少し変わった仕事を持つ親のもとに育った中学三年生の牧之原くるみは、兄の通う高校の文化祭のステージで歌う、口髭の似合うベースボーカルの教師――興津大地に一目惚れし、彼の側にいるために一念発起して、『私立聖漣高校』に入学する。
興津が顧問を務め
る軽音楽部に入部し、初めて心を許せる友達ができ、厳しくも優しい、そしてどこか影がある彼とゆっくり距離を縮めていく幸せな日々の中、ある日の授業を境に、くるみが望んだ『平和で穏やかな高校生活』に、ふいに荒波が立ち始め……
2023年、集英社ライトノベル新人賞に応募して一次審査落ちした作品の、加筆修正版です。
『カクヨム』にも同じ作品を掲載しております。
舞台は静岡県ですが、作者が県外出身であることと、読みやすさを考慮してあまりディープな静岡弁は使っていません。中部にある架空の漁師町が舞台です。
また、作者は吹奏楽経験者ですが、ギター・ベースは初心者ですので、楽器や機材の扱い等に不備があるかと思われます。お気づきの点がございましたら、誤字脱字報告等でご教授いただければ幸いです。
※この物語は全てフィクションです。本作品に登場するバンド名や曲名は実在するものですが、著作権および商標権を尊重し、名誉を傷つける意図は一切ありません。また、歌詞は掲載しておりません。
※作中に登場した曲は、手持ちのCDのほか、ストリーミングにてダウンロード販売しているものは可能な限り購入しております。
※交通死亡事故・いじめ・自殺・虐待・性被害と関連する・想起させるシーン・表現があります。何卒御留意ください。
※この物語は法律・法令に反する行為・あらゆる差別と暴力を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 22:18:59
173392文字
会話率:50%
数百年の眠りから目覚めた伝説の魔剣・フラガラッハは、無口な武術家・ゼウに拾われたために、食材をカットする包丁代わりに使われるという冴えない毎日を送っていた。しかも、魔力がないゼウにはフラガラッハの言葉を聞くことができない。
魔剣の唯一の
楽しみは、ゼウとその想い人・イリアの恋愛模様。あれこれ届かない口を挟みながら、討伐祭の当日、フラガラッハとゼウはとある陰謀に巻き込まれて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:01:55
24444文字
会話率:38%
「旧世与町」では、人ではない「何か」を視る者が多いという──
※続編始めました※
第一部(一章)世与市に越してきた内気な女子高生、ハル。
彼女は高所から落下する男を目撃して以来、何度も現れる男に悩まされていた。
不思議な中学生、竜太と出
会い、ハルは世与の秘密を知る事となる。
(二章)ハルは異形の者を視るようになってしまった。
ある日背後から彼女を執拗に呼ぶ声が聞こえてくる。
身の危険を感じた彼女は竜太を探し、助けを求めるのだった。
(三章)新生活に慣れてきた頃、ハルは同じクラスの桜木に助けを求められる。
彼はこっくりさんを行った友人の代わりに怪異にとり憑かれていた。
(四章)短い話二本。
(五章)学校の渡り廊下の怪談。
その話に出る霊は友人、大和田の兄である可能性があった。
ハルは大和田の為に渡り廊下へ赴く。
(六章)短い話三本。
(七章)竜太の様子がおかしい。
本来の彼を取り戻す為、ハルは情報を集める。
(八章)周囲が学園祭で盛り上がる一方、不穏な出来事が重なる。
怪しい文字が書かれた物と何か関係あるのだろうか。
(九章)短い話三本。
(十章)体調を崩す女子が多い。
彼女達に憑く黒い手は何なのか。
そんな中、ハルはあるパワースポットで首の折れた男を視てしまう。
(十一章)一連の呪い騒動。犯人の正体を知ったハルは真偽を問うべく相手を呼び出すのだった。
(十二章)呪い事件は終結し、比較的平穏な日常が戻ってきた。
(十三章)クリスマスが近い。
ハルの周りの人間関係はゆっくりと変わっていく。
(十四章)バレンタイン目前、ハルは知らない女子生徒に呼び出される。
彼女は桜木と親しいハルに嫉妬していた。
(最終章)竜太の態度が素っ気ない。
悲しむハルは謎の声を聞き意識を失ってしまう。
目覚めると無人の病院に倒れていた。
彼女は竜太と共に無人の世界から脱出しようと奮闘する。
第二部(第一部の長い後日談)
※本作はカクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 18:20:00
609940文字
会話率:28%
百年もの間続いた魔族と人類との戦争も、ときの勇者様の活躍により集結したのが既に三百年も昔の話。
魔族はある日突然に現れ、世界中の人々を恐怖に陥れた。
人間よりはるかに優れた身体能力や魔力を持つ魔族の猛攻は凄まじかったが、教会を通じて神託の
降りた勇者たちの活躍により、人間側の勝利に終わった。
そんなかつての冒険譚も今や伝説となり、人々は、平和な日々を享受していた。
舞台は、そんな日常を送るとある田舎の村。
司祭の息子と、冒険者として活躍する少年。
二人の出会いが、いずれ世界を救う大いなる物語の始まりとなる。
(2024.9.11投稿 月曜18時更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 18:00:00
46410文字
会話率:15%
生まれ育った村で大飢饉に遭ったミュゼ・マルギットは、生き残る為に母と共に村を出た。
助けを求めに出たが、道半ばで母を喪ったミュゼは偶然通りがかった調査隊に保護される。
餓死寸前であったミュゼは、自身の生存の為に母の肉を喰らったことで大罪人の
烙印を押されてしまうが、実際はそのようなことをしていない――捏造された罪だった。
誰がなぜそのような冤罪をかけたのか不明ではあるが、クレス司祭の計らいもあって、ミュゼに課せられた刑罰はなぜか墓地の墓守をしているレックス・グレイヴヤードと共に生活することだという。
死霊の主人、とてつもない変人と噂されるレックスであったが、彼の正体はネクロマンサーの秘術で死体を操り、疑似家族を作って生活する本物の変人だった。
「家族と静かに暮らしたい」というレックスの願い、そして刑罰どころか教皇の息子による策略で「死霊使いの花嫁」として送り出されたミュゼ。
すれ違いながらも支え合う二人の下へ、一人また一人と問題を抱えた人物が現れては「家族にならないか」とスカウトする始末。
歪でおかしな仮初め家族は、無事に平穏な生活を送ることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 15:53:00
42704文字
会話率:30%
狩人の少女ネルカの元に貴族の男がやって来た。
「キミとは従兄妹の関係」――そう伝えた彼はネルカを養子に迎い入れることになる。
そして、そのまま王都にある学園に入学することになってしまうのだが、そこで出会ったのは――王子を敬愛するあまり人か
ら嫌われている青年――この世界が物語であり自分がヒロインだと言う少女――高位貴族の令嬢なのに苛められている女の子。
そんなある日、彼女は国家を揺るがす事態に巻き込まれてしまう。
ネルカは次々に起きる事件を解決することができるのか?
「最悪の場合は血祭でもいいのよね?」――果たして本当に危険なのは……。
// 最初の数話を毎日更新、途中から二日おき投稿、ストック分がなくなってきたら三日おき投稿になります。 // 初期構想では学園物だったんですが……書いていくとバトルメインになってしまいました。 // 書き溜めたいタイプの人間なので、40話ぐらいまで書いてから投稿しています。もしも、投稿ペースが執筆に追いついたらキリのいい所で止めて、書き溜めのための期間を設けると思います。 // 想定としましては一話あたり2,200字前後、100話×三部構成です。 // アルファポリスさんの方でも投稿しています。 // 17:00~19:00が投稿時間となるようにしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 12:20:00
443226文字
会話率:38%
『死神』はかつて『死を呼ぶ魔力』の影響でたくさんの人間を死なせてしまったが、『殿下』の願いをかなえることを条件に生かされることとなる。『殿下』の願いは唯一つ。
「俺に安らかな死を。」
『死神』は今日も国を守るため、奮闘する。
第8回書き出し祭り参加作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:00:00
58442文字
会話率:60%
「きまぐれに、おもむくままに僕は旅をする。苦しいときもあるけれど、のんびりと、なんとも言えない、いつ終わるか分からない旅をずっと続けてる。かつて隣にいたはずの大切な人の面影を追いつつ、見えない何かを探す旅。で結局何が言いたいかって? コレば
かりは人によって解釈が違うと思うんだ。悪いがそこらへんは頭を使ってくれたらと思う。既に伝えたいことは言ったつもりだよ?申し訳ないがそれ以上のことは言おうと思っても言えないんだ、望まれても僕は『自分』探しの途中だから 」
生まれた意味は? 生きる目的とは?
絶賛生き方に悩んでいる謎多き男、習志野さんは今日も『自分』探しの旅の途中。
そんな彼は、いろんなもの、様々な文化に触れて、答えとなる終着地へとたどり着けるのだろうか……。
-------------------------------------------------------
第十五回書き出し祭り参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 03:00:00
3413文字
会話率:55%
朔暦1108年2月に飛び立った『ムーティヒ銀河探査隊』が惑星エルストにて未確認生命体の卵を回収することに成功したとのニュースが入ってきました。彼らはその卵に『カノン』と名付けたそうです。その『カノン』を孵化させようという計画が、新たに建設さ
れた人工衛星『フォルセティ』で行われることが決定しました。現在、会見がされているとのことで、中継です
「報告の通り、神秘的なこの卵を我々は見つけ出した。初めてこの卵の孵化に成功させたとしたら、誇るべき出来事として歴史の1ページに刻まれるとは思わないか?ろくでもないと言ったのは誰だ?不躾なことを言ったのはどこのどいつだ? 」
中継の途中ですが、速報です。『グランツ銀河探査隊』が移住が可能な惑星を発見したとのことです。
僕はレポートを残すことにした。いつかの選択のため。
---------------------------------------------------------
第17回書き出し祭り第一会場参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 02:00:00
5890文字
会話率:48%
【ハズレ二人の成り上がり】
超絶女嫌いの高校生・八薙黎一は、級友たちと剣と魔法技術が支配する異世界に転移した。
親の顔より見た展開と、せせら笑ったのも束の間。
転移者の特権である「勇者紋」の力により、クラスのマドンナである蒼乃月と強制ペア
になってしまう。
だが黎一がもらったスキルは、魔力の色が見えるだけ。
月がもらったスキルは、魔力を追尾できるだけ。
級友たちが次々と戦闘向けのスキルを引く中、二人とも明らかに戦闘には不向きなハズレスキルだった。
そんな二人が冒険者としてギルドの運搬業務で隣村を訪れると、魔物の襲撃で村が燃えている!
窮地にどこからともなく聞こえた声に導かれ、二人が力を合わせた時、勇者紋の真の力が解放される。
魔物を退けた黎一と月は祭り上げられ、成功への階段を駆け上がっていく。
これは負け犬二人が成り上がり、真の勇者になるまでの物語。
* * * *
◆更新頻度:
5/26~5/27で1~10話を投稿。
以降、1章完結(約10万字)まで毎日18:00に1話ずつ更新。
◆注意事項:
ネット小説大賞応募用の登録です。
本更新はノベルアッププラスにて更新中。
お気に召しましたら、ノベプラ版をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 10:22:24
697328文字
会話率:39%
「ふはははは! 封印は解けた! 今こそ復讐の時! 汝を血祭りにあげてやる!」
にっくき聖女に封印された我、魔獣フェンリルは、今、復讐のため、聖女の元へとやってきた。だが、そこに現れたのは見知らぬ酒カス女。いや、こやつ誰……?
しかし
、
「まさか……ゼーヴィン、なのか……?」
どうやら、我が封印されて十二年がたち、かつての聖女は、二十七歳、酒カス、ぼっち、性格に難ありの、社会不適合者になっていたらしい。え、噓だろ……。というか、我は我で、なんかキュートなもふもふになっているのだが……!
これはいったいどうすれば良いのだ⁉
ゆるふわ設定&ご都合主義が含まれます。また、年齢制限はしていませんが、決して上品とは言えない内容も含まれます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 08:08:24
19395文字
会話率:54%
※ 辻堂安古市様・幻邏様共同主催『クリームソーダ後遺症祭り』参加作品です。
戦国時代に逆行転生・転移した時に、メロン・クリームソーダを作ることは可能か、大真面目に考察してみました。
最終更新:2024-11-11 07:19:04
3226文字
会話率:0%
※武頼庵(藤谷K介)様主催『秋の収穫祭・味覚祭り』参加作品です。
学食で初物の秋刀魚を楽しんでいたら、後輩が近づいてきた。食べ方が汚い子なので、あまり近づきたくはないんだけど──あれ? マシになってる?
最終更新:2024-10-28 07:13:04
3135文字
会話率:38%
※武頼庵(藤谷K介)様主催『24夏のエッセイ祭り企画』参加作品です。
真夏なのに盛大なくしゃみを連発している人をみかけたら、もしかしてコレなのかも。
最終更新:2024-08-28 09:13:49
1510文字
会話率:0%
時は20XX年の日本
その時代は思春期に「性転換」してしまう奇妙な世界になっていた。
元男子の真面目は女子の身体になり、同じく男子の身体になった元女子の岬と共に、男女のアレコレをぶつけ合っていく。
そんな青春時代の一幕を描く、笑いあり、謎あ
り、ドキドキありのヒューマンコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:13:08
634507文字
会話率:63%
学校ならば何処にでもある「七不思議」。
実在するのか、ただの噂なのか。 それを知りたいと思いませんか?
最終更新:2024-07-29 07:17:59
6194文字
会話率:65%
高校の入学式初日 館 光輝は桜の木の下で眠る少女 須今 安見と出逢う。
彼女は勉強も運動もそつなくこなすが、なによりもすぐに眠たくなってしまい、ところ構わず眠ってしまうこともしばしば。
学校では常に眠たげな彼女とそんな彼女から目が離せない少
年の甘酸っぱくて初々しい高校生活を追っていく物語
※初めて読みに来られた方へ
この物語は第134節 「そして2人は・・・」で区切りがついております。 それ以降のお話はアフターストーリーとしてお楽しみ頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 10:24:25
745541文字
会話率:63%
村の孤児院で暮らすフィリアは、村人全員が異能を持つなかで、唯一の無能力者だった。
だが、村を壊滅させた襲撃者に炎の中へと放り込まれたフィリアは村の祭具に触れ、異能を宿した。
領主の屋敷の使用人に炎の中から救われたフィリアは、襲撃者の
正体を探るために新たな生活を始める。
――これは、すべてを奪われた先で異能を手にした少女が、やがて現れる相棒と共に生きていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 01:01:21
43619文字
会話率:43%
以下第一章ネタバレ含みます。
10個の宝石を集めると願いが叶う――そんな言い伝えがある世界。
冒険者のはじまりの地である原点回帰の島。そこに存在する「新人の宴」という試練。
その試練を合格して、冒険ははじまる。合格率は100%……だ
った。投球士レシュリー・ライヴひとりを除いて。
冒険者で試練に初めて失敗したレシュリー・ライヴは落第者と呼ばれ、そこからニ年、一度も試練を合格できずにいた。二年間合格できなかったことが原因で投球士は世界から激減しレシュリーもまた辛酸の日々を重ねる。
そんなおり、大陸からひとりの冒険者がやってきた。
彼女の名前はアリー―-アリテイシア・マーティン。魔充剣と呼ばれる特殊な剣に魔法を宿しそれを魔法剣として、ときには魔法として解き放つ放剣士という職業に就いていた。
落第者と呼ばれるレシュリーを見かねてか、アリーはレシュリーとともに修業を重ねていく。
その修業のさなか、アリーに危機が迫る。
その危機がレシュリーを変える。
実はレシュリーは〈双腕〉と呼ばれる才覚の持ち主で、その才覚があったゆえに冒険者の常識がレシュリーには通用していなかった。
解決の糸口を見つけたレシュリーはそこからめまぐるしい進化を遂げた。
その年の「新人の宴」の日。大陸に帰るアリーとまた会う約束をしたレシュリーは試練に挑む。
その「新人の宴」では試練を取り仕切る初心者協会が突破一位に賞金を用意したことで新人のいざこざが発生していた。それに巻き込まれたレシュリーはそこで出会ったアーネックやアルベルト、リアネットたちと協力しながら問題を解決し、レシュリーは見事試練を一位で突破する。
合格した翌日。合格を祝福する祭りを抜け出したレシュリーはいち早く船に乗り大陸へを目指した。
放剣士アリーとの約束を守るために。
大陸に渡ったレシュリーのもとに待ち受けるのは予想だにしない冒険と、多くの仲間との出会い、そして死だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:32:45
2250716文字
会話率:34%
ある日、天使がこの地上に遣わされ、人類に啓示がくだされた。いわく、ロードランの王女セレスティアが、神の御子を宿したと。そしてその御子は、東の聖地に眠る救い主を復活させ、人類を救うと。
この啓示を受け、数多の冒険者が、海をわたり、東の大地を
目指した。そしてついに、人々は新たなる世界”アストレア”と交流を果たした。
そうして今から三年前のある日、ロードランとアストレアの中継地点に位置するイスガルデ諸島が、贄の大悪魔オラクスに襲撃された。勇者クロードとその一行はイスガルデへ向かい、二年間の戦いのすえ、オラクスを打ち倒す。勇者たちの功績を称え、国王は褒美として、禁書庫の中から望む魔法を与えることとした。
しかし、禁書庫には、ある秘密があった。禁書庫の中には、悪魔が眠っているのだ。かつてこの世界を恐怖に陥れた悪魔、魔法の大悪魔ゼクターが、禁書庫の闇の中で、ひっそりと眠りについていた。
そんなことは露知らず、国民たちは魔王討伐の祝祭に酔いしれていた。しかし、この歓喜に沸く国の陰に、闇の勢力が密かに忍び寄っていた……
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-10 19:33:49
9541文字
会話率:43%
ある日、天使がこの地上に遣わされ、人類に啓示がくだされた。いわく、ロードランの王女セレスティアが、神の御子を宿したと。そしてその御子は、東の聖地に眠る救い主を復活させ、人類を救うと。
この啓示を受け、数多の冒険者が、海をわたり、東の大地を
目指した。そしてついに、人々は新たなる世界”アストレア”と交流を果たした。
そうして今から三年前のある日、ロードランとアストレアの中継地点に位置するイスガルデ諸島が、贄の大悪魔オラクスに襲撃された。勇者クロードとその一行はイスガルデへ向かい、二年間の戦いのすえ、オラクスを打ち倒す。勇者たちの功績を称え、国王は褒美として、禁書庫の中から望む魔法を与えることとした。
しかし、禁書庫には、ある秘密があった。禁書庫の中には、悪魔が眠っているのだ。かつてこの世界を恐怖に陥れた悪魔、魔法の大悪魔ゼクターが、禁書庫の闇の中で、ひっそりと眠りについていた。
そんなことは露知らず、国民たちは魔王討伐の祝祭に酔いしれていた。しかし、この歓喜に沸く国の陰に、闇の勢力が密かに忍び寄っていた……
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-31 19:08:37
14820文字
会話率:45%
ある日、天使がこの地上に遣わされ、人類に啓示がくだされた。いわく、ロードランの王女セレスティアが、神の御子を宿したと。そしてその御子は、東の聖地に眠る救い主を復活させ、人類を救うと。
この啓示を受け、数多の冒険者が、海をわたり、東の大地
を目指した。そしてついに、人々は新たなる世界”アストレア”と交流を果たした。
そうして今から三年前のある日、ロードランとアストレアの中継地点に位置するイスガルデ諸島が、贄の大悪魔オラクスに襲撃された。勇者クロードとその一行はイスガルデへ向かい、二年間の戦いのすえ、オラクスを打ち倒す。勇者たちの功績を称え、国王は褒美として、禁書庫の中から望む魔法を与えることとした。
しかし、禁書庫には、ある秘密があった。禁書庫の中には、悪魔が眠っているのだ。かつてこの世界を恐怖に陥れた悪魔、魔法の大悪魔ゼクターが、禁書庫の闇の中で、ひっそりと眠りについていた。
そんなことは露知らず、国民たちは魔王討伐の祝祭に酔いしれていた。しかし、この歓喜に沸く国の陰に、闇の勢力が密かに忍び寄っていた……
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-30 15:18:24
36848文字
会話率:56%
長年打ち込んできた空手に挫折しかけ、無気力な日々を過ごす高校生の少年・有海流護。ある初夏の晩、あれこれ思い悩む流護は、疎遠気味になっていた幼なじみの少女を夏祭りに誘おうと思い立つ。そうして携帯電話のメールを送り終えた彼が顔を上げると、周囲の
景色が見覚えのない草原へと変化していた――。迷い込んだそこは、剣と魔法と魔物に彩られたファンタジー世界。様々な人との出会い、様々な敵との戦い。剣と魔法の飛び交う過酷な異世界を、流護は己が拳で切り抜けてゆく。その世界へ招かれた理由を、知らないままに。――拳に全てを懸ける現代日本の少年と、誇り高き異世界の少女騎士。きっと許されない出会いを果たしてしまった二人の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 19:10:28
3909863文字
会話率:38%
生活を豊かにする発明を促すのはいつも戦争だ――
そう口にしたのは誰だったか?
その言葉通り『煉獄の祝祭』と呼ばれた戦争から百年、荒廃した世界は徐々に元の姿を取り戻していた。魔法は科学と融合し、”魔科学”という新たな分野を生み出し
、鉄の船舶や飛行船、冷蔵庫やコンロといった生活に便利なものが次々と開発されていく。しかし、歴史は繰り返すのか、武器も同じくして発展していくのである。
そんな『騎士』と呼ばれる兵が廃れつつある世界に存在する”ゲラート帝国”には『軍隊』がある。
いつか再びやってくるであろう戦争に備えている。という、外国に対して直接的な威光を見せる意味合いの他に、もう一つ任務を与えられている。
それは『遺物の回収と遺跡調査』
世界各地にはいつからあるのかわからない遺跡や遺物があり、発見されると軍を向かわせて『遺跡』や『遺物』を『保護』するのだ。
遺跡には理解不能な文字があり、人々の間には大昔に天空に移り住んだ人が作ったという声や、地底人が作ったなどの噂がまことしやかに流れている。
――そして、また一つ、不可解な遺跡が発見され、ゲラート帝国から軍が派遣されるところから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:52:56
332736文字
会話率:70%
出月 削夜、神代 陽、魔王ルーナ、クリス=ルーベインは目が覚めた時、それぞれ別の部屋のどこかの屋敷のベッドの上だった。
玄関には不思議な力が働いていて外に出る事はできない。だが、どこかに抜け道はあるはず……。
そして4人はそれぞれ一
緒の部屋で目覚めた人物と脱出を試みる事になる……。
作品投稿を始めて一年。各作品の主人公達が一同に登場するお祭りクロスオーバー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 22:15:14
30742文字
会話率:70%
技術系商社のOLの神無月 結命(かんなづき ゆめ)はとある昼下がり、管理者と自称するものにこの世界の危機を救ってほしいという依頼を受ける。てっきり剣と魔法の世界だと思ったユメは色々なチートをもらいつつも快諾してしまう。
ところが、ユメが目覚
めるとそこは宇宙船の中。
「異世界がSFだなんて聞いてない!」との叫びを上げるが後の祭り。
旧巨大星間帝国の遺産を引き継ぎ、超兵器も自由に使える提督に就任する。
旅の先に待っているのは、個性豊かな種族と異星人。そして多彩な天文現象。
仲間と出会い、チートを使いながらも、たまに困難に巻き込まれ、仲間と協力して、時には不思議な能力を身に着け、星々を旅しながら星間帝国の謎に迫っていく。
ユメと愉快な仲間たちの冒険スタートです。
【注意事項】
この物語に登場する人は物語上亡くなることもありますが、直接的な残酷描写やグロテスクな表現は極力使いません。また、心理的圧迫が想定される場合はタイトル下部に警告を表示します。
SF要素が含まれていますが、用語がわからなくても物語を読むのに問題は出ない範囲に配慮しています。
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:42:33
516188文字
会話率:57%
蒼い大きな瞳のあの子は、風の精霊を連れて突如僕の心に舞い降りた
Web小説投稿という趣味に全てを捧げる主人公の高校二年生『風祭 疾斗(かざまつり はやと)』
彼はまるで人気の出ないファンタジー小説を名前すら知らない読者一人のためだけに
書き続けていた。
そんな冴えない彼の前に在り得ない鉄馬(バイク)を操る少女が現れ、人生を揺らし始める。
これまでSFファンタジーばかりを執筆してきた筆者が初めて描く恋愛模様。
一応『性描写有り』としておりますが、露骨な表現は控えるつもりです。
また気まぐれで始めた新連載故、どう転ぶか筆者にも想像出来ませんww折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 16:35:01
128359文字
会話率:34%
魅力ある人物達が織りなす群像劇、扉の真の力とは?
≪あらすじ≫
義理の兄「ルイス」を探し旅に出た見習い騎士「ローダ」
アドノスという悪い噂がたえない島にいるらしい情報を
つきとめて渡る事に。
そこで彼は黒い剣士「マーダ」に乗っ取られてい
た兄と再会する。
マーダはアドノスを支配する絶対的な存在であり、民衆の敵であった。
兄と戦う事に苛立ちを感じながらも、戦いに身を投じてゆく。
頼もしいローダの仲間達
精霊魔法を拳に宿す事が出来る拳闘士「ルシア」
示現流を使う侍「ガロウ」
14歳の天才司祭「リイナ」とその父である戦斧使い「ジェリド」
民衆軍の総指揮者でありエンジニアでもある「サイガン」
ジャベリンとハルバードの使い手「ランチア」
ランスによる特攻を得意とする「プリドール」
ローダには『扉』という秘められた力があった。
扉には10の封印がかけられており、
他の人間との意識を共有する事で、その封は解かれていく。
ローダは封を解くカギになった人間の能力を得る事で
次々とその力を開花させてゆく。
全ての封を解いた時、彼はこの世のみならず
空想上の力すら操り、全ての人間達と意識を共有出来るという。
マーダ率いる黒の軍団「ネッロ・シグノ」には10人の
精鋭部隊『ヴァロウズ』が存在する。
ノーウェン(ネクロマンサー)
ドゥーウェン(学者、相手をハッキングする)
トレノ(エストックの剣士、元は武士の出)
フォウ・クワットロ(女魔導士、マーダに心奪われて情婦になる)
ティン・クェン(女拳闘士、密かにトレノを慕っている)
セイン(女オーガ、相手に化けるだけでなく、その相手の能力すらコピーする)
セッティン(巨人、重力のスペルが使える)
オットー(ダークエルフの魔導士、魔法のみならず顔や腕のギミックで戦う)
ノヴァン(完全燃焼の炎と絶対零度の冷気を吐くドラゴン)
レイ(二丁拳銃使い、自らを法(スペイン語のRay)と名乗る)
彼らとの戦闘は熾烈を極めつつも、ローダとの邂逅で心揺れ動く者も現れる。
果たしてローダは完全な扉の力に目覚め、兄ルイスを取り戻す事が出来るのか?
数多の登場人物が、ファンタジー世界、現代世界、SFの世界、
ありとあらゆる力を使って戦う、異色のファンタジー
ローダとルシアの大人の恋愛にも注目
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 17:26:23
733375文字
会話率:33%
『ローダ・最初の扉を開く青年 スピンオフ』
本編は以下ですが、読まなくても行けます(多分)↓
https://ncode.syosetu.com/n5931ik/
アドノス島地図↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/
Wolf_kk/news/16817330653708075977
8ヶ月程にアルデノ島に現れて、その全てを嘲笑一つで占領した黒騎士マーダと、
彼の率いる黒の軍団『ネッロシグノ』
彼等に奪われた地元ラファンの奪還に燃える戦斧の騎士『ジェリド・アルベェラータ』
それに加勢する様、言われた海育ちの槍使い『ランチア・ラオ・ポルテガ』と『プリドール・ラオ・ロッソ』
ジェリドはフォルデノ王国の元・騎士という事で、嫌々ながら総指揮を引き受ける。
一方、ラオの生き残り兵を率いるランチア。
彼は遊撃隊であるのいい事に、実に無謀とも言える作戦を実行する。
さらに愛娘で司祭の『リイナ』は置き去りにして、森の住人とも言うべきハイエルフ『ベランドナ』を同行させる。
敵はジェリドと同じ、フォルデノ城の騎士の出らしいという情報に愕然とする。
しかも最も戦いたくはない、彼にとっては師と言える相手であった。
険しい山の頂上で迎え撃つ敵を相手に彼等はどう立ち向かうのか?
異世界で繰り広げられるかの有名な『一ノ谷の合戦』を存分にお楽しみ頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 08:00:00
40184文字
会話率:40%
祭刀(さいとう)茉百合(まつり)は、15歳のその年、ヒノモト(日本)の中央地区〈ヤマト〉を統べる祭刀家の家督を継ぐことになった。
父道山は剣技には長けているものの、人を統べる力が足りないことを心配する。その矢先、ヤマトの次期〈統率家〉を狙う
剣儀流派の一人、清滝火煉(きよたきかれん)がまつりに勝負を挑む。
国内における覇権争い、さらに世界の剣豪たちの来襲へと、闘いが激化する中で、まつりの〈意識〉に変化が……。自分が戦国時代の女武将・立花誾千代の生まれ変わりであることに気づくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 13:06:53
50295文字
会話率:33%
匿名性を保持した状態で3,500〜7,000文字の『元サヤ』短編小説で競い合うお祭りです。
・作品受付期間:11月 3日(土) 6:00~11月 9日(土)18:00
・投票期間:11月 9日(土)20:00〜11月23日(土)18:00
・結果発表:11月23日(土)20:00ごろ
詳細は本作品の1話目、もしくは主催者のX(旧Twitter)に掲載してある『企画概要』をご参照ください
※作者として参加されている方のブックマーク及び評価は禁じます。いいね、感想はご自由にお使いください。
※11月23日の結果発表に伴い、全ての作品の作者名を公開いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
61197文字
会話率:45%
匿名性を保持した状態で2500〜4000文字の『年の差カップル』書き出し小説で競い合うお祭りです。
・作品受付期間:10月12日(土)18:00~10月19日(土)18:00
・投票期間:10月20日(日)18:00〜11月 5日(土)
18:00
・結果発表:11月 5日(土)20:00ごろ
詳細は本作品の1話目、もしくは主催者のX(旧Twitter)に掲載してある『企画概要』をご参照ください
※作者として参加されている方のブックマーク及び評価は禁じます。いいね、感想はご自由にお使いください。
※11月5日の結果発表に伴い、全ての作品の作者名を公開いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 21:00:00
55277文字
会話率:43%