――朝起きたら、妹が異世界に召喚されそうになってた。
魔術師である藤代悠真は、妹の召喚を阻止するべく魔術を行使する。
無事に妹と共に学校へ登校するも――その日の夜、悠真は異世界からやって来た謎の二人組に強襲されてしまう。
死を覚悟した
悠真を救ったのは、同じく異世界からやって来た可憐な槍使いの美女だった。
「もう大丈夫よ。私が、あなたを守るから」
現代と異世界……二つの世界の魔術師たちによる、異世界の命運を握る聖女を賭けた戦いの幕が上がる――。
※今作はカクヨムにもを掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 12:00:00
219454文字
会話率:36%
冤罪で剣奴にされ、500戦無敗。
最強の剣奴王となったダリウスは、たった一度のチャンスをとらえ皇帝を弑逆する!
囚われの身となり死を覚悟したダリウスだったが、しかし民衆評議会の思惑で〝圧政から帝国を救った英雄〟として次代の皇帝にされ
てしまう。
剣奴から皇帝になった彼は、名高き宮廷魔術師ロットナーと協力し、税制を改革、治水と物流を改善し、貴族を押さえ、人民への教育を行い、10年で帝国を変えてしまった。
だが、ダリウスにとっては宮殿こそが豪奢な牢獄だった……。
剣奴として10年、皇帝として10年。
名高き皇帝となったダリウスは、悪徳貴族による叛乱を利用してロットナーとともに宮殿から脱出し、20年ぶりの自由を得る!
おっさん二人の気軽なナンパ旅の筈が、なぜか困っている人や子どもばかりを助けることになり!?
剣奴帝ダリウスと賢者ロットナー。
はたして二人は貴族と評議会の追っ手から逃れ、良き伴侶に巡り会い、平穏無事なスローライフへと辿り着けるのか?
不良中年二人組、気ままでトラブルだらけの旅が、いま始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 08:10:00
53584文字
会話率:51%
地方都市の片隅に佇む喫茶店【霊喫珈琲】
地元の人でさえ中々寄り付かないのに営業している不思議なお店。
万年赤字を生み出している店主の三珠零士にはとある特技があった。
それは霊を見ることができること。時には会話さえもするが面倒事を
避ける性格から深く関わってこなかった。
そして店で働くのはもう一人。零士のもとで一生懸命に働くのは、元気いっぱいの女子高生・井上来実。
彼女もまた、霊が見える特技を持っていた。
しかし一方で霊という存在自体を怖がっている一面も。
そんな二人で切り盛りする喫茶店のもとに、とあるお客さんがやってくる。
お客さんは一人の女性。しかしその登場の仕方は閉められた扉を透過するという、ただの人にはできるはずもない方法だった。
ここ【霊喫珈琲】は幽霊さえも訪れる喫茶店。
彼女は開口一番に告げる。『私の悩みを聞いてくれませんか』と―――――。
面倒事に関して消極的な零士だが、来実に説得されて渋々ながらも解決への糸口を探しだす。
店主とバイトの二人組によって一人、また一人と悩みを解決すると同時に様々な霊と関わることになる。
突然の別れに苦しむ者、家族との和解を望む者、復讐を目論む者。十人十色の霊と関わることで二人の絆もまた、強くなっていく。
これは喫茶店で織りなす穏やかな、そして霊の織りなす不可思議でドタバタな日常。
次第に惹かれていく二人の姿を幽霊の悩み相談を通して描かれる、ちょっぴりミステリアスなラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 00:00:00
63656文字
会話率:51%
子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという
。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
4350710文字
会話率:56%
人類と魔族が相争う世界。聖女とは魔族との決戦が近い時に人類側に出現するとされている伝説の存在。
優しすぎる少女は無愛想な魔法剣士と気のいい戦士の二人組と出会う。
彼女らの行く末は何処。
こちらの話はカクヨム様にも同一名義で投稿しています
。
カクヨム様には先行して投稿していますが、話は同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 17:00:00
245335文字
会話率:60%
「女性キャラの足って、重要だと思うの」。私たちはマンガ家二人組で、そして私のパートナーが、そんなことを言い出した。
読切(よみきり)マンガのネーム、つまりマンガの下書きの提出期限は今日で、ストーリーもキャラクターも決まっていない。パートナ
ーは会話を求めてくるし、これでネームは完成するのだろうか?
カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16818093080133489828
またアルファポリスにも投稿を開始しました→https://www.alphapolis.co.jp/novel/566222062/136890150折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 13:48:14
8070文字
会話率:78%
オタクに理解があり陰キャにも優しいギャルなんて幻想だった。
宇津木太一。ぽっちゃり体系のインドア派。
ある日クラスでカーストトップのギャル、不破満天が彼氏にフラれる場面に居合わせた。
しかし太一は彼女がフラれた理由を聞いて思わず吹き出して
しまい、不破からの怒りを買ってしまう。
不破が彼氏にフラれた理由、それは――彼女が太ってしまったことだ。
校舎裏に連れていかれた太一は不破から詰め寄られた末に、
「あたしのダイエットに付き合え!」
自分をフッた相手、そして自分を陰で笑ったクラスメイトに復讐するため、不破は太一を巻き込んでダイエットに挑む。
しかし、カーストトップとカースト底辺の二人の関係が対等な筈はなく、太一は日々、不破に降り回れる日々を送ることに…
ひょんなことから始まった二人の交流。
凸凹な二人組の関係は、徐々にその性質を変化させ、バグって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 11:40:14
592753文字
会話率:44%
滋賀県彦根市のとある会社のとある部署に変わった二人組がいる。彦根城を世界遺産にしようとする街では不可思議な出来事が起こり出していた。
変人二人の探偵がこの不可思議な事件を解決していく物語。
誰が何のためにどうして事件を起こしているのか?
彦
根かるたの始まりの句
「いろは松 土佐の産湯を 浴びてくる」を題材とした彦根全体のお話
この小説は彦根市の情報まとめサイトHIKOTOMO(https:wwwwww.making-connection.com)内の娯楽要素として掲載している創作小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:52:57
99489文字
会話率:59%
私はいつもと変わらない日々を過ごしていたはずだった。
平凡に一人暮らし。それが私の幸せな生活だ。
なのに、ここ最近変なことが起きるようになった。
例えば、目の前にどこからともなく植木鉢が落ちてきり、一昨日なんて虫の死骸が玄関前に落ちていたり
等々。
今なんて帰ってきて、郵便ポストを見ようとしたら長く黒い髪の毛の束が詰め込まれている。
こういう時はきゃあと悲鳴を上げるとか誰がこんなことをっと怒鳴りそうになるとかになるはずなのに普通に片づけ大変だなとしか思えないのだ。
とはいえ、郵便ポストの中身を確認しないといけないわけであるが髪の束が邪魔過ぎて取れない。これを取り除かないといけないのだが触りたくない。
生理的にも手袋を用意すべきかとそれを放置して部屋から取って来ようとする私に声が掛けられる。
「そこのお姉さんっ。何かお困りのようですねぇ」
そこに立っていたのは女子高生二人組。
「それに触らない方がいいですよ?だってそれ、呪いですから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 16:00:00
3999文字
会話率:46%
エルフ族の少女アベルは、エルフの里で除け者にされて育った。ある日、アベルが家に帰ると、そこには見知らぬ二人組がいて……。この二人との出会いが、アベルのその後の人生を変える。もちろん、良い方向に!
お転婆で甘えん坊、時々泣き虫な少女の、
ほのぼの成長物語。
理想の男性像は? 父さんみたいな人!
※『転移先が大魔王城ってどういう事よ?』『白亜の騎士と癒しの乙女』のスピンオフ作品です。前作を読まなくても楽しんで頂ける構成にはなっていると思いますが、併せて読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
※毎週土曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 11:46:33
500913文字
会話率:63%
恋愛漫画で見た光景を実際にこの目で見たいがために、小学生の頃に幼馴染み二人組の親友となるべく行動した少年...真島 浩。
様々な行事で二人をサポートし、結ばれる所を見れるかと思いきや...二人は付き合うことは無かった。
原因を探りながら
ずるずると高校生へとなった真島 浩が幼馴染カップルを見るために挽回するための青春を馳せる物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-18 07:34:29
300519文字
会話率:53%
人類が火星に上陸してから29年。
荒廃した火星でライフラインを整備する二人組の物語。
バンダナコミックの漫画原作賞投稿用に書いた作品です。
最終更新:2024-06-13 19:54:27
8314文字
会話率:50%
大陸の西に位置する小国サリア王国。
その中にある森の中に存在する小さな屋敷。
そこで複雑な事情を抱えた若き少年騎士シラフ・ラーニルと幼い頃から彼と長い時間を共に過ごす小妖精リン。
そして、身寄りを失った二人を引き取った謎の多き義理
の姉であるシファと共に平穏な日常を過ごしていた。
そんな少年シラフは、十剣と呼ばれる大陸最強の騎士の一人に選ばれる程の存在である。
十剣に必要な資格、それは世界各地に散らばる神器と呼ばれる装飾品に選ばれる事が唯一の条件。
彼はサリア王国始まって以来の最年少で神器選ばれ、その中でもかつて王国最強と言われた英雄が身に着けていた炎刻の腕輪と呼ばれる炎の力を司る神器に選ばれていた。
しかし、幼い頃に受けたトラウマにより選ばれた炎の力を扱う事が出来ずに時は流れ付いたあだ名は無能の騎士。
そんな彼であったが、とある事情で世界一の学院国家であるラークへの編入が義理の姉と共に決まっていたのである。
シラフ達は、自分達と同じく学院国家へと編入する得体の知れない二人組ラウとシンと会遇する。
学院で待ち受ける再開と出会い、それ等を重ねてシラフは成長していく
しかし、その裏で世界は大きく動き始めていた。
これは、彼が真の騎士となるまでの物語………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 21:24:03
1329754文字
会話率:37%
山の中にある人口30人近くのイネイ村。
この村は周りに生息している魔物たちに悩み、高い金を払って退治を冒険者に依頼していた。そのせいで村の備蓄、資金はみるみる減り、存続の危機に瀕していた。
そんな時に同年代で生まれた男子二人組のララとレベッ
ト。彼らは類まれなる才能で村の根源的問題であった魔物退治を10にも満たない年齢でこなしてしまう。
二人は何年もの間、村を支え続けた。しかしそれを見ていた村人たちはこの才能がこのまま村の中で埋もれていていいのかと考える。そして村人の説得の故、ララとレベットは山から下りることを決意する。
小さな村で埋もれていた才能の原石である二人は、見たことも無い新しい世界で最強の道を歩き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:05:17
131019文字
会話率:46%
一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる
親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 15:38:55
10065文字
会話率:30%
コンビニの帰り道に知らない二人組の黒服の男に誘拐た俺。気がつくとゲームマスターを名乗る女がいて、命をかけた『ロシアン・ルーレット』をする羽目に。
と、いった感じです。
最終更新:2024-06-05 01:30:00
1564文字
会話率:18%
魔力が生まれつき備わっていない、片目が開かない、瞳の色が吸血鬼を連想させる深紅の瞳、髪が一定以上伸びない。
インゼイル王国の第四王女として産まれた『エデン』は、これらの理由で理不尽なまでの不当な扱いを受けてきた。
根も葉もない理由で悪
女と罵られた彼女は、いつか周りの人間を見返してやると己に近い、只管に勉学に励んだ。
培った知識は計り知れず、彼女の知恵は十六の歳になった頃には既に大人顔負けのものとなっていた。
己の力で環境を変える、その目標を実現するために、エデンは実力至上主義で有名なセレスアスティア学園に入学する。
そこでは実力こそが正義であり、実力さえあれば誰であろうと入学から卒業までできるという、この世界では特殊な部類に入る学園だった。
そしてその学園には、特殊な制度がある。
それは『プリンセス・ア・ナイト制度』というもの。それは学園の女子生徒がプリンセスとなり、男子生徒がナイトとなり、それぞれ二人組のタッグになるという制度だ。
プリンセス・ア・ナイトとなった二人は卒業までにクリアしなければならない課題が課せられる。
それは、他のプリンセス・ア・ナイトとなった二人と戦い一定以上の戦績を収めること。
できなければ卒業はできず、収めることができれば何であろうと卒業ができるという。
エデン――彼女は、己の存在価値を証明するためにこの学園に入学し、そしてプリンセス・ア・ナイトとなって卒業を果たす為に尽力する。
しかし、悪女と罵られてきた彼女は学園に入っても変わらず、周囲から蔑まれることになる。呪われた女、魔女、そして悪女。エデンは多くの人間から理不尽に侮辱され、その度に心に傷を刻む。
反骨精神で今まで自分を誤魔化してきた彼女は、やがて限界を迎える。
心に刻まれた傷は永遠に癒えることはなく、誤魔化してきた自分もやがては崩れてしまう。
立ち上がれない、立ち上がりたくない、もうこの世界から消えてなくなりたい。
ナイトとなった相手にすらも殺意を抱かれ、殺されそうになったとき――
彼女の為の騎士は現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 23:17:07
24399文字
会話率:28%
年末に行われる全国ネットの漫才コンクールで、香川県の高校生に通う素人の二人組み(鬼松と福家)が優勝した。
二人には小学一年生の時、全校生徒の前で予期せず辱められた経験があり、それ以来、赤面症と軽い対人恐怖症に陥った共通点があった。
小学三
年に上がる時のクラス替えで同じクラスになった二人は、似た境遇から親友になり、二人して木村サクラという女の子を好きになる。二人してサクラと同じ塾に通いだし、そこで数学講師の三島由紀夫に出会う。
三島は人と話すのが苦手そうな鬼松と福家を贔屓にし、三島を介して鬼松と福家はサクラと仲良くなっていく。
小学五年のクラス替えでも三人は同じクラスになったが、大きな変化としてまーくんという発達障害の生徒が転校してきていた。まーくんは何をするにも他の生徒たちには劣り、イジメの対象になった。まーくんの面倒を見るのはサクラの役目だったが、そんな優等生な振る舞いから妬まれ、サクラは陰口を叩かれ始める。
鬼松も福家もサクラは悪くないと分かっていながら、サクラを批判する言葉に反論できない。それを知った三島は嘆き怒って二人とは一線引くようになる。
ある日、まーくんが教室で排泄物を漏らすという事件が起こり、それを止めに入ったサクラもイジメの標的となった。
事件後サクラは腫れ物扱いされ、お漏らし事件はタブーとされるが、三島だけは意に介せずその話題に触れ、サクラの味方となった。
助けられなかったことを謝る鬼松と福家だったが、三島は許さず、「一日一回はサクラを笑わすこと」というミッションを二人に突きつける。それから鬼松と福家は笑いを研究し、日々サクラを笑わそうと努力する。対人恐怖症を克服し、人前でも研究した笑いの成果を発表するようになっていく。
鬼松と福家が漫才コンクールで優勝した年の大晦日。サクラと三島は、鬼松と福家が稽古に使っていた香川県総合運動公園の屋根がついた休憩所の下に居た。
正午を知らせるサイレンが鳴る。その音が細く聞こえなくなったところで三島が指を鳴らした。大きな柱の陰から鬼松と福家が現れる。人前で赤面することしか出来なかった二人が、六年十一ヶ月試行錯誤したネタが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 19:00:00
31964文字
会話率:20%
私たちは歌う。みんなとまた、会うために___。
ちびっこや大きなお友だちに人気の美少女アニメ『ハートフル少女 ラブリーピース!』
二人組の戦闘少女、ラブリーピースの活躍により、悪の帝王ブラックサイダーは改心し、世界は平和を取り戻し
た。いや、以前よりもずっと平和な、理想の世界となった。
しかしある日突然、世界は消え失せる。
世界が消えた後、ラブリーピースが目を覚ましたのは、視聴者が暮らす現実世界。そこでラブリーピースを見て育った小6少女と出会う。
動画配信で自分たちの存在を示せば、アニメの世界に住んでいた家族や知人と再会できるかも。
そんな思いから、ラブリーピースは自らが歌い奏で踊る動画を配信し始めた。
音楽って、楽しい!
最初は人探しのためだけに始めた配信だけど、だんだん音楽そのものが楽しくなってきた!
‘元’戦闘少女の新たなステージがいま、始まる!
※ダンス、演奏シーンは詩付きでお送りいたします!
※『カクヨム』にて後発掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 21:10:00
143822文字
会話率:56%
二人組ボーカルデュオ「メリ」の凪屋なぎはある日突然相棒の白鳥せつなから脱退を言い渡される。ソロとしてメリを続けるか、解散か。なぎは第3の選択を取る。
※pixiv、カクヨムでも公開しています
※第1部完結済
最終更新:2024-05-25 00:09:35
521039文字
会話率:49%