勇者と竜人の血を引く親切な侯爵令嬢エカテリーナ。王太子の横暴を受ける中、貴族令嬢たちから「王太子をどうにかして!」と頼まれる。そんな中、王太子の側をうろつく男爵令嬢が「私が王妃になる!」と宣言。エカテリーナは「どうぞ!」と『王太子妃の知識注
入!』するが、予想外の展開に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:00:33
3673文字
会話率:40%
ミジンコにも満たない、取るに足らない存在、何も無い話
キーワード:
最終更新:2024-06-23 11:28:19
422文字
会話率:27%
惑星外から訪れる敵性生物"ワーム"。それは十年前の初襲来から現在に至るまで幾度となく飛来し、人々の平和を脅かしていた存在である。かつては甚大な被害をもたらす恐ろしい存在であったのだが、とある技術の誕生によって彼らは取るに
足らない存在に成り下がってしまっていた。
人々を護る戦闘アンドロイド"ワルキューレ"。それは六年前の襲来の際に姿を現してから現在に至るまでずっと平和の為に戦っている少女達である。死者どころか怪我人すらも出さないその働きは人々に希望を与え、そして大きくなり過ぎた希望は平和ボケへと姿を変えた。
そんな世間にモヤモヤを抱きながら日々を生きる少年ティズは、ワルキューレの生みの親である従姉のリズウェルに新たなワルキューレの制作を指示された。
様々な危機感や疑問が渦巻く中でとある目的を掲げながら試行錯誤を重ねたティズは、ついに新たな命を造り上げる事に成功したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 23:03:10
313651文字
会話率:54%
短編小説「荒波」
この荒波がお前は見えないのか?
ああ聞こえないね。この揺れが楽しいから。
こんなにも雷がなり、舟は沈んでいく。お前はそれに目をそらすのか?
目をそらすわけでない。しっかり見ている。ぷかぷかと駆け抜ける舟ともがき苦しみ
沈んでいく舟。
その差が、沈んでいく舟の違いさ。
人を脅しふるいにかけている番人こそ「牛」の正体さ。
心得ている者にとっては、取るに足らない。神でもなければなんでもない。
まるで迷子になった仔牛のようなものさ。
鼻はならせど、角はない。
取るに足らない存在さ。
牛の仕事もなかなか酷なものだね。
人様には、敬遠されがちだ。
とくに、死を恐怖としてる者たちとっては「牛」から逃れようとするあまりに存在に執着する。
恐怖の存在として記され、隠された存在それが「牛」。
恐怖に執着するのが「ヘビ」。ヘビに寄って、人間たちのなかでは牛は何処かへ行ってしまったようだね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 10:28:58
1100文字
会話率:0%
「今、親ガチャ失敗した人向けに、<大逆転だ! ざまあ!>キャンペーンってのをやってまして…あ、申し遅れましたが、ワタクシ神です」
親ガチャに失敗したあたしは、ニワトリみたいに首を締められて殺された。
死後の世界で、あたしを待っていたの
は、セールストークが異常に下手な神だった。
キャンペーンをゴリ押しされ、しかたなく異世界転生したら、そこは1850年代のイギリス・ヴィクトリア朝を思わせるパラレルワールド。
アルストロメリア・バドリアスという伯爵令嬢になったあたしは、初日から「舞踏会で公爵子息の花嫁候補に躍り出ろ」と、どれくらい無茶なのかもよくわからない無茶ぶりをされ、思うように愛してくれなかった母や、サンドバッグ代わりにDVを振るってきた母の彼氏、そして初恋の人など、前世で因縁のある人と再び出会っていく。
中には、どう考えても、前世で取るに足らない存在だった白ブタも含まれており……?
前世では言えなかった言葉、知らなかった思い。
それらが交錯して、明るみになる真実の数々――。
最弱だった主人公は「革命」を起こし、全てを引っくり返していく。
人生リスタート、からの大逆転ストーリー!!
※冒頭シリアスですが、基本コミカル展開です。
※R15は主に冒頭のことです。
※意外にもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 17:34:52
21706文字
会話率:16%
その日、一人の英雄が討ち取られた。そしてその英雄を討ち取った復讐の王女は、英雄に滅ぼされた祖国を復興させた。
クリームヒルト皇女は大国ロマリオン帝国の皇女として権勢を誇り、英雄シグルドとも婚約し、人生の絶頂にあった。
しかし取るに足らな
い存在であったはずの亡国の王女カサンドラによって婚約者を殺され、自らも新生エレシエル王国の虜囚となってしまった。
かつてカサンドラを剣闘士の身分に貶め虐待してきたクリームヒルトは、今度は自らがカサンドラの意趣返しによって最底辺の剣闘士として戦わされる羽目になる。
世を恨み、カサンドラを憎悪するクリームヒルトは、必ずこの地獄から脱出してカサンドラに恨みを晴らさんと誓うが、その道程は遠く険しく――
他者を見下し省みない傲岸不遜な皇女が、剣闘士として戦う中で少しずつ人間としても成長していく痛快アクション活劇!
※この物語は前作『剣闘王女伝 ~全てを失った王女はどん底から這い上がり英雄に復讐を誓う』の続編となっています。
この作品単体でもお読み頂けますが、前作からお読み頂けるとよりストーリやキャラの相関関係が理解しやすくなります。
※基本は週一回更新(月・金のいずれか)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 16:12:29
228963文字
会話率:34%