シルファ・バレンタインはミステリアスな女だ。黒一色を身に纏い、雪のように白い肌は誰も寄せ付けない。それでいてリンゴのように赤い唇は誘うような弧を描く。踊るように歩くその先はいつも、学園の奥にある秘められた一室。扉の先で彼女の手を取る人物は。
。。
R15 血が苦手な方はご遠慮ください。見切り発車です。評判が良ければ続けたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 01:41:08
4658文字
会話率:37%
松戸エミコ、15歳――。美少女フィギュアを何よりも愛するプラスチック女子。入学した高校で造形部を作って華麗に造形師デビューを目論むエミコの前にまさかの本物(リアル)美少女が! 美少女の名は立花寿。白雪のように可憐でいて超絶技巧のプラモデルの
腕を持っていて――!? 二人はさっそく造形部を立ち上げるのだが―― ちょっと残念微妙なヲタク少女の出逢いとプラスチックな青春を描く、友情以上百合未満、箱積み系ガールミーツガール。
※「プラスチックアイドル ~硝子の魔法を夢みるプラスチックガール~」の続編になりますが、それぞれ完結したエピソードになりますのでどちらから先に読んでも問題はありません。
※この小説にはマニアックな描写・パロディがそれなりに含まれます。元ネタがわからなくても将棋マンガを読むようなノリでなんとなく察してください。また元ネタに対して他意はございません。作者はみんな大好きです。
※この小説は「カクヨム」にも掲載しています(カクヨム掲載verは台詞の前に前後に空白改行ありです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 18:00:00
60471文字
会話率:47%
【征騎士≪せいきし≫】
王都、ベオルガーデンに所属する騎士団にして、世界の守護神。
征騎士の存在と、その力により世界の平和と秩序が確立されている。
その王都、ベオルガーデンから遙か北の大陸。
永久凍土の地、ボストーク大陸に一人の征騎士が降
り立った。
「寒…いや、痛い…」
「早く任務を終わらせて…
王都に戻らないと………死ぬ!!」
時にマイナス90度を記録することもあるといわれる、
死の冷気が征騎士の寿命を刈り取っていく。
肺に冷気が入るたび激痛が走り
吐く息はその場で粉雪のように凍る。
白以外の色のない世界。
(もう…無理…)
そう思った瞬間、征騎士の視界に微かな灯が入ってきた。
その灯こそこの大陸唯一の街。―デナリ
この町にきっと手がかりがあるはず――
既に死にそうな征騎士は、最後の力を振り絞りデナリの街を目指した。
――そして征騎士≪カノジョ≫は消えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 09:00:00
5334文字
会話率:39%
森に囲まれたちいさなちいさなその国には、ひとりのお姫さまがいました。まさに雪のように白い肌と血のように赤い唇に黒檀のような髪をもつそれはそれは美しい少女でした。そんな愛らしいお姫さまは周りの人々から『白雪姫』と呼ばれ、十八歳となった今でも皆
に愛されていました。……と、いうわけにはなかなかいかないのが世の中でございます。実は、ひとりほど白雪姫を目の敵にしているお方がおりました。そう。白雪姫の継母――現在のお妃さまです。その日も、食事に橙色の毒を仕込まれた白雪姫は狩人の小屋に逃げ込んでおりました。そんな日常も隣国の王子が訪れたことで一転し――※※※白雪姫とお妃、王さまに加え王子が乱入するほのぼのラブコメ童話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 18:00:00
17961文字
会話率:16%
ある日、普通に生きていた天羽幸也の日常は―――地獄のような惨劇により終わりを告げた。
家族を、生まれ故郷を失った幸也は、決意をする。『全てを失ったここから。希望を失い絶望を知ったこの日から。ゼロから!駆け上がってやる!』 やがて、才能に胡座
をかかず死に物狂いで努力を重ねた幸也は、魔法等を扱う者の総称、魔法士の中の頂点。序列一位魔法士となる。そんなある日、目標を果たし終え、刺激を求めていた幸也に変化が起こる。目を覚まし、鏡を見るとそこには、雪のように白い髪をもつ美少女が立っていた。呆然とする幸也は立ち直り、天羽白と名を変え、もう一度、ゼロから始めることに。彼?はそこからどうしていくか。そんな物語......
精神的にはガールズラブではありませんので......ご了承下さい。
性転換直後は例えると、URのキャラが出たけど育てれてないURよりも育てまくって使い慣れているSRのキャラの方が強いという感じなので、段々強くなっていくって感じになると思いますペコリ((・ω・)_ _))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 21:00:00
54833文字
会話率:51%
これまた、冬のうただよ。季節感ないこと、この上ないよね。でも、投稿、やめませんけど。
一応、ごめんなさい、とは謝っとくよ。
キーワード:
最終更新:2020-05-18 21:30:51
261文字
会話率:0%
もしも鏡が逆さまのものを映す魔力を持っていたのなら、萌木小雪の鏡像は萌木小春だっただろう。双子の二人はよく似ていて、だけど何もかも違っていた。姉の小雪は雪のように白く美しい。妹の小春は春の陽光のようにあたたかく穏やかだ。だけど二人は一緒にい
て、口癖のように言うのだった。「わたしたちは一心同体なんだから」けれど、二人で一つであるために、小雪と小春は、異なるいびつな手段で相手を縛るようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 21:28:14
8755文字
会話率:70%
いじめを受けて精神的に病んでしまった主人公 雪
自殺をしようとしたところをとめたのが、友輝だった・・
友輝との出会いは雪にとって運命的なことだった。
感情を知り、他人を知り、たくさんのことを知っていく雪にさらなる事件が起きてしまう
どうせ叶
わない恋ならば、いっそのこと・・・
雪のように消えてしまうのが運命なのだろうか・・・
優しさと甘酸っぱさが詰まった高校生による運命を変えるラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 18:29:56
13790文字
会話率:55%
星呂康泰、十八歳。
ある日の夕方、家に帰れば知らない男がそこに居た。
黒を纏った男。さらりとした黒髪。血のように赤い双眸。雪のように白い肌。
黒髪をかき分けて存在を主張するのは、後方に捻れて伸びるムフロンのような一対の角。
本来なら白いはず
の目玉は黒い。
「お帰りなさいませ、皇妃閣下」
男は美しく微笑んだ。
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▽アルファポリスさんでも公開中▽
https://www.alphapolis.co.jp/novel/340498468/529224060
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 17:04:19
38555文字
会話率:46%
時は機歴。
鉄屑と呼ぶにふさわしいゴミが大量にある場所で、1人の少女が空を見上げていた。
「ga……人間を発見……削除します」
赤い目を不気味に輝かせながら近づく機人に気が付かずに
「どんなに世界が汚れていても、星空は綺麗」
星
空を見て少女は呟く。
「範囲……実行」
少女の後ろには攻撃態勢に入った機人が右手を振り下ろしていた。その右手はまるで刀のようだ。
「えっ……?」
妙な音がしたと思い振り返った少女が視たのは、自分に対して何かを振るう機人の姿だった。
少女は斬られる。
左肩と左腕が離れてしまうほどに深く。
「……不思議。以外と痛くない……短い人生だったな……」
とめどなく溢れる血が、少女の雪のように白い肌と髪を深紅に染めていく。
「存命を確認……人間……削除」
少女が最後に視たのは自分の頭に向かって刀を振り下ろす機人の姿だった。
※ノベルアップ+様にても掲載しております。
ノベルバ様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 19:00:00
6820文字
会話率:52%
雪のように儚く消えて死ね――――
魔法のように妖しく光って死ね――――
大切なこと。大切なもの。大切だった時間。大切だったあの場所。大切だった思い出。
私はただ――――みんなといっしょに遊んでいたかっただけなのに――――
「――――貴方を助ける――――この命に代えても」
味方なんて何処にもいなかった。救いの手なんて何処にもなかった。
だから私は――――
※推理系異世界百合(ガールズラブ)小説となっております。苦手な方はご注意下さい。
※挿絵は随時描き直し・追加致します。
※なんか諸々があって未完になりました。最後イラスト云々~の話(?)にイラスト載せたのでよろしければ見ていってください。てか、このあらすじ悪い意味ですげえなw(2020年1月7日追記)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 18:00:00
126854文字
会話率:42%
第三王子との婚約を破棄され、冤罪で国外追放されたソーンツェは、隣国の獣人国で静かに暮らしていた。
しかし、そこにかつての許婚が──
アルファポリス様でも公開中です。
最終更新:2019-12-12 00:00:00
8684文字
会話率:39%
真っ白でなんの穢れもない雪のような肌の君は、教室の最後尾で授業中に何時も、窓から見える他のクラスの体育を見ていた。君は体育が出来ない。君のその肌は太陽に弱かったから。君はとんとんと人差し指で教科書の端を叩いていた。そのまなざしは羨望なのだと
後から気づいた。大切なものは何時も「その後」の話なのだろう。
「ねえ。数学教えて」
と私は君に告げた。何時も一人ぼっちの君はクラスでいない存在のように机に突っ伏していて、茶色の髪を見せながら、寝ていた。私の声を聞いた君はふわりと顔を上げじっと私を見た。瞬きを繰り返し、その目は私の目を捉えていた。じわりと背中に汗が滲んでくる。透明な水たまりに青い絵の具を落としたように、ただその光景が頭に浮かんだ。
「いいよ」
病気をもった「君」。そんな「君」を好きになった「私」。不思議な恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 01:48:14
5407文字
会話率:47%
高校二年生である染川巧(そめかわ たくみ)は、夢の中で少女に出会う。
長く真っ黒な髪、雪のように白い肌、見ていると吸い込まれてしまいそうになる黒い瞳。
少女は床まで垂れる白い布を敷いた机の上に座っていた。
不思議な雰囲気をまとった少女。
不思議で神秘的でキレイで、そして――どこか儚げな印象を与える少女。
目を覚ますとそこは授業中の教室だった。居眠りのバツとして、次の授業である美術の準備の手伝いを命じられる。準備をすすめると道具が足りないことに気づく。美術教師にそれを伝えると倉庫として使われている旧校舎まで取りに行くよう指示され、嫌々ながら向かうこととなった巧。
初めて来たはずの旧校舎だったが、何故か見覚えがあった。その旧校舎の一室――美術室で、巧は夢で会った少女と再開することとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 19:46:02
63864文字
会話率:52%
こことは違う世界に存在する国、アルトレーデ帝国。この国には『騎士』という地位があった。騎士という称号、その最高位である『円卓十二騎士』。その一人である円卓序列4位の少年【レオン・アルカナハート】はとある日主君である王に呼び出され新たな任務を
言い渡される。その任務とは……「娘がな、『アルカディア学院』に入りたいと言い出した」「は、はぁ……」。モテたいために騎士になった少年は主君の命に従い学生となり、皇女の護衛を果たそうとする。しかし高貴でお淑やかなはずの皇女には秘密があって……。雪のように白い髪を持つ持つ皇女と呪われていると言われる黒髪を持つ少年主従の物語が今始まる。 不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 22:00:00
19284文字
会話率:53%
白雪姫。その悪役として見られている義母。けれど本当に悪役だったのだろうか?
腰紐で縛り殺しても数時間後に紐を切られたら蘇り、毒を仕込んだ櫛を頭に刺して殺しても櫛が抜ければ蘇り、毒リンゴを食べて今度こそ死んだかと思えば喉に詰まっていた毒リンゴ
の欠片が落ちて数日死んでいたのに白雪姫は甦る。
白雪姫の産みの母親は「雪のように白い肌、血のように赤い頬や唇、黒檀の窓枠の木のように黒い髪」である様にと願った。赤ならリンゴがあるというのに、わざわざ血で赤を表現した。
この物語は「白雪姫が死んだ産みの母親によって作られた呪われた子だった」という仮定の元、白雪姫の魔女視点で書かれる1人称小説である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-01 01:00:00
12077文字
会話率:23%
「雪のように白く、血のように赤く、黒檀の窓枠の木のように黒い子供が生まれますように」
母親が心に浮かべた願い通りに、その身体的特徴をもって生まれた娘・エリザベット。
その容貌から「白雪姫」と呼ばれる美少女だが、彼女にはとある悩みがあった。
「王様は魔法使い」のキャストが贈る、名作「白雪姫」をモチーフに、名前の覚えられない侯爵令嬢・エリザベットと個性が強すぎる七人の小人が織りなすなんちゃって恋愛ファンタジー。気の強そうな義姉、少女趣味な継母、愛犬家の実父、何故か白馬に乗っている王子、鏡大好き悪役令嬢、お茶目な林檎売りのおばあちゃんなど豪華キャストが続々出演。
冒険の先に、果たして少女は名前を憶えてもらえるのだろうか。劇場でも影の薄い王様の正体とは!?そんなどこにでもありそうで、どこにでもなかったらいいのにあるんだよね、の作者が贈るなんでもありなラブコメディ。
どうぞ、最後までお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 17:29:02
25108文字
会話率:31%
昔、神々がまだ地上にいた頃。人々は些細なことから戦争を繰り返していた。そんな人間に愛想を尽かした神々は次々とどこかへ消えてしまう。
しかし、人間好きの女神がそれを嘆き悲しみ、自らの命と引き換えに戦争を終わらせた。
女神は死ぬ前にひとつ
の予言を残した。
【やがて、この地が再び戦火に見舞われる時、ひとりの姫が降臨す。その姫、背に翼もつ者なり。その者の命を神に捧げよ。さすれば争いは永遠になくなるであろう】
人々は待ち続ける。
その姫が現れるのを。
翼を背に舞う、双翼の舞姫をーーーーー。
予言より1000年。
予言が神話になり、人々が疲弊し諦めかけているとき。
妖精の住まう森の奥深く。神樹に抱かれて眠るひとりの少女がいた。烏の濡羽色の髪は艶やかに流れ、対比するように少女の肌は雪のように白く。緩く閉じられた瞳が薄ら開く。そこから零れる虹彩は、滴るような血の色ーーーーーそう、それはこの世界では禁忌の色であった……………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 03:26:32
401文字
会話率:0%
ちょっとした事故で怪我をさせてしまったのは、雪のように真っ白の『狼』だった。
そして、手当てをした次の朝――。
狼は少女になっていた。
……超能力付きで。
『――少年は、下を向いていた。
少女は、天
を仰いだ。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 20:00:00
161051文字
会話率:29%
元軍人であったが不治の病にかかり、都から離れた山奥の村へと越してきた幸四郎。先行き短い命の中、日々自分にできることを細々と続けながら暮らしてきたある時、雪の閉ざされた寒空の下、森の入口に倒れる女性を見つけ、家まで連れてきた。
雪のような白い
肌を持つ美しい女性は雪と名乗り、しばらく幸四郎と共に暮らすことになった。
だが、それと共に幸四郎の体調がだんだんと悪化していき…
これは余命少ない青年と雪女との哀しくも美しい出会いと別れの物語。
*舞台設定は明治大正あたりに似せた、別の世界のどこか…って感じのふんわり設定です。
*雪女の設定はやんわりと好きなように作らせて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 13:53:09
5764文字
会話率:44%