることに決めた彼の元には、忌み子の猫人族、ギャルのハーフエルフ、ふくよかなハイエルフなど、個性豊かな面々が次々に集まっていく。
これは、そんな男とその仲間たちによる、異世界開拓の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 07:00:00
1208099文字
会話率:53%
代々光の剣聖を輩出し民を導いてきたルミナス伯爵家。そのルミナス伯爵家に黒目黒髪で生を授かったクロフォード。しかし、この世界で黒髪は忌み子とされていた。ルミナス伯爵家当主リュノスはクロフォードに鉄仮面を被せ、成人まで育てることを決断する。そし
てついにクロフォードが鉄仮面を脱ぎ捨てる日を迎える。クロフォードが目指すその先に待ち受けるものとは――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 16:37:18
2343文字
会話率:27%
忌み子として今まさに処刑されようという銀髪の主人公は、謎の女性に助けられ吉原の大店、鈴奈屋に匿われる。彼女を助けたのは『極楽太夫』と呼ばれる吉原一の女だった。そんな彼女にギンと名付けられ禿として仕えることになった主人公は、ある日『満月の夜、
極楽が地獄に変わる』という噂を聞く。満月の夜、極楽太夫の部屋から男の叫び声を聞きそこへ駆けつけると、中で極楽太夫はまるで獣のような様相に変わり、男を文字通り食らっているのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 02:38:36
8658文字
会話率:40%
※主人公の名前が途中までありませんが仕様です
孤児院育ち、忌み子として忌み嫌われている私はある日、吸血鬼の貴族に買われる。吸血鬼が言うには私は稀血という彼らにとっての高級食材だったそうだ。体質のせいで災いに襲われ、人に嫌われてきた私は、
それでもいいと思いその死を受け入れる。ある日、自分が調理される日を待っていると吸血鬼の公女が現れる。「この子を私にください!」
この日、私は吸血公女に拾われた。
吸血鬼の公女と忌み子の人間の主従関係、時間の流れの違う二人の物語
章完結ごとにまとめて投稿
カクヨム同時投稿 カクヨムで先行公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 04:18:07
83372文字
会話率:64%
森の奥底に住む深い傷を抱えた魔女と、捨てられた忌子の少年が出会い始まる物語。
最終更新:2023-10-07 23:34:49
7747文字
会話率:49%
祖父が死に、埋葬した満月が煌々と輝く夜。
忌み子と呼ばれた少年はぼろぼろの少女と出会う。
太古の昔、冥府から眷属達を招いたとして悪神と言い伝えられる女神アルテミス。
恩人である彼女の悪名を晴らすべく少年は旅に出る。
最終更新:2023-10-06 01:29:52
603文字
会話率:0%