ルカスはバルディン帝国の宮廷魔術師として地方で魔物を討伐する日々を送っていた。
ある日討伐任務を終え城に戻ったルカスに対し、賢者である兄リュクルゴスはわざと怒らせることを言い放つ。リュクルゴスは皇帝直属の自分に反抗するのは皇帝への反逆だ
として、ルカスに呪いの宝石を渡し宮廷から追放してしまう。
しかし呪いの宝石は、実は万能の力を得られる冴眼だった。
――冴眼の力を手にしたルカスはその力を以て、世界最強の冒険者を目指すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 19:23:16
108730文字
会話率:45%
史上最年少で宮廷魔術師となり、6年で魔術史を大きく塗り替えたシオン・ソーファーには約束があった。
1000年前に魔王を討伐した際に負った永い寿命の終わり……魔女ステラ・エトワールとの誓いを果たすためにあったシオンの人生は、宮廷追放という
形でスタートする。
ステラの死に場所を見つけるため、最高の最期を迎えてもらうため――そしてなにより、彼女の呪いを解くために、二人は旅へ。その先々で明かされるシオンの辿ってきた紀行と奇行、シオンへの嫉妬に狂い果てた宮廷魔術団の陰謀を解き明かし、シオン・ソーファーの伝説に新たな1ページと悲恋が刻まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 20:26:07
41963文字
会話率:58%
統一国家『魔導国』が崩壊して数百年。世界は東西の大陸に分断されていた。
東大陸においては長きにわたり戦乱が続き、いつ終わるともしれぬ闘いの日々が続いていた。さらに、古の昔に封印された魔王も復活し、東大陸は混乱の極みに達した。しかし、そん
な中、二十五人の英雄、後に《五君・二十士》と呼ばれる者達が立ち上がり、ついに魔王を退けることに成功する。
戦後の復興に合わせて、溢れ出る力は長らく交流の途絶えていた西大陸への航路を開こうとする情熱へと変わり、ついに東西の大陸を海路で繋ぐことに成功する。英雄“白鳥”の手によって、ようやく大陸間定期航路が就航し、東西の交流が始まった。
東西交流が始まって程なくして、“白鳥”の依頼を受け、かつての大戦で名を馳せた英雄達三人が西大陸へと赴いた。
その身に神の力を宿した半人半神の英雄《小さな雷神》フリエス、かつて巨大帝国を治めた軍神の神官《慈愛帝》フィーヨ、新たなる魔王を自称する《十三番目の魔王》セラの三人だ。
依頼の内容は、“白鳥”が探し求める天使の行方を探し出し、手紙を届けること。
そんな道中、立ち寄った『酒造国』レウマにて、事件に巻き込まれる。偶然出会った追われる男を助けたところ、国の重臣であるトゥーレグ伯爵の弟フロンであることが発覚。定例会議にて、謎の仮面の剣士に襲撃され、他の重臣も突如現れた鉄人形《アイアンゴーレム》によって次々と殺されるという大事件が発生した。
フロンの依頼を受け、かつての英雄二人と自称魔王は事件解決へと動き出した。
元宮廷魔術師にしてフロンの師であるアルコの助言を得て、事件の真相へと迫り、レウマ国の秘宝たる『金のなる畑』の謎を解き明かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 07:03:16
700313文字
会話率:39%
翌日に三十歳を迎える、二十九歳独身の主人公。
しかし、たまたまボーっと歩いているところに突如トラックが突っ込んできたことにより、死んでしまう。
目を開けると、目の前には前世の乙女ゲームの攻略キャラの一人であるアストリア王国の王太子、ヤマト・
タケルノミコトが立っていた。
主人公は、自分が前世でよくプレイしていた乙女ゲームの中に転生してしまったことを悟る。
婚約破棄and追放をされた主人公は、攻略キャラの一人であるアストリア王国の宮廷魔術師長、タマゴ・ポーロと共に王都から逃げ出す。
主人公は前世の夢であったスローライフをするため、田舎でタマゴと共に二人で生活することにした。
たとえ、ヒロインが聖女になれなかったり、町で出会った青年が魔王であったとしても、主人公はスローライフをするという夢の為に走り続ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:00:00
1548文字
会話率:0%
"人狼"の女盗賊、ファルは遺跡の盗掘専門だ。しかしその筋で有名になってしまい、ある遺跡で騎士団と宮廷魔術師に待ち伏せされ、追いつめられてしまう。
一か八か、ファルは見つけたトラップを発動させたら、一瞬で別の小部屋に飛ばさ
れる。
しかし、助かったと喜ぶファルの隣には、何が起こったのかわからず呆然とする、追手の魔術師がいたのだった。
※「○○しないと出られない部屋」ではないです、期待した方がいましたらごめんなさい。
※犬系盗賊ヒロインと眼鏡の宮廷魔術師が、敵から恋人になるまで。全八話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 19:00:00
27901文字
会話率:27%
聖剣の守護者の血筋に生まれた青年レイは、世界を救う使命を背負わされ、伝説の勇者に祭り上げられた。世界とそこに生きるすべての生命を心密かに憎むレイは、救世主の立場を利用して世界を滅ぼそうと企む。そんな彼を付け狙うのは、驚異的な治癒力を持つ魔族
の姫フラムディーヌやエルフの国で生まれ育った不死身の女勇者アプサラ。また表向きはレイと親しい近衛騎士フレデリカはこの傍迷惑な勇者を追放すべく極秘の計画を進めていた。
一方、三年前の魔王討伐戦で行方不明になったリゼット王女は魔王の血と記憶を受け継ぎ、人類殲滅の戦いを始める。彼女の傍らには、同じく行方不明となったはずの宮廷魔術師エリオが控えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 19:38:33
75947文字
会話率:54%
私はジュリア・カラファ。子爵家令嬢だが9人兄弟の8人目、4女。もともと田舎貧乏子爵家なこと輪をかけて、5人も娘が居たら私までは当然持参金なんて持たせてもらえるはずもないので、結婚するなら平民としないとという家庭背景だけれど、これと言った出会
いもなかったし気がついたら24歳(行き遅れ)になっていた。
貧乏だったので就活をするかと一年発起して、魔力についても改めて調べてもらったところ珍しい癒やしの属性だったためそれならばと、自領の首都でポーションを作る魔女に弟子入りしたのはもう3年前。魔女の弟子になって、癒やしの力をうまく使うための力の制御の仕方や、活用した薬剤づくり、日常生活に溶け込む品物を作ったり、素材の勉強をしたり。毎日があっという間に過ぎていく。
魔力はへなちょこですぐに魔力切れを起こすので、自分で研究する中で宮廷魔術師のフランチェスコとハイマジックポーションの研究をすることになって…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 03:44:32
16523文字
会話率:51%
自然豊かなネストーレ王国は聖竜が加護を与える平和な土地。そのネストーレ王国の侯爵令嬢イルナは、宮廷魔術師長の父と聖竜の巫女である母に、辺境伯の治める領地へ一人追いやられる。
イルナの魔力は絶大だが、使える魔法が何だかいまいちで良く
分からないものばかりで、このままだと宮廷魔術師にも聖竜の巫女にもなれそうにないという理由で。
貴族の娘の務めである結婚も、密かな夢だった魔術師団への入団もどうやらできそうにない。
「もういいや。薬草でも育ててポーション作って細々と暮らそう」
そんなのんびりなイルナが王子様に気に入られたりエルフと仲良くなったり、聖竜に目をつけられたりと、割と大変な事に巻き込まれていくとかいかないとか
秘密のジョブ「アウキシリア」を持つイルナの、まったり冒険恋愛モノです。
設定甘いとか色々ありますが見過ごしてください。
その辺の突っ込みはご遠慮願います…
R15は念のためですが、気持ちは全年齢対象です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 16:00:00
780958文字
会話率:63%
百歳を目前に天寿を全うした伝説の武術家、不破雷蔵。だが彼の魂は成仏せずに、呪文の暴走に巻き込まれて異世界へと召喚された。
ちょうど同じ頃に死んだ勇者カイトの肉体に憑依し、彼の肉体を乗っ取ってしまったライゾウは、肝心な時に呪文を噛んでしまうた
め戦闘では使えない宮廷魔術師マリンに「カイトの代わりに勇者として生き、自分と共に魔王を倒す旅に出てくれ」と頼まれる。
勇者や魔王のことはよくわからないが、勇者の若くて人類最強の肉体を得たライゾウは新たな人生を送れることを喜びこれを受諾。
こうして武器を使わずに肉弾戦を好む最強肉体派勇者が爆誕した。その後攻撃を捨てて防御に全振りした戦士デカンナと、酒を飲まないと神の奇跡が起こせない神官アルチュを仲間に加え、魔王を倒す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 08:00:00
105297文字
会話率:52%
「クビだ! ペリア・アレークト、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ!」
宮廷魔術師としてこき使われてきた平民・ペリアは、傲慢上司である貴族・ヴェインの一言でクビになった。
さらに、趣味としてコツコツ作っていたゴーレムまで上司に廃棄
され、都から追い出されてしまう。
膨大な仕事量を一人でこなしてきたペリアが抜ければ、当然、研究室は機能不全を起こすのだが――
一方で、ペリアは一流の冒険者となった幼なじみと再会、さらにゴーレムを取り戻すことにも成功し、夢の実現へと近づいていく。
彼女の夢、それは――一流の魔術師でも太刀打ちできない、世界の大半を支配する巨大生物“モンスター”を倒すこと。
そして結界に閉ざされた世界を開拓し、人類が住める場所を広げ、いつか故郷に戻ることだった。
ゴーレムを使い人々を救うペリアの評判は、やがて人形魔術を馬鹿にしていたヴェインの耳にまで届く。
周囲から「君の優秀な部下はどこにいる」と問い詰められ、焦った彼は、
「仕事が回らないから戻ってくれ」
「君の活躍を僕の手柄にしてほしい」
などとふざけた要求をして、ペリアを引き戻そうとしてくる。
当然、ペリアは「今が最高に楽しいので絶対に嫌です!」と断った。
ようやく夢が叶いそうなのだ、かつての上司に構っている暇などない。
そして彼女は幼なじみやゴーレムとともに、希望に満ちた未来のために、世界を切り開く旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 18:41:40
511561文字
会話率:44%
「クビだ! ペリア・フィオクル、命令に従わないお前はこの研究室に必要ないッ!」
宮廷魔術師として働く平民・ペリアは、上司である貴族・イネクトの一言でクビになった。
さらに、趣味としてコツコツ作っていたゴーレムまで廃棄され、王都から追い出さ
れる。
途方に暮れるペリアだったが、彼女はとある冒険者に声をかけられる。
彼女たちは、廃棄寸前のゴーレムを救ってくれた上に、仲間になろうと言ってくれたのだ。
こうして出会った三人には、共通の目的があった。
人類の大半を食い尽くし、世界を支配する巨大生物“モンスター”――一流の魔術師でも倒せないその化物を撃破し、世界を再び人の手に取り戻すこと。
そのためには、ペリアのゴーレムが必要なのだ。
「私にはまだ、追いかけたい夢がある。ゴーレム、一緒に頑張ろうね!」
これは、宮廷魔術師として無能の烙印を押された人形遣いが、やがて世界を救う物語――そのプロローグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 22:19:51
18065文字
会話率:47%
【クソ雑あらすじ】幼妻天使を愛しながら、今までの努力が全部報われて世界最強になる。
無才、無能すぎて蔑まれまくる主人公ドレッド・クォーター。
努力で全てを捻じ伏せて半場強引に宮廷魔術師の位階に牙を食い込ませていたものの……
魔術師ランキング:99位(最下位)。
二つ名:|神の流産《アンチ・ゴッデス》←才能なさ過ぎて女神に捨てられたと揶揄された称号
しかも年下の部下にさえ日々、暴力やいじめを受ける日々……
「アリエス と申します。
あなたが 個体識別名 ドレッド・クォーター様 ですね」
そんな日々に、白銀の天使が舞い降りてきた。
身体に大量の虐待痕があり、いや絶対何かあったろお前というツッコミをしたい衝動に駆られる美少女アリエル。
「この身は あなたに掛けられた 不道徳を解き
あなた専用の 性奴隷として 使えることとなります。
以後、 お見知り置きを」
何処か苦しそうに、何処か悲しそうに呟くその姿にマルクスは。
「――――あなたの 死ぬ その時まで 存分に愛してください」
――――この子、好きだ。と一目惚れした。
才能が1/500になってたので。今までの努力(やべえ密度)が全部500倍になって還元された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 21:58:13
29428文字
会話率:49%
エミリは売出し中の俳優ユキトのマネージャー。ハマり役になりそうなワンコ系の役を渋るユキトに、懸命に説得しようとする途中、急に頭痛に襲われて倒れてしまう。目を開けるとエミリは赤髪になっていて、半裸で朦朧としている金髪碧眼の王子にまたがっていた
。―――
なんでも宮廷魔術師を名乗る青年の呪術で、エミリは一時的にミリザンド王女と魂を入れ替わらされたらしい。ミリザンドは政略結婚で嫁いだ先の王子を籠絡して祖国に併合してしまおうと、王子を魔法で快楽堕ちさせようとした。政治的にミリザンドを処分できず困っていた王家は、王子がピンチの際に魂を入れ替える呪術を成功させる。しかしすでに快楽堕ちしてしまった王子はときどき禁断症状が出るので、ときどき悪意のないエミリをミリザンドの体に呼んでリハビリに励むことに。とりあえず協力を約束してエミリの体に戻ると、どうやらミリザンドは入れ替わり先でもじっとしていてくれなかったらしく・・・週イチ王女&週六マネージャーの奮闘記。
―――
*思い切りR15ですが、健全に更生させるお話なので、心配するほど爛れたエピソードは登場しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 23:26:10
10126文字
会話率:50%
宮廷魔術師である伯爵令嬢ミリアは仕事で禁書庫へと立ち入る。そこで魔王の影の干渉を受けて『禁術』を修得、身体を乗っ取られそうになる。
人間が禁術を使えるはずがない――油断していた魔王だったが、元神童ミリアは現代に伝えられる魔術のレベルでは『
無用の長物』と評されるほどの、規格外の才能を持っていた。
役に立たない、報われなかった才能が、今、花開く。
ミリアは禁術を操って魔王を撃退、だが、問題は残っていた。禁術を使った人間は等しく死罪なのだ。
この力は封印しなければ! とミリアは決心するが――
色々やらかす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 20:00:00
105071文字
会話率:38%
代々宮廷魔術師を務める名家に庶子として生まれたリーノ、世界に存在する全ての”スキル”を契約し、一躍神童と持ち上げられたがレベルアップ出来ない呪いが
発覚し、速攻で実家を追放されてしまう。
「”スキル辞典”のリーノさん、自慢の魔術を使ってみ
ろよ!」
転がり込んだ冒険者ギルドでも馬鹿にされる日々……めげないリーノは気のいい親友と真面目な冒険者生活を続けていたのだが。
ある日、召喚獣として別世界に召喚されてしまう。
召喚獣らしく目の前のモンスターを倒したところ、突然リーノはレベルアップし、今まで使えなかったスキルが使えるようになる。
可愛いモフモフ召喚士が言うには、”こちらの世界”ではリーノの呪いは無効になるという……あれ、コレってレベルアップし放題じゃ?
「凄いですっ! リーノさんはわたしたちの救世主ですっ!」
「頼りにしてるぜ、リーノ……ふたりで最強になろうぜ!」
こっちの世界でも向こうの世界でも、レベルアップしたリーノの最強スキルが大活躍!
最強の冒険者として成り上がっていく。
……嫉妬に狂った元実家は、リーノを始末しようととんでもない陰謀を巡らせるが……。
訪れた世界の危機をリーノの秘儀が救う?
「これは……神の御業、NEWAZAですねっ!」
「キミを押さえ込みたいんだけど、いいかな?」
「せ、せくはらですっ!」
これは、神童と呼ばれた青年が、呪いの枷から解き放たれ……無数のスキルを駆使して世界を救う物語。
※他サイトでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 12:00:00
74774文字
会話率:39%
魔術が忘れ去られて数百年後。
元宮廷魔術師の家系であるメアリーは、魔術の才能を持って生まれてきた。
しかし、現在では禁忌の力とされている魔術を、婚約者のゲオルグに見られてしまう。
「王女に変身して成り済ませば、魔術を秘密にして、結納金を払
ってやる」
貧乏貴族であるメアリーは、婚約破棄を告げられながらも、魔術を秘密にするため、結納金のため、その使命を引き受けることにした。
本物の王女は行方不明、変身は見破られそうになるが……!?
歴史に残る宮廷魔術師として活躍する、メアリーの物語が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 20:08:07
22223文字
会話率:42%
王子様のくちづけで、お姫様の呪いが解けました。それはよくある御伽噺の結末だ。しかし、アメリアは知っている。そこに互いを想う愛がなければ、お姫様は死んでしまうということを。
アメリアは毎年同日に、必ず同じ夢を見る。魔女にかけられた呪いによっ
て、目の前で侍女が死ぬ夢を。結婚相手を見つける前に解決しようと、アメリアは王都を訪れた。そこで、狂った魔術師が呪いをかける現場に遭遇してしまう。その呪いは、アメリアが夢で見た呪いと全く同じものだった。咄嗟に助けに入ったことで、麗しの宮廷魔術師と、王国をかき乱さんとする魔女に目をつけられて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 11:10:21
71728文字
会話率:37%
宮廷魔術師であるヒューレッドは、ある日聖女マリルリから、「貴方の子を妊娠しました。私と結婚してください。」と迫られた。
ヒューレッドは、マリルリと二人だけで会ったこともなければ、子が出来るような関係を持ったこともない。
だが、聖女マリルリは
ヒューレッドの話を聴くこともなく王妃を巻き込んでヒューレッドに結婚を迫ってきた。
国に居づらくなってしまったヒューレッドは、国を出ることを決意した。
途中で出会った仲間や可愛い猫の魔獣のフワフワとの冒険が始まる……かもしんない。
アルファポリス様にて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 20:52:30
11140文字
会話率:35%
応は宮廷魔術師として王宮に上がったアルカであったが、長年酷使されたのと、一向に報われない片思いに疲れて、ある日ふと気付いてしまったのだ――「このままだと私死ぬわ」と。
なので、今日仕事をやめて永久休暇とりまーす! 100年働いた分、楽しんじ
ゃうぞー♪と、野へと下った魔女がグルメ紀行に勤しむ話。ざまぁ要素あり。ヤンデレエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 16:13:52
20395文字
会話率:25%
“精霊の愛し子”
この世界では「精霊に愛された子」ではなく、「精霊が愛さずにはいられない子」の事をいう。
種族・属性共に数多ある精霊が、どうしても愛してしまうのだ。
愛したら力を貸さずにはいられない。
王族・貴族のみならず、市井の町人達にも
守護精霊がつくこの世界においても、全ての精霊に愛される存在は異質だ。
そしてこの体質は遺伝する。
過去に愛し子が生まれた家では、そこから代々“愛される”事が決定事項となる。
大自然と共にあり、広大で肥沃な大地を有するプラー・ティール・スワルズ王国にも愛し子の系譜が2つある。
現当主が宮廷魔術師の師長を努め、近衛の任にも付くなど、他貴族にも大いなる影響力を持つニードルート侯爵家と、高レベルの魔物が跋扈するグルーガ大森林や隣国に面し、領軍としては王国一の軍事力を誇るシュッツグラー辺境伯だ。
この2家の子等が出会い、恋に落ちた事で精霊界を揺るがす事となる。
大精霊達は悩んだ。愛し子同士が婚姻するなど、精霊達が黙っている筈もなし。その夫婦だけでなく、産まれた子等には無限に守護精霊がついてしまいそうな勢いだ。
そうなってしまえば、幼子の魂などひとたまりもない。
悩みに悩んだ大精霊達はある結論に達する。
「そうだ、異世界から成人した魂を転生させよう」
界を渡った強靭な魂ならば、膨大な力にも耐えられよう。
これは転生チートを我が子に迎える為、家族が一丸となって奮闘するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 21:00:00
479089文字
会話率:32%
役立たずの烙印を押された27歳宮廷魔術師のスバル・スコットランド。
彼は雑用ばかりを押し付けられる毎日を送っていたが、ある日宮廷魔導師を首にされてしまう。
途方に暮れながら生まれ故郷に帰る彼に、伝説の魔法使いが言った。
「お主を王都が追い出
した!?まさかお主の魔力に気づいておらんのか!?」
彼の持つ魔力の正体とは一体?
「俺の魔法で、俺の村を再建して見せる」
彼の魔法による、前代未聞の村おこしが今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 18:00:00
105304文字
会話率:48%