青年には色がない。彼にみえるのは、白と黒の濃淡で染まった世界。色を見たい。知りたい。そう渇望していた。ある日出会った魔物に、願いを叶えるためには世界にある四つの愛を壊せばいいと唆され、彼の日々はゆっくりと動き始める。変化を始めた世界に、また
一つイレギュラーが起こる。ある月夜の晩、光を纏った真っ白な少女が青年の前に舞い降りた。
何万年も昔、月夜に出会った青年と少女の一年を紡いだ物語。
物語を綴る旅人の、長い旅の末。
繋がった過去と運命と、彼らの未来への第一章となります。
※一部グロテスクな表現・児童虐待シーンを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 23:15:14
122407文字
会話率:28%
配役 ボケ役=お代官 ツッコミ役=神天堂 真のツッコミ役=不在 ツッコミ役=旗本退屈男
最終更新:2019-10-19 03:15:56
1780文字
会話率:100%
うとうとしていた俺のところに一人の男がやってきた。黒スーツの男はカタログを差し出し「羽を選びませんか?」と問う。さて、これは訪問販売等の類だろうか?訝しがりながらも、俺は男の話に耳を傾けるのだった。
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【習作】描写力アップを目
指そう企画(https://ncode.syosetu.com/n9981du/)第八回 はばたけ、君のはね企画参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 23:20:14
2284文字
会話率:37%
葵と央雅、二匹の貓の奇跡的な出会いを中心に、
様々な貓が勇貓皇国の国難に向かって立ち向かう物語。
主役である葵は勇貓皇国の北にある寂れた村、潘で華やかな都会に出ることに憧れる貓。黄金地に黒い縞模様と黄金色の瞳を持つ十五歳の雄だった。そして
葵は通常長いはずの尾が切られた短尾だった。短尾とは犯罪者や重罪者の家族に施される見せしめの刑として勇貓皇国に伝わっていた。短尾の貓とは差別の対象だったのだ。
それらを理由に育ての親、叔父の誠心から村を出る事を許されていなかったが。しかし偶然出会った黒い雄の貓、穎悟との出会いを経て、ついに勇貓皇国の皇都勇壮へ行く事を決意する。叔父誠心に見送られて葵は旅立つ。二月による旅路の中で、迅江という友を得て、ついに葵は皇都へと辿り着く。
そしてもう一匹の主役である央雅は皇国から遠く離れた子族の国、子凛公国で暮らす十五歳の雌の貓だった。央雅も葵と同じように短尾だったが、親からは事故で尾が切れてしまったと教えられていた。家族と共に平穏な日々を過ごしていたがある日、突然家に賊が侵入して両親を殺される。悲しみの涙に暮れる央雅に、同じく生き残った姉が勇貓皇国へ行こうと提案する。子凛公国を離れ、二匹は一路、皇都勇壮を目指す旅に出る。
その頃、皇都では皇子である勇雲が民を戯れに虐殺していて、軍の将軍たちも頭を抱えていた。しかも皇帝はそれを咎めることをせず、勇雲は野放しのまま民の死体だけが増えるという有様だった。勇雲の凶行によって、様々な者たちの悲しみや苦しみが鬱積する中、葵と央雅、二匹の出会いをきっかけに勇貓皇国の運命の輪が動き始める。
それはやがて民や軍、皇宮を巻き込んで大きなうねりとなっていく。民の暴動の気配が濃厚な国の行方に皆が解決を求めて奔走を始め出す。
それと同時にかつて突然の死を遂げた、前の皇帝の物語が語られ出す。事の真相が次第に明らかになる中で、様々な貓の過去の因縁と現在が一つになる。明らかになった事実はやがて収束に向かって物語を大きく動かしていく。
これは己の意思と運命に身を委ねて、懸命に生きる貓たちの物語です。
この作品はラインノベルにも掲載しております。
https://novel.line.me/r/general/novel/8603
ツイッター:@aoi_miyabi0820折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 20:00:00
158760文字
会話率:24%
拳銃を撃つだけの話。
最終更新:2019-07-27 19:07:18
3998文字
会話率:0%
鮮やかな青空と輝く緑の風景は、いつも不安をかきみだす。
最終更新:2019-07-27 10:26:22
426文字
会話率:0%
記憶喪失で倒れていた白髪の男白峰と黄金色の狐ヨウコが一国の姫夏花によって拾われ、その恩もありかなり強い妖力を持っていた白峰は人間では対処しきれない怪物などを始末するなど国の依頼を受け持つことになった。
そんな幻術を得意とする白峰と可愛い狐の
物語。
妖力を使い人外の力を操る白峰の身体には狐の耳や尻尾が生えており、それはまるで白狐の様だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 17:08:45
2463文字
会話率:77%
生まれた時から海賊船にいる「ゼオ」。
ゼオの髪は黄金色で月の光を浴びると薄らと輝く、そして“宝月の瞳”と呼ばれる暗闇でもハッキリと道が見える眼をもつ。
そんな、ゼオの下に…
夜の海の色の髪と瞳をもつ少女が現れた。
少女には“宝海の瞳”と
いう“ブルームーン”の場所が分かる眼をもつ。
海賊と町娘のモヤモヤで時ドキッで甘々な航海が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 15:24:00
6773文字
会話率:93%
黒い封筒。 黄金色《きんいろ》のインクで綴られた、あなた宛の手紙。
もし、あなたのもとにそんな手紙が届いたら――?
それは、決して手放してはいけない手紙《もの》。
手放したら最後、あなたは……。
最終更新:2019-06-15 00:02:21
2509文字
会話率:30%
どこにでもあるような古い言い伝え。近衛秋人の住む町にもそんな言い伝えがあった。
それは『妖銀杏』『おばけ銀杏』と呼ばれる黄金色の葉をつけ続ける銀杏の木。
夏休みに友人達とはぐれた先でおばけ銀杏を見つけた秋人は、そこで1人の少年と出会う。
*R15、残酷な描写は保険です。また、同性愛表現を含むので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 19:21:48
3108文字
会話率:62%
ドビッシーの月の光に憧れて、絵のない絵本の手法を下敷きに、大人の童話を描いてみました。何篇かのショートストーリーに分かれています。一部はアルルの女を意識しています。あらすじらしいすじは、ありません。黄金色の月の光を描けていればさいわいです。
最終更新:2019-04-20 22:05:44
19961文字
会話率:0%
「愛おしい愛おしいアイリアラ様、食べてしまいたいほど可愛いアイリアラ様、大丈夫です。きっと貴女の血は甘く、肉は震えるほど美味しいのでしょう…それでもわたしは、貴女を絶対この腹に収めたりなどしません」そんな星色の人魚と、傲慢で誰にも好かれなか
った黄金色のお姫様のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 02:54:24
2729文字
会話率:16%
町から遠く離れた山の中にある常静神社。のどかな昼下がりの境内で、1人の巫女装束の少女が掃除をしています。その手には竹箒。体が小さく左右にゆれるのに合わせて、お尻から飛び出した、もふもふふさふさの狐しっぽがゆれています。しっぽと同じ黄金色の髪
からのぞいた狐耳がぴくぴくっと動いてー「あっ、神主さん、こんにちは!」
ほのぼのギャグコメディーになっております!
1話完結のショートストーリーを集めたものです。(登場人物は変わりません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 05:45:01
32155文字
会話率:59%
西暦2XXX年、夏。
黄金色の星が降ったあの日を、誰も忘れることはしないだろう。
それほどまでに、一瞬にして世界は変わってしまった。
無数の星は隕石などとはまた違い、まるで小雨のように柔らかく降り注いだ。
幾人もの人が見惚れて、足を止めて、
その輝きに手を伸ばして――
そして、動かなくなった。
「どうしたの、おねえちゃん――?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 22:43:28
18362文字
会話率:57%
小国ビニョンの姫レベッカは、国の財政難を救うため隣国ルーゼリアの王子との政略結婚を決められてしまう。
故郷を愛するレベッカは、この結婚を心からは受け入れられないでいた。
そして、輿入れのため訪れたルーゼリアの首都アブレで、レベッカは一人の
少年フォンと出会う。
彼の提案によって、結婚までに残された最後の時間を一緒に過ごすことになるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 12:23:20
14770文字
会話率:32%
黄金色に輝くカブトムシがいるというウワサを信じて神社の裏山へ向かったアラサー男は、見事に捕獲に成功した。それが地獄への最短ルートであることを知らずに…… ※カクヨム・小説家になろうにて同時公開中。
最終更新:2019-01-07 17:04:45
3937文字
会話率:12%
かつて世界を恐怖に陥れた殺人鬼の死んだ場所に、少女が立たずんでいた。
彼女は死者を弔う訳でも花を添えるでもなく、ただ広がる黄金色の草原に生えた一本の木を見上げ、彼女は殺人鬼と呼ばれた彼を思う。
最終更新:2018-09-14 18:16:55
3383文字
会話率:14%
神聖皇国『旭光』、ここは鬼などの人外の者が実在する、現代の『御伽の国』であった。
帝都東京の誇る運河地区次期領主の僕飯塚ナオヤは、ふとしたことから『鬼の呪い』を受けてしまった姉のナオミを助けるために『鬼退治』を行おうと、鬼殺しの専門家で
ある腕利きの『鬼術師』たちを河口近くの中洲にそびえ立つ巨大な居城へと呼び寄せる。
しかし実は我が飯塚家自体が古の『平安鬼族』の血を引いていて、すでに姉は銀髪に黄金色の縦虹彩の瞳と十二歳ほどの幼き身体という鬼そのものの姿へと『先祖返り』してしまっているのであり、鬼術師たちは単に姉の『糧食(エサ)』としておびき寄せただけだったのだ。
人肉を喰らったときだけ本来の二十代半ばの大人の女性の姿へと戻ることのできる姉と、実の姉弟でありながら男女の交わりをくり返していく僕。
そう。もはや人の血肉なしでは生きていけない姉はすべての事情を知る弟に縋り続けるしかなく、そして僕はそれをいいことに実の姉を自分だけのものにしていたのであった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 21:32:25
31449文字
会話率:41%
お亀さんのお宿へどうぞ~!
ネットの記事にこんな事が書かれていた。
ある海辺に、黄金色の亀がいると、、、?
その亀に、 『そこで何してるんだい?』と言うと、、、。
背中に乗れと、、、?
そこから、海の中にあるであろうお宿へと、、、。
そ
の後は、どなっていくのか、、、?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 03:00:00
1616文字
会話率:37%
高校生最後の夏。
幼馴染の少年に想いを寄せる少女。
二人で共に過ごす日々の中で、こんな時がずっと続けばいいと願う。
けれど彼との別れの時は静かに、けれど確実に近づいていて……
黄金色に染まる図書室、グラウンドに響く部活動の声、空高く吹き上
がる水飛沫、スピーカーより流れる下校放送、シルエットとなる街の風景、ゆっくりと沈みゆく夏の夕陽
夏の夕暮れは新しい季節を予感させていた
旧題『来年の夏は君と笑っているか?』 エブリスタでも掲載しておりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-26 19:57:00
9403文字
会話率:22%