人は平等ではない。光が進む道は虐げられた人で埋まっている。
人は平等である。誰しもが光となれる可能性がある。
人は優しくない。自らがしなければならない義務のため、人は言い訳をする。
人は優しい。権利を使い、他の人の道を良いものへと変
えようとする。
人は強くない。自らが泥にまみれるくらいならば、他の人と共に居ようとする。
人は強い。自らが泥にまみれようとも、自らを救おうとする。
ある人は言った。人は、すべてを兼ね備えているから人であるのだと。これは、人であろうとした少年の断片である。
(タグにつけていない要素が登場することがあります。その場合、前書きでお知らせします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-19 18:14:35
15718文字
会話率:38%
場の空気が、人よりも神様よりも偉い。そんな不思議な国があります。いったいなぜ、その国ではそんなにも空気が怖れ敬われているのでしょうか? そこには、一人の少女を巡るこんな物語があります。
最終更新:2012-09-01 11:50:43
65239文字
会話率:12%
『すみっこのわたし』をはじめとした、本編の番外編です。
本編とは別物なので、設定は多少変更しています。独立した読み物として読んでいただければ幸いです。
ただの短編小説、もここにのせていきます。
※主人公やシナリオへの完璧さを求める方、愛さ
れ、逆ハー、主人公至上主義の方には、読むのをおすすめしません。寛容な方でないと、気分を害する可能性があります。読むのは自己責任でお願いします。また、過去の活動報告の注意を見た上で、作品を読み、感想は書いてください。
※作品や作者への中傷や非難、マナーを守らない、シナリオへの介入やアドバイス等のコメントはやめてください。こちらの判断で悪意があると判断した場合、コメントブロックさせていただき、解除はしません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-09 18:26:06
12522文字
会話率:29%
背徳の姫君と呼ばれる美しい王女を娶った王子。彼は戦乱の最中、王女を失ってしまう。
死んだ人間そっくりの、城主が住むという最果ての森の古城。そこで王子が出会ったのは王女に似た雰囲気の城主……菫姫。
菫姫の仮面を外すため、王子は六日間菫姫と物語
の勝負をすることになる。
王子が話すは笑い話。六日の内に菫姫を一度でも笑わせれば王子の勝ち。
菫姫が話すは悲しい話。六日間の間王子が一度も泣かなければこれまた王子の勝ち。
二人の語るお伽話の先に待つ、結末は……?物語を物語る、六つの夜のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-25 14:16:14
207704文字
会話率:57%
クロスサンドラの第一王女・サフィアのもとに、隣国から婚約者の王子が会いに来た。初対面なのに、王子はなんと姫の脚を見せてくれと公衆の面前で懇願してきて? 姫の結婚相手は、まさか変態?? 王子の真意は、姫の選択は……「あし、めづるおうじ」コバル
トさんの短編新人賞もう一歩(2011年)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 21:46:26
9136文字
会話率:46%
亡き父からサズボーン伯爵を受け継いだエドワードは、三年前偶然領地の森で倒れたメリンダを見つけた。彼女は母親同志の決めた自分の許婚だった。当時は幼すぎる彼女に、エドワードは興味すらなかった。
しかし、その夜十五を過ぎた彼女を見たエドワードは一
目で恋に落ちた。
メリンダは十八を過ぎた年に、許婚がいる事も知らず伯父の手を借り結婚相手を探す事を決めていた。
そのことを知ったエドワードは、直ぐにメリンダを自分の妻にすることを決めたのだった。
しかし、メリンダに纏わる三年前の出来事は偶然ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-17 10:50:50
24890文字
会話率:20%
アンドレアス・ノイマンには、幼いころの記憶が無い。命の恩人で主のロベルトは賢王の誉れ高い人物だった。アンドレアスは主を心から尊敬し真心を込めて、日夜侍従としての職務に励んでいる。王の覚えもめでたく、貴族たちにも一目置かれる存在となったアンド
レアスには……一身上の秘密の他に、本人も知らない大きな秘密が有った。
※架空世界のヒストリカルな恋愛という感じだと思うのですが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-29 15:15:36
183680文字
会話率:67%
※11月14日、筆名を変更しました。
※十九世紀を舞台にした架空の人物の話、です。
※10月14日、タイトルを変えました。
十九世紀のイギリス、女性が社会的に自立する事が非常に困難な時代に、ちょっと風変わりなやり方で自分なりに変革の道を探
るマーガレット。破綻した実家を立て直した貴族の息子ロバートは、マーガレットに大いに興味を持つのでしたが……
※実在の人物の逸話なども取り入れてはいますが、無論完全なフィクションです。不勉強、理解不足などなど有るかと思いますが、感想などで御指摘いただければ助かります。
気分は「目指せ、ヴィクトリアンなヒストリカルロマン!」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 03:29:30
193789文字
会話率:68%
とある世界の、国立魔法博物館。
人々が魔法を放棄した時代において、唯一世界に魔法があったという痕跡を現在に伝えるその博物館で、今、特別展示の片付けが行われていた――
最終更新:2011-11-29 23:00:00
8103文字
会話率:52%
18歳になった湖の騎士ランスロットは、従兄弟のボールス、ライオネルとともに、アーサー王の円卓の騎士の一員となるべくキャメロットへと旅立つ。
しかし、男のままでは災禍しか呼び込まないからと、養母である湖の妖精ヴィヴィアンに女の子にされてしまう
のであった…。
※元ネタ「アーサー王物語」を知っているとBLに思える箇所が出てきますので、苦手な方はご注意ください。
※※プロットに毛が生えた程度の文章ですので、かなり読みにくいかと思われます。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-08 17:58:13
17059文字
会話率:39%
「奇麗な瞳をしてらっしゃるんですね」
他の男の腕の中、清廉に微笑んだ少女。
叶わぬ想いだと思った。
けれど欲しいと思った。
心は要らない――彼女さえ手に入るなら、と。
そうして私は君を縛った。
幾度溶け合う温度が、私を縛るように。
痛みすら愛に代わるならば。
罪人は………私か、彼女か。
※「You are whether HEEL or NOT.」ウィリアム視点になります。
※PV40万アクセス突破しました! ありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-28 08:00:00
23112文字
会話率:33%
「ロベルカ家にとっても、これは断れない縁談だと思うのですが」
アメジストの眼を持つ男は、不敵に哂った。
冷たく誘って、熱く惑わすその瞳。
愛などいらないはずだった。
踏み違えたのは………わたしか、彼か。
※PV80万ア
クセス突破しました! ありがとうございます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-28 08:00:00
20961文字
会話率:40%
架空西洋中世風恋愛小説。ロティオール王国の第二王子の亡き母親は、国王の愛妾で宮廷の伝説と化している美女。その母に酷似していると噂に高い美貌の王子ラシャと、彼より10歳年上の、常に恋人が三人居るという男爵家の未亡人ナセアとが…。
(携帯閲覧
用のための投稿につき「春想亭昼向」掲載のものと内容は同じです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-05 09:44:16
34522文字
会話率:17%
時は天下泰平の江戸。ある藩に十歳になったばかりの少年がいた。楽しくのびのびと暮らしていたが、お子様扱いされ、不満もある日々。そんなある日、父が家を留守にすることに。自分が家族を守る!と意気込む彼は早速、神様に『家族を守る力が欲しい。』と願っ
た。すると、次の日から凛々しい若者に大変身!?その変身のわけには、ある寂しい男の願いも関わっていた…。
ブログ及びnovelist.jpに転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-22 17:38:10
210001文字
会話率:47%
ある日、仕事帰りにふらりと入り込んだ裏道で、主人公・坂下は一軒の古道具屋を見つける。何と無く立ち寄った店で、初対面の気難しそうな老人店主と、何故か茶を飲みながら、話をし始めてしまった。
最終更新:2007-08-30 00:52:08
6119文字
会話率:45%
遥か古代、不妊に悩んだ一組の夫婦が子供を産む為に取った行動とは?不妊、代理母出産、不倫、遺産相続、離婚と現代における様々な社会問題をイスラム教・キリスト教・ユダヤ教の父と呼ばれているアブラハムの家族を通して浮き彫りにします。おなじみの旧約聖
書に基づいた中編小説です。子供を取り巻く過酷な環境を一度、じっくり考えてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-11-07 23:00:44
16847文字
会話率:12%