2014年12月完成
統失三部作その三
奇病ウバンギ放屁熱によって人間社会は終焉を迎えた。
生き残った者がいたとして、その人間は間違いなく統合失調症だった。
治療薬と睡眠導入剤の組み合わせが特殊なホルモンを生成し、病魔を遠ざけていた、その結
果である。
統合失調症の主人公は、腐っていく母親の遺体とともに日々を過ごす。
全十一話、毎日夜八時更新
完結保証 十一月一日完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 20:00:00
33145文字
会話率:14%
長きに亘る戦いに決着がつくことはあるのか。
最終更新:2015-11-01 12:00:00
2904文字
会話率:32%
昭和十九年末、日本は風船爆弾によるアメリカ本土攻撃を敢行。この攻撃でアメリカの原子爆弾工場は損壊し、マンハッタン計画をして遅れを生ぜしめるが、アメリカ側の完璧な隠蔽により日本側は事実を摑めずにいた。
その隠蔽と報復の意味を含めてアメリカ
軍はB29による日本本土空襲を本格化させ、日本は焦土と化す。しかし日本側はただ手をこまねいたのでなく、陸海軍の総力を挙げた一大邀撃戦が本土の空では展開されていた。
時が移った昭和二十年夏、鈴木内閣は総辞職。阿南惟幾陸相を首班とする阿南内閣が成立し、継戦内閣として最後の決戦たる本土決戦を呼号する。その間にも戦争はいよいよ苛烈を極め、打ち続くB29の空襲や港湾への機雷投下で日本国内の物資は逼迫してゆく。
昭和二十年十一月、アメリカ軍は猛然九州に侵攻を開始し、ここに皇土決戦の火蓋が切って落とされる。
この作品はオリジナル作品であります。作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
尚お本作を作成するにあたり参考とした文献は、最後に一括で掲げる所存です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 00:01:30
139693文字
会話率:42%
山田は、十一月十日にあのお菓子を大量にもってきます。
最終更新:2014-11-11 14:18:01
1360文字
会話率:31%
男が残業しているときに襲ってきたのは、季節外れの蚊だった。ストレスと我慢の限界を突破した男は、やがて蚊との全面戦争を決意する。
最終更新:2014-10-26 00:19:30
6979文字
会話率:14%
魔法使い。
その存在はこの世界では《記憶魔法師》と呼ばれている。人間の記憶を媒介にして魔法を発動させる者たちだ。魔法師社会が世界規模で確立されてから六十年が経とうとしていた。
日本の東京、大阪、福岡、宮城を含む四つの主要都市に設立され
た国立魔法学校の内の一つ、国立魔法学校付属桜峰高校は、成績が優秀な者からA~Fまでのクラスに在籍させ、魔法教育を行っている。そんな魔法高校に今年も多数の新入生が入学してきた。
その中には一組の義理の兄妹も含まれていた。
兄は劣等生が集まる最底辺のFクラスへ、妹は優等生の集まるAクラスへ在籍することになった。それから七ヶ月もの月日が流れた。
時は十一月前半、冬の季節が近付く時期。
劣等生の烙印を押された兄、黒乃機龍は一人の女魔法師に出会う。その出会いは機龍に運命とも呼べる契機をもたらし、波乱の学校生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 09:54:51
69347文字
会話率:37%
「そういえばね。昔、こんなことがあったよ」――十一月の雨を見て、思い出した。 〈No.61〉
最終更新:2014-08-30 02:00:00
3899文字
会話率:31%
これは拙作「私のお兄ちゃんが天使すぎて生きるのがツライ!」の番外編のようなものです。
なので、そちらを読んでない方には若干「?」な部分があるかも知れません。
話の中のシーズンはハロウィン終わりの十一月の頭くらいです。
短い間ですがお付き合い
ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 23:08:04
27943文字
会話率:33%
伊賀から江戸方面へ抜ける『伊賀越』の道を行進する十人ばかりの集団が居た。それも、まるで人目を避けるかのように。十一月の早朝、それも山間部ともなるとその寒さは尋常なものではない。それを押してこんな早朝から出立するのならば、それ相応の理由があ
って然るべきだ。
その理由を示すが如く、『萬屋』内部より行列を凝視する四人の武装集団あり。三十半ばの武芸者と思しき男とその従者が二人。それに二十半ばの、これは武芸の心得に乏しそうな青年が居る。だが行列への眼差しが最も険しいのは彼である。
「やはり来たか。情報通りだな」
声を潜めて武芸者が言う。眼を皿にして集団の構成員を見定めた彼は、やがて確信とともに頷いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:32:03
18214文字
会話率:31%
僕、浅木澪はあと八日で死ぬらしい。
くたびれた印象のコートとスーツを着て擦り切れた仕事鞄を持ち、銀縁の眼鏡をかけた男。彼――死神は自殺に失敗した(らしい、全然覚えていないのだけれど)僕に残された時間を告げ、その命日まで僕を監視すると言っ
て笑った。
ちょっとぬけていて、どこか人間くさい死神と一緒に、僕は十一月二十二日の川へ落としてしまった「記憶」をさがす。でも、僕が通う高校で起きた事件が発覚して――。
あまりに短すぎる命を抱えて、僕は何ができるのだろう。
ジャンルは文学となっていますが、ファンタジーやミステリーの要素もはいってます。ぜひぜひ、お気軽にどうぞ。
毎日午前10時に更新していく予定です。
感想・評価などいただけると大変励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-31 10:00:00
56443文字
会話率:37%
誰かの呼び続ける声に応えようとして僕は目覚めた。視界には見知らぬ白い、病院の天井があった。状況が把握できない僕に恋人である彼女が抱きついてきた。
「ずっと、待ってた。ずっと、ずっとずっと、待っていたの。あなたが目覚めるのを」
わけがわ
からないまま彼女を抱きしめ返しているうちに僕は全てを思い出す。自分がどうしたのか、そして彼女に対して取り返しのつかないことをしてしまったことを。
九ヶ月振りに目覚めたという僕は罪悪感に悩まされながらも、なぜか好意を持ち続けてくれ続けている彼女を突き放すことができずに退院後、共に一夜を過ごしてしまう。
そしてわかる罪深き事実とやがて失踪する彼女。
僕に彼女を探し出す資格はあるのだろうか?
彼女の行方は、そしてその理由と二人の結末は……?
※「愛の証明」http://ncode.syosetu.com/n7892y/を読んでもらった方がより楽しめるかと思います。
※R15レベルの表現があります。 ただしこれはあくまでそういう表現が苦手な人のための表記ですので、そこのところをご理解下さい。内容はシリアスです。
※更新再開は十一月以降になりそうです。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 01:08:01
5562文字
会話率:21%
歩く歩く、ただ歩く。少し走る。物語に動的な要素は薄いけど。彼は歩く、一歩ずつ。
最終更新:2013-12-12 00:00:00
16560文字
会話率:6%
「俺、りん」シリーズ、全て完結しました!◆「俺、りん」( http://ncode.syosetu.com/n3248i/ )◆「俺、りん(完結編)」( http://ncode.syosetu.com/n6394bo/ )◆「俺、りん」と
「俺、りん(完結編)」の間には、作中時間にして約五ヶ月(十一月~三月)の空白期間があります。特別編は、そのミッシングリンクエピソード群です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-09 00:00:00
63026文字
会話率:54%
人間の魂を吸いとって生きる悪魔達の話。ハロウィーンに街に降り立った彼らは、魂を吸いとりやすそうな一人の老人と出会いますが……。
ハロウィーン記念の短編のはずが、構想が伸びに伸びて連載することに。一日一回or数回更新予定。ハロウィーンじゃない
じゃないか、という避難は、何処かの国では十一月過ぎてもハロウィーンをやっているところがある、という苦しすぎる言い訳で回避予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-22 14:27:00
18990文字
会話率:42%
十一月二十六日。
この日、自称名探偵を名乗る男、保志巻 紳士 : ほしまき しんじはとある一軒家から姿を消した一匹の三毛猫を探してくれと依頼された矢先に、姪である保志巻 雫 : ほしまき しずくが通う高校で殺人現場を目撃する。
そして、その
犯人は雫が想いを寄せる学校の先輩でありその事実を受け止められない雫と半ば強制的に事件を追わされる紳士達二人が織り成す、罪と罰が絡み合う記憶の物語。
記憶なんて無ければよかった。
少年と少女が初めて知った運命は、どこまでも暗い光が夕闇を射していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-16 15:19:37
2039文字
会話率:25%
二〇一三年の十一月半ば過ぎ、以前からアル中だったオヤジが肝臓ガンで死んだ。俺もそれを親族から聞いて、やっと厄介な人間が片付いたと思ったのである。オヤジとはずっと仲が悪く、互いに生理的に受け付けない関係だったし、母への絶えない暴力と、挙句自殺
へ追い込んだ過去は許し難いと感じていた。俺も妻の夕紀香とはずっと上手く行っていて、十分愛し合えていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-14 19:25:57
2506文字
会話率:55%
あたしは十一月の週末の休みに、彼氏である裕巳と会って、彼の部屋で過ごした。手製のクッキーを持参していて、それを齧りながら、コーヒータイムを楽しむ。週末同棲だったが、存分に愛情を育むことが出来ていた。お互い満足しながら、休日の時間を楽しむ。体
を重ね合って、ベッドの上で性交した後、混浴してゆっくりと寛ぎの時間を送っていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 19:42:56
2503文字
会話率:57%
街のクラブ、コンスールタでホステスをやっているあたしは源氏名がルリーラで、短大卒業後、ずっと勤務し続けていた。店には金持ちの男性客が来て、あたしたちホステス相手に欲望を買っていく。ママの果菜子が実質切り盛りしていた。そして十一月下旬のある夜
、ママがあたし相手にある話をしてくれたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 13:39:14
4353文字
会話率:33%
それは肌寒く、十一月が目前に迫った日の事。
「君は四日後に死ぬ」
今年で十六歳になった切妻瑞貴は玄関先で猫で死神という少女――美耶に四日後に死ぬと告げられる。
「あ、そう」
しかし彼は素っ気ないリアクションで玄関の扉を閉めてし
まう。
「ちょっと待って!」
美耶はあまりの素っ気なさに慌てて扉を開ける。
これは切妻瑞貴という人が死ぬと言われた日まで死神と一緒に過ごす物語。
完結済にしているのは本編が終了しているからです。番外編もかなり不定期に更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-06 02:26:26
281838文字
会話率:41%
肌寒い霜月の朝、俺はまず布団から出るのに四苦八苦していた。
――仕事休みたい。そのちっぽけな欲求は、みるみる膨らんでいき……
最終更新:2012-11-03 01:00:16
2100文字
会話率:31%
海の底で暮らす少女のはなしです。
最終更新:2011-10-24 16:00:00
2773文字
会話率:78%
涼介は通勤電車の窓から橋架下に広がる河川敷を眺めていた。向かう会社には密かに好意を寄せる悠月の存在があった。
そんなある日、涼介は思いも寄らぬ場所で、思いも寄らぬ出会いに遭遇する。
最終更新:2011-04-24 20:43:43
5645文字
会話率:30%