ミリアリーノルの町を治めるオルシャンツァ家の女性当主ベルティーナ。
彼女は日々の執務に忙しく、妹のリュシールに中々構ってやれなかった。
そのせいで、リュシールは自分に対する姉の愛情を実感できず、いつか要らない子と蔑まれてしまうのではと
不安になっていた。
そんなある日、犬猿の仲である隣町のドルチュード公爵の告発により、
ベルティーナとリュシールは国税横領の罪を着せられ、国から追われる身となってしまう。
側近のリアと共に逃亡生活を強いられたベルティーナとリュシール、すれ違う姉妹愛の行方はいかに……。
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※本作はピクシブ文芸やその他サイトでも投稿しております。
ピクシブにて、2020年1月10日より投稿、2020年5月29日に最終話を投稿済みの作品
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●作者の活動について
○作品販売一覧(販売サイト:Amazon 媒体:電子書籍)
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twitter/KDPnovelist折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 18:00:00
105413文字
会話率:48%
毒の研究を趣味としている伯爵令嬢ミラベルは、ファシール王国第一王子エルトランから婚約破棄されてしまう。
なんと、エルトランの顔を一度も見ないままの婚約破棄であった。
この件でミラベルは実家を追放され、王都の外れで一人暮らしをするはめになる。
そんなある日、ミラベルの元に仮面をつけた男が訪れる。
男の用件は「一ヶ月後のフェスタで、第一王子エルトランを毒殺して欲しい」という依頼であり、ミラベルはこれを引き受けてしまう。
この直後、今度は気弱そうな青年“エルト”がやってくる。
エルトの用件は「死ぬための毒薬を売って欲しい」であった。
エルトにうっかり毒殺の件をバラしてしまい、しかも彼を死なせたくないと思ったミラベルはこう提案する。
「あなた、王子毒殺を手伝わない?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 21:25:30
22718文字
会話率:58%
D級冒険者チームのリーダーであるリチャードは、兵士の採用試験を受けていた。
その理由は、部下が誰一人としてパーティーにはおらず、新しくスカウトしようにもすぐに同じギルドの先輩たちに引き抜かれてしまうからである。
このままでは未来はない
中での一発逆転をかけた転職だったが、面接を担当した騎士からはバカにしたような態度で応対されてしまった。
「はっきり言って、君程度の使い手が入り込む余地はないんだよね」
不合格を受けた後に日課となっている修練を行うも、あまり身が入らなかった。
持っている主人公補正というスキルも決して珍しいモノではなく、これと言った才能もない。自分は剣の腕も冒険者としてもこれ以上は成長しないような気がする。
冒険者を引退して、地方の寒村にでも行って慎ましやかに暮そうと思ったとき、森の中に妙な光が見えた。それは青緑色に光るユニコーンの角だったのである。
ユニコーンはリチャードの前に立つと、自らをシャムシールと名乗った後で言った。
「単刀直入に言うよ。小生を仲間に入れて欲しい」
この出会いによって、うだつの上がらなかった主人公の運命は大きく変わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 12:13:44
74436文字
会話率:48%
その社会はシールで全て代用できるようになった。食事も、音楽のような娯楽も。そして感情も。
最終更新:2022-10-05 22:30:42
1694文字
会話率:18%
急激な海面上昇と共に現れた巨大な深海魚、世界中のどの図鑑で調べても乗っていないその怪獣とも呼ぶべき存在には地上の兵器では殆ど傷をつけるすら出来ず、人類は成す術も無く大きくその数を減らし海という大きなインフラを失う事になる。
このまま滅ぶ
のをただただ待つだけかと絶望の闇を心に落とした人類だったが、新たな海の支配者はある時突然深海へと沈んでいきその後数十年に渡って姿を現す事は無かった、その間に人類は再び巨大な深海魚による侵攻を事前に阻止する為に深海研究に力を注ぎ世界中の深海に観測所を設置した。
しかし既に数年間深海魚が現れなかった事で人類の心にはもうあんな怪獣は現れないのではないかという根拠の無い余裕が生まれ、命の危険のある観測所へ観測員として着任する事を希望する者は減っていき……このままでは次に深海魚が現れた際に人類は滅んでしまうと危惧した日本が新たに法律として制定したのは『ある条件』を満たしている人物を全国民の中から無作為に選び、一年という任期を定めて観測員とする事だった。
不幸にも白羽の矢が立った日々の中で小さな変化を見つける事を楽しみとしていた男は今日もコンビニで新商品と書かれたシールの貼られた変わり映えのしない商品を手に、いつも通りの日常を歩んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 20:02:58
250225文字
会話率:64%
豊満で倹約家のキャサリンはスーパーで商品に値引きシールを貼る仕事をしていると、
毎日スーパーで頑張っているのだから少しぐらい
店の物を盗んでもいいだろと魔が刺して値引きシールをそのまま家に持って帰るがそれはただの値引きシールではなかった。
最終更新:2022-09-11 09:27:03
2143文字
会話率:27%
槍を用い、自らの意思を遵守する者、ランス・オーレリア。相対するは、盾を用い、自らの意思を貫く者、シール・ドミニファ。二人の少女が出会う時、物語は動き出す。
最終更新:2022-08-28 08:26:31
4609文字
会話率:31%
皆さんこんにちは。
僕は何の変哲もない、黒の折りたたみ傘です。
持ち手に、カエルのシールが付いているので、僕の持ち主は僕の事を『カエルちゃん』と呼んでくれます。
僕の持ち主は、中高一貫に通う、高校2年生の女の子です。
このお話は、僕の持ち主
のゆったりとした日常です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 23:59:11
1060853文字
会話率:28%
なんでもゴミ収集サービス。
いつでもどこでもなんでも、ゴミ収集シールを貼っておけば、
一切の例外なくゴミとして収集してくれる。
ゴミ出しに悩む男が、なんでもゴミ収集サービスを使うことに。
時間や場所などゴミ出しの制限がなくなり、その男は自
由を謳歌する。
もっと便利に、もっと手軽に。
なんでもゴミ収集サービスが、やがてその男に襲いかかる。
一切の例外なし。その言葉に潜む真意が明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 02:26:27
5483文字
会話率:14%
人類の悲願、魔王討伐をなしとげた勇者ノアーシュ。
王国に帰還した彼には、国家を担う栄光と、そして公爵令嬢である聖女ファルシールとの婚姻が約束されていた。
だが、その日。
謁見の間へとやってきた彼の隣にはすでに、可憐な神官少女が寄り添うよう
に立っていたのだった……。
いま、世界最悪の修羅場の火蓋が切って落とされる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 17:35:06
16235文字
会話率:37%
夏休みと言えば、朝のラジオ体操。
毎日早起きしてはカードにシールやハンコが貰えるのが嬉しくて頑張って通ったものですが、通っていたはずのその体操を覚えてないとしたら?
しかもラジオ体操の曲が何かおかしい気がする…なんて想像を膨らませてみました
。
書いていたら思っていたラストと違う方向に…。笑
フィクションですので楽しんでいただけたら幸いです。
……これホラーでいいのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 00:10:58
2528文字
会話率:36%
はぁ?この家具、お前の武器より強いぞ?(笑
武器職人一家に生まれたカグヤが、スキル授与の儀式でもらったのはなんと【家具職人】だった。
武器制作には何の役にも立たないと、家とギルドを追い出されるカグヤ。
しかもカグヤの父は、ぶっきらぼ
うな武器職人のブキラを養子に迎え、ギルドを継がせてしまった。
追放されたカグヤは、悔しい気持ちを抑え、家具職人ギルドへと転職する。
なんとカグヤは家具職人としては天才的能力を発揮する!
カグヤの作ったタンスには、なんと9999もの攻撃力が設定されていたのだ。
「なんでただのタンスに攻撃力が……!?」
その後も様々なユニーク家具を作って活躍するカグヤ。
机シールド、超回復ベッド、自動走行椅子etc.
一方でカグヤを追い出したブキラと父は、破滅の道を突き進むことになるのだった……。
カグヤがいなくなったことで、武器の扱いがずさんになり、ブキラはどんどん落ちぶれていく……。
これはそんな対照的な二人の、成り上がりと破滅を描いた物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 12:40:05
43728文字
会話率:42%
双子座流星群を一人眺める少女、ココア。
帰宅の途中、ココアは双子座流星群と共に地球にやってきたという銀河妖精ポルックスと出会う。
ポルックスは『罪星』と呼ばれる宇宙犯罪者を『輝きの園』と呼ばれる宇宙警察への連行中に逃げられてしまった事、地球
では銀河法により能力使用を制限されるという事をココアに伝え、宇宙魔法省が開発した汎用型魔法杖をココアに渡し、魔法少女として『罪星』の捕獲を依頼する。
地球の大気内で太陽光を浴びると大爆発を起こすという『罪星』を魔法によって発見したココアは、類まれな魔力量を駆使し、時間と空間を操る魔法をポルックスに無断で使う事で戦闘技術を飛躍的に向上させ、『罪星』を圧倒する。
戦闘不能にした『罪星』をシールクリスタルという鉱石に封印する際にココアは疑問に思った事をポルックスに尋ねた。
輝きの園でしかシールクリスタルの封印を解く事が出来ないはずなのに、なぜこの『罪星』はポルックスから逃げられたのか?
ポルックスはシールクリスタルを転売する為に『罪星』をシールクリスタルに封印せずに拘束するに留めていた事が判明する。
ポルックスの弱みを握ったココアはポルックスに宇宙が見たいと迫り、さらにポルックスが地球に来る際に乗っていた星船が取引相手の真の狙いなのではないかと切り出す。
ココアの言葉に星船の制御端末を確認すると、星船の制御が奪われておりココアの推理が当たっていた事を察するポルックス。
星船からの主砲がポルックス達に放たれようとしている事を知り、ポルックスはその命を懸けて、ココアを守ろうとする。
が、ポルックスはその魔力の大半をココアに吸収されてしまう。
吸収した膨大な魔力を用い、ココアは大規模魔法を使用して星船から放たれた高エネルギー弾ごと星船を宇宙の塵にした。
星船の消失を知り、愕然とするポルックスにココアはテヘペロと謝る。
ポルックスは叫んだ。
こんな子を魔法少女に選ぶんじゃなかった、と。
この作品は以前ピクシブに投稿した物のリメイクとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 00:29:55
20583文字
会話率:48%
聖女リルア・サウシールは聖地を領地として代々守っている公爵家の嫡男ミゲルと婚約していた。
リルアは教会で神具を用いて祈りを捧げ結界を張っていたのだが、ある日神具がミゲルによって破壊されてしまう。
ミゲルに策謀に嵌り神具を破壊した罪をなすりつ
けられたリルアは婚約破棄され、隣国の山中に追放処分を受けた。
ミゲルはずっとリルアの妹であるマリアを愛しており、思惑通りマリアが新たな聖女となったが……、結界は破壊されたままで獰猛になった魔物たちは遠慮なく聖地を荒らすようになってしまった。
一方、祈ることが出来なくなった聖女リルアは結界の維持に使っていた魔力の負担が無くなり、規格外の魔力を有するようになる。
「リルア殿には神子クラスの魔力がある。ぜひ、我が国の宮廷魔道士として腕を振るってくれないか」
偶然、彼女の力を目の当たりにした隣国の王太子サイラスはリルアを自らの国の王宮に招き、彼女は新たな人生を歩むことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
19142文字
会話率:41%
伯爵夫人のフランシールは、気が付いたら実体のない体で空中に浮いていた。さっきまで、段々と呼吸が浅くなって自分の体温が下がるのを感じながら、泣きじゃくる娘の顔を見ていたのに……。娘の顔がぼんやりとしだして、ああもう見えない……そう思ったら魂だ
けの存在になっていた。神様の使いだと言う男性に連れられて、天界へ足を踏み入れる。そこで見たのは、夫の愛人から虐げられたフランシールの娘の姿だった。フランシールは、今まで味わったことがない憤りを覚える。このまま、生まれ変わることなんてできない。もう一度、現世に戻して欲しいと神様に訴えた。神様は、生まれ変わることと引き換えに、三カ月間だけ誰かに憑依することで時間をくれる。彼女は、決意する。自分の大切な唯一の宝である娘を、幸せへと導くのだと。娘を幸せにするための計画が、今始まる――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 11:38:23
42948文字
会話率:24%
交通事故で死んでしまった、16歳の大道堅一。人脈もないままいきなり異世界転生した彼に、唯一与えられた魔法。それは、シールドと呼ばれる防御魔法だった。
「よっしゃ、これで冒険者として生き抜いてやらぁ」
しかし、実際に使ってみればわかる。ゴブ
リンの矢を貫通させたり、ワイバーンの火球を受け止めきれなかったり、爆風に吹き飛ばされたり…………などなど、防御魔法と謳っておきながら、実際は防御できないほどの超最弱であった。でも、ケンイチは諦めない。運動部で培った鋼の精神を持って、ときには挫けながらも、ときには勢いに任せながらも、シールドの可能性を信じて、試行錯誤しながら冒険者として生きる――そんな物語。 ※流血、死体の表現あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 21:39:44
171754文字
会話率:38%
スラフ王国騎士、ユーグ・コンラディンは舞踏会に出席していた。
――恋愛任務。伯爵令嬢フラヴィ・ド・ヴァルシールを惚れさせる。それが舞踏会でユーグのすべきことだった。
しかしなぜ剣を振る武人であるユーグがそのような任務を命じられたのか。
なぜ
ならば。
「何せスラフ貴族達のいう「ダンス」というのは、ペアの男女が剣を使って行う「剣舞(ダンス)」なのだからね――」
鋼の音鳴り響く舞踏会。任務の行方、恋の行方、全ては剣舞に委ねられる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 23:29:20
104709文字
会話率:43%
町の人に「魔女」と呼ばれるニーナ・エトシールは、人より少し鼻が利く。よく利く鼻で、その人の求めるものの在り処も嗅ぎつける「探し物見つけます」が彼女の仕事。
偶々森で会った騎士エルートに、うっかり探し物の在り処を告げてしまったのが全ての始
まり。この騎士、ニーナを全然放してくれないようです。
「魔女なんて烏滸がましい」と謙遜するニーナが、半分流されながら、自ら歩む道を決めて進んでいくお話。
※「ノベルアップ+」、「アルファポリス」様にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 14:06:05
247488文字
会話率:43%
五年前。異世界に召喚された中学生ミサキは右も左も分からないままウランバルブ王国で防御壁(シールド)をはり、魔獣討伐を行った。
聖女としての任務を何とかこなしたミサキだが、ウランバルブ王国の不安定な情勢から、苦肉の策で歳の離れた辺境伯に王家か
ら嫁がされてしまう。
筋骨隆々の闘神ガリバーと呼ばれる辺境伯のおじさんと不思議な結婚生活を送り、平和な日本との違いを感じる日々。
そして別れ。
未亡人となったミサキの再婚相手は一体どんな人になるのか。
理不尽な世界で自分を探しながら、20歳になった聖女がハッピーエンドを目指します。
目を見張る様なイケメンは何人か周りをウロウロしますが残念な性格で、ヒーローは大人しめのお顔です。
美咲は果たして異世界で幸せになれるのか???
お月様で連載していたものを書き直しながらアップしていきます。
話の内容が書きながらになりますのでお月様と変わっていく可能性あります。
どうかご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 20:02:30
177442文字
会話率:14%
『これまでの人生をノートにまとめるなら一ページで終わるだろう』
牢屋に囚われた青年、シールは暇を持て余していた。
閉鎖された空間、変わらない景色。牢屋にある本を読み漁る日々。
気が狂いそうになるほど退屈な生活。
そんなシールの牢屋に一人
の新入りが来る。
その名もバルハ=ゼッタ。79歳、男性。職業――封印術師。
シールはバルハ=ゼッタの職に興味を持ち、暇つぶしに弟子入りする。
そのせいで世界の命運を負うことになるとも知らずに。
【SQEXノベル様より書籍化決定しました!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 20:06:54
470033文字
会話率:37%