人生の最終盤になって大仕事をやり遂げた人物がいます。鈴木貫太郎です。
幕末に武士の子として生まれた鈴木貫太郎は、海軍に奉職しました。日清、日露の戦役に参戦し、連合艦隊司令長官と海軍軍令部長を歴任し、海軍軍人として位人臣を極めて退官しまし
た。その後、侍従長となって昭和天皇の御側に長く仕え、さらに枢密院議長として余生を過ごしていました。このまま平穏に人生の幕を閉じても不思議ではないところです。
しかし、時代は大東亜戦争の終盤でした。日本が滅亡しかねない状況です。運命は、この人物に終戦という大任を背負わせました。
昭和天皇に諭されて鈴木貫太郎はついに総理大臣になります。とはいえ政治経験は皆無です。政治的な人脈もありません。国内では主戦論が大勢を占め、軍部は本土決戦を呼号していました。これに対処すべき鈴木貫太郎はすでに老齢であり、しかお耳が遠く、組閣さえ他人任せでした。
それでも鈴木貫太郎は、困難な政治調整を御聖断という奥の手でまとめあげ、ポツダム宣言を受諾することによって終戦を達成しました。この間、わずかに四ヶ月の早業でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 04:05:43
102357文字
会話率:33%
大正デモクラシーの時代に「憲政の神」と称された尾崎行雄は、昭和二十年の終戦時にもなお帝国議会の議員だった。尾崎は、敗戦の責任を軍部だけに押し付けようとは考えなかった。軍部の台頭を許したのは帝国議会であり、その議員である。そして、その議員を選
んだのは国民である。したがって、国民の反省がなければ敗戦からの復興もあり得ない。老骨に鞭打って尾崎は議会に臨み、また、遊説活動に邁進する。しかし、桐生での演説会において事件が起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 19:11:20
25400文字
会話率:30%
「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか!」
「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ! さっさと出て行け!」
ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が差した俺は軍部トップや、貴族のお歴々の面々に中指を立てて自主脱
退を申し出た。
ラスト家は親子三代にわたり召喚士としてテイル王国軍を支えてきた一家であり、クロード・ラストは三代目である。
テイル王国はモンスターを軍に導入する事で、世界でも比類なき軍事力を手に入れていた。
軍部で使役されているモンスターはラスト家が召喚してきたモンスター。
その事実は長い年月の中で隠匿され、真実を知るものはごく少数であり、お偉方はそれを知らない。
「本当にいいんですね? 俺がいなくなったら、王国は終わりですが」
「虚勢はそれだけかね召喚士君。今やテイル王国は大陸一、軍を抜けるとなればむろん爵位も剥奪させてもらう」
最後通告を無視されたクロードは全ての仕事をほっぽり出し、魔界との境界近くにある田舎で暮らす事に決めた。
しかし軍部の機密保持のため、暗殺者に狙われて瀕死の重症を負ってしまう。
その時、一命を取り留めたクロードに前世の記憶が蘇り、前世もまたブラック企業に在籍し過労で命を落とした経緯を思い出す。
「貴様、ウチで働かんか」
「はい?」
魔界の境界で魔王軍にスカウトされたクロードは、ホワイトな環境に驚きながらも着々と地位を築き上げていく。
一方、クロードが抜けた穴は大きく、軍部にいたモンスター達が全て消失、兵士達が相次いで脱退するという事態になったテイル王国はクロードを探し、帰ってきてくれと懇願するが--。
「俺もう魔王軍と契約してるんで無理」
クロードは自業自得な王国を身限り、自分を正しく評価してくれる魔王軍を選び、魔王の覇道に手を貸すのだった。
これは虐げられ続けた影の大黒柱の転職活動記録と、世界を巻き込んだ騒乱の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
7451文字
会話率:47%
譲れないモノがある。守りたい人がいる。
前作より約一年、ユルスナールの妻となり北の砦で新婚生活を始めたリョウだったが、その年の冬、軍部の人事異動で第七師団の赴任地が変わることに。
新天地は貿易港ホールムスク。スタルゴラドで唯一海に面した港町
だ。この街は複雑な歴史的背景を持つ国際都市で……。多種多様な民族と言語が入り混じる未知の環境で、第七の仲間たちと新米術師の新しい日常が始まる。(更新停滞中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 19:00:00
611004文字
会話率:42%
太平洋戦争の最中、南洋に浮かぶ無人島の防衛を命じられた日本軍部隊。しかし、戦争は彼等を素通りしていき、孤立した彼等は迫り来る飢餓との戦いを強いられていた。
そんな中、島の地下に広がる洞窟を抜けた彼等が辿り着いたのは異世界の密林。
異世界など
という概念すら知らない彼等は、南洋の別の島と勘違いしたまま食料を探して探索を開始する。
※カクヨム同時掲載
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917431002折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 19:00:00
91729文字
会話率:28%
法導衆とは、奈良時代に端を発し、過酷な山岳修行によって常人の及ばない能力を身につけた謎の教団である。
兵庫県中央部、中国山地の東端に南北十五キロにわたって峰を連ねる笠ヶ岳連峰は、この法導衆の聖地とされてきた。
六十一年に一度、笠ヶ岳山
頂直下の御立岩の基部から地下水が百メートルの高さに噴出する「御水走《オミハシ》り」の当日、法導衆の秘儀「秘蔵曼荼羅書写行」が数百年にわたって行われてきたからである。
この時、「御水走り」の噴出口から採取される「赤苔《セキタイ》」は、古来、不老長寿の妙薬とされ、法導衆の隠然たる影響力の源と言われている。
幕末から明治にかけて、法導衆から離反した鬼伏興起《オンブセタテキ》が立てた求道舎は、法導衆との暗闘を繰り返し、第二次大戦中、軍部に協力して「赤苔」を原料とする化学兵器の精製に手を貸した。
前回の御水走りが終戦と重なったその日、鬼伏は陸軍と協力して、この化学兵器を笠ヶ岳山中に隠匿した。
それから六十一年、御水走りが目前に迫った平成十八年、求道舎は、神通力を持つと言われる当代の鬼伏荒毅《オンブセコウキ》が、本部を笠ヶ岳山麓に移転して、地域社会に浸透しつつあった。
それと呼応するかのように、クーデターの嫌疑のかかる才賀《サイガ》一等陸佐率いる東部方面山岳隊三百名が、笠ヶ岳北方の段が峰北麓で訓練を開始した。
警察庁公安部に設置された「宗監《シュウカン》」の長である石場惣介《イシバソウスケ》は、求道舎と東部方面山岳隊が「御水走り」当日に決行を企てている計画を察知し、法導衆と密接な関係にある宮内庁の朽木彬《クチキアキラ》と事態を秘密裏に処理したい防衛省の協力を得て、求道舎と東部方面山岳隊の監視に入った。
一方、法導衆の戦闘部隊である武僧筆頭を務め、御伏一族と三代にわたる仇敵の関係にある騎堂《キドウ》一族の後継者|界太《カイタ》は、鬼伏に対抗し得る術力の持主ながら、父鉄吾との確執から、儀式警護の任に就く事を迷っていた。
その頃、鬼伏は求道舎から選抜した男女七人に密命を与え、さらには地元の新聞社支局員片桐にある事実を告げて協力を依頼した。
東部を除く各方面山岳隊の連合部隊が、笠ヶ岳一帯に秘密裏に配備され、辺りに一触即発の空気の漂う中、全てが「御水走り」という消尽点《バニシングポイント》へ向けて一気に加速して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:02:47
440307文字
会話率:24%
とある国の軍部でとある薬剤が完成した。
それを投与された者は異能という神の御業にも迫る力を手に入れた。
しかし、その薬剤に耐えられるのは5~15歳の子供のみだった。
これは異能に目覚めた子供たちが軍の統率の元、戦場を駆ける世界……その断片
を記した物語。
『子ども達よ、希望《兵器》としての自覚を持て』
※
これはTwitterにて発足したタグ『#ロリショタ軍人』の世界観共有のもと作成されたキャラのショートストーリーです。
根幹の設定等が気になりましたら、ぜひTwitterにて検索お願いします。素敵なキャラもいっぱいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 18:27:07
11849文字
会話率:48%
ある小国の冒険者である主人公タクトは、戦争では勇者として先鋒を常に任され、一人で無双して常勝無敗で戦闘を勝利へ導き頼りにされていた。しかし、その強さのあまり王には気に入られていたが、功績を持っていかれる軍部には妬まれていた。そしてついにある
日事件が起こってしまいクーデターを起こすつもりだという噂が流れ始め、国から追放を言い渡されてしまう。
タクトは流浪の旅の途中の辿り着いたギルドで、ムチムチのますらおぶり系女騎士団に出会う。事情を話して行き場がなくて困っていると伝えると一緒に来ないかと誘われ、他に選択肢もなくついていくことに。しかしそこは女しかいないアマゾネス王国だった!?アマゾネス王国民は男だという理由で追い払おうとしたが、女王の一言によりメイドになるという条件の下、タクトはアマゾネス族の一員となった。体は女、心意気は男のアマゾネス達に囲まれるニューライフ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 13:51:53
8537文字
会話率:78%
ソ連によるポツダム宣言受託拒否。血の滲む思いで降伏を決断した日本は、なおもソ連と戦争を続ける。
1945年8月11日。大日本帝国はポツダム宣言を受託し、無条件降伏を受け入れることとなる。ここに至り、長きに渡る戦争は日本の敗戦という形
で終わる形となった。いや、終わるはずだった。
ソ連は日本国のポツダム宣言受託を拒否するという凶行を選び、満州や朝鮮半島、南樺太、千島列島に対し猛攻を続けている。
なおも戦争は続いている一方で、本土では着々と無条件降伏の準備が始められていた。九州から関東、東北に広がる陸軍部隊は戦争継続を訴える一部を除き武装解除が進められている。しかし海軍についてはなおも対ソ戦のため日本海、東シナ海、黄海にて戦争を継続していた。
すなわち、ソ連陣営を除く連合国はポツダム宣言受託を起因とする日本との停戦に合意し、しかしソ連との戦争に支援などは一切行わないという事だ。
この絶望的な状況下において、彼らは本土の降伏後、戦場で散っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 12:12:13
36970文字
会話率:18%
とある理系の男子学生がなんか死んで転生したのは、ファンタジーな異世界の魔族令嬢。
だがこの国の周辺国との関係はとても悪く、人間達はまるで狩り場のように不法入国し、密猟や盗掘や拉致などを繰り返していた。
人と魔の間に戦争の機運が高まる中、彼女
は平和的な解決を目指して落ち目の外務省を目指す。
これは戦略級魔力とポンコツ女子力を併せ持つ魔眼の少女セレスティナが、血の気の多い軍部や怠惰な上司、海千山千の諸国家要人や手強い勇者といった面々に囲まれて交渉し冒険し、時々バトルしたりたまにえっちぃイベントに遭遇したりしつつ新時代を切り開いていく、そんな物語。
※TS転生物です。TS物ですが転移・変身に比べるとその方面のイベントが薄味です。苦手な方・物足りない方はご注意下さい。
※2019年7月、第8章まで終了、第9章の執筆中です。
※この小説の著作権は著者・TAM-TAMに帰属します。無断での転載・翻訳は禁止させて頂きます。
※感想欄は規約を守り、仲良く平和的にご利用下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 22:00:00
701979文字
会話率:47%
家族旅行帰りの就職前の看護師:鈴木花奈絵は両親と共に急に現れた魔法陣によって異世界のコートランドに召喚された。
異世界のコートランドでは紛争などによる国民の負傷や病に困った軍部が神子と呼ばれる存在を召喚しようとして花奈絵家族を呼び寄せてしま
ったらしい。
医療人であってもできることとできないことがあると言っても周りは期待値MAX…。
両親に支えられながらも神子と祭り上げられた花奈絵は自分の周りに次々と登場する推しアプリゲームの推しキャラそっくりな人々に翻弄されつつも何とか力強く乗り越えようと時たま恋にうつつをぬかす、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 16:35:47
9629文字
会話率:20%
戦争用ロボットアサツキシリーズNo.315、通称「スィスタ」。
「美しい」と感じる心を持っているスィスタは、自分を作ったマイスター・アサツキから、戦場に出るたびに何かひとつ、美しいものを持ち帰るようプログラムされている。
ある日軍部の命令で
壊滅させた村からスィスタが持ち帰ったのは、人間ではない少女「雪椿」だった。
近未来SF(すこしふしぎ)ファンタジー。
――戦争用ロボットが平和を願うことは、許されるだろうか。
初出:2010年2月(ブログ)
この作品はエブリスタ、カクヨムにも掲載しています。
この作品は同人誌として発行されています。
この作品はボイスドラマ化しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 16:25:03
46112文字
会話率:44%
魔王を倒したのは、勇者でもない、異世界から転移してきた冒険者でもなかった。魔王を倒したのは人間の知恵「科学」だった。ゴブリンが住む森や洞窟は火炎放射で焼かれ、空を制するドラゴンは対空砲で穴だらけにされ、エルフなどの亜人は奴隷になり、勇者や魔
法使い、冒険者なんて誰も見向きもせずに誰でも使える銃をとった。「どうして魔法は軍人さんしか使えないの?」そんな子供の質問に親は「それは銃と一緒だからだよ」神に与えられたと言われる魔法は単なる兵器にしか使われず、しかも魔工学という機械と併用というものまで堕ちた、やがて人々は王を殺し市民だけで政治を行うようになり、軍部が政治を行う国まで出てきた、主人公アーロン・アレキサンドロス少佐は政治闘争に負け、田舎の研究所に左遷された、警備のはずで行った先は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 08:00:00
1105文字
会話率:34%
異世界とこの世界とで戦争している時代に生きる俺は「この世界は腐っている」と決めつけ、断定していた。
俺はこの戦争に対して、「無意味」であると感じ。無駄に人を巻き込み、巻き込まれ、殺している世界を変えて救ってやると起想している俺は、&quo
t;融和派"としてこの国の内政から崩そうとする。
しかし、世の中上手くいかないことだらけ。
俺は政治家から身を引き、軍部侵略科の指揮長に委任するも、それから今に至るまでの五年間、彼は今だに苦悩していた。
『俺の矛盾はどこに向かっているのだ』
俺こと、ゲイヴ=エヴィスと、パートナーの少女、レンによって繰り広げる戦争ファンタジーをどうぞ興じてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 12:09:00
33136文字
会話率:30%
第2次世界大戦における日本の立場と当時の歴史観を皆様に知って頂きたく投稿しています。
戦争とは悲惨なものですが、今大戦がほぼアメリカの一人の大統領の陰謀から行われた疑いがあります。
経済政策が上手く行かず、それを戦争に置き代え日本及び世
界を巻き込んだのがルーズベルト大統領です。
ドイツの全体主義ナチスとスターリンの共産党はいずれ世界の脅威となり、これを阻めるのはアメリカやイギリス、フランス、日本を含めた自由主義国家だったでしょう。
日本では軍部が暴走し、やがて世界大戦に巻き込まれていきます。当時の陸軍の暴走を止める人物や組織が無かったことが日本の不幸でしょう。
ただアメリカとしては日本を叩き潰して太平洋の利権を手に入れる為の覇権戦争なので、日本がいくら譲歩しても戦争になっていたと思います。
この小説はその悲惨な歴史の中で日本が唯一生き残るには強大なアメリカを破る必要は無いが、負けない戦いをしなければならない方法を書いたものです。
基本的にはアメリカの軍備が整はない初期段階でハワイ周辺を占領して、アメリカが反撃できる芽を摘むことです。ハワイの東方面には足掛かりとなる島はありません。
いくら世界最強の軍事力と経済力を誇るアメリカと言っても占領されたハワイを奪還するには日本の防衛部隊の2~3倍の戦力が必要なのは軍事上の常識です。
土佐以下戦艦8隻を含む第1艦隊を破るには倍以上16隻の戦艦をそろえる必要があります。
アメリカが如何に強大な国力を持っていたとしてもそれだけの艦隊を揃えるには5年は必要でしょう。
この間にアメリカの軍事生産の中心である東海岸の工業地帯を攻撃できれば日本の勝ちです。
今回はビザンチン帝国(東ローマ帝国)や古代パルティア王国やクシャーナ王朝、漢帝国等のファンタジー国家も登場しますし、一部魔法やESP能力者も登場するので楽しんでいただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 19:13:28
112060文字
会話率:0%
新歴1780年、近世に魔法が蘇った。その力を背景に、軍部は王政を打倒、独裁政権を樹立した。
軍部に反旗を翻す民衆たち、彼らは亡命中の法王を盛り立てて戦う。しかし、その戦力差は圧倒的であった。
そんな中、軍属の魔法研究者を父に持つ少年、
ミドー・ハヤテは、父の遺した魔法の装具、魔砲、魔弾を手に入れる。
魔法装具を狙い、ハヤテに迫る軍部。ハヤテは否応なく闘争に巻き込まれて行くのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 17:05:43
23108文字
会話率:37%
超能力者が現れ、世界は変わった。結果としては、ただ失うだけの戦争を行い、今では擬似的な貴族制度が出来た。
軍部で能力を伸ばすための訓練を終えた駒野紅羽。世界からすると世界最強の一角に名を連ねる月影飛水という名の男である。
そんな彼も高校
生へと成長した。そこにはたくさんの仲間、たくさんの陰謀があった。
これはそんな彼の高校生生活を綴ったものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 19:53:26
11542文字
会話率:33%
(本編完結済み。完結表示にしていますが、随時外伝を更新します)
主人公はご令嬢にも関わらず、軍人として働く変わり者の堅物女子だ。すでに二十も半ばを過ぎ、立派な行き遅れである。
見合いに望んだものの、お相手には軍人であることを理由に振られて
しまった。その上、軍部でもまた自分の意思に反して配置換えを命じられてしまう。一体自分が頑張ってきたことは何だったのかと途方にくれる彼女。
そんなある日彼女は行きつけの酒場で、美しい歌うたいに出会う。初めての恋に心が浮き立つのもつかの間、男の気持ちは恋愛初心者の彼女にはまったくわからなくて……。しかし、とある事件をきっかけに二人の距離は一気に縮まることになる。
これは自分に自信のない女と、訳あり男が幸せを掴むまでのお話。
この作品は、オフィーリア国を舞台としております。
同じ世界観の作品はこちら。
あっきコタロウ様
『そしてふたりでワルツを』
(革命の詳細や、ヘルトゥのその他の活躍はこちらから)
サク様
『黄塵(仮)』
※この作品はアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 12:14:01
73925文字
会話率:35%
とある小国の軍部に所属する「第六王子直轄特殊小隊」
彼等は国を救い、ときたま世界を救う、「救国救世軍」である。
最終更新:2019-08-19 02:14:42
37536文字
会話率:25%
宇宙歴3501年(西暦6027年)2月1日。木星圏に住む、元火星圏の住人の子孫達によって建国されたマーズ共和国は、突如地球連邦政府に宣戦を布告し、1年以内に自治を認めなければ、武力を持って地球連邦に牙をむくと表明した。
当初事態を楽観視
していた地球連邦政府及びその軍部であったが、共和国軍の20億人という途方もない規模に狼狽し、とある教育艦に無謀とも言える『単艦特攻』命令を下す。
その出来事から1年。上記の教育艦、学園都市型超弩級宇宙戦闘艦『つくば』の艦長である仮面の男タイラーは、とある病室で『その少年』の目覚めを待っていた。4000年の時を超え少年が目覚めたとき、宇宙歴の物語が幕を開ける。
※カクヨム様、ノベルアップ+様、エブリスタ様、セルバンテス様にて同時公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 08:00:00
392304文字
会話率:42%
1941年11月21日。大本営海軍部令第五号に伴い、世界で初めて編成されたハワイ作戦の艦隊。世界を先駆けた機動部隊構想。
同月、真珠湾に向けて、航海を始めると第一航空艦隊とその護衛艦らを何か力のようなものが包み込む。
第一航空艦隊に起こっ
た事件とは…
※この作品は、一部実在する人物がいます。ですが、その人の喋り方等は想像で書かれています。
無料小説投稿サイト「カクヨム」でも投稿させて頂いております。
↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889214025
そしてなんと!第七回ネット小説大賞の第一次選考を見事通過することが出来ました!
本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 19:38:44
30513文字
会話率:37%