ネットの掲示板に「元の身体に戻る方法を教えてください」という投稿が載っている。
投稿者はtowako1085という35歳の女性。
彼女は企業の執行役員で、都内のタワーマンションに一人で暮らしている勝ち組のキャリアウーマン。ある日、オフィスで
清掃員をしている、失業者の夫と小学生の息子を抱えた、同年代の女性と入れ替わってしまう。
それは偶然ではなく、清掃員の女が仕組んだことだった。入れ替わった途端に彼女は意識を失い、正気に戻った後は、入れ替わったという記憶も自覚もないまま、清掃員の女としての生活を当たり前のように送っていた。
あるきっかけで、突然彼女は入れ替わったという記憶と自覚を取り戻す。彼女は自分を罠にはめた直談判をするために、本当の自分の家であるタワーマンションに向かうが、警備員に追い返される。一晩経つと彼女は再び入れ替わったことを忘れて清掃員の女の生活に戻っている。
今日彼女は2か月ぶりに、入れ替わったことを思い出した。明日になればきっとまた忘れてしまう。
「元の身体に戻る方法を教えてください」彼女はそう願ってこの書き込みをした。
掲示板には別の人間からの書き込みがあった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 18:00:13
20063文字
会話率:8%
日記替わりに、小説にした、パッと見幸せそうな同年代カップルだが、実際は狂っていると言われても仕方ない、そんなノンフィクション恋愛話。虐待はここまで人を狂わす。
最終更新:2022-07-29 01:47:24
2235文字
会話率:0%
生まれてからずっと無口で感情を表せない秀明。
そのため保育園には行かず、初めて小学校で他の同年代の子と話す。
なかなか馴染めずにいた秀明は偶然が重なりマキちゃんという女の子に出逢う。
そこから秀明の淡く切ない恋が始まる。
最終更新:2022-07-18 05:21:55
6624文字
会話率:63%
人生はやり直せる。
いや、やり直して見せる!!
歴史上敗者として悪名を残した英雄たち、彼らの強い慙愧の想いが、女神の琴線に触れ、彼らから見た異世界、現代文明が栄えるとある地にてもう一度チャンスを与えられる。
同年代のなじみの能力を女神から賦
与され、さらに自らの後の歴史の記録を研究してから彼らは今度こそ汚名をそそぎ、英雄となるべく活躍します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 07:00:00
77830文字
会話率:15%
新月流当主の息子である龍谷真一は新月流の当主になるため日々の修練に励んでいた。
新月流の当主になれるのは当代最強の者のみ。
新月流は超実戦派の武術集団である。
その中で、齢16歳の真一は同年代の門下生の中では他の追随を許さぬほどの強さを誇っ
ていたが、現在在籍している師範8人のうち1人を除いて誰にも勝つことができず新月流での順位は8位であった。
新月流では18歳で成人の儀があり、そこで初めて実戦経験を経て一人前になり師範となる資格が与えられるのである。
そこで真一は師範に勝てないのは実戦経験が乏しいからだと考え、命を削るような戦いを求めていた。
そんなときに同じ門下生の凛にVRMMORPG『Recreation World』を勧められその世界に入っていくのである。
だがそのゲームはただのゲームではなく3人の天才によるある思惑が絡んでいた。
そして真一は気付かぬままに戻ることができぬ歯車に巻き込まれていくのである・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 23:00:00
154606文字
会話率:44%
百合は幼馴染の日菜子に「骨女」の怪談を聞き、話の流れで喧嘩をしてしまう。喧嘩後、公園で百合はあかりという同年代の少女と出会う。
百合は数ヶ月前から父親の恋人である姫野の虐待に遭っており、無関心な父親の態度と併せて悩んでいた。あかりは百合が腕
を痛めていることから百合の悩みを知り、百合の怪我を治療するという口実で共に百合の自宅へ向かう。そこで出会った姫野には、化け物が憑いていることがわかる。あかりは自身が「骨女」であると正体を明かし、あかり自身に憑いている化け物を使って姫野と彼女に憑いている化け物を消滅させる。姫野がいなくなったことで百合は父親とも日菜子とも仲直りをするが、友達になったあかりには会えなくなってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 13:51:24
23485文字
会話率:40%
「私、神様の為ならいくらでも頑張れます!」
迷いのない言葉で宣言するミレイに夏樹《なつき》の内心は罪悪感で一杯だった。
それでも自分達を、異世界を救う為には少女に勇者として頑張ってもらうしかないのだ。
彼、白銀夏樹《しらがねなつき
》はある日突然に見知らぬ部屋に迷い込んだ。同じ境遇の年上の女性である巫女守叶《みこもりかの》に一目惚れだと襲われそうになったり、同年代の文学少女の風切氷華《かざきりひょうか》に冷たい目で見られた後に神の使いであるというシラネが現れる。
異世界への干渉が制限されている本物の神に成り代わり異世界の勇者を育てて導くことが夏樹たちに与えられた使命だった。いずれ元の世界から逸脱する運命にあったという三人はその助命と引き換えにその使命を引き受け、魔物に村を滅ぼされて天涯孤独となった少女ミレイを言いくるめやすいからという理由で勇者に選ぶこととなる。
翌日には会社を辞めて来てぐうたら生活を始める叶、使命ガン無視で本を読みつつも武闘派な雰囲気を醸し出す氷華、そして不幸な境遇に付け込んで勇者にしてしまった罪悪感で献身的に接したらだんだん狂信者っぽくなってきてしまう勇者ミレイ。
唯一の常識人である夏樹は彼女らをうまくコントロールして異世界を救えるのかというお話です。
あんまりグロい描写はしないつもりですが、一部のヒロインが何度も死にます。
※カクヨムにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 18:02:44
162623文字
会話率:53%
友達がいない僕の家に入り浸る同年代の女の子がいた。
気立ても頭も良くクラスの誰からも敬われる完璧美少女の隣人は、僕の家に入り浸っているの連載版
最終更新:2022-05-08 02:04:10
62382文字
会話率:39%
友達がいない僕の家に入り浸る同年代の女の子がいた。
最終更新:2022-04-28 00:01:05
6815文字
会話率:30%
鷲尾真也(わしおしんや)は、高校一年生の冬に同級生白鳥雪絵(しらとりゆきえ)が死んだことをきっかけに、不登校になってしまう。彼は性格は優しいが平凡な人間であり、その事実に退屈しながら、ほとんどの時間を家で過ごす生活を送っていた。
ある
七月七日、彼はコンビニに行った際に、ギフテッドと呼ばれる能力者達のバトルを目撃する。彼らは、十年前日本に隕石が落ちたとされる日の後に、不思議な能力に目覚めた者達だった。真也と同年代の彼らは、駐車場の修理費用の弁償の為にコンビニで働かされる羽目になり、真也に協力を求めてきた。彼らの名前は琴寄花奈(ことよりかな)、早乙女美空(そうとめみそら)、丑久保覚(うしくぼさとる)、犬塚夏樹(いぬづかなつき)。その中でもアルビノの花奈という少女に真也は心を惹かれ、手伝うことを了承する。
真也は彼らと親交を深めていくが、花奈の突然の死んだ後、彼は七月七日に戻っていた。自分がタイムリープしていることに気付かないまま、彼らの事情が明らかになっていく。また、他の能力者達の事情も絡んでいき・・・・・・ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 01:07:12
43305文字
会話率:54%
高校二年生の星宮未来(ほしみやみらい)は、家庭の事情により、夏休みの間だけ母方の実家がある双星村(そうせいむら)に住む祖父母の家で暮らすことになる。
山間部にある小さな村の中でも、特別な立ち位置にあるという祖父母の家だったが、そこには親戚だ
という同年代の少年たち五人が共に暮らしていた。
しかも彼らはあまり未来を歓迎していないようで、帰りたくても帰れない未来は、どうして彼らが自分を疎んでいるのかわからずに悩む。
馴染むためにも彼らと交流を始めようとする未来だったが、どうやら疎む理由は未来自身にあるようで……。
彼らがいう明日(あすは)とは誰のことなのか、そして未来が果たすべき務めとはなんなのか。
全てを知った時、未来が選んだ選択は、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 19:14:38
34862文字
会話率:47%
少女はとある事情から、「自分を殺してくれる」というサイトから、自分を殺して欲しいと殺人依頼を申し込む。
そのサイトの主は、殺人に対して何の感情も持てない同年代の高校生の少年だった。
少年との会話を通して、次第に少女はその正体がクラスメイトだ
ということに気付いていく。
しかし、少年の正体に気付きながらも、それでも少女は「殺してほしい」と少年に告げる。
少女は何故、自分を殺して欲しいと依頼したのか?
そして、少年は少女を殺すのか?
登場人物の視点が切りかわりながら、物語の真相が明らかになっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 09:00:00
84378文字
会話率:32%
伯爵令嬢のブランシュは生まれた時から存在感のない少女だった。
そのせいで同年代の令嬢たちとのお茶会ではお茶が用意されず、観劇に誘ってもらえないこともあった。
しかし、そんな彼女が舞踏会で王太子に見初められて――?!
※他サイトにも投稿
しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 20:00:00
29121文字
会話率:38%
異能集団の一族である同年代の兄妹が異空間転移によって予想しなかった人生を送ることになる話です。二人を取り巻く複雑な背景などもおいおいわかってくると思いますが、まずはこの兄妹が異世界へ転移した後に経験していくお話を楽しんでいただけたらと思いま
す。
年代や世界などが話の中で飛び交う場合もありますし、視点が変わる場合もありますのでわかりにくいと感じるかもしれませんが、異世界転移した若者の英雄譚が基本となります。しばらくの間お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 19:13:09
110763文字
会話率:40%
公爵令嬢のフィリーアローゼは王太子殿下の婚約者を決める茶会の最中に前世の記憶を取り戻した。もしこれが何かの物語ならば私は絶対「悪役令嬢」に違いないと落ち込むが,娘を王妃にと熱望する母の手前,お茶会からは逃げられない。逃げ道をふさがれて茶会
の席に赴けば,少々遅れた為に下座しか空いていない。同年代の令嬢たちからの嘲りの視線をやり過ごし,気の利かない王太子に呆れかえっていると,意外なところから救いの手が差し伸べられて――。
非常識と無配慮にはきっちりと仕返しを施して,茶会を抜け出したフィリーアローゼはちゃっかりと初恋を実らせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 13:46:14
12928文字
会話率:55%
星空を見るのが好きな女子高生、夜空舞(よそらまい)は、ある日、天文台の星空観望会に訪れた。
そこで彼女は、同年代の男の子「ルイ」と出会う。
引き寄せられるように仲を深めていく二人だったが、どうやら彼には、打ち明けることのできない秘密があ
るようで――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 22:25:30
14448文字
会話率:53%
りのあちゃん…少し羨ましいな…
は陰キャで他人とまともに会話ができないにもかかわらず、環境に恵まれたおかげで特に人生を悲観することもなく、全力で陰キャを体現していた。
ゆきははいいなぁ
親父の謎の圧力から始めること
になったゲーム実況配信を機に、オンライン限定で人と会話できるようになったことで、変わり始める日常。
小さい頃の記憶の中の思い出の美少女幼馴染と、なぜかバーチャル配信をしている美少女が、俺にもたらす変化。
その変化の影響は、リアルにもゲームにも表れ、超絶美少女な女の子二人と芸能人の様な親友をも巻き込み、そして―――――
後に、天才プログラマーとして活躍した全肯定陰キャが、周りによって陰キャ生活から引きずり出され、戸惑い翻弄されペースを乱されつつも、なんとか前に進んでいく、そんなお話。
※ご説明※
『俺がかろうじて話せる同年代女子はバーチャル配信者の中身と陽キャな幼馴染の二人の美女 ~陰キャで平穏な俺の日常はいったいどこへ…~』は、途中で構成を大幅に変更したため後半の構成の拙さが出てしまいましたので、完全版として序盤から再構成致しました。
ifルートというわけではなく、あくまで書きたかったストーリーを書いて参りますので、そのご認識でご覧いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 21:00:00
573742文字
会話率:60%
マンションのエントランスホールをいつもの受付の人に会釈し通り過ぎようとしたとき、ウェイティングスペースのソファに座っていた女の子が顔をあげた。
「助けて…!」
俺は陰キャで他人とまともに会話ができないにもかかわらず、環境に恵まれ
たおかげで特に人生を悲観することもなく、全力で陰キャを体現していた。
「あ、いえ、それも聞きたかったのですが、本題はもう一つありまして…えっと……あの…」
しかし、ひょんなことから始めることになったゲーム実況配信を機に、オンライン限定で人と会話できるようになったことで、変わり始める日常。
小さい頃の記憶の中の思い出の美少女幼馴染と、なぜかバーチャル配信をしている美少女が、俺にもたらす変化。
その変化の影響は、リアルにもゲームにも表れ、超絶美少女な女の子二人と芸能人の様な親友をも巻き込み、そして―――――
後に、天才プログラマーとして活躍した全肯定陰キャが、周りによって陰キャ生活から引きずり出され、戸惑い翻弄されペースを乱されつつも、なんとか前に進んでいく、そんなお話。
※再構成して再投稿です。
68話までは以前と同様となりますので読み飛ばしていただいて問題ありません。
以前の俺の陰気なをお読みでない方は、1話から読んでいただいて問題ないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 15:00:00
360098文字
会話率:63%
大臣直属の殺し屋となる事を生まれながらに決定している「アントレダス自治国(全16村)」。
村には全て番号がついており、番号で呼称・管理されている。
彼らは意思を持たず、ただ命令に従うよう教育されてきた。
その内の村のひとつ「16」に住む
少年は、通称「かまいたち」という能力を持つ。
「5」にすむ少女は、少年と同じ年に生まれ、「光の裁き(聖なる光で全てを包み込む)」を扱い、得意とする。
その二つの能力が交じるとき、相殺され、二人は救われる。
その事に気づいたそれぞれの村の長は、二人が一人前になったことを機会に、別の国の大臣にそれぞれを遣わせる。それは、敵国同士 かたきあいであった。
そして戦いの最中、二人の能力は交わりを起こし、二人の心は浄化され愛し合う。
二人は使命を捨て、逃亡をはかる。
幼少期。その能力ゆえに同年代の子どもとは上手く馴染めていなかった二人。 戦いの中で偶然出会った二人は、互いにひかれ合っていく。
人を殺し続けてもなお人であらんと、抗い続ける彼らは、次第に自分たちの過ごした村の仕組みに気付く。
意思を持たない、人を殺す事に何ら違和感を持たないよう教育されてきた二人。自我に目覚めた二人は 、「もう殺し屋なんてしたくない」と逃亡。追っ手から逃れるために仕方なく戦う。
次々に襲いかかる追っ手。逃亡しながら遂に二人は新世界に辿り着く。
そして結婚し、子宝にも恵まれ、仲睦まじくいつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし。めでたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 16:07:56
1333文字
会話率:16%
小説投稿サイトのカクヨム様にて先に掲載しております。
「エリザベス・スコット・オースティン! 貴殿との婚約を関係を今この時をもって破棄するッ!!」
と若い青年は声高らかに宣言した。
その声に誘引され夜灯りに集まる蝶の様に、学園の生徒
達が何事かとゾロゾロと集まり始めた。
「……今まで婚約関係を結んでいたことが恥ずかしいぐらいだ……」
香水の酷いぐらい甘ったるい香りを振りまいて、目の前で居丈高にそう宣った“元”婚約者のサザーランド王国第一王子。ベン・アーサー・クラークは、きっぱりと言い切った。
ベン王子は、王立学園の中庭の茶会などを楽しむ女子達の憩いの空間には、やや不釣り合いな同年代の男性が10人ほど、率いて押しかけてきていた。
私は何もやましい事はないのだからと自分に言い聞かせ。動揺した態度を見せないように心掛けて、勉強会のために入れていた熱い紅茶を口に含む構内を湿らせた。
周りの取り巻きを見ても誰一人として動、揺している者はいない事からも、相手をする王子たちにとっては、当たり前の要求を突き付けてくる腹積りなのだろう……。
そしてベン王子の傍らには、不釣り合いな妹のヘファイスティアが、その背に隠れるように佇んでいて、私のことをジッと睨み付けて来た。
「そうですか……一応理由をお聞かせいただいても? 国家間の問題ですから私の立場では、今この場でお返事をお返しする事は出来ません。今日の所はお引き取り頂いてもよろしいでしょうか?」
理由を聞いたのは実の子でないのに、私を憐れみ、どこに嫁出しても恥ずかしくないようにと、王族として恥ずかしくないように育ててくれた。伯母に報告するための事であった。
そして今ならまだ悪い冗談と言う事に出来るので、本国から連れて来たお友達と相談して冷静になってください、との二つの意味を込めて返事をした。
ベン王子には私の意図は全く通じなかったようだ。それも当然と言っていいだろう……先程王子の背中に何故か隠れている。義母の実の娘である第二王女ヘファイスティアの方を、見ても全く動じて居ないのであの娘は既に知っていたのであろう。
まあ、理由は隣にいる妹だという事ぐらいは容易に想像がつきますが……
はァ……ホントに馬鹿な娘……義母様ごめんなさい……できる限りの事はするわ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 00:00:00
5849文字
会話率:58%
世界の悲しみを嘆いた神はこの世に三つの柱を遣わした。
暴状(ぼうじょう)の傀賢は厳しい環境を生き抜くための頑丈な肉体を。
超常(ちょうじょう)の傀賢はより人類を高次の存在へと引き上げるための不思議な力を。
神秘(しんぴ)の傀賢は冷めきった
世の中に温もりを。
どの傀賢からも祝福されずにこの世に産み落とされた不幸な存在、それがルウラ=スティングだった。周囲からは「尻尾付き」と揶揄され、同年代の子供には仲間はずれにされる毎日。
そんなある日、秘密基地にある一本の巨木に触れたルウラは見たこともない空間へと転移させられた。
転移先の空間で不自然に建てられたお墓に降り注ぐのは一筋の雷。
『あぁ、この感覚は』
そこから現れたのはルウラと同じように、左羽に奇妙な痣を刻んだ一匹のカラスだった。この出会いが彼の人生を、いや世界全体を揺るがすことになるのはまだまだ先のお話。衝撃の事実が明らかになったとき、この世界の悲しさに打ち震えることになるだろう。
※主はシリアスすぎるのがあんまり好きじゃないです。
※誤字、表現に対する疑問等々ありましたら遠慮なくコメントしていただけると嬉しいです。他にもアドバイスなどがありましたらドシドシお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 00:00:34
45657文字
会話率:58%
新庄祐(しんじょうたすく)はバツイチの会社員である。
そんな彼はある日、会社への爆弾テロをきっかけに異世界へと召喚される。
魔王などはいないが、人々がモンスターに脅かされる世界。そんな世界の救済措置として、彼らは選ばれたのだ。
対価・救済
の手段として望むギフトを与えられ、彼らは異世界に降り立つ。
新庄は生産系のギフトを手に入れ、人があまり来ないだろう砂漠を選び、異世界へと降り立った。
砂漠の拠点として与えられたオアシスには、新庄の他にもう一人。
恋人に襲われかけて男性恐怖症となった女子中学生だ。
二人は距離を取り、それでも細々と協力し合って、「世界の救済/モンスター退治」を始めるのだった。
※主人公に恋愛要素ゼロです。良識のあるおっさんなので、娘と同年代の女の子に手を出す真似はしません。女子中学生も、主人公を父親代わりにするだけです。
※主人公は覚悟完了で、殺人上等という気持ちでいます。モンスター退治をするだけで済むとは思っていません。
※主人公はそこまで強くありません。単独では「一般的な兵士と比べれば強い」というレベルです。入念な準備をすればチート級に強いですが、準備無しなら他の戦闘系転移者よりも弱いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 12:04:11
848919文字
会話率:21%