十一月二十六日。
この日、自称名探偵を名乗る男、保志巻 紳士 : ほしまき しんじはとある一軒家から姿を消した一匹の三毛猫を探してくれと依頼された矢先に、姪である保志巻 雫 : ほしまき しずくが通う高校で殺人現場を目撃する。
そして、その
犯人は雫が想いを寄せる学校の先輩でありその事実を受け止められない雫と半ば強制的に事件を追わされる紳士達二人が織り成す、罪と罰が絡み合う記憶の物語。
記憶なんて無ければよかった。
少年と少女が初めて知った運命は、どこまでも暗い光が夕闇を射していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-16 15:19:37
2039文字
会話率:25%