譲れないモノがある。守りたい人がいる。
前作より約一年、ユルスナールの妻となり北の砦で新婚生活を始めたリョウだったが、その年の冬、軍部の人事異動で第七師団の赴任地が変わることに。
新天地は貿易港ホールムスク。スタルゴラドで唯一海に面した港町
だ。この街は複雑な歴史的背景を持つ国際都市で……。多種多様な民族と言語が入り混じる未知の環境で、第七の仲間たちと新米術師の新しい日常が始まる。(更新停滞中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 19:00:00
611004文字
会話率:42%
【糸遊(いとゆう)】とは、空に流れる蜘蛛の糸。きらりと光るか細い糸。あるかなきかの儚いもの。それらをそっと手繰り寄せて繋いだら、何が生まれるだろうか。
あなたに寄り添ういつかどこかの世界。【古の都】と名付けられた国【スタルゴラド】を舞台に繰
り広げられるささやかな風の囁きにも似た物語。そこに暮らす人々の【働く手】に注目したオムニバス・ショートストーリー(基本一話読み切り)
「Messenger」と同じ世界で、広義の意味での番外編の続きです。最初の方はリクエストを収録。未読でも大丈夫かとは思いますが、既読の方がより一層お楽しみいただけるかと。
それでは再び、束の間の旅路へ【ダァブロー・パジャーラヴァチィ(ようこそ)】!
~現在更新停止中につき「完結扱い」にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-31 12:28:25
184253文字
会話率:42%
たとえ世界を違えても、そこに人が暮らす限り、差し伸べられた手の温もりは変わらなかった。
見知らぬ場所に迷い込んでから一年、封書を届ける伝令(messenger)から始まる小さな円環の物語。
若さはどこかに置いてきたある女の異世界奮闘録。
最終更新:2012-04-18 11:32:54
1597566文字
会話率:33%