「……貴女は婚約者である僕と魔道具研究、どちらが好きなんですか?」
「え? もちろん、魔道具研究だが」
その一言で婚約破棄されたグレーゼ・エイヴリングは、天才魔道具師である。
これまでにn回ほど婚約破棄されたが、実際結婚に興味がないの
で危機感など抱くはずもなく。
しかしながらグレーゼの結婚を望む父親に、魔道具研究に必要な魔石発掘の権利をちらつかされ、渋々婚約者探しを始めるが、貴族学院の知人であるオレクがその邪魔をしてくる。
果たしてグレーゼは、結婚して平穏無事な魔道具研究を再開できるのだろうか──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 12:20:00
16440文字
会話率:41%
「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」
侯爵令嬢セリーヌは、平民の母と侯爵の不義の子としてこの世に生を受けた。艶やかな金色の髪と、輝くラベンダー色の瞳。詩の一節に出て来る乙女のように楚々とした雰囲気を持ち、女神のように美しい
その容姿はさることながら――十年前、母を病で失って以降、肩身の狭い、寂しい人生を送っていた。
孤独に耐えかねたセリーヌは、ある日、空き家となっている筈の母との思い出の家に手紙を送った。
自分と分からぬよう信書管理所のレンタルポストを経由して。内容も、万が一にも第三者に見られたら困ると思い、短い問いを一文だけ。それは、小さい頃、母と交わした謎かけ。セリーヌの、大好きなものを当てる『なぞなぞ』。もちろん、ずっと返事はなかった。けれど、セリーヌが十四歳になる頃――返事が届いた。
返事は、見事に全て正解だった。
それ以降、セリーヌは隙を見つけては手紙を送り、返事を待った。そんなやりとりに救われながら、セリーヌもついに十七歳。侯爵より、婚約の話を持ち掛けられる。悪戯に送る書信も止めるように厳命され、大切に取って置いた返信さえも燃やされてしまう。
嫁ぎ先は、長年セリーヌの住まう王国の敵国だった獣人の国の若き長ロガン。いずれは侯爵家の駒として嫁がされるとはわかっていたものの、セリーヌは度々噂で聞いていた獣人の恐ろしさに身を震わせる。
しかし、実際に会ったロガンは、無口ながらもセリーヌを尊重してくれる。ロガンの優しさや、不器用な愛情に救われていくセリーヌ。このまま穏やかな日々が続いていくのかと思っていたある日――今度は、セリーヌの元に手紙が届いた。
「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」
謎かけから始まる、恋の物語。
※未熟な作家故、改稿などもしながら進めていくと思います。どうか、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 00:02:03
82455文字
会話率:28%
本物の"花の精"では!? と謳われるほどの美貌を持つ侯爵令嬢のロゼ。そんな彼女が10年間ずっと思い続けたのは、17歳年上の国の英雄レオノール公爵。父、侯爵に1年という期限を言い渡されるも、何とか再会し思いを告げたロゼ。
ただ、返ってきたのは“そういう対象に見れない(恋愛対象外)”という言葉。それでも諦めきれず、努力を続けるロゼに忍び寄る“フェアリー・コンプレックス(恋の妙薬)”という謎の薬。ロゼの片思いは叶うのか? ロゼを悩ませる、本当の敵は誰なのか? 恋をして強くなっていく、異世界年の差恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 19:00:00
321208文字
会話率:42%
「ここって乙女ゲームの世界?でもハマってたのは妹で私じゃないし……」
侯爵令嬢に転生したマリーウェルザは、ここが乙女ゲームの世界であることに気づく。ところが、覚えているのはイケメンの王子様が出てきていたことだけ。
自分が悪役令嬢とも知らず
、好きに生きることに決める。
「今世こそ恋愛したい!」
家族や友人にも恵まれたマリーは、全寮制の学園生活を満喫しようとしていた。
入学式の日、黒髪美青年・サレオスと出会ったマリーは恋に落ちる。
続々と現れる攻略対象キャラには目もくれず、
恋する人生を楽しみたい一心で気づけば不穏なフラグを折りまくる────。
※5年前に投稿していた、再掲載です
※書籍化→契約満了につき、こちらにも転載いたします。書籍の内容とはやや異なる箇所がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:00:00
829800文字
会話率:39%
煌びやかで美しいものを追い求める侯爵令嬢リディアの物語。
最終更新:2025-02-23 11:10:43
2791文字
会話率:23%
両親が多額の借金を抱え、その返済のために、住み込みで侯爵令嬢アリシアの屋敷で使用人として働くことになったルティス。
しかし、上司は歳下の少女であるにも関わらず、世間から『氷結の魔女』と恐れられる、冷淡で厳しいメイド長のリアナだった。
女神
のように優しく美しいアリシアに憧れつつも、リアナからは使用人としての仕事以外にも、魔法士としての厳しい指導を半ば強引に受けさせられる日々を送る。
その甲斐あって、落ちこぼれだったルティスはメキメキと力を付けていくことになる。
立場ゆえに自由が奪われたアリシアと、彼女を慕いその想いを汲むリアナ。
しかし、リアナも自身に課せられた役目と、自らの想いとの葛藤に揺れることになる……。
そして、アカデミーで開かれる、その年の最も成績優秀者を決める大会の優勝者には、アリシアの婚約者候補のひとりとしての権利が与えられることになり……。
【カクヨムにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 12:20:29
470742文字
会話率:42%
両親を早くに亡くしたエリスは、付き合いのあったビスク侯爵家に、弟と共に引き取られた。
そこで、王太子妃候補と言われているビスク侯爵令嬢のヴァネッサの侍女として、ゆくゆくは王城で勤める事を夢見ていた。
そんなある日『王妃のお茶会』での事故によ
り、エリスはブリティシュブルーの猫になってしまった。
その時、おかしな記憶が頭に流れ込み、王太子の婚約者となったヴァネッサを幽閉し、高笑いをしている自身の姿を見てしまった。
また、第二王子や公爵子息を『攻略対象』と認識する。
ヴァネッサや侯爵家に恩のあるエリスは、その悪夢を実現させないようにと行動するのだが………、気づいてしまった。
「私、王太子になんの感情も持ってない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 11:04:19
115829文字
会話率:21%
侯爵令嬢のエリザ・シュトーレンは3歳になる1週間前に高熱で生死を彷徨う。─死になくない─そう思った時、小さな光がふわりと舞い降りた。すがる思いで光に触れた瞬間、私は『私』になった。せっかく魔法の世界に転生出来たのだから楽しまないとね!そんな
『私』は好き勝手しているうちにチート級となり、世界に多大な影響を及ぼしながらも心から愛する人を見つけ、幸せを掴むために異世界を無双する。圧倒的な力と医療知識を駆使した治癒魔法、そしてその見た目から、後に『月の聖女』と呼ばれ、世界中から愛される転生令嬢の短いながらも全力で駆け抜けるセカンドライフストーリーです。
なお、恋愛に至るまでにかなりの時間を費やしますのでご了承ください。
※不定期更新です。誤字脱字があれば修正しますので報告をお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:00:00
572879文字
会話率:41%
星の乙女として人柱になって死んだ男爵令嬢のマリアは、創造神との契約で、侯爵令嬢のシンシーとして生まれ変わって穏やかな生活を送っていた。
しかし、「貴女の推しが、死亡ルートに入りました。」という言葉と共にもう一度姿を表した創造神から、前世の
初恋の人であり最愛の推しである、ソルが極悪非道の大悪人に成長し、このままでは魔王配下として勇者に殺されると聞かされて?!
推しの幸せは絶対に私が守る!
転生チート令嬢の、悪役救済ラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 22:03:44
34966文字
会話率:23%
ある日、ハルフィ―リア王国にて、アルバート侯爵家に令嬢が誕生した。
だが彼女は、前世が男であったという記憶だけ持って産まれた。
どこかの家に嫁ぐ必要があるということについては「そういうものか」と割り切っているが、忌避感は少しあるので、出来れ
ば誠実で優しい殿方がいい!
生前の持ち前の要領の良さと適応力と携え、令嬢は、周りに愛されながら今世を精一杯生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 18:00:00
71437文字
会話率:36%
侯爵令嬢のリリアンナは、貴族の令息・令嬢が通うことを義務付けられている学園に入学した直後から、同じ学年でクラスの違うアンナから、何故か執拗に絡まれている。
まるでリリアンナがアンナに対して悪質な嫌がらせをしているかのような言動を取られ続けて
いるのだ。
当然そのようなことは何一つしたことがないリリアンナは不気味に思いつつも、自身が特に手を打つことはなく学園生活を送っていた。
そして、卒業まで残り一ヶ月となった頃には、リリアンナと学園で懇意にしたことがある男子生徒達は、その殆どが、リリアンナではなくアンナと親し気に言葉を交わすようになっていたのであった--。
◇カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:00:00
299682文字
会話率:29%
侯爵令嬢のシャンタルは、王様から魔王ヴァランタンに嫁ぐよう命じられた。
シャンタルは、ジョブとスキルの鑑定により『靴の勇者』であると認定されていた。
王様たちは、この国には、国を包み込める結界の出せる『愛』のスキルを持つ伯爵令嬢クリステ
ィーヌさえいたら良いという考えだった。
シャンタルは『靴』のようなハズレスキルでは国を守れないからと、追放同然で魔王城のある辺境へと送り出されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 12:06:34
100763文字
会話率:33%
超普通の容姿の侯爵令嬢ユリーナが、絶世の美少年の公爵子息ヴィンセントに出会ってゆっくり恋愛する話。
ただ、この侯爵令嬢ユリーナは見た目普通だが中身は普通ではなかった。
その事を徐々に知ってゆくヴィンセントの胃がやられるか、精神が太くなるかは
まだ解らないのでまったり見守ってくれると、嬉しいです。
本当に設定何も考えずに書いてるのであらすじが無いのが辛い。
多分、戦闘とかも入るかもしれないのでR15にしてます。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 20:19:05
12044文字
会話率:34%
婚約者である第一王子・レオナルドと平穏な日々を送る侯爵令嬢イリス。しかし、ある日突然、前世の記憶が蘇り、この世界が乙女ゲームの舞台だと気づく。自分が婚約破棄され、悲劇的な結末を迎える悪役令嬢であることを知り、イリスは王子に婚約解消を申し出る
。しかし、王子は予想外の反応を見せ、契約を結ぶことを提案してきて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 19:18:18
7852文字
会話率:29%
勇者と竜人の血を引く親切な侯爵令嬢エカテリーナ。王太子の横暴を受ける中、貴族令嬢たちから「王太子をどうにかして!」と頼まれる。そんな中、王太子の側をうろつく男爵令嬢が「私が王妃になる!」と宣言。エカテリーナは「どうぞ!」と『王太子妃の知識注
入!』するが、予想外の展開に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:00:33
3673文字
会話率:40%
侯爵令嬢ナタリーは、第一王子マティウスの自信のなさそうな上目遣いを見て、自分が乙女ゲームの世界に転生していることに気づく。自分は18歳で処刑される悪役令嬢だった。ナタリーはどうせ死ぬのだからと、毎日遊び歩くことにする。手始めに乙女ゲームの世
界らしく、異世界なのにイケメンとの好感度が上がるデートスポットとして、「神の世界の作品」とされる前世の文化「バレエ」「クラシックコンサート」等があるからそれらを楽しむ事にする。イケメンはフル無視する事にした。しかし、遊び歩いているというナタリーの認識に反して、周りはナタリーが「神の世界の作品」「神の世界の文化」に対して「文化視察活動」という崇高な活動をしていると誤解していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 11:26:36
62858文字
会話率:19%
シャルロッテは、精霊姫と呼ばれるほど可憐な容姿で、今年、社交界にデビューするだろうと話題の侯爵令嬢。父の期待をよそに、シャルロッテ本人はなんとかして社交界を避けて生きたいと考えていた。
『大地の精霊』の加護を持つシャルロッテは、ごくまれに
いずれ目にする未来を予見する。幼い頃に予見した出来事にショックを受け、予見の力を誰にも秘密にしてきたが、貴族社会でなにかを予見してしまうことを恐れている。
しかし、ひょんなことからその秘密が王太子フェルディナントに知られ、シャルロッテの力は『予見の魔法』だと教えられる。この件は預かると言われるが、フェルディナントの考えがわからず、シャルロッテは不安を覚える。
『予見の魔法』にはシャルロッテが思いもしなかった、秘密が存在しており、それにかかわる様々な思惑に巻き込まれる。
※アンティリア王国の話ですが、単独で読めるように書いています。時系列は『虹色の霧の国』の六年前、『金色の湖風の行き先に』から四十数年後になります。
※過去の話に義理の母に虐げられる姫が出てきますが、主人公はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 02:00:00
117292文字
会話率:46%
婚約者である第一王子ハルラスの決定的な浮気現場を目撃してしまった侯爵令嬢ルーシェル。ハルラスに放置されても一途な恋心を捨てきれないルーシェルは、たまたま居合わせた魔法薬学教師ディーン・ラウリエに忘却薬の調合を持ちかける。「ほしいんだろ? な
ら自分で作ってみればいい」ダサくて冴えない教師ディーンの言葉に導かれ、ルーシェルは次第にその類まれなる才能を開花させていく。これは、後に『奇跡の魔女』と称賛を浴びるルーシェルと人知れず闇を抱えて孤独に生きるディーンが、唯一の最愛に出会う物語。そして二人が生み出す、個性豊かな魔法薬にまつわる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 11:45:12
207754文字
会話率:57%
「妻帯せよ!」
玉座に座る若き国王が、氷雷の騎士団長と呼ばれるジェラール・シャルトリューズ公爵に、命じる。
「ただひとりの、そなたにふさわしい令嬢を探し出せ。
愛のもとに婚姻を結び、子をなすのだ。公爵家を栄えさせよ」
ジェラールは王命に従
い、適切な令嬢を見つけるための試練に挑むことになる。
だが、この決意が予想以上に楽しいものとなるとは、当初思いもしなかった。
……ハッピーエンドに繋がる、お話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 21:32:01
107147文字
会話率:26%
ユークレース王国の王太子である二コラとリディは幼なじみ。
二コラの花嫁になるために花嫁候補の一人として王宮に上がった侯爵令嬢リディ。
ところが、王宮に忍び込んでいたオニキス王国の王太子ジェイドとの出会いによって運命の歯車が狂い出してしまう。
あるとき、何者かに刺されたリディは死を覚悟したのち、時間が巻き戻されていることに気付く。
それからも何度もループする中でジェイドとの仲を深めていく一方、やがて執着を見せはじめる二コラ。
さらに謎の魔法使いの登場で、この【世界】と彼らの隠された想い、その真相を知ることになる。リディが選ぶべき恋の相手、そして未来は…。
(※コンテストの規約に則り、複数の公募に参加予定のため、状況によっては作品を途中で下げる可能性があります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 11:47:22
109055文字
会話率:43%
あだ花、実を結ばない花!
東の王国を騒がした人外ピンクブロンドがいた。
討伐に至らずかろうじて封印が出来た。
それから、30年後、西の国
侯爵令嬢エリザベートは父、侯爵の後妻、平民出身の義母、義妹と仲良く暮らしていた。
婚約者との関係
も良好だ。
ある日、学園内で、お腹をすかせて倒れていた令嬢を助けた。
彼女の髪は金髪だ。
食事を振る舞い家に帰ったら、彼女はいた。
今日から住むという。
それから事態が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 17:35:56
5773文字
会話率:50%
侯爵令嬢フレデリカは、熱病にうなされ、異世界に飛ばされる。その世界の住人に転生してしまう。
そこは、魔法のない世界だった。
その世界で学園に通うことになるが、フレデリカの家は軍事貴族であった。
一方、元の世界のフレデリカには、入れ替わりで
憑依していた者がいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 20:38:44
6553文字
会話率:62%
侯爵令嬢フレデリカに対する周りの反応が悪くなってきた。それは王太子も例外ではない。
これは、断罪からの逆ざまぁ?
とほくそ笑むが・・・・
※残酷な描写ありは、罵倒するシーン等があります。
最終更新:2023-08-14 20:14:15
5568文字
会話率:56%
王太子に婚約破棄され、国外追放された侯爵令嬢リリアナ。
飼い猫レオを抱き、鞄に入るだけの荷物を詰めて国を去る。
しかし彼女は嘆くどころか自由を満喫していた。
持ち前の才覚で新天地での生活を成功させ、憧れの劇団俳優を追いかける「推し活」に
全力投球!
「わたくしの推し活を邪魔するなんて、許されると思いまして?」
他サイトにも掲載しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 13:43:53
8313文字
会話率:42%
処刑台にて、聖剣が胸を貫く。侯爵令嬢、フェリシア・ド・オルゼリアンは18歳という若さでその短い生涯を終えた。元婚約者であり執行人の聖騎士、クラウス・ベルシュタインの手によって。度重なる大罪で死刑となった私。「どうして俺を選んでくれなかったん
だ」死に際に聞こえた愛する人の声。は?私を選ばなかったのは貴方でしょ!?貴方こそ聖女様の味方して私を裏切り、何の罪も動機もない私を悪女だと陥れたじゃない!なのに、どうしてそんな顔してるのよ…。死を受けいれ目を閉じて──あれ?目が開いちゃった。私死んだんじゃないの?どうして体が縮んで…ええ!?時間も巻き戻ってる!?死に戻った元悪役(を演じた)令嬢は、前回の記憶を元に人知れず第二の人生を歩んでいく。もちろん、今世でも貴方の幸せな未来を私なんかで縛ったりしないわ。──そうして第2人生序盤から前回と違う選択を選び過ごしているのだが……、おやおや?婚約者の様子がおかしいぞ…??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 19:00:00
9388文字
会話率:17%